アメリカに住んでいると、「こんな日本語が、そのまま使われているのか」と驚くことがあります。
「津波」や「神風」「カラオケ」などが通じることはよく知られていますが、食べ物に関しても、「豆腐」「大根」「パン粉」「わさび」「海苔」「みりん」「蕎麦」「小豆」など、そのまま通じるものがたくさん。
発音やアクセントの位置は、ビミョーに違うことが多いですが・・・
例えば「Panko パン粉」は、ほとんどの人が「パ」を frying pan の pan と同じように「ア」と「エ」の混ざったべしゃっとした母音にするので、ちょっとゾワゾワします。。。
(私たちが英語で話す時もきっとそうで、人のこと言えないけど)
「弁当」という単語もずいぶん浸透し、Bento box なるものがあちこちで売られています。
本来は Lunch box ですが、Bento box だと仕切りがついていたり、いくつかに分かれた構造のことが多いようです。
もうすぐ、Thanksgiving(感謝祭)の集まりがあります。
食べ物はいつも持ち寄りですので、食べきれない量となるのがいつものこと。
残り物を皆さんに持たせるのに、何か良い容器がないかなと探したところ、3つに分かれているプラ容器を見つけました。
名前は Bentgo です。多分、Bento と Go をかけ合わせたのでしょう。
色もどぎつくなくて何だか可愛い。
サイズ、色、いくつに分かれているかで、たくさんの種類があります。
写真ではわかりにくいですが、私が買ったのはくすんだピンクです。
一番大きい部分には2カップ分、小さい部分はそれぞれ1カップ分の食品が入るとのこと。
でも、商品に添えられた写真のようなお弁当に恵まれる人は、アメリカではほとんどいないのではないかしら。
大抵は、サンドイッチにキャロットスティックとかリンゴか何かで終わりなのでは?
私はアメリカで子育てしたわけではないので、話に聞くだけですが・・・
この容器、Quick & Easy Meal prep という目的で売られているので、ランチというより夕食の準備のために使われているのでしょうね。
バランスの良い食事をまとめて作り置きし、フリーザーに保管して、必要な時にチンして食べる訳です。
この容器はフリーザー、電子レンジ、食洗器全てOKなので、なかなか良いのでは?
こんな可愛いのが、Bento Lunch Box Set としてアマゾンで売られています。
持っているだけで嬉しくなりそうだけど、アメリカではあまり有効活用されなそうな気が。。。
我が家のサンクスギビングの集まりは、本来の木曜ではなく、いつも土曜日です。
早めに買っておいた七面鳥は、そろそろフリーザーから出しておかないと、解凍に時間がかかります。
買物や掃除、泊り客のための準備と料理、今週もバタバタと忙しくなりそうです。
この前の初雪はすぐに解けてしまいましたけれど、昨夜からの雪が結構積もり、一晩ですっかり景色が変わってしまいました。
家の前の湖も、一部が凍り始めたのがわかります。
今週は昼間もずっと氷点下の予報。いよいよ本格的なミネソタの冬が始まりました。
今朝は、今シーズン初めての雪かきをしました。
裏口の階段の雪かきは、私の仕事です・・・夫が行うと、細かい部分が雑なので(笑)
気温が低いためサラサラの軽い粉雪で、力はそれほどいりません。
一番下の段に写っている、プラスチックのちりとりとブラシでほとんどやってしまうため、いつも夫に笑われます。
クリスマスリースは、近くの郵便局のおばちゃんが作ってくれたものです。
サンクスギビングが終わると、もうあっという間にクリスマス。
本当に、時の経つのが早いこと・・・
毎年早くなるように感じるのは、5歳の子にとって1年は人生の「5分の1」、60歳になれば人生の「60分の1」と、分母が大きくなるにつれ、「1」の割合が小さくなるからだとどこかで読んだことがあります。
一理あるかもと、大いに納得しました。
雑多な出来事に流されがちですが、日々の暮らしに「プチ喜び」を見つけながら過ごしたいですね。