2019/08/25

懐かしいカナダの味、ファジー

去年8月のブログに書いた、「カナダで会ったおやつ」のひとつ。
それがファジーです。アメリカでは見かけないのは、なぜかしら・・・

ファジスィクル Fudgsiclefudgesicle という表記もあり)を、夫が勝手に略して fudgieファジー)と呼んでいます。
ひとことで言えば、チョコレート味のアイスキャンディー Chocolate-flavored Popsicle
でもアイスキャンディーというよりは、名前の通りファッジ fudge 系の、ややねっとりした食感です。

夫や彼の友人・親族の好物なので、新婚当時から、カナダに出かけた時にはいつも途中で買って食べていた気がする・・・
そのうち子供たちも大好きになり、カナダに行く時の楽しみのひとつとなりました。

別に高級なおやつではないけれど、私たちにとっては思い出深い味。
画像検索では箱入りしか見つかりませんが、個別包装のものを買って車の中で頬張ったことが多かったです。


去年、ファジーの英語レシピ Classical Fudgesicles を見つけて喜んだものの、作ろうと思っているうちに寒くなってしまいました。。。

その後、季節外れのアイスキャンディ用の型が Target でセールになっていた!
これをファジー用にゲット。
12.99ドルだったのが、何とたったの3.88ドルでした! 買うしかないでしょ。

子供の頃、夏になると母は牛乳に砂糖をちょっと混ぜたものを、アイスキャンディー型に凍らせておいてくれたな~
この型を買った時、そんな嬉しい記憶も急によみがえってきたのです。

しばらくキッチンの奥で眠っていたけれど、今年の夏はやっと日の目を見ましたよ。


持ち手の部分がハデな色付きでない点も、大いに気に入っています。


6本並べることができる専用の赤い型もついていて、フリーザーの中できれいに収まるのもポイント高い!

材料のひとつ malted milk powder というのは、こんな容器で売られています。


ミルクセーキなどに使われることが多く、麦芽乳と訳されますが、日本でも手に入るでしょうか。
ふたを開けると、赤ちゃん用の粉ミルクみたいな香りが・・・ミロにも似ているかな?
そう、「強い子のミロ」です!

ネットで見つけたレシピそのままで作ったところ、奇跡的にぴったり6本分の量でした♪
しっかり凍ったら、30秒ほど型の外側に流水を当てると、すっぽりと気持ちよく取り出せます。


濃厚なチョコレート味が期待以上で、夫も大満足!!(カロリーは気にしないことにしましょう。)
市販のファジーより、ずっと美味しいとの感想でした。意外と甘さ控えめです。

9月半ばにまた親族の集まりがあるので、サプライズでこれを皆さんにふるまうことに決めました。
寒くなっていなければいいけれど・・・

ファジー Fudgsicle (6本分)

材料
  ハーフ&ハーフ  1・3/4カップ(430cc)
  無糖ココアパウダー  大さじ1
  麦芽乳 (malted milk powder)  大さじ2
  ライトコーンシロップ  大さじ1
  バニラエクストラクト  小さじ1/2
  セミスイートチョコレート(細かく刻んで) 4オンス(125g)

作り方
 1) チョコレート以外の材料を小鍋に入れ、かき混ぜながら中火で温める。
 2) ココアと麦芽乳が完全に溶けたら、火を消してチョコレートを加え、なめらかに溶かす。
 3) 室温まで冷ましてから型に流し込み、フリーザーで4時間以上完全に凍らせる。

今回は、コーヒー用に常備しているハーフ&ハーフがあまり残っていなかったため、足りない分は生クリームも使いました。
普通のミルクを使ったり、お好みで濃厚さを調節すると良いと思います。


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2019/08/22

ギャ~、青虫がいっぱい?

私が日本に一時帰国していた6月、今年は夫がひとりで、庭を花いっぱいにしておいてくれました。
外階段には、インパチェンス Impatiens などの寄せ植えを・・・


最近、この鉢植えの周囲に変なものを発見! 動かないけれど、何だか青虫芋虫?)っぽい!?


これが、結構あちこちにころがっているのです。
そのうちどこからか足が出てきて、もぞもぞ動き出すのでは・・・としばらく眺めていたほど。

上の写真の右側のを見ると虫っぽいですが、左側(ひっくり返したところ)は植物の一部のように見えます。
鉢の中をチェックしても、これと同じものは見当たらず・・・

木から落ちてきた実のようなもの?と考えて上を眺めても、近くに木なんてありません。
でもその後何度も、この場所にだけ青虫もどきを見かけました。

そしてある日とうとう、鉢の周りではなくインパチェンスの花のすぐ横に、この青虫くんを見つけたのです!
「インパチェンス 青虫のようなもの」でググったところ、やっとその正体がわかりました。

インパチェンスは、日本ではアフリカホウセンカとも呼ばれています。
ホウセンカの仲間は、花が終わって種が熟すと自然に弾け、その残骸があの青虫くんとなるのだそう。(下の写真のど真ん中が、弾ける前の種)


自分で触ってみたら、1秒の数分の一?ぐらいに思えるすごい速さで弾けて種が散らばり、一瞬にして青虫に変身!
こりゃ、楽しいわ~ まるで魔法みたいで、ちょっと感動ものでした♪

別の場所にもインパチェンスがあるので、準備完了の種を片っ端から触っちゃいました。


種は大変小さく、どこに飛んで行ったのかはさっぱりわかりませんが・・・

YouTube で、青虫に変身する瞬間のスローモーション版を見つけました。


毎年インパチェンスは育てていたのに、今までどうして気付かなかったのかしら・・・
青虫くんは、時間が経つと干からびて小さくなってしまうため、土の上ではわかりにくいのでしょう。
(こんなに飛ぶのだったら、こぼれ種であちこちに増えそうなものですが、家の庭ではその気配はありません。)


そう言えば、インパチェンスは英語で Impatiens で、発音は[impéɪʃənz] です。
「気短な、せっかちな、我慢できない」などを意味する impatient [ɪmpéɪʃənt] という単語にそっくりなのは、種が弾ける時の様子が由来なのかな?とふと思いました。

インパチェンスは、それほど日当たりがよくない場所でOK。花の色もきれいで、とても丈夫。
株の形も乱れず、あまり手をかけなくても咲き続けてくれて、ありがた~い花です♪

それにしても例の青虫くん、たくさん集めて虫嫌いの人に見せたら卒倒ものだと思いますので、くれぐれも悪戯などなさらないようご注意を・・・


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2019/08/20

カナダの孤島に、いとこたちが集合

8月ももう下旬に入り、朝晩の空気が秋っぽくなってきました。
今年は、日本在住の息子夫婦がミネソタに来られなかったため、毎年我が家で行う親戚一同の集まりもキャンセルで、楽といえば楽・・・

その代わりというわけでもないですが、義弟が娘と甥と姪3人を、カナダウッズ湖 Lake of the Woods にある彼所有の孤島に連れて行ってくれました。
今回は、結婚している姪と甥のパートナー&子供たちには留守番してもらい、実際に血のつながっているいとこ同士だけが参加。


2泊3日で、めちゃくちゃ濃い時間を過ごしてきた様子。
子供のいない義弟は、この子たち全員のことを、我が子のようにいつも心から気にかけてくれています。
みんなも、型破りで楽しくて料理も上手なこのおじさんが大好きなのです ♥♥♥


息子がもし参加できていたら、「いとこ全員集合」だったのに残念です。。。
このマネキン君が息子のつもり・・・食事もお酒もいつも一緒だったそう。
みんな優しいね~ 混ぜてくれてありがとう。


夕焼けの美しいこと♪


みんなで用意して食べると、何気ないおつまみもとても美味しかったようです。


今回の一番のお楽しみは、甥がサプライズで持ってきた新しいおもちゃ!(笑)


ハイドロフォイル hydrofoil water ski というボードだそうです。
写真ではわかりにくいかもしれませんけれど、水面から浮かび上がって宙に浮いたまますべるような感じらしい・・・

これは水上スキーと同じく誰かにボートで引っ張ってもらいますが、サーフボードでもこういう仕組みのものがあるようですね。
バランスを取るのが難しそうだな~

娘と姪たちは水上スキースノーボードも大得意でも、初体験のハイドロフォイルにはかなり苦戦したとのことです。
上手にできるようになったら、気持ちよくてハマってしまうに違いありません。

3日間の孤島生活があまりに楽しくて、お別れの時には義弟が涙ぐんでいたとか。。。
義弟と甥以外はみんなミネアポリスに住んでいて、カナダまでは長時間ドライブですが、これから毎年恒例の旅になりそうな気配です。


20年ほど前、息子と娘&甥と姪のひとりを、義弟が同じ場所に連れて行ってくれた時には、何と夜中に竜巻に襲われて大変な目に遭いました。
みんなまだ子供だったので、留守番の親たちはヒヤヒヤだったなあ・・・
今回はお天気に恵まれて、本当によかったです。

去年、私たちが息子夫婦とカナダに行った時の記事へのリンクも載せておきますね。
竜巻事件についても、触れています(汗;)

  カナダの孤島で原始生活~その1
  カナダの孤島で原始生活~その2


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2019/08/16

小鳥の巣箱がスズメバチにのっとられた!

こんなの見たことない・・・
いつの間にか、庭にスズメバチ hornet ができていました。 それも何と小鳥の巣箱に!


写真を撮っている時、たまたま小鳥が所在なさげに乗っていたのですが、刺されたりしないのかしら。
ハチは暗くなると静かになるものの、昼間はブンブンと出たり入ったりかなり活動的です。


本当に不思議な形だこと。 いつの間に、こんなに大きくなっていたのでしょう。
しばらく気付かずに、近くで花の手入れなどしていました。怖っ・・・
今はもう、巣の近くの花には水をやることができずにいます。。。

元々はこんな素朴な巣箱でしたが、スズメバチに乗っ取られて原型がわからなくなってしまいました。
どちらかというとただの飾りみたいな巣箱で、実際に小鳥が使ったことはありません。


巣の表面の独特の縞模様、なかなかの芸術作品だと思います。
働きバチが樹皮をかじり取ってきて、細かく噛み砕いて自分の唾液と混ぜ、薄く伸ばして巣に重ねていくのだそう。

気の遠くなるような大変な作業ですが、今回はしっかりした小鳥の巣箱を巣の一部にすることで、だいぶ省エネだったのではないかしら。
なかなか頭の良い女王バチです。(最初は、女王バチ1匹だけで巣作りを始めるそう)

今日は林の中をウォーキングしていたら、ちゃんと真面目に一から作ったらしい巣が、木からぶら下がっているのを発見!
普通はこんな形をしています。


危ない、危ない・・・うっかり近づいたら大変です。 偵察部隊が見張っていますから。
巣の中は、一体どうなっているのでしょうね。

自宅の窓ガラスの外にスズメバチを作ってしまい、家の中から内部を観察できるという状況の方がアップした動画を見つけました。

コメント欄に、「野球のボールが窓にぶつからないことを祈る」なんて書いてあります。
冗談抜きでかなり恐ろしい状況ですが、嫌われ者のスズメバチも、次世代を残そうと一生懸命頑張っている様子。


寒くなると奴らも姿を消すので、今年はこのまま様子見という感じです。
夫が以前どこかで見つけたスズメバチの巣の残骸は、今はゲストキャビンの飾りとなっています。


中からハチが飛び出してきそうで、ちょっと悪趣味な気がしますが・・・



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2019/08/14

大人も楽しみ♪ カウンティフェア

これも、先週のお出かけの話題です。
アメリカでは夏に、州のお祭り State Fair郡のお祭り County Fair が催され、家族連れなどで賑わいます。

こんな屋台で思い切りジャンクフードを買うのも、年に1度なのでまあいいかと・・・


Funnel(じょうご)に生地を通して細く絞り出し、油で揚げるファンネルケーキ funnel cake をオーダーしました。
ここでは日本の表記に合わせて「ファンネル」と書きましたが、発音記号は [fʌ́nl] です。
もしアメリカのフェアにいらして実際にオーダーするなら、「ファノーケイク」のほうが通じるはず。

パウダーシュガーをたっぷりかけて、いただきま~す!
生クリームやイチゴを乗せた種類もあったけれど、こういう場所特有の「ぼったくりお値段」であきらめました。。。

ファンネルケーキ揚げドーナッツのような、ワッフルのような・・・?
サクサクしておいしく、若い頃から大好き。ああ、甘いもの食べすぎだ~



花や野菜のコンテスト。地元の方々がガーデンのご自慢の品を競い合います。
優秀な品は、ブルーリボンをゲットです。 賞金も出るのかな?



ちょうどお盆なので(笑)、アメリカ版精霊馬みたいのもありました。
いや、精霊象ですね、きっと。


アメリカの市販のケーキと同じく、フラワーアレンジメントも原色使いでハデなのがあり、ちょっとびっくり・・・


工芸品や手芸品、写真などもたくさん。ベッドカバーサイズのキルトなどに圧倒されます。
素朴な感じのクリスマスの飾りが気に入りました。まだ8月だけれど、まあいいか。




私は、動物たちに会うのが楽しみ♪
馬や牛、豚、ウサギ、ニワトリ、羊、ヤギ・・・飼い主さんたちの愛情を感じます。


お子さんたちはもちろん、いろんな乗り物で大はしゃぎ!
カウンティフェアの時期だけの、移動遊園地です。


これが終わってしまうと、夏も残り少なくなってきたな・・・と感じます。
そろそろ、ちょっぴり紅葉が始まった木を見かけるようになりました。( ̄0 ̄; )
ミネソタの夏は、本当にあっという間ですね。


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2019/08/12

パイがいっぱい、乾杯!

今日は朝から1日中雨・・・気温は18℃にしかならなくて、肌寒いほどでした。
コンサートが終わってからも、先週はほとんど毎日、親戚や友人たちとのお付き合いに忙しかったこと!
久しぶりに家に籠るのが、何だか嬉しかったです。

先週の出来事については書くことがたくさんあるので、少しずつアップすることにしますね。
土曜日は、知り合いのカップルの結婚10周年のお祝いに招かれ、近くのタウンホールに行って来ました。

奥さんは「友人夫婦の隣家に住む、そのお兄さん夫婦のお嬢さん」で、ご主人は「甥の親友」。
さらに、「夫の親友の元同僚」や「従妹の息子夫婦」も絡んで、小さな町特有の濃い人間関係に頭がクラクラしてきます。
70名ぐらいの集まりだったようですが、知り合いがやたらと多くてあちこちでご挨拶・・・

参加者はそれぞれ、お得意のパイを焼いて持参することになっていたので、こんなにたくさん集まっちゃった!!



この他にブラットワーストbratwurst または略して brats;茹でたりグリルしていただく、大きめの生ソーセージ)と、それをはさむためのバンズやポテトチップスもありました。
いろんな種類のパイを食べる気満々だった私は、パンや肉でお腹いっぱいになりたくなくてパスしちゃった・・・

でも、おめでとうの乾杯をしたビール(地元の醸造所から配達)は、とても美味しかったな~

私が焼いて持って行ったのは、バターミルクパイ buttermilk pie です。
今回は撮り忘れたので、3年前にブログに載せた時の写真を貼っておきますね。


短時間でささっとできるので、おすすめ! レシピはこちら ⇒ 簡単♪ バターミルクパイ
バターミルクパイって、アメリカ人にもめずらしかったようで、めでたく早めに全部売り切れました。

アップルパイやブルーベリーパイなど、カロリー高そうなオーソドックスなパイが多かった中、これは何だろう?って皆さんの手が伸びたようです。

キッシュや、スパイシーなタイ風おかず系、ベーコンを使ったものなど、甘くないパイも。
そして、グルテンフリーのパイや、ヴィーガン用のパイなど、誰でもOKなように工夫してありました。

このカップル、10年前に結婚式を挙げた時にも、このようにパイの持ち寄りで披露宴を行ったのですって。
その時と全く同じパイを焼いてきてくれた親戚の方もいたそうです。

今は2人のお嬢さんに恵まれ、ご新居も建築中のお二人。 どうぞ末永くお幸せにね!!


パイパーティーは夕食の時間でしたが、実はこの日のランチ、私は日本人仲間計5名でラーメン屋へ。
こんな所で、浅草雷門のミニ提灯に会えるとは嬉しいね~♪


去年のオープン直後に行った時には、正直のところ、ちょっと期待外れかなという気がしたのですが。。。

メニューには、新アイテムがかなり増えた様子です。
オーナーがタイ人なので、「普通の醤油ラーメンや味噌ラーメンより、東南アジア系の麺のほうがいいのかも」とみんなの意見一致。

それで今回は、ライスヌードル使用のベジタリアン用の一品をオーダーしてみました。


あっさり系でスープも美味しく、これには大満足!
厚揚げなんて、本当に久しぶり。 もやしもシャキシャキと新鮮でした。
パイパーティーの前にふさわしい、お腹にもたれないお食事だったわ。

普通のラーメンは無視して、次回からもその他の麺を片っ端から試してみようと思っています。


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2019/08/06

ラプソディ・イン・ブルーを演奏♪

今シーズン初のコンサートが、大盛況のうちに無事に終わりました。
いつもは7月なのに今年は8月になったのは、会場として使わせていただいているハイスクールが工事中だったため。

今回は、アメリカ人が誇る作曲家ジョージ・ガーシュウィン George Gershwin の特集で、客入りがとても良かったです。

「ラプソディ・イン・ブルー Rhapsody in Blueは、去年の2月にもトランペットのソロと共に演奏したことがありましたが、今回はピアノソロと・・・
1924年に作曲された、ガーシュインの代表作とも言える名曲です。

ソリストは、私が入団した8年前にはまだ高校生でファーストヴァイオリンにいた青年でした。
その後音大に通い、今回はプロのピアニストとして立派に成長した姿を見せてくれたのです。

彼、Brayden Drevlow 君は、可愛さの残る高校生だった2012年にも、メンデルスゾーンピアノ協奏曲のピアノソロを聴かせてくれたことがありました。
 その時の記事 ⇒ イタリアへ小旅行

11人兄弟で、全員ファーストネームが Br から始まり、自宅にはピアノが5台もあってみんな複数の楽器が演奏できる・・・という、すご~い音楽一家です♪
(ご両親は、一体どういう方々なのだろう。。。)

コンサートピアニストとしてだけではなく、エンターテイナーとしても大変に優れた Brayden 君、こんな離れ業も!

画像は彼のサイトより

私たちのコンサートでは、これのお披露目はなかったけどね。
(内心、ちょっと楽しみにしていたのですが・・・)

「ラプソディ・イン・ブルー」には、ジャズバンド用など色々なバージョンがありますが、今回はこれと同じアレンジでした。


去年のトランペットソロバージョンより、ヴァイオリンは暇だった気がする。。。
でもピアノの難易度はものすごい!楽譜が自由すぎて、ついていけない。
クラシック音楽しか学んでいない人には、絶対弾けません。

ブラスセクションは、ガンガン響くパートも、ミュートをつけてホワンホワワ~~ン♪と演奏するパートも、とっても楽しいのよね~
「のだめカンタービレ」を思い出すな・・・

この曲を聴いていて頭に浮かぶ情景は、決してここのようなアメリカのド田舎の景色ではなく、ニューヨーク辺りの都会の喧騒だな。
音楽って不思議です。

まだ日本に住んでいた時にテレビで観て衝撃を受けた、小曽根真さんのピアノソロのも載せておきますね。


彼のオリジナルが加わったピアノソロの部分、本当にうっとりです♪

今回のコンサート、実は「ラプソディ・イン・ブルー」より「アイ・ガット・リズム I got Rhythmのほうが、ヴァイオリンパートは難しかったかも。


でも、これもノリが良くて本当に楽しい曲です。

「ラプソディ・イン・ブルー」に合わせて、指揮者も団員もブルージーンズでの演奏でした。
いつもより終始カジュアルな雰囲気で、それもお客様に好評だったみたいです♪

Stars and Stripes Forever は、例年通り謎の指揮者?が登場・・・
今回は地元の新聞社の方で、とても楽しそうに振ってくださいました。
リハーサルの時、「アイコンタクトはほとんどなかったけど、皆さんよく合わせてくれました」って。。。

「ラプソディ・イン・ブルー」のピアノソロ譜、「のだめ~」を放送していた頃に買ったのがあったな。
ちょっと練習しただけで諦めて投げ出しましたが、また少しずつチャレンジしてみようかなと思っています。


♪8月3日 のプログラム♪

     The Star Spangled Banner  アメリカ国歌
     ”Hoedown" from Rodeo ホウダウン (Aaron Copland)
     ”I Got Rhythm" Variations アイ・ガット・リズム変奏曲 (George Gershwin)
     Embraceable You (George Gershwin)
     The Man I Love (George Gershwin)
     Stars and Stripes Forever 星条旗よ永遠なれ (John Philip Sousa)
     Someone to Watch Over Me (George Gershwin)
     "Summertime" from Porgy and Bess サマータイム (George Gershwin)
     Rhapsody in Blue ラプソディ・イン・ブルー (George Gershwin)


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