2020/12/29

ハッピーエンド

激動の2020年も、残りあとわずか・・・何だかほっとしますね。

今年のクリスマスは、世界中で地味なものだったことでしょう。
せっかくゲットしたクリスマス柄のマスクは、人に会う機会もなくてほとんど出番なしでした。
もったいないけれど、来年は全然使わずにすみますように。

定番のクリスマスリース型ポテトサラダ

我が家でも娘と彼氏が来ただけで、クリスマスは4人で静かに過ごしました。
彼氏が持参して調理してくれた豪快なプライムリブが、クリスマスのメイン料理です。


この前のブログに書いたジョークギフトも大ウケでしたが、娘からのギフトにも爆笑!
サンクスギビングに来た時に残り物を入れて持たせたプラスチックの保存容器が、きれいにラッピングされてたくさん戻ってきました。。。
クリスマスのご馳走の残りを再び詰めて持たせたので、来年のクリスマスに同じことをするかもね。

娘の彼氏からは、「お姫様抱っこ (英語で princess hold となっていました)」のクーポン券が!

サンクスギビングの時に娘がしてもらい、私もお願い!と言ったら、快くひょいと抱き上げてくれたのがきっかけ。
その時に、私がよほど嬉しそうな顔をしていたのでしょう。
「有効期限2199年12月31日」というクーポン券を自分で作って、きれいに包装したものをプレゼントしてくれたのです♪
使うのが楽しみだ~


話は変わりますが、今年も去年に続きショパンエチュードの練習に励みました。
去年は Op.10 の12曲(「別れの曲」「黒鍵」「革命」など)を順に毎月1曲。
今年は Op.25 の12曲(「エオリアンハープ」「木枯らし」「大洋」など)を順番にです。

コロナのおかげで(?)、いつもより時間もたっぷり。
今月は最後の Op.25-12「大洋 (Ocean)に、何とかたどり着きました。
毎月のはじめ、「初見でどれほど弾けるかな」と試す時のドキドキワクワク感(&挫折感)も、エチュードについてはこれで最後かと思うとちょっと寂しいような・・・

プロが弾くと2分半から3分程度であっと言う間に終わるのに、月末になっても私はまだ6分もかかります(笑)
大変ドラマチックな心揺さぶられる曲で、弾けば弾くほど好きになり、ほとんど中毒状態で夢の中にも出てきちゃいました。

このピアニスト、人魚姫みたい!
海の色のようなドレスの裾には、尾びれがついていそうな気がします。



「大洋」という愛称(ショパンがつけたものではない)に洗脳されてしまうのでしょうが、延々とうねり続ける波のイメージ。
分散和音の練習が目的のため、動きは割と予測しやすく、ひとつ前の「木枯らし (Winter Wind)(多分エチュードの最難曲?)に比べるとずっと楽に弾けます。

他の3本に比べ、中指と薬指の出番が極端に少ないというのも、めずらしい点ですね。
暗譜は意外と楽にできそうなので、その後のテンポアップも可能だと思います。(本当かい?)

大海原で嵐に遭い、もみくちゃにされている小舟もイメージできるかな・・・
まるで、コロナに翻弄される真っ只中の私たちのようです。

一体どこに向かうのかもわからず、今年はずっと不安な気持ちを抱えたまま、必死で舟にしがみついてきました。
途中で力尽きて、海中に放り出されてしまった人も。。。痛ましく悲しいことです。

けれどもこの曲の魅力的な点のひとつは、短調の曲なのに途中で明るい長調がダイナミックに姿を見せ、最後の最後も長調の和音でポジティブな力強い音が響いて終わることです。
2020年も、この曲のようなハッピーエンドであって欲しいですね。

ついでに言うと、最後はハ長調の主和音で、ショパンのエチュードの最初の曲 Op.10-1 の出だしと同じだということに気付きました。

長く困難な旅をやっと終えたと思ったら、なぜかまた出発点に戻っていました・・・みたいな。
う~ん、何やら意味深で哲学的だなあ。ショパンが狙ったのか、偶然なのかわかりませんが。


来年2月半ばのコンサートについての通知が、本日オーケストラの団員たちに届きました。
12月のクリスマスコンサートは、ミネソタ州でのコロナ感染者の増加により、残念ながらライブストリームのみに変更。
弦楽器それぞれのパートリーダー5名とピアニストだけに縮小され、がっかりしていましたから、このお知らせは本当に嬉しい。

2月にはまたみんなで生演奏することを前提に、近々楽譜が配られるそうで楽しみです♪
みんなで・・・と言っても、まだフルオーケストラでの演奏は不可能で客数も制限されますが、細々とでも活動を続けなくてはね。

コロナのワクチン接種も、いよいよ始まりました。
今年の6月で教師リタイア後に医療関係のパートの仕事を始めた下の義妹が、今日優先的にワクチンを受けるとのこと。
モルモット気分だわ~と、少し不安そうでしたが。

来年は世界中の人々がもう少し安心して暮らせるようになることを願いつつ、ショパン「大洋」の練習も今月いっぱい頑張ります!
皆様もご健康にはくれぐれも気を付けて、どうぞ良いお年をお迎えくださいね。

2020/12/22

クリスマスのジョークギフト

夕べの木星と土星の大接近は、曇っていて全く見えず残念・・・
でも先ほど友人から「見えるよ!」の電話があり、夫と外に出て高倍率の双眼鏡で確認したら、確かにそうでした♪
昨日よりは離れているのでしょうが、それでも見えてラッキー!

冬至を過ぎてこれからは少しずつ日が伸びてくるのも嬉しく、ワクワクします。
クリスマスギフトのラッピングも、めでたく終了!


今年のクリスマスは大勢では集まれないので、サンクスギビングと同じく、娘と彼氏だけが来ることになっています。
(郵送での検査を受けて、陰性が証明されてから)

ちゃんとしたギフトの他に、我が家では毎年必ずジョークギフトが混ざります。
きれいにラッピングしたけれど、この中身はトイレットペーパー1ロール。
今年は、店頭からすっかり消えて大騒ぎになったこともあったのでね~


グリル用のエプロン。ビールなどを入れておく、たくさんのポケット付きです。


1ドルショップで見つけた、聖人の絵入りのキャンドル。
女性の方は、何と「聖コロナ」という名前の殉教者です!

元々は「ギャンブルや宝探し」にご利益があると考えられていましたが、今年は「伝染病患者の守護聖人」として、今まで以上に崇められているとのこと。
パンデミックが終息した後に、その遺物が公開される予定とか・・・


こちらは、ワンコたち用の「恐竜の骨」
ベーコン入りですって。



アメリカでは、いよいよコロナのワクチン接種が始まっています。
私たちの住む郡でも、医療関係者優先で順番に・・・

ファイザー社のワクチンは、摂氏マイナス70度という超低温での輸送が必要。
このクーラーでは無理だろっ!?ってことで、これもファーザー社のロゴを貼ったジョークギフトです。
プリントアウトしたら、色がおかしくなってしまったけれどね



ミネソタ州のコロナ感染者は40万人を超えてしまいましたが、グラフを見るとサンクスギビングとクリスマスシーズンの厳しい規制により、少しは落ち着いてきているのでしょうか。
(ゼロになっている日は、サンクスギビングで検査がなかった時です)



今年は雪が遅く、ついこの前まで茶色の世界でした。
やっと少しまとまった雪が降り、ホワイトクリスマスが迎えられます。


日本では、豪雪により千台以上の車が関越などで長時間立ち往生というニュースにびっくり!
身動きできなかった方々、本当に大変でしたね。
ミネソタはずっと気温が低くても、あれほどまでの雪が積もることはないのが有難いです。

イギリスを中心に拡がっているコロナの変異腫、ワクチンの副作用、色々心配なことはありますが・・・
まずは メリークリスマス!
それぞれのご家庭で、いつもとは違うそれぞれのやり方で、クリスマスを静かにお祝いすることにしましょう。


2020/12/15

目指したい、素敵な人生の大先輩タキミカさん!

すごい方を見つけてしまった!
89歳のフィットネスインストラクタータキミカさんこと瀧島未香さんです。
日本では、とっくに話題になっている方なのでしょうか。




レビューのひとつに、「ドッキリ企画のお婆さんの特殊メイクしたプロのインストラクターかと思った」というのがありました。
本当にそんな感じ。化け物レベルと言えるかも!!(良い意味でね)

輝くような笑顔が素敵♪
お肌にも声にもハリがあって、きれいに引き締まったしなやかな体の線です。

腕立て伏せに挑戦したら、何と24回もこなしてしまった!



私は一体何回できるかな。何十年もやったことないので、多分10回も無理。。。


74歳から始めたというフラダンスも、何て優雅なのでしょう!
体幹がしっかりしていて、反射神経と柔軟性、バランス感覚とリズム感に優れていないと踊れないでしょうね。



息子のお嫁ちゃんも素晴らしいフラダンサーですので、こんな衣装で踊る姿を何度も見せてもらっています。
フラダンスには神や自然への感謝の気持ちが込められ、体の動きだけでなく指先や顔の表情全体で、それが表されるようです。

ミカさんのこぼれるような笑顔を眺めているだけで、パワーをもらえるような気がして嬉しくなりますね。
絶えず挑戦し続ける人の前では、ブランドものに身を固めて満足しているだけの人なんて霞んでしまいそう。


今でこそこんなにすっきりした体形のミカさんですが、65歳まで運動とは無縁だったとのこと。
それが筋トレなどにハマってしまい、体重は15キロ落ちたそう!
皆さ~ん、まだまだ遅くはないということです。

ご自分よりずっと若い方々に教えていらっしゃる様子が、全く年齢を感じさせません。
「年齢はただの数字です」って、こういう方が口にされるとものすごく説得力がありますね。
逆に言えば、「年齢を言い訳にサボっていてはダメですよ」ということなのでしょうが・・・


関連動画で、こんなのも出てきました。
オロナミンCのCMが懐かしい大村崑さんも、驚くほどお元気!

お誕生日を迎えられたので、彼もタキミカさんと同じく現在は89歳です。
今のお姿で再びCMに起用されたら、オロナミンCが飛ぶように売れたりして!?



これらの大先輩に比べたら、60代なんてまだまだひよっこだわ。
今の自分が未来の自分を作っていくということですから、ダラダラせずに過ごさなくてはね。

2021年の目標は、「筋トレ」にしようかな♪
年齢を重ねることが、楽しみにさえなってくる感じ。
まずは、笑顔と姿勢の良さから真似することにしま~す!

実は私の母も、タキミカさん&大村崑さんと同い年です。
若い頃からよく歩き、姿勢にも注意していたせいか、やはり実年齢よりずっと元気で若く見えます。

ミカさんのような筋トレはしていないと思いますが、ちょこちょこマメに動き回っているのは確か。
あの年で身の回りことは何でもできて、1人でどこにでも出かけて行くのは大したものです!
お手本にしたい身近な先輩・・・ぜひ、あやかりたいなと思っています。

2020/12/06

クリスマスツリーの飾り付け / 家の周囲の林と湖の様子

コロナ、コロナで大騒ぎだった2020年も、もう最後の月ですね。
来年はもっと良い年になりますようにとの願いを込めて、既に2021年のカレンダーを購入しました。
これには、楽しい予定をぎっしり書き込めるといいな。

今年はクリスマスも大勢で賑やかに過ごすのは無理そうですけれど、飾り付けだけはいつもと同じにしました。
何十年も聞いているお気に入りのクリスマスソングのCDと共に、毎年夫との共同作業です。


家の中が一気に華やぎ、クリスマスの色々な楽しい思い出もよみがえってきます。
来年も無事にこうやって飾れるのかな・・・と、こんな状況ですと考えてしまいますが。

ミネソタではコロナの感染者数がまたかなり増えてきて、この1週間だけで高齢のご近所さんが二人も亡くなっています。
町に出かけるのも最低限にし、しばらくは大自然を相手に遊ぶことにしましょう。

今年は雪もほとんどなくて、ミネソタにしては暖かく天気の良い日が続いているのが救いです。
ウォーキングには最高の日々で、昨日と今日で計12.7km歩きました。

今日の日中の気温は4℃。
日本に住んでいた時は、ダウンジャケットにマフラー&手袋だったと思いますが、ミネソタ暮らしに慣れた今は、「暖かいから、薄い長袖Tシャツに春のジャケットでいいわね」となってしまいました。
人間の体って、不思議だこと!

30年以上前に植林した土地には、今は大きく育ったたくさんの木々がお行儀よく整列しています。
クリスマスツリーを調達したのは、別の場所ですけれど。


時々ユニークな形の木があり、良い目印になります。
同じ木がずっと並んでいると、迷子になりそうな時があるのでね。


こういう変わった木を、よけいに愛しく思ってしまいます。
人間はやたらとハグできなくなってしまった今、あちこちの木を抱きしめる怪しいおばさん・・・それは私です。

日の入りは4時半頃ですぐに暗くなってしまうため、あまり遅くまでは外をウロウロできません。
夏は夜9時過ぎまで明るいのにな~

日の出も8時近くとずい分遅くなりました。
2階のトイレの窓から、巨大なクリスマスツリーみたいな形の木が見えるので、用を足す前後にいつも眺めています(笑)
今頃の季節はちょうど上ってきたばかりの太陽の光をいっぱいに浴びて、まるで燃えているかのように見えてびっくり!



次は、の様子です。
暖かいとはいえ、夜間はいつも氷点下になりますので、家の前の湖の表面はすっかり凍りました。
アイススケートしても全く問題ないと夫は言いますが、正直のところ上を歩くのはまだドキドキしながらです。


今年は本当に滑らかに凍ったので、もっと若かったらぜひスケートしたかったな~
今はもう転んだ時の骨折が怖くて、ちょっと無理です。。。

ポコポコ上ってきた泡がそのまま凍っているのが水面下に見えて、まるで芸術作品のよう。
写真だと、あまり立体感が出ないのが残念ですが・・・


例年ですと、これだけ湖が凍る頃までには既に全体が雪に覆われています。
こんなのは初めて見たな・・・かなりラッキーかも?
湖が凍る時の、鼓のようなジャングルの獣のような不思議な音も聞こえてきて、本当に神秘的。

この穏やかな気候が、もうしばらく続きますように!