ゴミを細かく分別する日本の習慣は、とても素晴らしいと思います。 老化防止にも良さそうだし。
アメリカでは可燃ごみ・不燃ごみのような分別はなく、何でもまとめてポイ!なので、「これは何ゴミだろう」 と悩まなくてすむのがいいような悪いような・・・?
地域によってゴミ事情は違うと思いますが、この辺のシステムを記しておきます。
ビン・缶・ペットボトルについてはリサイクル可ですので、分けたい方はご自由にどうぞ・・・というシステム。
我が家では、その他のゴミとは別に保管して、ガソリンスタンド脇にある Dumpster という専用の大きなゴミ箱に、時々捨てに行きます。
でも、面倒臭がりの人はやらないだろうな。
粗大ごみについては、日本のように予約した上でステッカーを貼って出しておくような仕組みはなく、専用の集積所に自分で運ばなくてはなりません。 (都会では、違うかも?)
この辺りではゴミの収集日は週に1日で、木曜日だけです。 祝日が入ると、1日遅れで金曜日となります。
毎月約25ドルかかるので、節約したい人はゴミ契約をせずに自分でもっと大きな町に運ぶことも・・・そうすれば無料ですむのです。
朝8頃時までに自宅前に出しておけば収集していただけるのですが、私たちのようにとんでもなく辺鄙な所に住んでいる場合、話は別。。。
車の往来がちゃんとある公道まで、名前を貼ったゴミバケツを、毎回出しに行かなくてはなりません。
人様の庭の前に置かせていただくのは、ちょっと気が引ける感じ。 でも、そういう決まりなので仕方ない。
雨の日も雪の日も、雪解けのぬかるみの時も、この道をはるばる車でゴミ出しに出かけ、後でまた空バケツを取りに行くのがひと仕事!
日本ではマンション暮らしだったので、出勤時にゴミの保管室に出した後は管理人さん任せで楽だったな~
ゴミバケツを置くのは、人口約200名の小さな町の、一応メインストリートで一番賑やかな所。
トランプ氏を応援するプラカードが、道路沿いの庭に立っているお宅もあるので、下手に悪口言えません。。。
舗装していない私道も今は良いコンディションで、雪でスリップする心配もなく、ゴミ出しには最適の季節! (笑)
紅葉が本当に美しいので、ゴミ出しもまた楽しい♪
特に真夏は、週に1度だけのゴミの日を忘れたら一大事!
前の日から、ダイニングルームのカウンターにこれを置いておきます。
2L版サイズの紙に GOMI DAY とプリントしたのは私の案でしたが、娘の案により "GOMI" というニックネームの友人の楽し気な写真を組み合わせちゃった!
ミネソタに引越してきた最初の年から、この手作りリマインダーをずっと使っています。
写真の裏にはこんな支えをつけ、使う時だけ立体的になる仕掛けです。 "GOMI" と握手だってできるよ~
夫の元同僚であり、今は夏だけ湖の向かいのキャビンにやって来る彼のニックネームが、どうして "GOMI" になったかと言えば・・・
日本に住んでいた時、ゴミの有効活用がとても上手な人だったからです。
(日本では、まだまだ使えるものがゴミとしてたくさん捨てられているのを見て心を痛め、拾ってくるのが得意だったということ)
彼自身もこのニックネームに誇りを持っているらしいので、我が家の 「ゴミ出しリマインダー」 に写真を使わせていただくことについても、快く承知してくれました♪
これのおかげで、ゴミ出し日を忘れたことはありません。
その後リクエスト殺到で、Mr. GOMI をよく知っている色々な人に同じものを作ってあげました。
各ご家庭で、ゴミ出し日にはビール片手の彼の笑顔が活躍しているというわけです。
そして、Gomi は Sushi や Tsunami のように誰でも知っている単語になりつつあるかも。 (ただし地域限定!)
この頃あまり天気がよくないけれど、紅葉がますますきれいになってきました♪
もうすっかり葉が落ちてしまった木もあり、庭には落ち葉がいっぱいです。
ところで、26日月曜夜に行われた大統領選ディベートの第1回は、36年前 (えっ、もうそんなに前なの?) のカーターとレーガンの対決を上回る、史上最高の視聴率だったそう。
もちろん私も、テレビの前に釘付けでした。
バリバリの共和党支持者の友人2名が一緒だったので、ヒラリーが何か言う度に、嘲笑したり揚げ足を取ったり騒がしいこと!
「おだまり!!」 と言いたかったけれど、やめておきました。。。
私は永住権だけでアメリカ市民権は持っていないため、選挙権もありません。
でも、両方の候補者が何を話すのかはしっかり聞きたかったのです。
どう見ても、トランプよりヒラリーのほうが、周到に準備して余裕たっぷりの印象でした。
わかりやすく明瞭な言葉づかい、自信にあふれた視線・・・スピーチ能力はさすがだなと思いました。
このままいけば、初の女性大統領誕生となるのかな。
でも、単なる飛沫候補と思われたトランプがここまで来ているということは、「国民の不満を代弁し、自国の国益を何よりも優先し、とにかく現状を大きく変えてくれそうな人」 を望んでいるアメリカ人が多いから。
最後の最後まで、どうなるかわかりません。
画像はCBSニュースのサイトより |
兄弟でも親友でも、支持するのが民主党か共和党かに分かれてしまうと、お互いに自分が正しいという主張が始まり、相手の言うことには耳を貸さず、どこまで行っても平行線です。
エスカレートすると、本気で喧嘩になることも・・・
私の周りでは、夫婦で違う政党支持というケースはありませんが、これは離婚の原因にもなりそうですね。
日本でこれほどまでに政治に熱くなる人には会ったことがないので、アメリカに住み始めたばかりの頃は、違和感を覚えました。
同性愛者や中絶、銃規制、地球温暖化対策などに対しても、どちらの政党を支持するかによって真逆の姿勢。
みんながみんなとは言いませんが、特に共和党支持者はどうしてそこまで何もかも盲目的に 「右へならえ」 になれるのかと言いたくなります。
ちなみに夫は、どちらかに全面的に偏ることは避け、その時々の優秀な候補者に1票を入れるという主義だそう。
今回の大統領選は、「どちらにも入れたくない、でも1票を無駄にするのは嫌だ」 ということで、ずっと悩んでおります。。。
今後のディベートに、また期待することにしましょう。
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