2026/07/04

今日はアメリカ建国250周年 / 温泉三昧

7月4日はアメリカの独立記念日・・・英国からの独立が正式に宣言された日です。
英語では Indepence Day ですが、今日の日付をそのまま読む 4th of July のほうが日常的に使われています。
うんと省略して "Happy 4th!" という挨拶もよく耳にします。

グーグルトップページのロゴも、今日はアメリカ国旗をかたどったものになっています。


しかも今年は建国250周年ということで、大々的に祝われているはずなのですが・・・
この辺では朝から大雨。今は雨が上がっているものの、空の向こうは暗くてまだ怪しい天気です。
首都ワシントンの辺りでは熱波に襲われて、色々なイベントが中止や延期になっているとか。
神様も、アメリカの現状と未来を憂いているのではないかと思ってしまいます。

250年前というと、日本では第10代将軍徳川家治の治世でした。
平賀源内が、「エレキテル」(摩擦により高電圧の静電気を発生させる装置)を完成させたと言われている年だそう。

去年の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で、安田顕さんが、最期は狂気に囚われた平賀源内を壮絶に演じたのがとても印象的でした。


毎年恒例の親戚の集まりは、皆さんの予定を組んで2週間後に決まっているため、今日は特別なことは何もしません。
現大統領が苦手な夫は白けた様子で、お祝いムードは全くなしで普通の1日を過ごしています。

近所では既に夕べから花火の音が聞こえてきましたし、今晩もパレードなどの行事が予定されているそうで、きっと町の中心地に出かければ賑やかなのでしょうけれどね。



独立記念日についての話題は、今回はあっさりと終わって・・・


日本に帰国した時の思い出話です。

小学校からと高校からの友人計4名で、箱根温泉宿に1泊しました。
昔ながらの古い旅館は満室だったのですが、私たちのグループを含めて日本人客は2組だけだったそう!
そう言えば、小田原で箱根登山鉄道に乗り換えた時、既に周りは外国人ばかりでしたっけ。

ず~っと親しくお付き合いを続けている友人たちですけれど、泊まりで一緒に旅行をしたのは、学生の時以来。
お揃いの浴衣でくつろぎ、温泉にも3、4回入って、美味しいお食事に舌鼓を打ちました。



夕食と朝食を運んでくださった仲居さんは、とてもにこやかで可愛らしい東南アジア系(?)の方でした。
日本語が上手で感心してしまったのですが・・・
朝食の時、「このごぼうは、湯豆腐と一緒に召し上がってください」とのこと。
あまり「ごぼう」っぽくなかったので、?と思いながら食べてみたら、何と「もずく」でした!

色だけは合っているかな?
間違いも何だか可愛らしく、仲居さんの笑顔と共に忘れられない思い出になりました。


後日、別の友人たちと今度は伊豆の温泉に1泊するプランがあったものの、残念ながらこれはボツ・・・
関東地方も台風6号に襲われ、線路が土砂崩れに遭って電車が運休してしまったのです。
台風は去ったからもう大丈夫と思ったのに、宿を急遽キャンセルしなくてはなりませんでした。

代わりに、後楽園にある「ラクーア」という所に行きました。
私は初めてで、今まで聞いたこともなかったのですが、スパ施設を中心にたくさんのレストランやショップが入っている施設です。

多くのお客様が、スパを利用するために長蛇の列でびっくり!
まだ新しくて、隅々まで清潔な素晴らしい施設でした。
ゆっくりできる館内ウェア(好みのを選べる)、タオルセットなど何でも料金に含まれているので、手ぶらで行けるのも魅力。


支払いなど、全てリストバンドで行うのが今風ね。
それほど熱くないお湯で、長時間浸かれるのも良かったです。
仮眠室もあり、静かにくつろいでいる人が大勢いたため、段々おしゃべりの声が大きくなってしまった私たちは、係の方にそっと注意されてしまいましたが。。。

マッサージも受けて、極楽極楽!
ランチもドリンクも美味しかったです。ぜひまた行きたいな~

いつもですと、後楽園ジェットコースターが真上を通って賑やかなのだそうですが、4月に死亡事故があって、まだ動いていませんでした。
スパに行く前に、「久しぶりにジェットコースターに乗ってみたいかも」と一瞬思ったものの、実は年齢制限があり(64歳まで)、どちらにしてももう乗れなかったのですけれどね(涙;)

夕食はどこにするか迷い、結局「ラクーア」内の台湾料理の店へ。
QRコードでオーダーするのは、シニアの私たちにはちょっとハードルが高く、お店のお姉さんにお願いしました。

日本で何度も感じたのですが、お店で働いている若い方たち、本当に親切で礼儀正しいです。
私が日本に住んでいた頃より、人間が進化しているような気が・・・?

めでたくありついた「冷やし豆乳麻辣湯(マーラータン)セット」は、 エビの蒸し餃子とマンゴーゼリーとタピオカミルクティー付きで、大満足♪


東京ドームの前で記念撮影した写真を、友人が AI で加工してくれました。


これも、良い思い出になるわ♪
温泉にたっぷり浸かったので、みんなますます「いい女」になったと思います(笑)

2026/07/01

一時帰国から戻りました

ブログの更新をすっかりサボっているうちに、2026年も半分終わってしまって驚いています。
実は、5月から6月にかけて1ヶ月ちょっと、日本に一時帰国していました。
ミネソタに戻ってからも、何だか毎日のように予定が入っていて忙しかったのですが、やっと少し落ち着いたところです。

いつものように、日本では盛りだくさんのスケジュールでした。
家族と親戚、友人たち・・・なかなか会えなくなってしまったため、どの人との再会も嬉しくて幸せで、とても大切な時間を過ごせました。

例によって、美味しいものを食べまくりましたよ。
食べ放題の時は、いつもつい欲張りになってしまう私。。。
特にデザートは、全種類制覇したくなるので危険です。
日本のはそれぞれのサイズが小さいので、きっと大丈夫と自分に言い訳しながら・・・

一部だけ、お見せしますね。
たくさんの種類をちょこちょこ少しずつ・・・というのが、いいのよね~
色合いがきれいで盛り付けも美しく、ヘルシーで栄養バランスが取れている点、アメリカ料理は全く太刀打ちできません。







デパ地下のお弁当だって、何てきれいなのでしょう!


以上、ほんの一部だけ・・・
これが全部あっさりとお腹に入ってしまったかと考えると、何だか感慨深いです。
よく動き回っていたため、体重は変わりませんでしたけれどね。

全部一度には無理なので、これから少しずつ帰国中の出来事を書いていきますね。
温泉ピアノトリオの演奏など、濃いイベント続き。
最後の1週間は、娘一家もサンフランシスコから合流で、それはもう賑やかでした。
95歳の母とひ孫たちの対面が、ついに実現して良かったです。

息子夫婦も交え、こんな所にも行っちゃった。私も楽しかった♪


婿殿は、初めての日本がすっかり気に入ってしまった様子。
食べ物は美味しいし、皆さんとても親切だし、移動するのもわかりやすかったとのこと。
孫たちも飛行機の中ではとても良い子だったそうで、これからもちょくちょく日本を訪れそうな勢いです。


日本は蒸し暑くなりましたが、ミネソタに戻るとしばらく肌寒いほどでした。
留守中、夫がせっせと手入れをしてくれていたので、家の周りは花でいっぱい!
前の住人が植えた多年草がすくすくと育ち、私が日本に行く前に夫と一緒に植えた一年草との共演を楽しんでいます。

「食」に関しては断然日本に軍配が上がり、こちらに戻ってからも懐かしくてたまりませんが、「住」は別です。
空間にゆとりのあるアメリカの田舎に戻り、芝に囲まれた広い庭を見て、やはりほっとしたことは確かです。

それにゴミの分別に毎日悩まなくてすむし、買物にエコバッグもいらない(笑)
やはりこのブログのタイトル通り、「住めば都」なのでしょう。




2026/05/11

人生5回目の「ベト7」でへとへとになる

今シーズン最後のコンサートが、無事に終わりました。
ポップス、ジャズ、現代音楽など、私たちのオーケストラの演奏するジャンルは幅広いのですが、今回は全曲が正統派クラシック
こういうのを待っていました!という方も多かったかもしれません。

指揮者の気合も入っていて、リハーサルも全部で6回ありました。
ポップスなどですと2、3回で本番を迎えることも多いですが、今回はいつもよりみっちりでした。

オープニングは、モーツァルト「フィガロの結婚」序曲です。

画像は Classical Educator より

弦楽器ファゴットによる弱音の序奏の後、大変きらびやかに全楽器で主題が演奏されます。
パッと光が射すようなフォルテッシモのこの部分、弾いていてとてもワクワクします。



7小節続くピアニッシモの序奏部分、弦楽器はずっとアップボウで弾きましょう!という指揮者の「鶴の一声」で、今回はそうなりました。
普通は弓をダウン、アップと交代で弾くことが多いので、斬新な試みだったかも?
腕がそちらの弾き方に慣れてしまっていたため、直すのはちょっと大変でしたが・・・

明るく軽快なテンポ、華やかさを感じるニ長調、ドラマチックな強弱の対比・・・文句なしに名曲です♪


2曲目は、同じくモーツァルト「シンフォニア・コンチェルタンテ(ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲)」です。
これはモーツァルトだな!とすぐにわかるような、いかにも彼らしい曲♪
2人のソリストの生き生きとした対話を、オーケストラがさらに盛り上げていくような手法が絶妙です。



ヴァイオリン
は、Aisslinn Nosky さん。
お客様を惹きつける、パワフルでダイナミックな演奏を披露してくだいました。

ヴィオラは、前回のコンサートではヴァイオリンのソリストとして来てくださった Maureen Murchie さん。
隣りのノースダコタ州にあるコミュニティオーケストラの、コンサートマスターです。
前にも書きましたが、彼女は日本育ちですので、私とは普通に日本語で会話してくださるのが嬉しい♪

お二人共、演奏家や指揮者として各地で活躍するだけでなく、教育者としても情熱的に後輩の指導に当たっていらっしゃいます。



そして、休憩後はベートーヴェン「交響曲第7番」です。(略してベト7
この曲を演奏するのは、私にとって5回目でした。
日本で2回、ミネソタに来てから3回。もう、曲のほとんどを覚えてしまっています。

最初に演奏したのが2000年ですから、何ともう26年も前です。
私はヴァイオリンをスタートしたのがとても遅かったため、長年ずっと初心者のような気がしていますけれど、(年数だけは)もうベテランの域ですよね(汗;)

2000年、2007年、2014年、2019年、そして2026年と、偶然ほとんどが7年おき。
交響曲第7番だから、それに合わせているわけではないでしょうけれど・・・
演奏するたび、それぞれに色々な思い出があり、それこそ走馬灯のように脳内に浮かびます。

きらびやかな冒頭の和音から、あっという間に曲に惹きつけられ、ものすごい推進力によって最後まで運ばれてしまう曲なのではないでしょうか。(第4楽章はロックのノリです)
200年以上前に作られたのに全然古臭い感じがしないなと、私はいつも思っています。
あの「のだめカンタービレ」のテーマ曲になったほどですものね。(テレビで放送されたのも、もう20年も前ですって!!)
楽譜上の音符が、指揮者と演奏者によって踊り出すような、そんな不思議な感覚です。



今回は、木、金曜の夜、土曜の朝に2時間から2時間半のリハーサルで、同日土曜の夜に本番というハードなスケジュールでした。
本当に体力を使い果たした感じ・・・

若い団員は良いけれど、シニア団員は目はショボショボで、肩や腕は痛むし、指もつりそうです。。。
へとへとになるので、「ベト7」ではなく「ヘト7」と呼びたいほど。

この「7年おき」というペースですと、人生であと何回「ベト7」が演奏できるのでしょう。
身体も頭脳もこれからますます衰えていくのでしょうが、生命力にあふれたこの曲を演奏する度に、フェニックスのようによみがえりたいものです。


♪5月9日のコンサートプログラム♪ 

     Marriage of Figaro, K. 492: Overture 「フィガロの結婚」序曲 (W. A. Mozart)

     Symphonia Concertante in E-Flat Major, K. 364
       ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 (W. A. Mozart)

           Intermission

     Symphony No.7 in A Major Op. 92  交響曲第7番 (Ludwig Van Beethoven)
       Ⅰ. Poco sostenuto – Vivace
       Ⅱ. Allegretto
       Ⅲ. Presto - assai meno presto (trio)
       Ⅳ. Allegro con brio