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2023/12/15

アメリカのコストコ / 新しくオープンしたラーメン&寿司レストラン

先日、夫とコストコ Costco に買い出しに出かけました。(英語の発音は「カスコウ」に近い)
去年の1月に会員になって以来、行くのは5回目かな?

残念ながら、車で片道2時間以上かかる場所にあるため、そう頻繁には行けません。
でも、何でもかなりお得な値段ですので、60ドルの年会費の元は取れていると思います。
(最初に行った時は、夫の眼鏡とサングラスの購入が主な目的でした。)

開店10時より早く到着しましたが、既にずらっと人が並んでいてびっくり。
クリスマス前の買い出しは、年末にお正月の準備の買い出しに出かける日本人と同じような感覚なのでしょう。
日頃から親しくしている友人夫婦と店の中でばったり会い、お互いに笑ってしまいました。

これは夏に行った時に撮った写真ですが、何でもデカい!


クロワッサンは、1ダース5.99ドルという安さです。でも、結構美味しい♪
冷凍保存もできるので、いつも購入します。


ペーパー類も安いけれど、一度に買わなくてはいけない量が多すぎるのが困ったもの。
お得価格だから欲しいなあと思っても、保管しておく場所が限られているという理由でパスしたものがたくさんあります。

だだっ広い店内を2時間位ウロウロして会計を終えると、ちょうどランチタイムとなりました。
今回楽しみにしていたのは、3ヶ月前にオープンしたばかりのジャパニーズレストランに行くこと♪

「一品」という名の店で、コストコのすぐ近くにあります。ラーメン寿司がメイン。
ニコニコ顔で迎えてくれたのは店のオーナーで、中国の方だそう。
まだかなり若そうなのに、結構な広さの店でたくさんのスタッフを雇って経営しているのは大したものです。

ちょっと不思議な壁・・・(笑)


「氷」「たこやき」「生ビール」「わたがし」などと書かれた旗が可愛い!


刺身の盛り合わせと、鉄火巻、アメリカらしいスペシャルロール寿司2種を注文しました。
まず運ばれてきた刺身は、分厚いスライスで気前がいい。
新鮮で美味しくて、大満足! 皿にすくっと立つ梅の花の飾りが、異国情緒を醸し出している?


続いて運ばれてきた鉄火巻も、中身が充実していること♪
ロール寿司は、日本では「こんなの寿司じゃない!」と言われそうですが、ここアメリカでは定番中の定番。
私はネガティブな気持ちは全然持たず、大らかに受け入れて楽しんでいますよ。
これも、とても美味しかったです。


コストコに買い出しに行かなくても、このレストランにわざわざ行ってもいいほどです。
次はラーメンも試してみたいかも。

今回もコストコで色々買ってきました。
我が家の冷蔵庫もフリーザーも、パンパンです。。。



前回買って気に入った味の素焼き鳥チャーハン(冷凍)、熱湯を注げばできる本格的な味のベトナムのフォーなど、またもや購入。
チーズデニッシュも美味しいよ~
は、住んでいる町で買うと1個3ドル近いのに、7個で4.99ドルという安さ!
当分の間、色々楽しめそうです。

そして、帰りの車の中で聴いていたラジオに流れていた曲のひとつに、心惹かれました。
「サンタが町にやってくる」のメロディーが、ショパンのエチュードと合体してしまったものです。

前に書いたことがありますが、エチュード Op. 10とOp. 25の全24曲は全部弾くのはとても大変ですので、各曲の最初の2ページ位だけを区切りの良い所でストップして繰り返し練習しています。
ですから、このアレンジも「今は〇番ね!」とすぐわかって楽しいこと♪
最後には「英雄ポロネーズ」も華やかに登場。



大好きなピアニスト角野隼人さんも、こんなのが得意そうだな。

日本でも暖かい12月のようですね。
ミネソタでも例年よりずっと気温が高く、今日はではなくてが降りました。
少しだけ積もっていた雪も、ほとんど解けちゃった。
毎年ホワイトクリスマスが当たり前だと思っていたけれど、今年はブラウンクリスマスかもしれません。

2021/11/21

シナモンロール、まねっこシナボンのレシピ

アメリカでパナソニックホームベーカリーを購入したのはもう8年も前なのに、その時のブログ記事 はなぜか今でもアクセス数が多いのが不思議です。

その後、パンを手ごねで作る機会はほとんどなくなってしまいました。
マシンにお任せだと、何と言っても楽ですからね~

けれども、オーケストラの友人が気になるレシピをシェアしてくれたため、久しぶりに手ごねに挑戦することに!
(ホームベーカリーでは粉は250gまでしか入れられないので、仕方なくでした。)

友人がくれたのは、アメリカでは根強いファンが多いシナボンシナモンロールを真似たレシピ Copycat Cinnabon です。
シナボンは、日本人には大きすぎるし甘すぎるけれどね。
私は元々持っていたレシピと合体させて一部変更、上に乗せるフロスティングの砂糖も半量に減らして試しました。

シナボンフィリングは、シナモンを多めに使っているのが特徴のようです。
これは好みが分かれるところですが、我が家では夫婦ともシナモンは大好きなのでレシピ通りの分量で問題なかったです。

二次発酵が終わって、オーブンに入れる前の状態。ブラウンシュガーシナモンが溢れてる~!
日本では、三温糖で代用できると思います。


友人によれば、焼き立ての熱いうちにフロスティングの半量をすぐに塗り、それが溶けて中まで入り込むのを狙い、冷めてから残りを塗るのがおいしさの秘訣なのですって♪

焼き上がりに半分塗ったところ。日本人的には、これで十分すぎるほどに見えます(汗;)


でもせっかく作ったので、冷めてから残りも全部塗りたくった・・・
こりゃ、アメリカ人の体形へ一直線だわ。。。
これでもフロスティングの砂糖は半量なので、少しは許されるでしょうか。


ふわふわに焼けて大成功!確かにとてもおいしかったです。
夫は2個目に手を伸ばそうとしましたが、健康のため自制心が何とか働いたみたい。


久しぶりの手ごねも、懐かしい感触で楽しかった♪
ある程度まとまった生地にバターを加えると、バターが嫌がって逃げ出したそうにふるまいます。
それを無理矢理つかまえて、手なずけてしまうことに喜びを感じる私は変態か?(笑)
手ごねのやり方は体で覚えていて、久しぶりでも戸惑うことはありませんでした。

いつもはオーブンの発酵機能をきっちり使うのですが、友人は一晩ほったらかしで発酵させているという話を聞き、結構適当でもいいのかなと・・・

そこで今回は、生地を入れてラップをかぶせたボウルを、ぬるま湯を張ったひとまわり大きなボウルに入れて一時発酵させてみました。
ふと思いついてやってみたことですけれど、結構短時間でいい具合にできてよかったです。

パン作りは時間がかかりますが、発酵中に他のことができるので、まあいいかな。

二次発酵は、成形した生地を型に詰めてから。
やはりひとまわり大きいキャセロール用の器にぬるま湯を張って、そこに入れるやり方にしました。
電気代もかからず、簡単です。パン生地もお風呂に入れて、何だか嬉しそう?
これからは、このやり方でいこうっと♪


実は、友人がくれた元のレシピはこの2倍の量で、アメリカで一般的な9×13インチ(約23×33cm)の型用のものです。
そんなにたくさん焼いても、あまりのおいしさに、ご夫婦で2,3日で食べきってしまうとか・・・
おおおおっ、さすがアメリカ人!
危険なので、たまにしか焼かないと笑っていましたよ。


まねっこシナボンのレシピ (20cm角型、9個分)

材料
 パン生地
  強力粉 (bread flour) 240g
  薄力粉 (cake flour) 60g
  砂糖  30g
  塩  4g
  インスタントドライイースト  10g
  卵1個+牛乳  合わせて200g
  無塩バター(室温)  40g

 フィリング
  ブラウンシュガー  70g
  シナモンパウダー  小さじ1と1/4
  溶かし無塩バター  20g

 フロスティング
  クリームチーズ  120g
  無塩バター  60g
  パウダーシュガー  80g
  バニラエクストラクト  小さじ1/2

作り方
  1)ボウルに粉類を入れる。ドライイーストを砂糖の上に加える。
  2)42℃位に温めた牛乳と卵を混ぜたものを加えてよく混ぜ、まとまったら台に移す。
  3)ある程度こねたら、室温に戻したバターを混ぜ込み、さらによくこねる。
  4)丸めてボウルに戻し、ラップをして35℃で35分一次発酵。
  5)フィンガーテストをし、ガスを抜いて丸め直し、ぬれ布巾をかぶせて10分ベンチタイム。
  6)軽くガス抜きし、めん棒で30×25cmに厚さを均等に伸ばす。
  7)全体に溶かしバターを塗り、ブラウンシュガーとシナモンを混ぜたものを均等に振る。
  8)手前からあまりきつくないように巻き、とじ目はしっかりつまんでおく。
  9)包丁で9等分にスライスし、とじ目が内側になるよう切り口を上に向けて型に並べる。
  10)ラップをして、35℃で25分二次発酵。180℃に予熱したオーブンで20分焼く。
  11)ボウルに室温に戻したクリームチーズとバター、粉砂糖、バニラを入れてホイップ。
  12)焼き立てのシナモンロールにその半量を塗り、冷めてから残りを塗る。


2018/10/14

トレジョの、新バージョン冷凍クロワッサン

シカゴ日本領事館の出張サービスがあり、日本のパスポート更新のためミネアポリスに行って来ました。
雪が結構積もった私たちの町から南に行くにつれ、紅葉の色が次第に鮮やかになるのがわかります。

9月に引越した娘の新居を見せてもらい、お隣りのウィスコンシン州まで一緒にドライブし、土曜日は娘が参加したフルマラソンの応援!というスケジュール。

パスポート更新とマラソンについては、また改めて別の日に書くことにして・・・
今回は、「美味しいクロワッサンを発見!」のニュースです。


帰宅してゆっくり楽しんだ朝食は、バターの香りたっぷり、こんがりきつね色の焼き立てクロワッサン


クロワッサンは大・大・大好き!
日本では、どこでもパリパリサクサクのクロワッサンが手に入ったのに、アメリカのレストランやスーパーでお目にかかるものは実にしょぼくて、悲しく思っていました。

パン屋で買ってもふにゃっとしていて、ちっともおいしくない。
筒型の容器で売っている Pillsbury の冷蔵生地を使ってみたら、形がクロワッサンっぽい三日月型というだけで、味も食感も程遠くてがっかり。
クロワッサンのふりするな!と怒りたくなります。

自分で作るとなると、バターが溶けないように気を付けながら、何度も生地を折りたたむのが本当に大変。。。

でも以前、友人がプレゼントしてくれた冷凍クロワッサン生地を使って自宅で焼いたものがかなり美味しく、アメリカで食べた中では一番!と思いました。

これは、トレーダージョーズ Trader Joe's (日本人の間では、略してトレジョ)の製品です。(でも、都会にしか店舗がない・・・)


ぜひまた購入したいと願っていたら、ついにチャンス到来!!
娘の住まい近くに、新しいトレジョが7月20日にオープンしたばかり。
今年2月にスーパーボウルが開催された、U.S. Bank Stadium のすぐそばです。

夫と一緒に、散歩がてら行ってみることにしました。
何だか食べ過ぎていたし、長時間車に乗った後には体を動かすのが気持ちいい♪


広々とした明るい店内は、レイアウトもわかりやすく清潔な印象。
雰囲気は成城石井とか紀ノ国屋っぽいけれど、お値段は庶民的な嬉しい店です。


目指す箱入りの冷凍クロワッサンは、すぐに見つかりました。
でも、ふと横を見ると見たことない袋入りのが!

店員さんに聞くと、新製品は冷凍のまま焼いてしまってよいそう。それは嬉しいわ~!
今までのは、フリーザーから出して一晩室温で放置してから焼くタイプでした。
食べたい!と思ってもすぐには無理だったのが、ちょっと惜しいかな?

新バージョンは、値段も8個入りで3.99ドルとお得♪
試しに買ってみることにしました。

ただし、気温が低いから大丈夫かな?という考えはやはり甘かった。
アイスパックと共にクーラーボックスに入れて移動していたものの、家にたどり着くまでには生地が柔らかくなり、8個分がひとかたまりにくっついている状態に。。。
生地の形もゆがんでしまっていたので、そっと直して天板へ。

冷凍生地からだと焼き時間25~30分のところ、ダメモトで18分焼いてみたのが最初の写真です。
あら~、見事に層ができて、パリパリサクサクの理想的な食感じゃない!?
(日本のクロワッサンに比べると100点満点とは言えないけれど、贅沢は言いません。)
焼いた後のほうが、形も整った感じ。

袋をよく読んだら、「はがれるような層をより楽しみたい場合は、焼く前に室温で30分ほど解凍すること」と書いてあったので、かえってよかったみたい。

ブログに載せるつもりはなかったので、生地を取り出してから捨てちゃった袋を、ゴミ箱から救い出して撮影しました。
くしゃくしゃですみません・・・


家で焼いたクロワッサンのほうが、焼き色がきれいかも?(笑)
原材料を見ると、怪しい代替品ではなく本物を使っているみたい。
この生地、ベルギー製ですって!



仕事が忙しくてあまり料理をしていなさそうな娘のために、トレジョでは各種冷凍チャーハンや冷凍シューマイ、チーズ類なども買いました。

天ぷらなどの和食系やアジアン系も充実していて、どれもおいしそう!
オーガニックの食材も豊富。もし近所にあったら、足繁く通ってしまいそうです。
事業拡大で、将来はこちらのほうでもオープンしてくれないかな~


ついでにクロワッサン croissant発音ですが、元がフランス語なのでアメリカ人にとっても言いにくいのでは?と思います。
日本では、「ロワ」を強めに言っていますね。
フランスでも、イギリスやオーストラリアでも、「ワ」を強調しているようです。

でもアメリカでは、「サ」にアクセントをつけます。
発音記号で表すと [krəsɑ́ːnt] と、スペリングにないwの音を省略する人も多いみたい。
saを伸ばし気味の人もいれば、あまり伸ばさない人もいて、発音は様々のようです。

最後のtは、省いてしまうくらいでOK。
出だしはお口の中でささっとモゴモゴ、そして「ワ」ではなく「サ」を強調することに注意して「黒さ~ん」とか「倉さ~ん」(「さ」に少し「そ」を混ぜる感じ)と呼ぶつもりで言えば、聞き返される心配はありません♪


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2018/05/22

おいしく焼けたメロンパン(見た目は残念)

ずっと前、友人にメロンパンを焼いてあげたらとても喜ばれたことがあり、今日は久しぶりに作ってみる気になりました。

その友人にまたプレゼントする約束をしているので、予行演習を兼ねて・・・
この辺ではメロンパンなんて売ってないものね。懐かしい日本の味です♪


手ごねのパンは、かなり久しぶり。
・・・と言っても、生地作りはホームベーカリーにお任せで、自分でやったのは成形だけ。
これは、手ごねとは言わないかな?

メロンパンは、ビスケット生地を別に作っておいてパン生地と合体させてから焼くので、ちょっと手間がかかります。
今回は、秘密兵器のメロンパン用押し型を使用。あの独特の格子模様が、一発で簡単に!
これをゲットする前は、スケッパーで1本1本筋目を入れていたのですけれどね。


発酵前は、きれいに筋がついていたけれど・・・


発酵後には何だか形が崩れてしまい、焼いたらこんな感じ。。。
所々ビスケット生地がだれて、中のパン生地が見えてしまっています。



でも、外側はカリカリで中はふんわりの、とてもおいしいメロンパンが出来上がりましたよ♪
また近いうちにリベンジしますっ!


庭のクラブアップルツリーが、魔法のように急に花を咲かせ始めました。


可愛らしいつぼみがまだたくさんの、今のこの状態が結構好きです。



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2016/03/17

St. Patrick's Day にアイリッシュソーダブレッド

今日3月17日はアイルランドの祝祭日、セントパトリックスデー St. Patrick's Day (聖パトリックの日) です。
今夜はオーケストラのリハーサルがあったため、1日早く昨夜パーティーを行いました。

家で行うのはもう3回目ですから、料理も手慣れたもの。
セントパトリックスデーに絶対に欠かせないコンビーフ キャベツ  corned beef and cabbage は、夫の担当です。 朝からクロックポットでコトコトと・・・

友人のSがデザートは任せて!と言うので、私は野菜料理の他、クイックブレッドの一種であるアイリッシュソーダブレッド Irish soda bread に初チャレンジすることにしました。

いつもはイーストを使ったパンばかり焼いているため、発酵の過程がないこのパンの簡単さにはびっくりぽん♪
卵を使ってもっとケーキっぽくしたり、レーズンやキャラウェイシードを入れたり、油脂なしだったり、本当にいろんなバージョンがありますが、ベーキングソーダ (重曹)バターミルクを必ず使うのが特徴です。

外側はカリカリ、中はしっとりでおいしかった~ セントパトリックスデーではなくても、また焼きたくなります。
私なりに試行錯誤して工夫したレシピを、最後に載せますね。


メイン料理のコンビーフが、写真では後ろになっちゃった。 3種のマスタードを添えました。



箱だけ空しく残ったギネスビール Guinness Beer。 アイルランドが発祥の地です。
竪琴は、アイルランドの国章だそう。

黒っぽくて苦味とコクがあり、クリーミーな泡立ちのビールで、みんな大好きよ~ん!


夕べのパーティーは、ゲストを含めて全部で7名・・・でも、アイルランドの血を引いているのは、実は2名だけ。
歴史がどうのこうのではなく、みんなで集まってワイワイ騒ぐ口実のひとつとして、セントパトリックスデーは存在するのだと思います。


数ヶ月前、夫婦でアイルランドを旅行してきたばかりの友人が焼いてきてくれたデザート。
アイルランドよりはイギリスで人気の、伝統的お菓子らしいです。
スティッキートフィープディング Sticky toffee pudding という名前なのですって。


見た目はやや地味ですが、とてもしっとりとしていてクセになりそうなおいしさ!
細かく刻んだデーツ dates (ナツメヤシ) を煮たものを加えるのが、特徴だそう。

上にかけるソースは、生クリーム、バター、ブラウンシュガーを混ぜたものだそうで、最後にアイリッシュウイスキーも少し加えていたみたい・・・ダイエットの敵ですね。

でもアメリカ人が焼いたお菓子にしてはめずらしく、上品で控え目な甘さ (笑) でした。
かなり大きく切り分けてくれたので顔が引きつりましたが、すんなりとお腹におさまってしまったわ~

このお菓子のレシピも色々あるそうです。
もしご自分で作ろうと思われた方は、このサイトなど参考になさってください。(英語です)

二人が身につけているペンダントは、セントパトリックスデーにはなくてはならないシャムロック です。
シャムロックとは三つ葉のクローバーのことで、アイルランドの国花とされています。
キリスト教の 「三位一体」 を説くのに使われました


それではレシピです♪

アイリッシュソーダブレッド Irish Soda Bread 
 (直径20cmぐらい)

材料
  All-purpose flour (中力粉)  150g
  Bread flour (強力粉)  100g
  Whole wheat flour (全粒粉)  250g
  ベーキングソーダ (重曹)  小さじ1+1/4
  塩  小さじ1
  砂糖  小さじ2
  バターミルク  400cc
  バター (室温で柔らかくしておく)  40g
  サラダオイル  大さじ2

作り方
 1) 大きなボウルに材料を全て合わせる。
 2) 手でこねて (ボウルの中ではやりにくかったら、カウンターに移して) 丸くまとめる。
 3) 天板にクッキングシートを敷き、小麦粉を薄く広げた所にこの生地を乗せる。
 4) 直径20cm位になるように、平たく広げて形を整える。 
 5) 分量外のバターミルク少々を、ハケなどで表面に塗る。
    whole wheat flour (分量外)を、粉ふるいで表面全体にふりかける。
 6) ナイフで十文字の切り込みを深めに入れる。 
 7) 200℃ (約400°F) に予熱しておいたオーブンで、30分位焼く。
 8) こんがりきつね色になり、叩くとコンコンと音がするようになれば出来上がり。
    網に乗せて冷ます。

*小麦粉の種類は、お好きなものを適当な組み合わせで選んでください。 薄力粉だけでも多分OK!
*バターミルクが手に入らない時の代用。
  1カップの牛乳に対し、大さじ1の酢かレモン汁を混ぜてしばらく室温で置いておく。


おまけ しばらく暖かい日が続いていたのに、昨日は雨から雪に変わり、今日はまた雪景色に戻りました。
     やっぱりミネソタにはこれが似合うみたいで、みんな妙にほっとしている感じなのが笑えます。




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2016/01/20

アメリカでホームベーカリー その後。。。

アメリカのアマゾンでパナソニックSD-BMS105 というホームベーカリーを購入したのは、約2年3ヶ月前。
なぜか検索でよくヒットするらしく、その時のブログ記事は今でも上位となっています。
そちら経由で訪問してくださる皆様、ありがとうございます。

この前アマゾンをチェックしたら、今はパナソニックのもっと新しい機種が出ていることがわかりました。
日本での最新機種 SD-BMT1001 のひとつ前の機種らしい、SD-BMT1000 というものです。

マーブルパンもできるのですって!
手作業だと、きれいなマーブル模様を作るのがむずかしいので、これはなかなか魅力的です。

私が買った SD-BMS105 は、ずい分安くなっているのだろうな~と思ったのですが、何と当時より100ドル位値上がりして400ドル近くになっています。 (2016年1月20日現在) 最新機種より高いじゃないの?

中には、705ドル+送料なんてふっかけている、ぼったくりの売り手もあり。
一体どういうことかしら・・・


とにかく、このホームベーカリーのおかげで、私はコンスタントにパン作りを楽しんでいます。
時には、生地だけホームベーカリー任せで、自分で成型してオーブンで焼くことも♪

相変わらず、アメリカではキングアーサーブレッドフラワー (日本の強力粉にあたる) と、サフインスタントドライイーストが最強コンビだと信じています。

残念ながら、アメリカの市販のパンはあまりおいしくありません。
アメリカで手に入る材料だけでも、作り方によってはここまでクオリティ高くなるのだから、もう少し研究して欲しいなあ。

ベーシックな食パンパン・ド・ミの生地を前の晩にタイマーセットし、朝はパンの焼ける幸せな香りで目覚めるのが楽しみ♪
砂糖スキムミルクバターは、いちいち量らなくてすむように数回分を前もって準備しておくと、後で楽です。


スキムミルクは、これを使っています。


キキのご飯&おやつコーナーの余ったスペースに、なぜかぴったり収まった♪
うふふ、ネコ嫌いな方には内緒ね・・・ バターはもちろん、冷蔵庫へ。


毎回量るのは、ブレッドフラワーイーストだけですむので、ご飯を炊くのと変わらない手間です。


でも、大失敗してしまったことがあります。 ( ̄△ ̄;)

朝、いつものようにピピッの合図と共にホームベーカリーのふたを開けたところ、底の方に謎の物体が!
すぐに気がつきました。 イーストを入れるのを忘れてた・・・


さすがに、全然膨らんでいません。 黒いのは、生地をこねるパン羽根
生地が固すぎて、身動きできなくなっていました。。。


とても食べられたものではないので、「どうか成仏してください・・・」 と心の中で謝りながらゴミ箱行き。

     チ~ン、合掌。 ( -人-)  どうぞ安らかに。。。

こんな失敗は、一度だけにしたいものです。


そう言えば、SMAPは存続することになったようですが、あの謝罪生放送も何だかお通夜のようでしたね。
本心とは違うことを無理矢理言わされていた感じで、全然すっきりしませんでした。

キムタク以外の4人は、ジャニーズを出ても地獄、残っても地獄なのかな。
解散しなくてよかったと、手放しで喜べない心境です。
特に司会業で十分やっていける中居君は、吉本かどこかで、のびのびと才能を生かして欲しい気がします。

夫はじめアメリカ人の知り合いとはこういう話ができないので、この前の日曜日にあった日本人妻たちの女子会 (?) では、SMAPの話で4人で大いに盛り上がりました♪
ああ、すっきり!

パンの話から、また脱線してすみません。。。


おまけ SMAP、この会見の時と服装は似ていたけれどね。




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2014/12/14

早起きして聖ルシア祭に参加

ご先祖様がスウェーデンとノルウェーからの移民だという、スカンディナヴィア系の友人に誘われ、昨日は聖ルシア祭 (聖ルチア祭) に参加させていただきました。
(英語読みではルシア、イタリア語読みではルチアですので、この記事でも両方使うことをお許しください。)

ルーテル教会で、朝6時に始まるとのこと。 早っ!!
朝には弱いのですが、こんな経験は滅多にできないかもしれないので、ありがたくお誘いに乗りました。

4:50にアラームセット、5:25に家を出て車を飛ばして行きました。 (何しろ過疎地に住んでいますので・・・)
もちろんまだ真っ暗ですし、霧も出ていて、運転がちょっと怖かったです。


聖ルシア祭については全く知りませんでした。
昨日聞いたお話とウィキペディアなどから得た情報を、ここに簡単にまとめておきますね。

キリスト教の殉教者、聖ルシア Santa Lucia (または聖ルーシー Saint Lucy 、生没年は283年、304年とされる) の聖名祝日に行われるイベントで、毎年決まって12月13日す。
グレゴリオ暦が改訂されるまでは、聖ルシア祭は北半球の冬至の日でした。

「ルシア (ルチア) 」 はラテン語でを意味し、 Lux または Lucid から派生した名前です。
  ・・・日本だったら、光子さん・・・?
キリスト教伝来前の晩冬の祝祭 「光の祭り」 が、ルシア信仰と結びついたとのこと。

聖ルシアはナポリの船乗りたちの守護聖人でもあり、日本でも有名なナポリ民謡 「サンタ・ルチア」 は、彼女のために作られたものだそう。

とても陽気な感じのするあのカンツォーネが、北欧の聖なる祝日に教会で歌われているとはびっくりです!

「サンタ・ルチア」 は、元々はナポリの美しい海の情景を歌ったものですが、スカンディナヴィアでは、ルシアが闇の中から光と共に現れたという歌詞に変更されているそうです。 (国によって、歌詞の内容は違うとのこと。)
夜が非常に長いスカンディナヴィアでは、 「闇から光が現れる」 という考え方に救われる気がするのでしょうね。 

聖ルシアが生まれたのはシチリア島のシラクサだったため、 「シラクサ (シラクーサ、シラクーザ) Siracusa のルチア」 とも呼ばれています。

生涯については省略しますが、キリスト教迫害政策によって、ルシアは厳しい拷問を受けました。
棄教か死かという究極の選択を迫られましたが、信仰を捨てることはなかったため、美しい両目をくりぬかれてしまったそうです。

けれども奇跡が起き、ルシアは目がなくとも見ることができました。 
絵画や像では、黄金の皿の上に自分の眼球を載せた姿で描かれることが多いです。


最後には短剣で刺されて殉教したルシアですが、家族が彼女の埋葬の準備を始めた時、目が元通りになっていることに気付きました。
こうして彼女は、目の見えない方の守護神としても崇められています。


北欧諸国、特にスウェーデンでは、聖ルシア祭の行われる12月13日はクリスマスと並ぶほどの大切な日です。
北欧系の住民が約1/3を占めるミネソタ州でも、その伝統が大切に受け継がれています。

この町での聖ルシア祭は、教会ではなくレストランで行われたのが最初で、今年は39回目ですって!
毎年欠かさず参加されている方も、大勢いらっしゃいます。

プログラムには、 Välkommen till var 39th Annual Sankta Lucia Fest, 2014 と書いてあります。
多分、 Welcome to the 39th ~ という意味だと思います。

まずは小学校低学年らしき子供たちが、サンタクロースのような赤い衣装で歌やダンスを披露。
なるべく邪魔にならないように撮影したので、障害物も入っていてボケボケですみませんが・・・


そして、ハイスクールの女の子たち (Star Boys と呼ばれる男の子も2人混ざっていた) が、キャンドルを手にサンタ・ルチアを厳かに歌いながら、ゆっくりとした足取りで入場。
お揃いの白い服と腰に巻いた赤いリボンが定番です。 赤いリボンは、聖ルシアの流した血を表しているそう。

聖ルシアに扮する先頭の女の子は、何本ものキャンドルを乗せた冠をかぶり、他の子たちは手に持っています。
本物のキャンドルなので、落としたりしないかしらと大人たちは心配そう・・・

   ちょっと八つ墓村っぽいぞ。。。と、私は思った。 ここだけの話。


本場スウェーデンでの美しい動画を YouTube でみつけたので、貼りつけておきます。



その後、みんなでカフェテリアに移動。
これも昔からの伝統のひとつだそうですが、サフラン入りのS型パン、ルッセカット Lussekatter 、 (ルシアのロールパン Lucia buns 、または丸まったような形のせいかルシアのネコ  Lucia cats とも呼ばれる)  とコーヒー Kaffe が、先ほどの女の子と男の子たちによって配られました。

光や太陽を象徴するような黄色いパン、明るい季節が待ち遠しくてたまらない北欧の人たちにとっては、特別な食べ物なのでしょうね。
ミネソタも冬がやたらと長いので、いつか自分でも焼いてみたいです。

写真を撮り忘れてしまったので、ウィキぺディアから画像をお借りします。


日本人にも大いに好まれそうなクリスマス雑貨が、販売されていました。


これも伝統的なクッキーだそう。 ハートの形でとても薄く、ジンジャーやカルダモンの香りがします。
Lucia pepparkakor, Swedish ginger cookie と呼ばれています。
手のひらに乗せて願い事をしてから、真ん中を人差し指で押して割ってみて!と言われました。


うまく3つに割れたら、その願い事は叶うということです。
やってみたら、大成功♪ 喜んでいたのですが、どうやら3つに割れるに決まっているようです。。。



スウェーデン国歌の斉唱などがあってから、スモーガスボード smörgåsbordsmorgasbord と呼ばれるビュッフェ形式のお食事を楽しみました。

スウェーデン式のミートボール Köttbullar 、卵料理、ポテトソーセージ、パン、ハムやチーズ、果物、ライスプディング Risgrynsgröt などでした。
酢漬けのヘリング (ニシン) Inland Sill は私も大好きですが、朝っぱらから食べたのは初めて。
今まで、酒のつまみ以外には食べたことがありませんでした。

早朝ですし、しかも教会の中・・・今日はアルコールはなしよ。

この壁飾りも素敵ですね。 こういうナチュラルな感じ、大好きです♪
この写真ではよくわかりませんが、幸せを運ぶという馬、ダーラナホース Dalahäst, Dalana Horse もたくさん並んでいました。
そういえば日本では、今年は午年だっけ?



それにしても、スカンディナヴィア系の方々の中では、日本人である私の存在は浮きまくっていたこと!
実はひいおじいちゃんがスウェーデン人で・・・なんて自己紹介したら、爆笑されちゃった。
うちの子供たちにはノルウェーの血が1/8入っているので、許して~

ブログで日本人にも紹介したいので来たと言ったら、皆さん喜んでくださり、これもこれも持って行け~とクッキーの入っていた紙製の入れものが集まってしまいました。
それから、かわいいオーナメントとバスケットをプレゼントしてくださった方も!


さっそくツリーに飾りました。  皆様どうもありがとう (✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ


北欧雑貨や北欧家具は日本でも大好きな人が多く、 IKEA も、アパレルメーカーの H&M もすごい人気よ♪ とヨイショしておきました。


ところで、 「スカンディナヴィア」「北欧」 って使い分けがよくわかりませんでしたが、指す国が違うのですね。

スカンディナヴィア Scandinavia に含まれるのは、ノルウェー、スウェーデン、デンマークの3国だけ!  (えっ、そうだったの・・・?)

北欧 を Nordic とすると、上の3国にフィンランド、アイスランド、デンマークの自治領であるグリーンランドとフェロー諸島、フィンランドの自治領であるオーランド諸島を加えたものらしいです。

北欧を地域的な分け方と考えて Northern Europe とすると、またややこしい。
間違っているかもしれませんが、狭義の北欧つまり北ヨーロッパは、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、アイスランドの5国を指すらしいです。

広義には、イギリス、アイルランド、バルト三国 (エストニア、ラトビア、リトアニア) 、場合によってはドイツやロシアの一部なども含まれるようで、何だかよけいにこんがらがってきた・・・

今までいい加減な使い方をして、大体あの辺よねという意識しかなかったことを反省。
ミネソタで暮らすからには、スカンディナヴィアとはどの国を指すのかだけは、しっかり覚えておかなくでは。
自分のルーツに関わる話題で、間違ったことを人に言われたら、あまりいい気がしないでしょうからね。


昨日と今日は、気持ちの悪いほどの暖かさです。 今日なんて7℃もあってまるで春!!
Tシャツ姿で歩いている人までいて、さすがミネソタンと感心しました。

12月に雪が解けるなんて、普通はあり得ないこと。 それに霧がすごいです。


明日からはまた冬に逆戻りだそう・・・


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