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2023/05/23

今年は、マダニも蚊もすごい!

庭のクラブアップルツリーは、満開が近づいてきました。
カナダでの大火事の煙が漂ってきて、このところ何だか曇っていますが。


数日前に夫が今年初めての芝刈りを済ませ、私も花を植えたり雑草を引っこ抜いたり、忙しくしています。

この頃庭でよく見かけるウサギ、初めは可愛いなと思って眺めていたのですが、せっかくきれいに咲いている花を食べてしまうのです。
去年のこぼれ種から咲いたパンジー、短い命だった。。。
買ってきたばかりのゼラニウムも、つぼみをみんな食いちぎられていたし。

パンジーってウサギにはあまり良くないようですが、お構いなしに食べちゃった。
お腹をこわしても、知らないよ~
そこら中にたくさん咲いているタンポポで我慢してくれないかしら。

オレンジ色の美しい小鳥、Baltimore oriole ボルチモアオリオール(ボルチモアムクドリモドキ)のために、グレープジェリーオレンジを用意しました。


しばらくの間、頻繁に飛んできて楽しませてくれましたが、このエサもリスに横取りされちゃった・・・


どの生き物も、お腹を満たすために必死なのですよね。


今年はマダニの量がいつもより多いようで、ウォーキングの度にたくさん家に連れ帰ってしまいます。
もちろん完全防備のスタイルで出かけるのですけれど、家に戻ってからどんなに気を付けてチェックしても、服のどこかに隠れていることが多いです。
髪の中に潜んでいたこともあり、ひえ~っ!

よくいるのは、wood tick(森ダニ)という種類で、体長は5ミリ位です。
蚊や蜂などと違って、人間や動物の体に触れた途端に噛むわけではなく、しばらくウロウロとおいしそうな所を探し回っています。

もし少し噛まれてしまってもすぐに除去すれば、蚊に刺された程度の痒さで、数日後には治ってしまいます。
だから、それほど大騒ぎしなくても大丈夫。(いちいち騒いでいたら、この辺では生きていけません)

けれども噛まれたのに気づかず、マダニが深く潜って吸血を始め、体も数倍の大きさになってからの発見でしたら、無理に引き抜くのは危険!
皮膚科を受診するのが正解です。

Wood tick はあまりにも身近なので慣れてしまっていますが、deer tick(鹿ダニ)にはもっと注意しなくてはいけません。
体が小さくてゴマ粒程度ですから、まず見つけること自体が難しい・・・
メスはお尻の部分が赤いのが特徴です。

虫が苦手な方、ごめんなさい。下がミネソタで一般的な2種のマダニです。
実際には deer tick のほうが wood tick よりずっと小さいです。
画像は LÄRKK EQUIPMENT より

Deer tick に噛まれると、ライム病に侵される確率がもっと高いそうです。
初期にはターゲットのような紅斑が噛まれた部分に現れ、だるさ、頭痛、筋肉痛などの症状が出てくるとのこと。

風邪か何かかな?と放っておくと、心臓や神経など体のあちこちに障害が出てきて、ヘタすると命にかかわることもあるそう!
でも、すぐに受診して抗菌薬による治療を開始すれば、問題ないそうです。

実際にライム病にかかってしまった方も、治療して無事だった方も、両方何人か知っています。
実は私も deer tick にも噛まれたことが数回ありますが、全てが病気を媒介するわけではなく、幸い無事でした。

何か症状が出てくるだろうかと、しばらくドキドキでしたけれどね。
念のために、そのマダニはセロテープの間にはさみ、噛まれた日付を記入して保管しておきました。


マダニはかなり怖いですが、今年はも大量発生!
こんなにたくさんの蚊は、これまでの人生で見たことがないほどです。
網戸にびっしりとたかっていて、どこかに穴が開いていたらどうしようと心配になってしまいます。

トレイルで久しぶりに Jack-in-the-pulpit(説教壇のジャック、和名はマグシグサ)という花を見つけ、写真を撮ったのですが、カメラを構える両手に蚊がワンワンと・・・
滅多に見つからない花なので良い写真を撮りたかったけれど、ゆっくり構図などを考えることもできませんでした。

  マムシグサについては、以前 こちらの記事 に詳しく書きました。


ツクシがたくさん生えている場所を発見!でも、この大量の蚊と戦いながら摘むのはとても無理。
今年も食べそこなった・・・手間もかかるので、まあいいか。


例年ですと、そろそろトンボたちが生まれる時期のはず♪
たくさんのトンボ軍団がやって来て、蚊を片っ端から退治してくれますように!

長い冬は飽き飽きだったけれど、マダニや蚊の心配をせずにすんだのは有難かったなあ・・・


2023/03/21

感電死したリスの呪い!?

侍ジャパン、やりましたね~!
私はもちろん、子供たちも、夫までもが、当然のようにアメリカではなく日本チームを応援していました。
今年一番の、明るいニュースではないでしょうか♪


さて、我が家では色々とドラマの続いた波乱の日でした。
午前中、外で「ボンッ」と大きな音が!
銃声にも聞こえて驚くと同時に、家中の電気が消えちゃった。

そのうち、電力会社から自動音声による電話がかかってきて、停電になっているかどうか聞かれました。
しばらくすると2人の作業員がやって来て、家に一番近い電柱を見上げています。
すぐに、ピンときました!

ちょうど1年前にも、同じ電柱で同じことが起こったからです。

 その時のブログ記事はこちら ⇒ 突然の停電・・・まさかの原因!

原因はまたしてもリスでした!
(去年のブログに写真を載せたのと同じ状況。でも、今年はもっと大きな灰色リス

電柱に上って、電線をかじろうとしたのでしょうか。
多分、一瞬で感電死してしまったのだと思いますが・・・
作業員たちは慣れた様子で、絶縁棒を使ってリスを取り除いてくれ、電気もすぐに復旧。

後でお墓を作ろうね

初めは原因がわからず、もしかしてサイバーアタック?などと不安を感じた1時間ちょっとでした、
すぐに対処していただけて、有難かったです。

それからすぐ、夫が近くの郵便局に行こうとしたら、次の事件が!
リスがお陀仏となったすぐ近くで、車がやたらと怪しい動きをし始めて、その後動かなくなっちゃったそう。
我が家では古いボロ車を使っているのですが、長年の使用で錆びてしまったパーツが、ついに外れてしまったらしい。
車検のある日本では、こんなことは起こらないでしょうね。


全く運転できなくなってしまったので、AAA(日本の JAF と同じようなサービスが受けられる)に電話して、車を牽引してもらいました。
修理してもらうつもりでしたけれど、こうなってしまうともう無理でしょうとのこと。
別れはあまりに突然で、13年間も乗ったお礼を言う暇もなかったなあ。

夫が買った時に既にかなりの中古だったものの、四輪駆動で雪道でも泥道でも頼りになるヤツだったのに。
パーツが外れたのが、我が家のドライブウェイで本当にラッキーでした。
ハイウェイを高速で走っている最中だったら・・・と考えるとゾッとします。
マジで、命が危なかったかも。

今年は、1月と2月は大したことなかったのに、3月に入ってから雪の日がやたらと多いです。
今日も夕方からかなりの雪との予報でしたので、ドライブウェイが大変な状態になってしまう前に、もう1台の4WDではない車(これも古いボロ車)を、舗装された公道沿いにある倉庫に移動しておくことにしました。

ところが、夫が車を動かし始めると、またしてもリスがお亡くなりになった場所近くでスタックしちゃった!
これはもう、完全にリスの呪いですね。。。
近所の友人に頼んで、トラックで引っ張ってもらって何とか脱出。
その後私が、1時間位かけて雪かきしました。
すごい運動量に思えますが、慣れたもので心拍数もあまり上がらなくなりました。

そんなわけで、26日のコンサートに向けての今夜のリハーサルに出かけることは断念。
先週の木曜も、雪のためにリハーサルが ZOOM でということになってしまったので、本当はぜひ行きたかったのですが。
大雪の中、真っ暗な夜道を4WDではない車で戻ってくるのは、雪国育ちではない私には不安すぎますもの。

町から離れたド田舎暮らしは、恵まれたことも色々あるものの、今日のような出来事があると本当に大変!
それでも、根が楽天的な私は、こんな日も感謝の思いでいっぱいです。
もしかしたら起きたかもしれない大事故を、神様があの手この手を使って、未然に防いでくださったのでは?と感じた1日でした。

それにしても、早く春にならないかなあ。

2023/03/09

手のひらサイズの小さなスズメバチの巣を発見

2日前は誕生日だったのですが、ウォーキング中に素敵なものをみつけちゃった♪
とても小さな、手のひらに乗るような可愛らしいスズメバチの巣が、枝にぶら下がっていました。

いつも歩いているトレイルなのに、今まで目に入らなかったのが不思議。
これはやっぱり、神様からの誕生日プレゼントだわ。
今は虫の季節ではありませんから、もちろん巣の中は空っぽ。


家に持ち帰ってその辺に置いておいたら、いつの間にか夫がランドリールームの飾りにしていました。
元々壁にかかっていたフレームと色合いがマッチしていて、なかなか良いのでは?
何だか、妖精の住まいに見えてきた♪


スズメバチの巣は今までに何度も見たことがありますが、こんなに小さいものは初めてです。
作り始めたけれど、途中で小さすぎることに気付いて放置したのでは?と夫は言いますが、どうなのでしょう。

こちらのサイト(ハチの巣駆除サービスのページ)を見ると、似たような小さな巣の写真が載っていて、「女王蜂が冬眠から目覚める春先に巣作りが開始される」とのこと。
女王蜂の身に何かが起こって、巣作りが中断されてしまったのかしら・・・

蜂は樹皮をかじり取って、唾液と混ぜ合わせて団子状にして持ち帰るそう。
それを細かく噛み砕いてから、大顎と前肢を使って薄く延ばしながら表面に貼っていくのですって。
材料の違いから、それぞれ独特の色合いに出来上がるようです。

誰にも教わらなくても、本能でちゃんと巣を作ってしまうのが本当に不思議。
蜂に限らず、虫の持つ知恵にはいつも感心させられます。
でも、スズメバチには出会いたくないな・・・

前に、こんなブログ記事を書いたこともありました。



日本ではの開花が例年より早くなるようですけれど、こちらはまだ冬景色です。
今日は久しぶりに朝から雪で、荒涼とした風景になってしまいました。

湖はしっかり凍っていて、アイスフィッシングをしている人もいます。
でもこの頃、ナキハクチョウが帰ってきて飛び回っているので、解けている所もあるのでしょう。


それでもだいぶ気温は上がってきて、歩いていると汗ばむほど。
それに日が伸びてきて夕食の時間でもまだ明るいため、うっかりしていると遅くなってしまいます。

寒い期間は小鳥たちにエサをやっているのですが、リスのお客も多すぎ!
エサを横取りしたリスが、にっこり笑っている気がするのですけれど・・・


鹿たちにもコーンをやっています。 
エサ代がなかなか大変ですけれど、エサをやりに出かけるのも実は楽しみです。


2022/03/20

突然の停電・・・まさかの原因!

週末に娘とフィアンセが来たため、少し遅れて昨日の夕食にセントパトリックスデー St. Patrick's Day のお祝いをしました。

夕食がどっしりになるので、ランチは和風。
娘たちが持って来てくれた刺身を使って、手巻き寿司に決定♪
この辺では決して手に入らない、サーモンイクラ、貴重な中トロもあり!
(これも、結構こってり系?食べ過ぎか・・・?)

ご飯を炊いて、寿司飯の用意ができました。
次は夕食のメインの大きなコンビーフ corned beef を仕込むために、クロックポットに材料を入れて、スイッチオン!

・・・あれ、オンにならない・・・

クロックポットの故障かと思いましたが、冷蔵庫内も暗くなってしまっているし、オーブンの時計も消えちゃっていた。
なぜか急に停電になることは時々あり、大抵は数分で復旧するはず。

そこで、少し早いけれど先にランチに。
ご飯さえ炊けていれば、手巻き寿司は問題なし。
お通しみたいな梅きゅうも、サービスしましたよ。味噌汁は省略ね。

食べ終わっても電気が復旧しないので、近所の友人に電話してみたところ、彼の家では電気は普通に使えているとのこと。
家のブレーカーなど確認してもわからないため、とうとう夫が電力会社に電話しました。

停電の報告は他になくて、どうやら我が家だけの様子・・・
すぐに、調べに来てくれるとのことでした。

地下水をくみ上げるポンプも動かないため、そのうちに水も出なくなってしまい、皿洗いもできなければ、トイレにも行けやしない。
インターネットもつながらず、パソコンが使えない。娘が仕事する日でなくて良かった!

計り知れない恩恵を電気から受けていることを、残念ながら普段はあまり意識していません。
急に色々使えなくなった時に、その有難さに改めて気付かされます。

幸い晴天の暖かい日で、暖房なしでも全く大丈夫だったので助かりました。
真冬だったら、ミネソタじゃ凍死してしまうわ。。。
真夏でも、冷蔵庫とフリーザーの中身が心配になります。
もし天災や戦争などで電気や水が絶たれたら・・・と考えると、本当に恐ろしい。


そのうち、電力会社の作業員たちが到着!
電柱の前で停まり、降りて何か始めたのが、家の窓から確認できました。


電柱を調べたところ、停電の原因がすぐに判明したそう。
実は、この子のせいだった・・・


何と、小さな赤リスがはさまっていました。
可哀そうに、きっと木のつもりで勢いよく登って行って、一瞬で感電死してしまったのでしょう。

思いもしなかった原因にびっくりでしたが、結構よくあることらしく、作業員は慣れた手つきで絶縁手袋をちゃちゃっとはめ、長い絶縁棒を使ってリスをどけてくれました。

私が近くまで様子を見に行ったのは、ちょうど良いタイミングでリスが空から降ってきた時(爆笑)
動画が撮れなくて残念!
写真を撮ったのは、早めに行った夫です。
もう少し雪が解けたら、リスのお墓を作ってあげなくちゃ。

電気はあっという間に復旧し、無事にコーンビーフを仕込むことができました。
クロックポットで、コトコトと5、6時間位煮込みます。
オーブンも使えるようになり、定番のアイリッシュソーダブレッドも焼けて良かった!

 ⇒ レシピはこちら フルーツも加えて、普通よりしっとり美味で好評♪ 

セントパトリックスデー(聖パトリックの日)というアイルランドのお祭りは、本当は3月17日(木)でした。
夫にはアイルランドの血は混ざっていないのですが、親戚や友人にアイルランド系がいるので、便乗して毎年お祝いしています。

 セントパトリックスデーの由来や、その日の特別料理については、こちらをどうぞ
   

2年前にはパンデミックが宣言され、不要不急の外出禁止となって、それどころではありませんでしたっけ。
去年はワクチン接種が開始となって、だいぶ希望が持てるようになったものの、まだ不安でおとなしくしていました。

3年ぶりのセントパトリックスデーのお祝いに、アイルランドの血なぞ1滴も混ざっていない私も、結構ウキウキ。
義妹夫婦を招待し、娘たちと計6人でギネスビールで乾杯後、夕食を共にしました。




大勢でワイワイも良いけれど、少人数でじっくりおしゃべりできる機会も貴重です。
赤リスの話も、もちろん義妹夫婦に大ウケでした♪

雪は日に日に解けつつあり、軽装で出かけられるのがとても嬉しいこの頃です。

2021/04/29

ミネソタの「困ったちゃん」たち

もう湖が凍る心配もなくなったので、昨日の午前中はドックボートを設置しました。
古くてボロいボートですが、小さなこの湖にはぴったりです。
夫の友人二人が手伝ってくれ、割とあっという間でした。これで、春から秋のお楽しみが増えます♪



終了後に少しくつろいでから、そこら辺をウロウロしていた夫がひょっこり出会ったのは、ビーバー捕りのおっちゃん!(捕獲したビーバー Beaver の毛皮を売ると、お金になるらしい。。。)

数年前の冬に彼の車が雪道でスタックしてしまった時に、夫が救い出したことがあり、「お礼に、ビーバーで困った時に力になるよ~」と言ってくれていたっけ・・・
(ミネソタならではの、物々交換ならぬサービス交換です)

実はここのところ、湖沿いの木をビーバーが荒らしまくって困っています。
その鋭い歯で多くの木がやられ、このままでは裸にされそう。


画像は Wikipedia より

夫はいつか自分でを使って仕留めるつもりだったらしいですが、良いタイミングで出会った彼に頼むことにしました。

近所の家の庭でゴーファー gopher が出没しているのを退治した後に、こちらに向かうとのこと。
ゴーファーとは、ミネソタに多く生息するげっ歯類の小動物です。
地面にトンネルを掘り、きれいな芝地も農作物も容赦なく荒らしまくります。

画像は PROTEC より

話が脱線しますが、我が家と湖をはさんで向かい側に住む友人の庭は、ゴーファーにボコボコにされています。
ゴーファーが中指立てている画像を見つけて、友人の留守中に庭に置いておいたら、大いにウケて爆笑されちゃった!



・・・はい、脱線は以上で、ビーバーの話に戻ります。

今シーズン初めて湖に浮かべたボートで、ビーバー捕りのおっちゃんと夫はさっそく現場へ。
手際よく、罠を3つ仕掛けてくれたそうです。

その間に友人のひとりから電話がかかってきて、相談があるとのこと。
何か真剣なお悩みかと思ったら、ガレージにシマリス chipmunk が入り込んで、捕まらずに困っているそう(笑)

リス用の罠を持ってなかったっけ?と聞かれちゃった。
「このままでは、色々かじられて荒らされちゃう~!」と、田舎ならではの心配事でした。
残念ながら家にそんな罠はないことを伝えたら、翌日に町に買いに行くと言っていました。

リス類は庭で見る分にはとても可愛らしいけれど、屋内に入り込まれたら大変なことになります。
入り口のドアを開けっぱなしにしておくのは、ちょっとの間でも厳禁です。

画像は Extension より


次から次へと、いたずらな動物たちの話題がてんこ盛りの日でした。
夕食時に夫と共に1日の出来事を振り返ったら、二人とも笑いのツボにはまってしまった!
しばらく食事どころではなくなって、悶え苦しみました。
腹筋めちゃ痛い・・・!

日本に住んでいた時には、絶対起こらなかったことばかり。
都会育ちの私が、このド田舎で動物関係のドタバタに巻き込まれているのが、やたらとおかしくって・・・


ビーバー捕りのおっちゃん、昨日仕掛けた罠を確かめに、今日もさっそうと登場しましたよ~
何だか可愛い格好だ。。。(隠し撮りしちゃってごめんなさい)


罠を仕掛けた場所に出かけると、見事に2匹かかっていたそうで、大きいほうは背負いかごに、小さいほうは手にぶら下げてテクテク帰ってきました。
ビーバーたちには気の毒だけれど、その様子を見ていたら、ああ、またまた腹筋崩壊だ~

思ったより多くのビーバーがうろついているらしいので、明日もっとたくさんの罠を持って来るそうです。

愛嬌のある顔した彼らも一生懸命生きているわけで、動物たちには申し訳ないのですが・・・
ここは、実に平和です♪


2017/01/13

寒い日は和カフェ風お汁粉で

夕べはまた、冗談のような寒さでした。(家の中では、外の寒さは全然感じませんが。)
体感気温マイナス41℃って、ここは北極か・・・?

こんな日には、ほっこり暖かいスイーツがぴったりです♪
和カフェ風のセッティングで、目でも楽しく。 明日は友人が来るので、このスタイルで食べさせてあげようっと!


このお汁粉 (関西ではおぜんざい)、ブロ友の Reiko さんのナイスアイディアに刺激を受け、真似てみたもの。
りんごとシナモンとを組み合わせるのが、とてもユニークですね。


りんごの甘煮は、たまたま作り置きがありました。(Reiko さんが使っていらしたのは、即席りんごジャム
あんこ、餅、シナモンスティック、その他の材料もみんな揃っているじゃん!ということで、すぐに飛びついた♪
りんごの甘煮のほど良い酸味とシナモンの香りが、意外なほど小豆と合います。

  ⇒ Reiko さんの 「りんごぜんざい」 も見てね。 写真が素晴らしいセンスです。

冷凍保存していたあんこを全部消費してしまったので、昨日また小豆を茹でました。
時間がかかるけれど、コトコト茹でていると気持ちまで温まってきます。
あんこのようにつぶさず、今回は豆の形が残るようふっくら仕上げました。

何度も食べて、お餅の残り数も心細くなってきたので、今日は白玉団子を作成。
これがまた、粘土細工みたいで楽しい~♪ お上品に小さめに作りました。


ヘビみたいな形のスプーンは、7年ほど前に世田谷のボロ市でみつけたもの。 新品でしたけれどね。
そして、器はそばちょこなのです。 そばちょこは数種持っていて、茶碗蒸しにも使っています。

持ち手のついた茶托 (楽天で発見) は、洋にも和にも使えて便利! コースターと呼んだ方がいいのかな。
トレイ半月盆) も楽天のセールで、何とたったの100円でした。 (* ̄ー ̄)v
ほとんど決まりきった形のものしかないアメリカでは、こういった和の雑貨を使うと、皆さん興味津々です。

今朝起きた時には、沈んでいくほぼ満月が西の空に煌々と輝き、真っ白な雪と相まって幻想的な世界を見せてくれました。


朝の気温は、マイナス32~33°F。 摂氏ですとマイナス36℃位!!


小鳥たちに餌をやるのが日課です。 いろんな種類のリスたちも、たくさん集まってきます。
小さな体が雪にもぐってしまって、移動が大変そうだね。。。 ジャンプしたりして疲れそうです。


予報通りですと、来週は気温がぐ~んと上がって、雪ではなくが降るかも。
体がついていけるのだろうか・・・


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2016/09/25

おとぎ話のような・・・

紅葉がだいぶ進んできて、周りの風景もすっかり秋色。
風のない日の湖面には、色とりどりの木々が鏡のように映って、素晴らしい眺めとなります。


でも10月に入ると、初雪の可能性大です。
夏中楽しんだボートや桟橋は引き上げ、庭用のテーブルと椅子も片付けました。
ゲストキャビンの水も止めて、そこのトイレには不凍液を入れ、冬支度に忙しいのが今の時期です。


この大自然の中で暮らしていると、子供の頃 (大人になってからも時々) よく読んだ 「くまのプーさん」「ムーミン」 の舞台を思い出します。
何か大きな力によって、昔から憧れていた世界に引きつけられてしまったのかな?

ウォーキングしていると、そこで出会う動物たちが話しかけてくるのでは?と思う時があります。


この鹿は、私のことを怖がりもせずにしばらくじっと見ていました。
私も思わず 「こんにちは!」 ってご挨拶しちゃった。 英語のほうがよかったのかな・・・?

普通の鹿は、人の気配を感じるとさっさと逃げていくのに、この子は何か言いたかったのかしら。
「ハンターたちに気をつけなさいね」 と、注意しておきました。

ウサちゃんも、時々庭に現れます。 まるでピーターラビットみたいだな~


夏に現れたこのアライグマは、後ろ足で器用に甲羅を押さえ、を襲おうとしていたみたい。
産卵場所を探してウロウロしていた、ドロガメ mud turtle です。

例の洗うような仕草で、亀の頭を引っ張り出そうという魂胆?
アライグマって可愛らしい顔をしているけれど、結構凶暴らしい・・・


亀が食べられてしまう所は見たくなかったので、アライグマのほうを追い払いました。。。
林の中に、スタコラ逃げて行っちゃった。


キノコも、何だかメルヘンチック。
「不思議の国のアリス」 にでも出てきそうです。 ベニテングタケっぽいけど違うかな?
下に小人か何かが隠れていても、驚かないかも。


これは、息子のお嫁ちゃんが撮ったキノコの写真。 さらにメルヘン度が高いです。


以下の2点も彼女の作品。 リスなどの小動物や植物など、心惹かれるものが似ていてよかったわ~




しばらくは、外に出るたびに紅葉にウキウキの日々が続きそうです。
地面近くでも、鮮やかな葉が、長い冬がやってくる前のつかの間のひなたぼっこを楽しんでいます。



この赤い実も、妖精の食べ物なのだわ、きっと (笑)


すぐ近くにある、ビーバーダムの周辺です。
真夏は草茫々で、ダムがよく見えなかったけれど・・・


左右の湖がくびれて狭くなっている所に、ビーバーの作ったダムがあります。



今週末から、いよいよダックハンティングシーズンがスタート! この辺の男性陣が、待ちに待った季節です。
早朝からすごい銃声が聞こえてきて、まるで戦場みたい・・・とても、のんびり寝ていられません。
おとぎ話の世界も、良いことばかりではないということです。。。


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2016/02/07

今日はスーパーボウル!

今日は、アメリカ中が大騒ぎのスーパーボウル Super Bowl の日です。
しかも、記念すべき第50回ですって!


みんなテレビの前に釘付けですから、途中で流れるCMは、日本円にすると30秒で4億円以上というウワサ・・・
毎年、凝りに凝った楽しいCMが用意されます。


残念ながらアメフトに興味のない私は、友人宅に集まってみんなで観ようというお誘いには乗らず、ホームメイドのおいしいエサ (笑) と共に、夫だけを笑顔で送り出しました。

夢中になっている方たちには申し訳ないけれど、ルールもわからないし、実はマッチョ系の男性が大の苦手なのです。。。 ごめんね。 ポッチャリのほうが、まだいいわ。

マッチョ系よりは、しなやかな体つきの体操選手やフィギュアスケートの選手、引き締まった逆三角形の水泳選手などが好みよ~ん ♥♥♥  
どこを見ている!と怒られそう?

今晩は悪天候につき、夫は友人宅に泊るとのこと。
観戦しながらかなりのお酒が入るのはわかりきっているので、ぜひそうしてくださいませ・・・


1人の夕食は、ここぞとばかり思い切り手抜きの塩焼きそばを、何のしゃれっ気もなく適当に盛り付けて、「真田丸」 を観ながら♪
そこら辺のスーパーで売っている中華の乾麺だけれど、3分位ゆでて両面焼きつけたら、なかなかイケます。


あらら、信長がもう殺されてしまった。 出番がやけに少なかったな。
ドタバタも多いしセリフも現代的だけれど、登場人物が生き生きと描かれ、1年間楽しめそうなドラマです。


1週間後のバレンタインデーには、コンサートを控えています。
本当はヴァイオリンの練習をしなくてはいけないのですが、今日はピアノを弾きまくってしまった♪

学生時代、試験の前に限って、いきなり部屋の整理を始めたりしていたっけ。
どうやら、その頃の癖が抜けていないみたい。

今はなぜかショパンの気分。
今日の観客はネコのキキだけだけれど、ピアニストを気取って、次から次へと何時間も弾いちゃった!

特に 「幻想即興曲」 をレベルアップしたく、いろんな演奏を聴き比べて研究しました。
速い部分の右手のメロディーは、「森の中で木の葉がサーッと一面に舞うように」 ですって!
(1993年に放送されたNHK趣味百科 「ショパンを弾く」 で、講師のシプリアン・カツァリス氏のアドバイス)


森林に囲まれた所に住んでいるので、今はその感じがとてもよくわかるようになりました。
でも、指がなかなかうまく回ってくれない。。。

その森林からのお客のリス君が小鳥用のエサを横取りしているけれど、雪なので許してあげよう。


要領のいい子は、屋根付きのバードフィーダーを乗っ取って楽をしています。


都会のマンション暮らしの時には絶対無理でしたが、ここでは夜中でも早朝でも楽器演奏OK!
1人の時のほうが集中できるので、またピアノの練習に戻ることにします。 ♪♫♬♭♯


Chopin Fantasie-Impromptu Op.66 / Piano Valentina Igoshina



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