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2025/02/25

断捨離の一環でやっと処分した、四半世紀前の新聞

今日は2025年2月25日という、何だかきれいな日付です♪

今年の目標のひとつ「断捨離」・・・衣類やキッチン用品などはどんどんはかどっていますが、私にとって「思い出の品」は難しく、とても時間がかかります。
一度捨ててしまったら、もう2度と手に入らないものですものね。

自分はこの分野の断捨離が苦手なのだなと自覚し、あまり無理はしないことにしました。
それでも、「写真に残しておけば、現物がなくてもまあいいか」と感じたものは、そのようにしています。

クロゼットの奥から出てきた謎の袋、中身は何だろう・・・?
古新聞の束でした!

子供たちが生まれた日の新聞の他、昭和天皇が亡くなって平成に変わった時のもの、1999年大晦日と2000年元旦、自分が50歳になった日、銀婚式の日・・・など。
「絶対、後から読まないだろう!」と、今さらながら自分にツッコミを入れます(笑)

昔の新聞は色がずいぶん褪せてしまい、その頃の活字の小ささに驚きます。
当時、年配の方が新聞を読むのは難しかっただったろうな。
幸い(?)私はやや近眼という程度で、普段の生活で眼鏡はほとんど必要なく、昔の新聞も裸眼で読めるのですが・・・


子供たちが生まれた日の新聞だけは残しておくことにし、あとは「一面」だけ写真を撮って処分です。
(これも、後からチェックすることはないかもしれないけれどね)

せっかくなので、他のページも一応さっと目を通しました。
当時のテレビ番組、三面記事、古い広告、株相場、みんな興味深いものでしたが、まあこれっきりでいいかな。

1999年12月31日の新聞一面には、「雅子さま流産」のニュース。
お世継ぎを期待されるプレッシャーは大変なものであっただろうと、胸が痛みます。
けれどもその後、愛子さまという素晴らしいお宝に恵まれました。
ご両親に本当の意味で愛情深く育てられ、愛子さまは好感度100%の全世界に誇れるプリンセスにご成長なさいましたね。

そして、その翌日2000年1月1日の新聞。
21世紀の始まりは2001年1月1日なのですが、2000年が「ミレニアム」として盛り上がっていて、より記念日っぽかったので、こちらの新聞を残しておいたわけです。

ロシアエリツィン大統領が辞任し、代行にプチン氏任命」との記事。
ああ、この年だったのですね。


ですが、「プチン氏」?その頃は「プーチン」ではなかったの?
これには、かなりびっくりしました。プッチンプリンみたいじゃない?
いつから「プーチン」と表記されるようになったのでしょう。覚えていません・・・
もしかしたら、「プチン」と書いていたのは朝日新聞だけだったのかもしれませんしね。

英語ですと、 Putin の後半 tin は飲み込むような発音で、あまりはっきりした音ではありません。
「ティン」と読みそうですが、それとも違い、ましてや「チン」なんかではない(笑)

けれども、ウィキピディアに載っているロシア語の発音を聞くと、確かに「プーチン」が最も近いようですね。
国名や人名は、時々カタカナ表記のほうが、英語での発音より原語に似ていることがあります。
(余談ですが、フルネームは、「ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン」という冗談みたいな名なのも、「なぜそうなった?」と不思議に思います)

彼はこの年2000年の3月の大統領選に当選し、今に至るわけですね。
ここまで世界を騒がせる男になるであろうとは、あの時の記事では全く予想できなかったけれど・・・

当時のロシアでは、大統領は連続2期までと制限されていたため、2008年から2012年はドミートリー・メドヴェージェフ氏に大統領職を譲りました。
けれども次の選挙でプーチンが返り咲き、憲法改正により長々と大統領の座に居座り続けています。
(アメリカもそうならないよう、祈っています。。。)


2000年と言えば、今からちょうど25年前ですね。
人類の歴史においては、あっという間の「四半世紀」ですけれど、世の中はずいぶん変わりました。

当時はガラケーがやっとで、スマホの一般的な利用ははまだ先のこと。
子供たちが友だちと電話で話したい時は、まず電話を受けた親と言葉を交わすのが普通で、私が子供だった頃と全く同じでした。
これにより、自然に大人との礼儀正しい挨拶を学べた気がします。
親も、子供がどんな友だちと付き合っているのかが、ちゃんと把握できていましたしね。

SNS もなかった時代、みんなもっと落ち着いて暮らしていたのではないかしら。
SNS はとても便利で楽しいけれど、常にたくさんの人とつながっていて動向が気になるのは、何だか疲れるなと感じる時があります。

そして今から25年後の2050年、世界はどうなっているのでしょう。
バラ色の未来より、戦争、天災、新たなパンデミック、長く続いてきた日本の皇室の将来、心配の種のほうが多いです。

AI が人間を超えるシンギュラリティは、私たちの予測以上に早く到来するのでは・・・?
その時、人間はどうなってしまうのか。答は誰にもわかりません。

25年後、私はもうこの世にはいないかもしれませんが、子供たち、孫たち(ひ孫も?)の代の人々が、日々危機感にさらされることなく暮らしていける世の中でありますように。


2025/01/21

母乳の出が良くなる、ラクテーションクッキー

娘の2人目の赤ちゃんの誕生まで、いよいよあと1週間となりました。
1人目はなかなかの難産で、とうとう帝王切開となってしまったため、2人目は初めからそうする予定。
既に日にちが決まっていて、それがちょうど1週間後という訳です。

もちろん、その前に陣痛が始まる可能性もあるため、毎日ドキドキしながら過ごしています。
実は安定期のはずの9月に流産しかけて、cerclage という子宮頚部を縫い合わせる処置をしていただき、何とか助かった命です。

あれから4ヶ月、重いものを持ち上げたり長く歩くことは厳禁で、娘は本当に気を付けて毎日を過ごさなければいけませんでした。
婿殿がとても協力的に何でもやってくれ、心優しい近所の方々の助けも得ながら、やっとここまで来てほっとしています。


今日は、2年前に孫娘が生まれた時に焼いて持って行った、「母乳の出が良くなる」とされているクッキーをたくさん焼きました。
冷凍しておいて、赤ちゃんが生まれたら届ける予定です。

このレシピは、幼稚園から一緒の娘の親友が私に送ってくれたものです。
「たくさんお乳が出るように、お母さんが焼いてあげてくださいね~」とお願いされてしまいました。
彼女はその時にすでに2児の母で、母親としては娘の大先輩でしたのでね。

こんなクッキーです♪ ラクテーションクッキー Lactation Cookies と呼ばれています。


オートミールの他、ビール酵母フラックスシードが混ざっているのが良いのかな?


どの材料がどんな働きをするのか良くわかりませんが、1人目の出産後にこのクッキーをたくさん食べたおかげで(?)、確かに娘は初めからたっぷりの母乳に恵まれ、断乳の時期までそれが続きました。

お祝いに来てくれた方たちにもクッキーをふるまったら、「何だか母乳が出てきそうだ」と男性客まで冗談を言って笑っていたのが、良い思い出です。

あれから私は、娘のために度々このクッキーを焼きました。
最初は元の英語のレシピ通りの分量にしましたけれど、かなり大量に焼けるので、それ以降は半量にしています。

オートミール・チョコチップ・ラクテーションクッキー(小さめで約3ダース)

材料
  バター 135g
  砂糖 100g
  ブラウンシュガー(または三温糖) 70g
  水 大さじ2+フラックスシードミール(粉末) 大さじ1 ⇒ 小さなボウルに合わせておく
  卵 1個
  バニラエクストラクト 小さじ1/2
  小麦粉(アメリカではall-purpose flour) 190g
  ベーキングソーダ 小さじ1/2
  塩 小さじ1/2
  オートミール 135g
  チョコレートチップ 90g
  ビール酵母(brewer's yeast powder) 大さじ1.5
  
作り方
 1)オーブンは350°F(約180℃)に予熱しておく。天板にシリコンマットなどを敷く。
 2)ボウルにバターを入れ、レンジで少し温めて柔らかくする。
 3)砂糖、ブラウンシュガーを混ぜ合わせ、卵も加える。
 4)フラックスシードと水を合わせたもの、バニラも加え、シリコンべらで混ぜ合わせる。
 4)粉類、オートミール、チョコチップを加えて均等に混ぜ合わせる。
 6)スプーンなどで生地をすくい、天板に並べる。指で丸く形を整える。
 5)オーブンで約12分焼く。

元の英語のレシピ(上の倍量)は、こちらに載っています。
わかりやすいよう、グラムに変えて記載しました。



この前オーダーしたばかりの新しい計量スプーンセットを、今回初めて使ってみました♪
今まで使っていた安いプラスチックのセットは、これでさようなら。

真ん中の記載部分の字が段々薄くなってきて、どれがどの大きさなのか、ぱっとわかりにくくなってきたため、新しいのが必要でした。
今日は使いませんでしたが、特にお菓子作りの時には、小さじ1/8や1/4も活躍することがあります。


新しいセットは、字が薄くなる心配がありません。
丸いのと細長いと、両方使えるのが嬉しい♪ スパイス瓶に入れるには、細長いのが便利です。
マグネットでぴったり合うようになっているため、引き出しの中でバラバラにならないのも嬉しい!


すり切りもついているし、本当にいいね~
一生の友になりそうです(笑)


昨日は Inauguration Day(大統領就任式の日)でした。
近所の友人宅に夫婦3組が集まり、3時集合で夜10時頃までかなり盛り上がってヤケ酒(笑)
愚痴るだけではなく、真剣に世界とアメリカの平和な未来を祈りましたけれどね。

昨夜は今シーズン一番の寒さで、帰る頃は気温が-35℃まで下がっていてびっくり!
マジで、「寒い」より「痛い」と感じました。
今日は-14℃位なのに暖かく思えた「ミネソタあるある」です。


2024/11/04

もやもやするアメリカ大統領選挙

いよいよ明日11月5日は、アメリカ大統領選挙の投票日です。
私は永住権だけで市民権は持っていないので、選挙権はありませんけれど、もちろん結果がとても気になります。

ハリス VS トランプ

日本からアメリカに移住して4回目の大統領選、落ち着いた気持ちで傍観していたのは、2012年のオバマ VS ロムニーの時だけでした。
ひどい言葉を使った相手への批判・中傷合戦ではなく、今思えば二人共紳士的な態度だったな・・・遠い昔の古き良き時代のような気がしてしまいます。

大統領選のせいで「プチうつ」になっている人、多いのではないかしら。
片寄ったニュースが多くて、何を信じて良いのかわからなくなってしまいます。

歴史的大接戦になるのか、ふたを開けたらどちらかの大勝利になるのか・・・
また4年前のように「不正操作があった」との主張があって、大混乱に陥るかもしれないのが恐ろしいです。
実際のところ、その可能性が本当にあるのか、まるっきりのでっち上げなのか、凡人にはわからないことですが。

選挙関連のニュースが耳から飛び込んで来たり、目に入ってしまうと、気持ちがザワザワします。
ですから、この頃はなるべく避けるようにしているのですけれど、やはり全てをシャットアウトするのはなかなか難しいことですね。

ここのところ、親戚や友人と集まる機会が割と多かったですが、みんな選挙の騒ぎにうんざりしているのか、その話題が出たことは一度もありません。
今回は、民主党副大統領候補ミネソタ州知事ウォルズ氏であるものの、そのせいで余計に熱が入るという雰囲気でもないかも。


週末は、久しぶりに義弟が4泊もしていきました。
雪はまだ一度も降らず、平年より暖かい今年の秋。
選挙のことはしばらく忘れ、外でキャンプファイヤーなどを一緒にのんびりと楽しめて良かったです。
(かなり寒くなっても、同じことをするのですけれどね。)


落ち葉かき窓掃除、体を使う「秋のお仕事」でも、気持ちがかなり紛れました。
自分の周りがきれいになると、心もピカピカになるような気がします。
こういう細かい場所は全部手作業なので、大変だけどね。

Before

After


11月のコンサートに向けて、今まで自宅練習に励んできましたが、明日の夜に初めてのリハーサルがあります。
ヴァイオリンの練習も、選挙騒ぎから顔を背けるのに大いに役立ちました。
大統領選の投票日はいつも11月の初めの火曜日なので、必ずリハーサルの日にぶつかり、「投票が理由の遅刻はOKです」というお知らせがその度に届きます。

投票日は週末にすればよいのにと思ってしまいますが、昔からのならわしで火曜日なのです。
キリスト教徒が日曜礼拝を済ませた後、投票所がある街まで馬車などで移動する時間を考慮し、さらに市場が開かれることが多かった水曜日までに地元に戻れるように・・・ということで火曜日に決まったのが、いまだにずっと続いているそう。


孫娘の今年のハロウィーンコスチュームは、モンキーでした♪
ずい分遅かったけれど、やっとしっかりと歩けるようになってきてほっとしています。


世界中の子供たちの未来が、明るいものでありますように・・・
アメリカ大統領選挙の結果によって、私たちの住むこの地球の運命が変わってくるのかもしれず、開票結果を知るのが怖い気がしているグランマです。。。


2024/07/31

10週間ぶりの夫婦二人暮らし / 日本への一時帰国の思い出話1

今朝は4時に目覚ましをセットし(3:59に自然に目が覚めましたが)、息子夫婦を近くの空港まで見送りに行きました。
この町からミネアポリスの空港までは約1時間のフライト、次の便まで3時間半ほど待って、羽田までの国際便は約13時間と長旅です。

この前も書いた通り、私は5月21日から4週間日本に一時帰国し、沼津に住む息子夫婦と一緒にミネソタに戻ってきました。
彼らは、オンラインで日本の皆さんに英語を教えています。 
どこにいても仕事ができる、便利な時代になったものです。
最近は、YouTube にショートビデオもアップするようになり、編集にも時間をかけて頑張っています。

息子たちと一緒だった6週間は、長かったようなあっという間だったような・・・?
ゲストキャビンに泊まってもらったものの、そこは Wi-Fi がつながらないので、メインの家で過ごすことが多かったです。

オンラインレッスンのない昼間は、庭仕事などを手伝ってもらったり、目の前の湖で遊んだり。


昔のビデオをDVDに変換したものも、家族で楽しみました。
ビールが並々とつがれたグラスに向かって嬉しそうにハイハイする、生後8ヶ月頃の息子の姿に、みんな大笑い♪(ビアグラスを用意したのは、もちろん撮影者のパパです。。。)


この10週間、なかなか会えない家族と一緒に過ごす時間が優先だったため、ひとりでゆっくり自分に向き合うチャンスは、ほとんどありませんでした。
ようやく元通りの夫婦二人となり、それぞれ自分の時間を楽しむ余裕が戻りました。

皆さんがよく「本音」として語ることですが、来てくれた時はもちろんとても嬉しい、でも去った後には寂しいけれどほっとするのも事実です。
多分、日本で私を迎えてくれた母と妹も、きっとそうだったのだろうな。
次の再会を楽しみに、またお互いに元気で頑張りましょう。


息子夫婦の滞在中、アメリカのニュースは大賑わい。
トランプ氏襲撃事件、バイデン氏の大統領選撤退に続き、民主党大統領候補としてハリス氏が確実に勢いをつけています。
「もしトラ」や「ほぼトラ」「確トラ」なんて言葉がずっと聞こえてきて憂鬱になっていましたが、今は流れが変わり、ひょっとしたらひょっとするかも!?

それについてブログに詳しく書こうと思っているうちに月日は過ぎ、次はパリでの夏季オリンピック開会式
ミネソタではお昼過ぎから夕方までの約4時間で、テレビを観るのにちょうど良い時間帯でした。
開会式の感想も書こうと思っているうちに、またまた時間が経っちゃった。

もうどちらもきっぱりあきらめて、これらはスルーしてしまおう。。。
今さらですが、日本に帰国した時のことを少しずつ書きますね。


2年前の一時帰国の際は、まだコロナ騒ぎの最中で色々大変でしたけれど、今回はマスクもあまり着用せずにすみました。
家族や親しい人たちとの再会が嬉しかった~
色々な事情で、ぜひ会いたかったのに会えなかった人もいましたが・・・

美味しいお料理&楽しいおしゃべりの組み合わせで、毎日のように濃厚な喜びを味わってきましたよ。
大都会の人混みはちょっと苦手になってしまいましたけれど、便利でエキサイティングで、ミネソタの田舎では見つけられない楽しみが満載です。


新オープンの麻布台ヒルズに連れて行ってくれたのは、子供同士が幼稚園の時に一緒だったママ友たち。
その中にあるアートミュージアム「チームラボ」は、絶対おすすめの楽しさでした♪
視覚、聴覚、嗅覚も総動員で、刻一刻と変化する映像に身体ごと浸れるアートです。


詳しくは、こちらのサイトをチェックしてね ⇒ チームラボ ボーダレス

麻布台ヒルズが建った場所、昔は何があったのかしら。
地図を眺めると、私が若かりし頃アルバイトしていたことがある小さなカフェを含め、大規模な再開発が行われたようです。
そう言えば、周りが何となくごちゃごちゃしていたのを思い出します。
六本木ヒルズや、東京ミッドタウンが建った時もそうでしたが、昔の風景を思い出せない場所がどんどん増えていきますね。


高校の時に所属していたサークルは、私が帰国する度に同窓会を開いてくれます。
時々は同級生だけで。時々は1年上の先輩と2年上の先輩を交えて・・・
みんなとマメに連絡を取ってくれる友人がいて、本当に有難いです。

2年ぶりに集まったわけですが、悲しいことに同級生のひとりが天国に旅立ってしまい、先輩のお姉様のうち2名がご主人を亡くしてしまったことがわかりました。
そんな年になってしまったのだなあと実感・・・
いつも言いますが、会いたい人には会える時に会っておかなくてはね。

食べ放題のおしゃれな店で、懐かしいおしゃべりが弾みました。
何と51年前の「合宿のしおり」を持って来てくれた人もいて、何だか胸がいっぱいに。
わら半紙ガリ版刷り! 私たちって、思いっきり昔の人間だ。


合宿の注意事項の中に、「痴漢出現の際は一致協力して撃退しよう」という一文がありました!
実行に移す機会がなくて、本当に良かったです(笑)
部屋割りや、係の分担表なども載っています・・・とても濃いお付き合いのサークルでした。
だからこそ、今までず~~っと続いているのでしょうね。


ミネソタにも遊びに来てくれたことがある友人と行った明治神宮は、あっちもこっちも外国人観光客ばかり。
色々な言語が飛び交っていました。円安だし、気候は良いし、そりゃ行ってみたくなるわね。

夫との出会いの場所であった原宿駅は、大好きだった旧駅舎が取り壊され、すっかりモダンになっていました。
知ってはいたけれど、実際に見るのは初めてでした。

2枚の画像は LIFULL HOME'S より

何だか味気ない感じがする・・・思い出の中に、あの素敵な駅舎はいつまでも残っていますけれどね。


その後、新大久保韓国料理の店へ。
大学の頃のアルバイトで新大久保に通っていた時期がありましたが、その頃とは全く景色が変わりました。

こちらミネソタでは、チャイニーズは数軒あっても、コリアンレストランは存在しない町に住んでいるため、久しぶりの韓国風の味付けが美味しかったです♪



一時帰国の話は、まだ書きたいことがたくさんあります。
長くなるので、今日はここまで・・・

2024/03/19

セントパトリックスデー、ビンゴで盛り上がる!

今年のセントパトリックスデー (St. Patrick's Day) は、ちょうど日曜日でした。
シニアの私たちにとっては、曜日はあまり関係ありませんけれど、親しくしているカップル2組を招待してお祝いしました。

セントパトリックスデーはアイルランドのお祭りなのですが、6人の中でアイリッシュのご先祖様を持つのは、実はひとりだけ。
理由は何でもいいので、集まって楽しい時間を過ごすのが好きな私たちです。

 このお祭りについて詳しくは、ちょうど10年前のこちらの記事をどうぞ

定番料理のコーンビーフと野菜は、夫が午前中からクロックポットに仕込んでおきました。私はフルーツサラダデザート担当。


セントパトリックスデーなので、テーマカラーは「緑」です。
みんなグリーンのものを身に着け、今日はテーブルクロスも食器もグリーンにしました。

友人たちにも得意料理の持参を頼み、とても気楽な集まりです。
リンゴ洋ナシが入ったサラダ、おいしかった~


ひとりだけアイルランドの血をひく友人は、やはりセントパトリックスデーの定番である「アイリッシュソーダブレッド」を焼いてきてくれました。


イーストは使わず、ベーキングソーダ(重曹)とベーキングパウダーで膨らますこのブレッドには、バターミルクを使うのがお決まりです。
私は長年全粒粉も必ず使うのだと勘違いしていましたけれど、それは必須ではないそう。
友人のも、普通の小麦粉で作ったとのことです。



楽しい食事の後は、ビンゴ大会
大晦日に同じメンバーで友人宅に集まった時に、初めて遊んでとても楽しかったので、また行うことになりました。



賞品は我が家で用意したのですが、勘違いで友人のひとりも数品持ってきたため、すごい数に・・・
これが全部いきわたるまでゲームを延々と続け、終わったのは夜11時過ぎになってしまいました。

みんな少年少女(?)に戻って大騒ぎとなり、とても楽しかったです。
定番のギネスビールなどアルコールも色々入り、故意の不正やシニアならでの間違いもあって、笑いまくり状態。

賞品で特にウケたのはこれ。
ウォルマートでよく見かけるタイプの人たちの塗り絵です。


私たちも皆ウォルマートの常連客なので、「こういう人たち、いるいる!」というのがよくわかり、余計におかしさがこみ上げます。

半分は不用品処分目的の賞品選びでしたが、友人が提供してくれたものも、明らかに同じ目的だなという下心が見え見えで、それがまた笑いを誘いました。

私が勝ち取った賞品


今年は大統領選の年で、政治の話題は特にデリケートなものとなっています。
前大統領の熱狂的なファンが混ざっていると、特に居心地の悪さを感じる今日この頃。
そうではない人たちの集まりが、一番ほっとします。

身近な人たちの中でも、このように分断が顕著になりつつあります。
高齢者同士の対決で、現大統領についても不安を覚えるのですけれど。
大国アメリカは一体どこに向かうのやら・・・
大なり小なり皆さん憂いているので、たまにこうやって子供のようにはしゃぐことが、精神衛生上大切かもしれません。


2020/11/04

どうなる?アメリカ大統領選挙

昨日はミネソタ北部でも気温が22℃まで上がり、半袖のTシャツ1枚で落ち葉かきに励んでいました。
この前の雪が、冗談のように感じられます。

大統領選挙の当日にこんなに気温が高いのは、記録的だったそう。
そして、投票率の高さも記録的・・・どちらの支援者も必死です。

昨日は寝る前に速報を見ていたら、トランプ優勢の様子でした。
ミネソタ州ではバイデン勝利!」の瞬間も見ましたけれどね。
水色だったのが、濃い青にぱっと変わったよ~!
ミネソタでは70年代からずっと民主党候補が勝ち続けていて、今回もそれが守られました。

今朝は夫が先に起きていたので、「トランプに決まっちゃったよね?」と聞いたら、「まだわからず、決まるまでに数日、またはもっと長くかかるかもしれない」とのこと。
あらら・・・

画像は CNN より

4年前にはトランプを選んだミシガン州ウィスコンシン州が、今回はバイデンを選んだのは、トランプにとっては痛手だったことでしょう。
夕べ地図を見た時には両州はピンク色で、「ああ、これが赤に変わっちゃうのだな」と思っていたけれどね。

夕べの「トランプ優勢!」のニュースには、正直のところ、がっかり気分とほっとした気分が入り混じっていました。
「バイデンさん、ご高齢なのにお疲れ様でした。残念でしたが、これで命を狙われたりはしなくてすみますね」なんて思いながら眠りについたのです。

一夜明けたら、あ~らびっくり!
4年前は、逆のどんでん返しでしたが・・・

まだ結果はわかりませんが、もしトランプが負けたら、郵便投票による不正などを理由に法廷に持ち込む用意も既にできている様子。(間違いや不正は、実際にあるのかもしれません)
トランプの過激派サポーターたちも激怒し、あちこちで暴動が起こるかもしれない。
それを恐れる人々が、またトイレットペーパーなどの買いだめを行っているそう!

今回の選挙で残念なのは、バイデンに期待してというより、トランプを大統領にのさばらせ続けてはいけないという理由で票を入れた方が多そうなことです。
もしバイデンが勝利しても、明るい未来を思い描くのは難しく、がっかりさせられることが次々と起こるような気もします。

国内でも外交面でも問題山積みで、彼にとって茨の道が待ち受けていそう・・・
どちらに転んでも、この国の行く末が本当に心配になってしまう、2020年の選挙です。

ミネソタ時間で11月4日の夜は、こんな状態。
明日の朝は、どんなニュースが飛び込んでくるのかな。
長期化、泥沼化しそうな気配です。



4年前も、選挙の後しばらく悶々としていたっけ。
 *その時の記事 ⇒ 大統領選後、人間不信になりそう

戦争を起こさなかったことなど、トランプには評価できる点も色々あります。
それでも、これほどまでに分断の種を蒔いてしまった大統領が、これから4年間、その芽生えにさらに水をやり光を当て、肥料をやって大きく育てるのでは?と想像すると、本当にぞっとします。

夫の周りでも、トランプをめぐっての口論がオーバーヒートし、今まで良好だった人間関係がぎくしゃくしてしまったケースが色々と・・・寂しいことです。

そしてコロナ対策の大失敗は、許されることではありません。
それなのに、これほど多くのサポーターが存在するのが不思議でならないのですが。
トランプに習ってマスクをしない「自由」を叫んでいる人たち、それは「自由」ではなくて「自分勝手」だということに気付いていないのかな。

でも多くの人が語るように、対中国には彼のような強気のリーダーが必要なのかも。
日本の今後のためにはトランプがベターという意見にも、頭から反対はできません。

やれやれ、考え始めるとやはりモヤモヤしてしまいます・・・


昨日も今日も、ニュースから離れて無心で長いこと庭仕事に励んだのは、良いセラピーになりました。

しばらく雪に埋もれてしまって、来年春までサヨナラかと思った落ち葉も、やっときれいに掃除終了!
植え込みにもたくさんの落ち葉が入り込み、細かい部分が大変でした。


夏に楽しんだホスタも、枯れた葉を取り除いて周辺を整えました。また来年ね♪



今週はずっと暖かそうですが、来週はぐっと冷え込んで冬に逆戻りなのが、さすがミネソタです。
週末から鹿のハンティングシーズンも始まり、また賑やかになりそう。
気温がこんなに高いので、撃った鹿はすぐに処置しなくてはならず、いつもより大変かも・・・


2020/10/02

基本中の基本と信じて疑わなかった「英語のルール」が、ネイティブにとっては実はどうでもよかった・・・

アメリカに住み始めてから私が気付いた「英語に関する勘違い」は色々ありますが、つい最近知った衝撃の事実をご紹介します。
ネイティブスピーカーであり、日本で長年英語の教師をしていた夫のことも驚かせてしまった話題でした。

まずは、下の動画をご覧くださいね♪
「学校で学ぶその常識、日本人しか知らない? 母音と子音で使い分ける The の発音ルール」なんて書かれていると、ついついクリックしちゃいますよね。


「おすすめ」に出てきたのでチェックした動画ですが、目からウロコが確実に100枚以上落ちました!

多分、中学の英語の授業で初めて冠詞について習う時、
 【不定冠詞】 子音の前は a, 母音の前は an
 【定冠詞】 子音の前は the [ðə], 母音の前も the だが発音は[ði] 
・・・と先生からしつこく注意されましたよね。

卒業後に英語からすっかり離れてしまっていても、この程度の基本ルールは忘れていないのでは?
*注)子音・母音の区別は、スペリングではなく「音」に関してです。

ところがこの動画によれば、ネイティブスピーカーはそもそも the の発音にそんな使い分けがあるなんて、習った覚えがないそう。
従って、会話の中でもかなりいい加減のようです。

興味津々で、さっそく夫に聞いたら、やはり「ええっ?????」という反応!
そんなルールがあることは、親にも先生にも一度も教わらなかったそう。
もちろん、自分が生徒に教えたこともないとのこと。

この発音はカタカナでは表すことができませんが、ここでは便宜上「ザ」「ジ」と書きますね。
夫は色々な単語を実際に口にしてみながら、「そう言えばそうかもしれない」とブツブツ確かめていました。

でも次に続くのが子音か母音かというより、そのほうが言いやすいからという理由で何となく使い分けているにすぎないとのこと。
日本人的には「ジ」ではなくてはおかしいと思う母音の前の the を「ザ」ですませている例は、数多くあるようです。

「二人で会話していて、私が子音の前か母音の前かで『ザ』と『ジ』を使い分ける努力をしているのに気が付かなかった?」と聞いたら、「全然!」と即答。
多分私もアメリカ人同様、the なんてモゴモゴ発音しているからでしょう。

唯一意識的に使うのは、この動画の中でも説明されているように、 "This is the best restaurant in this town." などと、何かを強調したい時だと夫も言っていました。

こういう時は、次が母音か子音かには関係なく「ジ」を使い、あいまいに発音せず、アクセントをつけて伸ばし気味に [ðíː] とはっきり言います。
これについては日本の学校で教わった記憶がありませんが、確かにこちらではよく耳にします。

週末、娘&彼氏が遊びに来ていたので、同じ質問を投げかけてみました。
二人とも、「鳩が豆鉄砲を食ったような」顔に・・・(笑)

夫と全く同じ反応で、教わったことも意識して使い分けたこともなかったそうです。
不定冠詞 aan については書く時に注意するけれど、the は発音上の違いなのでどうでもよいのでしょうね。


アメリカ人の講師はどう教えているのかな?と探してみたら、こんなのもありました。
英語学習者を対象とした、3分程度の短い動画です。


コメント欄を読むと、ネイティブスピーカーによる「そんなルールがあったとは初耳!」的なコメントが並び、興味深いです。

日本に限らず、英語が母国語でない国の英語の授業ではこのルールをしっかり教えているのでしょうが、ネイティブスピーカーにとっては全く重要ではなさそう。
間違えたって「教養のない奴だ」なんて思われる心配はないとわかれば、私たちももっと気楽になれますよね。


さて、火曜の夜にはトランプ大統領民主党候補バイデン氏の第1回目のディベートが、テレビで放送されました。

私は今週末のコンサートのためのリハーサルがあって見逃しましたが、夫と娘たちはしっかり全部観たそう。
どうだったか聞いたら、「最悪だった!」との答え。
お互いにののしり合いを始め、大人同士の討論とは思えないひどいものだったそうです。

4年に1度のエンターテイメントとしておもしろがって観る分には、最高だったようですが。
こんなのがこの国の代表かと、暗澹たる気持ちになった方が多かった様子。
アメリカには、明るい未来なんてなさそうだ・・・一体どうなってしまうのだろう。。。

2020/09/23

トランプ大統領が町にやって来た

11月の選挙のキャンペーンのために、私たちの町にトランプ大統領がやって来るというウワサが流れていました。
人口15,000人程度のこんな田舎町まで、まさか来るわけないよね。
きっと、入場料集めが目的の詐欺でしょ?と冷ややかに言う人も・・・

新聞で公表されるまで私も冗談だと思っていましたが、先週の金曜日にそれは実現されました。
準備も当日の警備も、かなり大変だった様子です。
現役の大統領の訪問なんて、前代未聞のこと。ずい分遠くからも人が集まったみたい。

大統領の専用機エアフォースワンで、我が家からは車で20分ちょっとの所にある空港に到着。
その場で催された集会で、およそ2時間のスピーチ。その様子はニュース番組でも放映されました。

"Four more years!!" と叫ぶ熱心なサポーター数千人に迎えられて、彼もご機嫌だったのでは?
反対派による抗議のサインを掲げる席も設けられていましたが、皆さん礼儀正しい態度だったようです。


奇しくも同日、対戦相手の民主党候補バイデン氏も、同じミネソタ州のダルース Duluth を訪れていたそうです。

ミネソタ州では、ソマリアなどからの難民を数多く受け入れていますが、
Sleepy Joe は難民の受け入れ数を大幅に増やそうとしているよ。ミネソタは難民だらけの州になって、きっと彼らに破壊されてしまうね」と皮肉たっぷり。
やれやれ、トランプらしい発言だこと・・・
 (*「寝ぼけたジョー」は、トランプ大統領がバイデン氏につけたあだ名)

集会は屋外で開かれたとは言え、こんなに大勢の人たちが体を寄せ合うように集まり、マスクをしていない人もちらほら。
このご時世に、「大丈夫なのかい?」と思ってしまいます。

入場時にはマスク着用が義務付けられ、体温のチェックもあったようですけれど、途中から外しちゃったのね。


抗議デモ暴動などが起こるのではと警戒されましたが、民主党支持者数百名がバイデン候補のサインを掲げて静かに沿道に立っただけ。

私たち夫婦が親しくしている友人たちも数名が参加し、夫も誘われたそう。(行かなかったけれど)
通りかかった車の多くが、応援のクラクションを鳴らしていったそうです。


大きな混乱は何も起こらず、本当に良かった。
トランプ大統領が再びエアフォースワンに姿を消した時には、正直のところ皆さんほっとしたことでしょう。



その日は最高裁判所の判事リベラル派の象徴的存在だった、ルース・ベイダー・ギンズバーグ Ruth Bader Ginsberg 氏が87歳で亡くなったというニュースが飛び込んできた日でもありました。

画像は Wikipedia より

トランプ大統領は、スピーチの中で彼女について触れることはなかったようです。
単に、知らされていなかっただけかな?

社会で女性が活躍できる場を広げ、非常に多くの人たちから尊敬されていた彼女の後継者が誰になるかが注目されています。
もし保守派が選ばれると、最高裁判事の構成が6対3と大きく保守寄りになってしまうそう。

同性婚の合法性、人工中絶、死刑執行の差し止めについてなど、保守派リベラル派では姿勢が大きく違います。
トランプ氏とバイデン氏のどちらが勝利するかももちろんですが、最高裁判事の構成は、アメリカという国がこれからどういう方向に向かうかに、かなり大きな影響を与えることでしょう。

他にも銃規制、環境問題など、アメリカ人はどちらの党を支持するかで意見が異なり、口論に発展することが度々・・・
特に選挙前の今の時期、トランプ大統領の支持者か否かで、その人の人間性までがレベル付けされているような、ピリピリした空気を感じています。

共和党支持だけれどトランプは嫌い!という人もいれば、逆に、民主党支持だけれど、バイデン氏が大統領にふさわしいと思っているわけでもない、という人もいて、今年の選挙はまだ先が見えません。
今のところバイデン氏がリードしているものの、勝つためにはどんな手も使って、とんでもないものを仕掛けてきそうなトランプ氏が相手ですからね。。。


日本では国民の知らない所で首相が決まってしまい、毎年のように変わって覚えきれないほどだった数年間もありましたね。
国のリーダーを自分たちで選べるなんて、そういうシステムを持たない多くの国に比べると、とても恵まれていることと言えるでしょう。

皆さんが政治の話でここまで熱く盛り上がれるとは、つくづく違う人種だ!と感心しながら眺めている私です。。。


2020/05/25

今年は卒業証書授与もドライブスルー方式

ふと気付いたら、もうメモリアルデーでびっくり!

「戦没将兵追悼記念日」と訳される祝日ですが、今年は多くの追悼イベントが中止、または規模が縮小されてしまったとのこと。

画像は TMZ より

次期大統領選で争うことになるお二人は、それぞれ違う場所で戦没者に献花をしました。

公共の場でマスクを着用しないトランプ大統領。メラニア夫人もペンス副大統領も、マスクなしです。
一方、民主党バイデン前副大統領とジル夫人は黒マスク姿。
マスクがまるでご自分の主義主張のシンボルのようであるのが、興味深いです。


アメリカではメモリアルデーの頃から夏が始まると考えられ、確かに今日も気温が25℃まで上がって蒸し暑かったです。
木々の緑が濃くなり、クラブアップルライラックが咲き始める美しい季節となりました。

気候も良いせいか、自宅滞在命令が解除されて以来、皆さん本当に気が緩んじゃったみたい。
いつもより長い週末なので、各州でビーチや公園などに人が殺到したとのこと。
アメリカでのコロナウイルスの感染者は170万名を超え、死者は10万名に近づいているというのに、そんなことでいいのだろうか。

土曜日には、夫の友人が何週間ぶりかで我が家を訪れました。
ずっと人に会っていなくて、寂しくなってしまったようです。

彼によれば、コロナで亡くなる方のほとんどは長期ケア施設で過ごす高齢者だから、それ以外の人はもう、さほど神経質になる必要はないとのこと。
こういう甘い考え方の人が多いのも、アメリカでこんなに感染が拡大した原因のひとつだと思ってしまう。。。

「とにかく手はよ~く洗ってよね!」と、まずは洗面所に直行していただきました。
その後、いつものようにハグしようと彼が笑顔で両腕を広げてきたけれど、これも、肘と肘をコッツンする elbow bump greeting に変更してもらっちゃった。
色々うるさくて、うんざりされたかも? それでも、安全第一です。

彼のたっての希望で、今回は寿司をテイクアウトしました。
2ヶ月以上の閉店で寿司屋はつぶれてしまうのではと心配していましたが、許可されているテイクアウトとデリバリーだけで、思った以上に繁盛しているみたいでよかった~

レストランバーの再開は、ミネソタ州では6月に入ってから収容人数を制限しながらになるそうです。
早く以前のように、友人たちと店でランチやハッピーアワーなど楽しみたいですが、まだちょっと怖いなというのが本音・・・

美容院ネイルサロンなども、やはり6月からオープンです。
スタッフも客も、マスクをすることが条件。変な感じだろうな~
アメリカ人が本当にそれを守るだろうかと、これもちょっと心配です。


大勢での集会はまだ禁止されているので、先週土曜日に行われたハイスクールの卒業式も、いつもとは違った様子。
ご家族と共にそれぞれ車に乗った卒業生たちが、乗車したままで町中を行進し、周りの方たちからの祝福を受けました。

卒業証書はハイスクールの駐車場で、ドライブスルー方式で授与されたとのこと。
(画像は、ローカル新聞より)



ちょっと味気ないけれど、それはそれでユニークな良い思い出になるといいね♪


我が家の庭には、コロナなんか気にしないお客さんが続々と・・・
ゲストキャビンの前にたむろするカナダグースのファミリー。ベビーが6羽の大所帯です。
お食事後に残していくものの数も半端じゃなくて、拾うのが大変!


のそのそと歩き回る珍客は、ウッドチャック woodchuck
リス科の動物の中では一番大きく、グラウンドホッグ ground hog とも呼ばれます。

とぼけた可愛らしい顔ですが、農作物を食い荒らすので歓迎されないそう。
先週せっかく植えた花を食べてしまったのも、もしかして・・・?


夫がチャッキーと名付けたけれど、その後現れなくて正直ほっとしています。

2017/01/19

失敗した・・・ ( ̄_ ̄;)

予報通り、先週に比べるとずい分気温が上がりました!
マフラーもタイツもなしで、薄めのジャケットで出かけられて嬉しいな~


トランプ新大統領の就任式が、いよいよ目前に迫ってきました。

色々な意味で今までにいなかったタイプの大統領によって、アメリカがどう変化し、世界がどこに連れていかれるのか、多くの方が不安を感じていることと思います。

そこで、世界平和を祈ってスノーエンジェルを作りましたので、皆さんご安心を!!



あれ・・・?

お尻が抜けない、助けて~

この後、全身雪まみれになって大変でした。。。

スノーエンジェルは、雪の上にあお向けに寝てから、手足をパタパタ動かして作ります。
思ったより雪が深くて、パタパタというよりジタバタもがいていたため、全然可愛くない形になってしまったわ。
雪の深さや雪質を調べてからでないと、このように失敗に終わります。

こんなに美しいスノーエンジェルもあるのにな・・・ またいつか、リベンジするとしよう。
(画像は、The Wonder of Christmas というサイトより)



失敗その2 に続きます。


我が家には、2階のキッチンからはみ出した食品を保管する小さな部屋が、1階にあります。
ちょうど夫が下にいたので、「コーン持ってきてくれる?」 と頼んだら、

「はいよ~」 と持ってきたのはこれ。


そりゃそうだな、ごめんよ、私が悪かった・・・
でも、私が欲しかったのは、これだったのですけれど。


雪かきして汗ばむほどだったから、「アイスクリーム食べたいね~」 ってさっき話してたじゃん。
アイスクリーム用のワッフルコーンが下にあるから、持ってきてほしかったのよ。

とうもろこしが乗ったユニークすぎるアイスクリームはノーサンキューなので、また取りに行くこととなりました。

頭ではわかっていても、時々こういう失敗をしてしまいます。

カタカナでは同じ 「コーン」 でも、corn [kɔ́:rn] と cone [kóun] は違う発音。
ちゃんと ice cream cone とか waffle cone と言っていれば、たとえ間違えて corn と発音してしまっても、流れでわかったでしょうけれどね。

同じように、scorn (名詞:軽蔑 、動詞:軽蔑する) と scone (お菓子のスコーン) の発音の違いにも注意が必要です。

Lamb (子羊 / 子羊の肉) と rum (ラム酒) は、カタカナでは両方 「ラム」。
おまけに、「雄羊」を表す時には ram という語もあります。 どうしましょ~
Uncle (おじさん) と ankle (くるぶし / 足首) も、日本ではどちらも 「アンクル」 なので、英語で話す時は注意が必要。 (ピコ太郎さん式なら、「アンコー」 かな?)

細かいところまできちんと使い分けることに快感を覚えるようになると、英会話初心者もぐ~んと力がついてくると思います。
・・・なんて偉そうに言いながら、初心者並みの間違いをいまだに犯す私です。。。


余談ですが、市販のワッフルコーンの中では、上の写真の Keebler ブランドのが気に入っています♪
文句なくサクサクです (*´∀`)ノ


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2016/11/13

大統領選後、人間不信になりそう

11月8日に行われた第45代アメリカ大統領選で、共和党 The Republicansドナルド・トランプ Donald Trump 氏が勝利を宣言しました。
それ以来、ずっとモヤモヤしています。。。

あんなに人種差別的発言と女性蔑視発言を続けてきた人が、この国のリーダーに選ばれてしまった。
選挙の後に、各地でこのように多くの反対抗議デモが行われるのも、初めてなのでは・・・?

州別の投票結果は、下のマップの通り。
ミネソタ州では、民主党 The Democratsヒラリー・クリントン Hillary Clinton 氏の勝利でした。

アメリカ中西部12州の中でヒラリーが選ばれたのは、他にはイリノイ州だけ。


でも、Twin cities 周辺と私が住んでいるような田舎では、状況がずい分違います。
アメリカでは、自分がどの候補者を支持しているかを、自宅の庭に立てるヤードサイン yard sign で示すことがあるのですが、近所で見かけたのは "TRUMP PENCE" というものばかりでした。
Pence は、副大統領候補の指名を受けていたマイク・ペンス Mike Pence 氏)

あのおっちゃんの顔写真がないのが、せめてもの救い?

唯一ヒラリー支持のサインを見つけたのは、この店のショーウィンドウ。
店のオーナーが自発的に貼ったもので、日本の選挙期間中のように、町のあちこちに候補者の顔写真が設置されるわけではありません。


この辺のハンターたちの多くは、銃規制なんて真っ平御免。
同性愛人工妊娠中絶には眉をひそめるバリバリの保守派で、共和党を応援していると公言する人が、結構多いのです。

地球温暖化も、でっちあげなのですって! (注: 共和党支持者みんながこう言っているわけではありません。)
うまくいっていないことに関しては、全て現オバマ大統領のせいと考えているらしい・・・

だから、トランプがどんなに暴言を吐こうが、政治経験がゼロであろうが、とにかく共和党に政権を取り戻して欲しいので投票したという人も多かったのかも。


今回の選挙では、身近な親しい人の中で誰が実際にトランプに票を入れたのかは、正直のところ知りたくはありませんでした。

もう少しまともな人物が共和党候補に指名されればよかったのにと思いつつ、ヒラリーが大嫌いだから仕方なく・・・というケースなら、まだ納得もできるのですが。
頻繁に付き合っている人たちの中にも、トランプの熱狂的支持者がいたことが大きな衝撃でした。

トランプは、米国民に日本のことを 「アメリカを利用し、その恩恵を受けて一方的に利益を得ている迷惑な存在」 と印象づけようとしていました。

私は、永住権だけで市民権は持っていない移民の1人であり、女性でもある・・・
身近な人がトランプに心酔していると聞けば、その人から自分の存在を否定されているような気がしてしまう。

表面ではニコニコと親し気にふるまっていても、心の中ではフン!と思っているのかも・・・
・・・なんて、人間不信に陥りそう。。。
大統領選後の娘のショックは私以上に大きく、電話で長いこと話し合う時間が必要でした。

民主党支持者 Democrats であることがわかっている人とは何だか安心して話せても、共和党支持者 Republicans に対しては、この頃ちょっと警戒してしまいます。
そんな風に色眼鏡をかけて人を見ることは、全然自分らしくないと思っているのに。

政治の話はとてもデリケート。 人間関係破綻の原因ともなり得ますので、自分からは決して話題にしません。
そういった心配はほとんどしなくてよい日本は、その点居心地がよかったな~

「選挙人 electors という、過去の遺産みたいな制度が残っているのも不思議。
実際の得票数・得票率ではヒラリーのほうが上回っていたのに、選挙人票が過半数となった時点で、トランプの勝利が決定してしまいました。
2000年のブッシュ対ゴアの大統領選でも、同じ現象が起こっています。

アメリカに住み始めてやっと6年目の私は、政治に関してはまだまだわからないことだらけです。


勝利の後、今のところは紳士的な態度をキープしているトランプ。 本性を出し始めるのはいつからかな。
それまでの数々の暴言は、計算尽くの票集めパフォーマンスだったのかもしれませんけれど。

最高の地位と名声・権力を手にして、ご本人はウハウハでしょうが、これからどうするの?
幸いアメリカは独裁国家ではないので、彼の公約が全て実行されるわけではないでしょう。
共和党内でも、色々とごたごたが続きそうです。

実際に大統領となってからは、トランプに投票した人ががっかりする番かもよ。
政治経験の全くない人に大統領を任せるなんて、素人に心臓手術をさせるようなものだという意見も!
これからのお手並み拝見です。


「450年以上も昔、ノストラダムスがトランプ大統領誕生を予言していた」 説まで登場!
「恥知らずで大胆なとても喧しい人物」 とか 「狂気を隠蔽する虚偽のトランペット」 がトランプにあたるのですって。
「背後でエイリアンが支配している説」 まで・・・ いい加減にしてくれ~

決まってしまったものは仕方がないので、気を取り直して今日はこれからコンサートの本番に出かけてきま~す♪


おまけ 以前は、歴代アメリカ大統領が民主党なのか共和党なのかは気に留めていませんでした。
     歴代大統領選の投票結果州別マップを見ると、なかなか興味深いです。
        ⇒ 参考サイトはこちら

     ここのところは、東西海岸沿いが青の民主党、中央は赤の共和党が強い傾向が続いていますが、
     国全体がほとんど真っ赤や真っ青だった時もあったのね~


民主党のルーズベルト大統領は強かった!


ジョンソン大統領も民主党


お騒がせニクソン大統領の時は、共和党圧勝でした

    ミネソタ州は、1972年に上記の共和党ニクソン大統領を選んだ後は、ず~っと民主党です。
共和党レーガン大統領を、2回とも選ばなかったのは、ミネソタ州だけ!
2度目は、対立候補がミネソタ州出身のモンデール氏だったのが原因でしょうけれどね。



大統領選直後のオノ・ヨーコさんのツイートが、これ以上ないほどに彼女らしいです。

「親愛なる友人たちよ、ドナルド・トランプに対するわたしの思いとしてこのメッセージをみんなと共有したいわ。
 愛を、ヨーコ」

・・・というのが、こちら


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