2023/07/31

ロック・ヴァイオリニストとのコンサート

土曜日にはサマーコンサートが行われ、思い切り楽しんできました♪
孫の誕生騒ぎで4月末のコンサートには出演できませんでしから、久しぶりの本番でした。

リハーサルは、前日の夜と当日の午前中2回だけ。恐ろしや~
以前にも2度共演したことがある、Aaron Meyer(アーロン・マイヤー)さんが、ゲストミュージシャンとしていらっしゃいました。


彼は自称「コンサート・ロック・ヴァイオリニスト」で、ノリノリのロックポピュラー音楽に、クラシック音楽の要素を取り入れたアレンジがお得意です。

お父様がヴァイオリンの先生で、ご自宅にも毎日生徒さんが来ていたため、子供の頃は、世の中の人すべてがヴァイオリンを弾くものだと信じていたそう。
だから何の疑問も持たずに、ご自分も練習に明け暮れていたのですって。

まずは、Aaron による楽しさいっぱいの「ボヘミアン・ラプソディ」の動画をご覧くださいね♪
大・大・大好きな、クイーンの代表作です。
私たちも、これとほぼ同じアレンジで演奏しました。



コンサートではクイーンの他にも、ビートルズイーグルスのヒット曲を演奏し、青春の思い出と重なってひどく懐かしい気持ちになりました。


3時から始まる他のコンサートと違って、サマーコンサートは夜7時開始です。
ミネソタの夜7時はまだ昼間のような明るさで、コンサート終了後もまだ薄明るさが残っていました。
昼間の気温も23℃位という、久しぶりに涼しい日で良かった!


サマーコンサートはいつも、国歌の演奏から始まります。
客席の全員が起立して胸に手を当てる様子に、最初の年は「おおっ!」と胸がときめきましたけれど、もうすっかり慣れました。
アメリカ国歌は、明るくて力強くて好きです。

会場いっぱいのお客様は、大歓声と大きな拍手でコンサートを心から楽しんでくださっていた様子。
Aaron が、熱~~いエネルギーをこの町に運んできてくれた印象です。

前2回のコンサートには、Aaron の長年のパートナーであるギタリストの Tim Ellis さんも来てくださったのですが、悲しいことに彼はご病気で天国に召されてしまいました。
フレンドリーで、気さくに私たちに声をかけてくださった方でしたので、私たち団員にとっても大きなショックでした。

Aaron の今回のパートナーはギターではなく、キーボード奏者Jean-Pierre Garau さん・・・
ご紹介した動画の中でも、ピアノを演奏していらっしゃいます。

彼もいつもにこやかで、どんどん話しかけてくれるタイプの方です。
2人で、素晴らしく息の合った演奏を聞かせてくださいました。

ステージではちょうど私の斜め前にピアノが設置されたため、指の動きがしっかり見えて最高でした♪
Steinway ではなくて YAMAHA のピアノですけれど、「いい音だ」と気に入っていたようですよ。


休憩の後の第2部の最初の曲は、ハイスクールの生徒たち10名も一緒に演奏してくれました。
Aaron と彼らによるベートーヴェン「歓喜の歌」に続いて、レッド・ツェッペリン「カシミール Kashmir、続けてオリジナルの Hermitage というすごいメドレーです。

終わりから2曲目は、レナード・コーエン Leonard Cohen の名曲「ハレルヤ」
亡き Tim Ellis さんに捧げられた曲で、涙を誘います。。。
この動画に合わせて何度も自宅練習したのですが、コンサートが終わった今も、続けて毎日でも聴きたくなってしまうほど中毒性があり、素敵なアレンジだと思います。



今回のコンサートの最後の曲を演奏している時、このまま時が止まればいいのにと思うほど、胸がいっぱいなってしまいました。
コンサートが終わらないで欲しい、このメンバーでずっと演奏し続けたい・・・

でも、現実に戻らなきゃね。
明日からは、娘が孫とワンコ2匹を連れてやってくるので、また忙しくなるよー


★7月29日のコンサートのプログラム★

     National Anthem 
     Summon the Heroes  John Williams
     The Bounty  Meyer / Ellis / Tyzik
     Bohemian Rhapsody  Freddie Mercury / Lars Campbell
     Magnificent Seven  Bernstein / Phillippe
     America the Beautiful  Carmen Dragon
     Lawrence of Arabia  Meyer / Campbell
     
        INTERMISSION

     Ode to Joy / Kashmir / Hermitage  arr. Aaron Meyer
     Wonderful Worlds  arr. Lopez
     The Eagles on Tour  arr. Roszell
     Let it Be  Meyer / Ellis / Tyzik 
     Armed Forces Salute  Lowden
     Hallelujah  Cohen / Campbell 
     The Compass  Meyer / Ellis / Tyzik


2023/07/25

野生のラズベリー摘み

ここミネソタの田舎に移住してきた時、夏になると野生のラズベリーがあちこちに生っていることに感激しました。
しかも毎年すごい勢いで増えつつあり、庭の芝刈りの時に邪魔なほどです。

場所によって小さい実しか見つからない所と、もっと大きな実が生っている所があります。
店で売っているような、大粒に整ったものはないけれど・・・

マダニはぐんと数が減ったものの、今の時期はアブが多いため、暑くても全身防御しなければなりません。
ネット付きの帽子も必須です。

なぜか近くに生えていることが多いアザミのギザギザにやられたり、ラズベリー摘みも楽ではありません。
でも、自分の土地でいつでも好きなだけ無料で手に入るなんて、夢のようだわ。


スムージーの材料のひとつにしたり、ヨーグルトと共にそのままいただいたり、毎日食べても飽きません。

過去のブログ記事を調べたら、こんなのを発見!
自分でも忘れていましたが、これは美味しそう。明後日の夫の誕生日に焼こうかな。



日本では、とんでもない暑さが続いているようですね。
熱中症指数「極めて危険」の文字に、ここにいてもドキドキしてしまう。
日本の皆様、くれぐれも気を付けてくださいね。
厳しい寒さの冬は長くて大変だけれど、夏の間は「やっぱりミネソタ暮らしも悪くない・・・」と思い直すのが常です。

雪の白一色の時期が長いため、夏は思い切り彩りの豊かな庭を楽しみたいということで、せっせと花を飾る人の多いこと!
我が家ではそれほど大量には買い占めませんけれど、ちょっとだけ贅沢しています。


毎年のように、もうそろそろやめる!と宣言する野菜作りも、細々と続いていますしね。
今年は、めずらしくピーマンがたくさん採れそう♪



この前の親戚の子の誕生会で作った「フェアリーガーデン」を、入り口に飾りました。
まっくろくろすけみたいのもいて、トトロの世界になっていますね。

触るとしばらくの間葉を閉じ、まるで眠りに落ちるかのように見える「オジギソウ」も混ざっています。(一番小さい葉がそうです)
英語では sleeping grasssensitive plant というのですって。


夜型人間の私も、この頃は以前より早めに寝るようにしています。
夏はいつもよりお付き合いも多く、泊り客も頻繁。
庭仕事も手間がかかりますから、体力勝負なのでね♪

2023/07/16

みんなの目がまん丸になった誕生会♪

毎年ご招待を受けている親戚の E ちゃんの誕生会が、昨日開かれました。
このファミリーとはとても親しくしていて、ミネソタに移住したばかりの頃から、良いお付き合いを続けてます。

小さかった E ちゃんも、もう7歳!
準備にかなりの時間をかけたのがわかる誕生会は、大人たちも童心に帰って楽しめるものでした。

まずは、念入りにセッティングされた庭のパーティー会場にウキウキ。
色とりどりの花の美しさに、ため息が出ます。
多分よく計画して植えているのでしょうが、自然に咲き乱れたという雰囲気がいいな~



E ちゃんのお母さんはグリーンハウスで働いていたこともあるので、花や野菜についての知識は半端ではありません。
大人も子供たちに混ざって作った Fairy garden が、箱庭みたいに可愛くできた♪


食事の合間に、広い広~い野菜ガーデンのツアーもありました。
日本の「ちぢみ菜」は、今年初めての挑戦ですって!
つまんで食べてみたら、いかにも体に良さそうな濃いお味でした。


ライチートマト Litchi tomato という、あちこちがトゲトゲで触ると痛そうなめずらしいトマトも。
日本ではハリナスビと呼ばれているそう。見かけは意地悪そうだけれど、とても甘いのですって。
こんなの、初めて見た・・・



ガーデンツアーの後にいよいよ登場したバースデーケーキに、参加者一同目がまん丸になってしまいました!!
ガーデンの野菜の位置を確かめて、それに忠実に従ったという自作のケーキです。
E ちゃんは、お母さんのガーデニングのお手伝いをするのが大好きだそうで、このケーキに目を輝かせていました♪

野菜などは、フォンダンでできているそうです。
細かい部分まで見事に再現されていて、お菓子と言うより芸術作品ですね。
枝豆キャベツ、すごくないですか?
毎年ケーキで驚かせてくれるけれど、今年はますます熱が入った感じです。


3段になっていて中もカラフルで、いかにもアメリカのケーキ。
小さめにカットしてもらったので、ペロリといけちゃいましたけれどね。
消えてしまうのが、もったいないと思うケーキでした。


E ちゃんのお父さんが、「夫の従妹の息子さん」という関係なのですが、彼もとても器用で自分で何でも作ってしまう人です。

春には、大きなソーラーパネルを自分で設置。数年後から十分に元が取れるようになるそう。
(庭の一部に見えるけれど、実はこの下に家があるというおもしろい構造です)


そしてこの夏は、庭にスイミングプールも作ってしまった!
薪を焚いて、水温を調節できる仕組みになっています。
昨日は7月半ばなのに肌寒い日で、少し高めの水温が気持ち良かったみたいです。


E ちゃんへ、パパとママからのプレゼントは、可愛らしいギターでした♪
中古品で安かったとのことですが、よくこんなのを見つけたこと。
これは、「私にも貸して~」と弾く真似をしているお姉ちゃんの L ちゃんです。


とてもクリエイティブで愛情深いご両親の元で、二人のお嬢さんたちは色々なチャンスを与えられ、すくすくと成長しているのがわかります。
料理上手なお母さんのお手伝いも、お父さんの木工の手伝いもよくしているみたい。
将来どんな素敵な大人になるのか、楽しみです。

赤ちゃんだった頃から時々ベビーシッターを頼まれ、おむつ替えしたり夜泣きにも付き合ってきたあの子たちがこんなに大きくなったということは、その分私たちが年取ったということなのですけれどね~

2023/07/06

孫が初参加、アメリカ独立記念日の集まり

4th of July と呼ばれるアメリカの独立記念日が終わって、ほっとしているところです。
少し早めに6/30から7/2の週末に、例年通り義妹夫婦宅に親戚一同が集合しました。
今年は、生後2ヶ月となった私たちの初孫ちゃんも初参加!

残念ながら娘の飼っているコーギーが体調を崩してしまい、婿殿はワンコたちの世話係として留守番することになり、来られませんでしたが。
先週スカンクを庭で見かけたので、ワンコたちが来ないことになって、正直のところ私たちはほっとしたのですけれどね。

赤ちゃん連れで、娘ひとりでの長時間ドライブは心配でしたが、幸いずっと機嫌よくしていてくれたとのこと。

今年のスターは、もちろん孫ちゃん♪
みんなに話しかけられたり抱っこされたり大変な騒ぎでしたけれど、にこっとしたりして、まだ人見知りはなさそうでした。

ちょうど2歳違いの甥の長男君が、やたらと巨大に見えました。
この子もまだオムツをしているのですけれど、おしゃべりはとても上手です。

孫ちゃんは、去年の年末に行われたベビーシャワーの時にいただいたフラミンゴ柄の水着と帽子で、さっそくボートに乗り込みました。
まだ、湖には入れませんでしたけれどね。
ボートの揺れが気持ちよかったようで、途中からすやすや寝ちゃった。


甥の9歳の長女は、去年に続きハイドロフォイルボードをスイスイと乗りこなしていました。
この子と6歳の妹は、二人とも抜群のバランス感覚で、スノーボードも上手です。
孫ちゃんも、いつか一緒にできるようになるかしら・・・?


近くに、変なのも泳いでいた(笑)


食事は持ち寄りで、色々なものが並びました。
忙しくて他の写真を撮り忘れてしまいましたけれど、義弟がグリルしてくれたスタッフドペッパーがおいしかったな~
クリームチーズやマッシュルームなどを混ぜたものです。


他にフィッシュチャウダーやポテトサラダ、プルドポーク、野菜スティックなど。
プルドポーク pulled pork は、こういう大勢での集まりによく登場するアメリカ料理で、煮込んだ豚肉を細かく裂き、バーベキューソースなどで味付けをしたものです。
ハンバーガーバンズに挟んでいただくのが定番よ。
お年のせいか、みんなあまり飲まなくなってきたので、せっせと食べ続けました。

夕食後にも、またボート乗り。夏至を過ぎて、日の入りは9:20頃となりました。


娘&孫、私は自宅に帰りましたけれど、他の皆さんは義妹夫婦宅にお泊りです。
今年は総勢17名。シアトルに住んでいる姪2人も来てくれました。
たくさんのベッドがあるとは言え、全員は無理ですので、甥一家5人はこのキャンピングカーで。


孫ちゃんはいつも寝ている SNOO がなくて心配だったものの、2晩ともよく寝てくれて良かったです。
親戚の皆さんは、娘がいつも従っているスケジュールに合わせて夕食の時間なども配慮してくれ、本当に助かりました。

日曜の朝におにぎり弁当を作って娘と孫を送り出してから、私は義妹宅に戻って、また夕方まで皆さんと過ごしました。
帰りも、孫ちゃんは天使のように良い子だったとのこと。
ワンコの体調も良くなったそうで、めでたしめでたし・・・でした。