2026/07/01

一時帰国から戻りました

ブログの更新をすっかりサボっているうちに、2026年も半分終わってしまって驚いています。
実は、5月から6月にかけて1ヶ月ちょっと、日本に一時帰国していました。
ミネソタに戻ってからも、何だか毎日のように予定が入っていて忙しかったのですが、やっと少し落ち着いたところです。

いつものように、日本では盛りだくさんのスケジュールでした。
家族と親戚、友人たち・・・なかなか会えなくなってしまったため、どの人との再会も嬉しくて幸せで、とても大切な時間を過ごせました。

例によって、美味しいものを食べまくりましたよ。
食べ放題の時は、いつもつい欲張りになってしまう私。。。
特にデザートは、全種類制覇したくなるので危険です。
日本のはそれぞれのサイズが小さいので、きっと大丈夫と自分に言い訳しながら・・・

一部だけ、お見せしますね。
たくさんの種類をちょこちょこ少しずつ・・・というのが、いいのよね~
色合いがきれいで盛り付けも美しく、ヘルシーで栄養バランスが取れている点、アメリカ料理は全く太刀打ちできません。







デパ地下のお弁当だって、何てきれいなのでしょう!


以上、ほんの一部だけ・・・
これが全部あっさりとお腹に入ってしまったかと考えると、何だか感慨深いです。
よく動き回っていたため、体重は変わりませんでしたけれどね。

全部一度には無理なので、これから少しずつ帰国中の出来事を書いていきますね。
温泉ピアノトリオの演奏など、濃いイベント続き。
最後の1週間は、娘一家もサンフランシスコから合流で、それはもう賑やかでした。
95歳の母とひ孫たちの対面が、ついに実現して良かったです。

息子夫婦も交え、こんな所にも行っちゃった。私も楽しかった♪


婿殿は、初めての日本がすっかり気に入ってしまった様子。
食べ物は美味しいし、皆さんとても親切だし、移動するのもわかりやすかったとのこと。
孫たちも飛行機の中ではとても良い子だったそうで、これからもちょくちょく日本を訪れそうな勢いです。


日本は蒸し暑くなりましたが、ミネソタに戻るとしばらく肌寒いほどでした。
留守中、夫がせっせと手入れをしてくれていたので、家の周りは花でいっぱい!
前の住人が植えた多年草がすくすくと育ち、私が日本に行く前に夫と一緒に植えた一年草との共演を楽しんでいます。

「食」に関しては断然日本に軍配が上がり、こちらに戻ってからも懐かしくてたまりませんが、「住」は別です。
空間にゆとりのあるアメリカの田舎に戻り、芝に囲まれた広い庭を見て、やはりほっとしたことは確かです。

それにゴミの分別に毎日悩まなくてすむし、買物にエコバッグもいらない(笑)
やはりこのブログのタイトル通り、「住めば都」なのでしょう。




2026/05/11

人生5回目の「ベト7」でへとへとになる

今シーズン最後のコンサートが、無事に終わりました。
ポップス、ジャズ、現代音楽など、私たちのオーケストラの演奏するジャンルは幅広いのですが、今回は全曲が正統派クラシック
こういうのを待っていました!という方も多かったかもしれません。

指揮者の気合も入っていて、リハーサルも全部で6回ありました。
ポップスなどですと2、3回で本番を迎えることも多いですが、今回はいつもよりみっちりでした。

オープニングは、モーツァルト「フィガロの結婚」序曲です。

画像は Classical Educator より

弦楽器ファゴットによる弱音の序奏の後、大変きらびやかに全楽器で主題が演奏されます。
パッと光が射すようなフォルテッシモのこの部分、弾いていてとてもワクワクします。



7小節続くピアニッシモの序奏部分、弦楽器はずっとアップボウで弾きましょう!という指揮者の「鶴の一声」で、今回はそうなりました。
普通は弓をダウン、アップと交代で弾くことが多いので、斬新な試みだったかも?
腕がそちらの弾き方に慣れてしまっていたため、直すのはちょっと大変でしたが・・・

明るく軽快なテンポ、華やかさを感じるニ長調、ドラマチックな強弱の対比・・・文句なしに名曲です♪


2曲目は、同じくモーツァルト「シンフォニア・コンチェルタンテ(ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲)」です。
これはモーツァルトだな!とすぐにわかるような、いかにも彼らしい曲♪
2人のソリストの生き生きとした対話を、オーケストラがさらに盛り上げていくような手法が絶妙です。



ヴァイオリン
は、Aisslinn Nosky さん。
お客様を惹きつける、パワフルでダイナミックな演奏を披露してくだいました。

ヴィオラは、前回のコンサートではヴァイオリンのソリストとして来てくださった Maureen Murchie さん。
隣りのノースダコタ州にあるコミュニティオーケストラの、コンサートマスターです。
前にも書きましたが、彼女は日本育ちですので、私とは普通に日本語で会話してくださるのが嬉しい♪

お二人共、演奏家や指揮者として各地で活躍するだけでなく、教育者としても情熱的に後輩の指導に当たっていらっしゃいます。



そして、休憩後はベートーヴェン「交響曲第7番」です。(略してベト7
この曲を演奏するのは、私にとって5回目でした。
日本で2回、ミネソタに来てから3回。もう、曲のほとんどを覚えてしまっています。

最初に演奏したのが2000年ですから、何ともう26年も前です。
私はヴァイオリンをスタートしたのがとても遅かったため、長年ずっと初心者のような気がしていますけれど、(年数だけは)もうベテランの域ですよね(汗;)

2000年、2007年、2014年、2019年、そして2026年と、偶然ほとんどが7年おき。
交響曲第7番だから、それに合わせているわけではないでしょうけれど・・・
演奏するたび、それぞれに色々な思い出があり、それこそ走馬灯のように脳内に浮かびます。

きらびやかな冒頭の和音から、あっという間に曲に惹きつけられ、ものすごい推進力によって最後まで運ばれてしまう曲なのではないでしょうか。(第4楽章はロックのノリです)
200年以上前に作られたのに全然古臭い感じがしないなと、私はいつも思っています。
あの「のだめカンタービレ」のテーマ曲になったほどですものね。(テレビで放送されたのも、もう20年も前ですって!!)
楽譜上の音符が、指揮者と演奏者によって踊り出すような、そんな不思議な感覚です。



今回は、木、金曜の夜、土曜の朝に2時間から2時間半のリハーサルで、同日土曜の夜に本番というハードなスケジュールでした。
本当に体力を使い果たした感じ・・・

若い団員は良いけれど、シニア団員は目はショボショボで、肩や腕は痛むし、指もつりそうです。。。
へとへとになるので、「ベト7」ではなく「ヘト7」と呼びたいほど。

この「7年おき」というペースですと、人生であと何回「ベト7」が演奏できるのでしょう。
身体も頭脳もこれからますます衰えていくのでしょうが、生命力にあふれたこの曲を演奏する度に、フェニックスのようによみがえりたいものです。


♪5月9日のコンサートプログラム♪ 

     Marriage of Figaro, K. 492: Overture 「フィガロの結婚」序曲 (W. A. Mozart)

     Symphonia Concertante in E-Flat Major, K. 364
       ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 (W. A. Mozart)

           Intermission

     Symphony No.7 in A Major Op. 92  交響曲第7番 (Ludwig Van Beethoven)
       Ⅰ. Poco sostenuto – Vivace
       Ⅱ. Allegretto
       Ⅲ. Presto - assai meno presto (trio)
       Ⅳ. Allegro con brio

       

2026/04/30

ひいおばあちゃんの美しい食器

無事に引越しを済ませた私たちですが、今まで住んでいた小さな町に、大きな物置(&その周りの土地)を未だに所有しています。
以前に比べるとかなりものが減ったとは言え、まだまだ訳のわからないものが古い段ボールにたくさん・・・

夫の父母の代、祖父母の代、そして曾祖父母の代のものまで残っているのですから、頭が痛くなります。。。
古い手紙、日記、写真などのほとんどは、引越し前に夫がえいっ!と勢いをつけて処分してしまったのですが、まだ家具雑貨工具衣類までいろいろあるよ~

ガラクタなら未練もないですけれど、質の良いものも多いため、さよならするのが難しいのです。
義妹たちやいとこたちにも声をかけ、引き取ってもらったものも色々。

私も、興味津々でいくつかの段ボールを開けてみました。
(私にとっては)お宝を見つけちゃった!
夫の曾祖母ちゃんが使っていた、とても繊細な薄いガラスでできたデザートボウルです。
古い新聞紙で無造作に包まれ、中身もうっすら曇っていましたが、洗ったらピカピカに♪


何十年の歳月を経て、また元通りの輝きを取り戻しました!
夫は妹たちにも見せたことがあり、二人共いらないとの答で、そのまま戻してあったそう。

シュガーポットクリーマー。夫は、これが使われていた日々を覚えているそう。
(曾祖父母が亡くなったのは、夫が小学校高学年頃だったようです)

小さい透明のガラスのものは、何に使うのか見当がつきませんでしたが、お客様ひとりひとりに塩を使っていただくためのものだったらしいです。
おままごとのような小さなスプーンもついています。
こんなのは見たことがありませんでしたけれど、古き良き時代の優雅な習慣だったのでしょうね。


これは使わなそうなので寄付することにしますが、上のデザートボウルは使ってみることに決定。
食器棚に並んでいるのを見るだけで幸せな気持ちに、そして実際に使うと余計にハッピー♪
ただのヨーグルトが、何だか高級デザートに見えてきます。


洗うのにもかなり気を遣うので、あまり実用的ではありませんけれどね。

従妹のひとりが同じ曾祖母から譲り受けた美しいワイングラスも、彼女の家では絶対使わなそうだとのことで、数年前に我が家にやって来ました。
大切な記念日などに、時々使っています。


あまりに断捨離しまくっても、しばらくすると後悔することもありそう。
ご先祖様が大切に使っていた美しいものには、私たちがまた命を吹き込みましょう。


実は今年の夏、その物置でオークションセールを開催することになりました。
プロのオークショナーにお願いするので、物置に残っているたくさんのものを、賑やかに勢いよく売ってくれることと思います。
売れ残ったものを引き取ってくれる業者も見つけたので、いよいよ空っぽになるのかな?

空になったら、物置 (Shed) そのものと周りの土地も、どなたかに買い取っていただくつもりです。


この大きな物置についての詳しい話と内部の写真は、かなり前にアップしたこちらの記事をご覧くださいね。