2024/04/22

孫娘の1歳の誕生会 ♪

週末は娘夫婦の家に行き、少し早めでしたが、孫娘のファーストバースデーをみんなで祝いました。

去年「破水したので、これから入院!」との連絡を娘から受けて、大急ぎで支度して車を飛ばした時は、雪の降る中で大変したっけ・・・
実は今年も、出かけた日の朝には少しだけ雪がちらついていました。
ドキドキワクワクだった1年前のことを思い出します。

ちっちゃくて自分では何もできなかった赤ちゃんが、1年で巨大に成長しました(笑)
今はほっそりした娘も赤ちゃんの頃はかなりプクプクでしたので、きっと似たのでしょうね。
体が重いせいか、やっとハイハイし始めたばかりで、歩き始めるのはしばらく先になりそうです。

それでも自分で移動できるのが嬉しくてたまらない様子で、何にでも興味を示してそこに向かっていきます。
目が離せない時期に突入して、育児もこれから違う意味で大変になってきますね。

これまで健康に育ってくれたことが、何よりも有難いです。
ニコニコとみんなに愛想を振りまき、まだ言葉にはならないけれど色々な音を発するのが楽しいようで、おしゃべりな子になりそうかな?


婿殿のご両親と二人のお姉さま方も、東海岸からはるばるお祝いにいらしてくれ、友人たちや隣人も加わって、賑やかな誕生会でした。
地元のレストランの一角を借り切っての、カジュアルな集まりで楽しかったです。

プレゼントもずらりと並び、娘が用意した飾りやカップケーキも勢ぞろい。
今日の主役の孫娘Eちゃんは、大勢の人々に囲まれても物怖じせず、ずっと機嫌良くしてくれました。


各自好きなものをオーダーし、おしゃべりに花が咲いた後は、いよいよEちゃんがバースデーケーキを食べるという、最大のイベントです。


娘が自分で焼いたケーキで、甘みはバナナだけで砂糖は全く使っていません。
周りに塗ったのもプレーンなギリシャヨーグルトで、上には私がベリー類を乗せました。

ベリーだけ先に食べてしまったEちゃん、なぜかお次はお皿を食べたそうな様子。


その後に、ケーキも手づかみで食べ始めましたけれどね。
これは Smash cake と呼ばれ、赤ちゃんの初めての誕生日に、手づかみや顔を突っ込んで食べるのにちょうどいいように、小さなサイズで作ることが多いようです。

下の写真はネットで拾ったよそのお子さんですが、こんな風になるのを大人は期待するみたい。
Eちゃんは、これよりずっとお上品でしたけれどね。


娘は、こちらのサイトに載っていたレシピに従ったみたいです。
私たちもちょこっとお味見しましたが、アーモンドパウダーを使っているので、大人が食べてもとてもおいしかったですよ。


プレゼントは、可愛らしい洋服やおもちゃや本がいっぱい!
18ヶ月用の服を選んだ人が多かったけれど、今すぐに着られそうな感じです。
ぐずぐずしていると、入らなくなりそう・・・

私たちも、ジジババ馬鹿ぶりを大いに発揮して色々プレゼントしちゃいました。
その中のひとつは、物語にベビーの名前が登場する絵本。


Etsy というサイトでオーダーしました。
これも気に入ってくれた様子ですが、ケーキ皿と同じく、すぐに口に運んでしまうのが笑えます。

これからも、元気ですくすくと育ってくれますように・・・
娘によれば「毎日がクリスマスみたい」だそうで、仕事をしながらも育児を楽しんでいる様子で何よりです。

2024/04/13

不用品の処分には、かなりの痛みが伴う

やっと、家の前の湖のが全部解けました!
完璧なタイミングで、ミネソタの州の鳥であるルーン Loon も戻ってきて、よく響き渡る懐かしい鳴き声を聞かせてくれます。
スワンカナダグース、色々な種類のダックも混ざって、湖はとても賑やかです♪

画像はこちらのサイトより

これから、庭の草花の世話や芝の手入れに忙しくなる前に、ぜひやっておきたいことがあります。
それは、じわじわと増えてきている「もの」の整理です。

日本からアメリカに引っ越した時に、かなりのものを処分したはずなのですが、いつの間にこんなに増えちゃったのかしら・・・?
・・・というか、アメリカでは買えないだろうと思って日本から持ってきたのに、結局使っていないものも多いようです。

平均的な日本の家よりはずっと広くて、収納場所も多いので、つい色々な所にものを突っ込んでしまっています。
雑然とではなく、一応は片付いて見えるため、あまり危機感を持たずにいました。

でも、数年以内にはもう少し町に近くて小ぢんまりした家に引っ越そうと考えています。
それまでに、大幅な断捨離をまたまた実行しなくては。


年と共に、身近な方があの世に旅立ってしまうことも多くなりました。
どんなにたくさんの素敵なものを所有していても、「あの世」には何一つ持って行けないのだと実感・・・

まだまだ道は遠いのですが、毎日少しずつ、引き出し1つ分ぐらいのペースで頑張っています。
以前はよく使っていたのに、好みが変わったりして使わなくなってしまったものも多いです。
「こんまり」式に(あれ?何だか懐かしいな)、今「ときめき」を感じるものだけを残すことにしましょう。

写真を撮り、心の中で「今までありがとう」と声をかけて、まだ使えるものは町にいくつかある thrift shop(リサイクルショップ) に持ち込みます。
気軽に引き取ってもらえるのが、とても有難い。不用品がまた生き返って、どなたかのお役に立つのなら嬉しいです。

懐かしい思い出がいっぱいのものは、整理する手が止まってしまいますよね。
いただいた手紙カード、捨ててしまったらそれっきりなので、特にじ~んときたものは大切に保存。
これも、私がいなくなったら「ゴミ」になってしまうのでしょうけれどね。

大量に持って来てしまった日本語の本は、残念ながらこちらでは引き取り先がないので、もう読まないものは処分するしかなく、苦痛を伴います。
冬がやたらと長いミネソタでは、暇つぶしにたくさんの本が読めるだろうと思っていたのに、つぶすような「暇」がちっともなくて、いつもシャカシャカ動いている自分に笑ってしまう・・・

だいぶ前に日本で使った英語の教材、また目を通すかもと思って持って来てしまいましたが、結局使わなかったな。
日本にいればどなたかに譲ることもできたでしょうが、残念ながらこれは処分。



役には立ったと思うので、これも「ありがとう」と共に「さようなら」です。


夫は、図書館からプロジェクターを借りてきて、昔撮ったスライドに目を通しています。
自分だけでなく、おじいちゃんとお父さんが撮ったものも物置に大量にあって、大変な作業みたい。

彼曰く、ほとんどは取っておく価値のないものだそう。
もったいないなあと思いますが、心を鬼にして、口は出さないことにします。
自分が本当に気に入っているものだけ残して身軽になりたい気持ちは、私以上に強いようですから。

夫はハンティングももうやめてしまったので、色々な用具も、結構たくさん持っているも、みんな処分するとのこと。
先祖代々受け継がれている大切な銃もありますが、息子は日本なので使わないでしょうし。
銃が家から消えるのはほっとしますけれど、夫にとってはやはり寂しいことでしょう。

食器調理器具の量も半端じゃなく、少しずつ減らしています。
柄がついていて可愛い!と思って飛びついた包丁は、恐ろしく切れ味が悪くて結局使わなかった。
こういうのが、少しずつ増えてしまうのですよね。。。


気に入っていた店が閉店する時に、どの服も70~90%オフなんていう大安売りがあり、つい値段につられて必要ないものまで買ってしまい、結局袖を通したことがなかったものも・・・

何だかもう、ものを買うのが恐ろしくなってきました。
田舎暮らしなので、都会より誘惑は少ないと思いますけれど、それでも気を付けなくちゃね。

人がその一生で使う「もの」の数は、一体どれほどなのでしょう。
道具を持たず身一つで生きている野生の動物が、時々うらやましくなります。


2024/04/03

白鳥とカワウソが遊びに来た / 皆既日食

かなり積もったは、その後暖かい日が続いてだいぶ解けました。
家の前の湖は、一時は30%ぐらい解けていたのがまた全面凍ってしまったのですが、ここ数日でやっと元に戻った感じです。

ビーバーが作ったダムがある部分は水の流れが激しく、いつも早めに解け始めます。
地面の雪解け水も流れ込む、素敵な場所です。
今の時期、その水の音を聴くのが楽しみで、頻繁に近くに行ってにんまりしている私です。

今日は、私の足音に驚いた2羽の白鳥が、大きな鳴き声を上げていました。
ナキハクチョウ trumpeter swan という種類で、パオパオと本当にトランペットのような響きです♪


今朝は、湖がまだ凍っている部分と解けている部分の境目にカワウソ otter がいて、時々潜ったりしながらのんびりしていました。
写真は、かなりぼやけてしまいましたが・・・


夫は昨日、2匹のカワウソが戯れているのを見たそうです。
庭にはたくさんのリス(多すぎ!)と、時々ウサちゃん
小鳥たちもたくさん来て、賑やかな春です。


イースターは、あっという間に終わってしまったな~
以前は、親戚や友人を招いて我が家でお祝いしたのですが、数年でやめちゃった。
この時期は、舗装していない長いドライブウェイがひどい状態になってしまうのでね。
深い雪、または雪解け後のぐちゃぐちゃの泥でスタックしそうになる、危険な道です。

家に集まる代わりに、近くのゴルフ場隣接のレストランで、イースターブランチを楽しむのが恒例となっています。
今年は全然写真を撮りませんでしたが、義妹夫婦と4人で出かけました。

たくさんの料理が並んで食べ放題・・・いつも皆さんの食べっぷりに圧倒されてしまいます。
ローストビーフポークリブをさんざん食べた後に、何種類ものデザート
とても真似できません・・・

お客様はお招きしなくても、イースターの飾り付けだけはしました。



親戚のガールズに配るために、クッキーも焼いたよ~!


これは、私たち夫婦も楽しんでいただきました♪


4月8日には、アメリカ皆既日食 total solar eclipse が観測できるとのこと。
結構、盛り上がっています。
残念ながらミネソタは日食の経路ではないので、近所の友人夫婦はわざわざイリノイまで出かけるそう。

このご夫婦、2017年の皆既日食も、オレゴンまで出かけてしっかり見てきました!
今回も天気が良いといいですね。

2024/03/26

あららっ、冬に逆戻り! / 鬼気迫る謎の曲

今年は2月末頃から気温が上がってきて、雪もすっかり解けてしまい、このまま春が来そうな気配だったのですが・・・
日曜から雪が降り始め、久しぶりに墨絵のような世界となりました。
まあ、例年のミネソタの3月は、こちらのほうが見慣れた景色なのですけれどね。


気温は-6℃位で、だいぶ解けてきた湖もまた凍ってしまうかも。
これも、今の時期はまだ全面凍っていることが多いので、驚きはしません。

数日前には、たくさんのカナダグースが湖に集まって遊んでいましたが、ちょっと早まったみたいね。


道路は凍ってツルツル・・・
運転に細心の注意を払わなくてはならず、暖かさと雪のなさに甘やかされていたミネソタンにとっては、「ちぇっ!」という感じです。


日曜はコンサート本番でしたが、前日のリハーサルの時に「天候があまりにひどかったらキャンセルの可能性もある」と言われていました。
隣りのノースダコタ州から手伝いに来てくれていた人たちもいて、帰路を心配してのことでした。

幸い、予報ほどには天候が悪化せずキャンセルは免れたものの、皆さんの安全のためにコンサートのプログラムを短縮することになってしまいました。

2月のコンサート終了後、直ちに練習を始めたチャイコフスキー「交響曲第5番」は、残念ながら第1楽章と第4楽章のみを演奏することに・・・
うっとりするように甘美なホルンのソロで始まる、大好きな第2楽章がカットされてしまったのが、とても心残りです。

雪が降っていたので、早めに家を出ることにして、無事にコンサート会場に着きました。
こんな日なのでお客様は少ないだろうなと思いましたが、予想よりずっとたくさんの方々が聴きに来てくださって嬉しかったです。

今回の目玉は、元団員の Sadie Hamrin さんがソロを弾くショスタコーヴィチ「ヴァイオリン協奏曲第1番」


私がこのオケに入団した13年前、「やたらと上手な小学生の団員がいる・・・!」と驚いたのですが、それが彼女でした。

ハイスクール在学中は陸上競技で活躍して、オケ活動は休んでいましたが、その後音大に進学。
5年前には、ヴィオラを弾くお姉さん(やはり元団員)と共に、コンサートで美しい姉妹デュエットを聴かせてくれました。

そしてすっかり大人っぽくなった彼女、今回は私たちとの共演のためにカナダから来てくれたのです。
現在は、修士号を取るために頑張っているそうです。

このショスタコーヴィチヴァイオリン協奏曲第1番、全く知らなかったので YouTube で探して聴いてみたら、思わず絶句・・・

第1楽章の表題は「ノクターン(夜想曲)」
ショパンのノクターンのようにうっとりするものを想像していたら、見事に裏切られた・・・
「なんじゃこれ?」という怪しい雰囲気で、まるで別の次元に引きずり込まれていきそう。

テンポの速い第2楽章は、スケルツォ」らしい滑稽さも漂うものの、摩訶不思議な世界。
第3楽章ではやっとメロディーが追えるようになり、やたらと長くて迫力のあるヴァイオリン独奏のカデンツァ(5分近い!)に圧倒されます。

切れ目なしで続く第4楽章は、それまでに比べると生き生きした印象。
オーケストラとの絡みがおもしろくて、終わり方が派手なので、コンサートでは大きな拍手とスタンディングオベーションをいただけて良かったです。
ソリストは、文句なく素晴らしい演奏を聴かせてくれました。

どんなに謎???な曲か興味がある方は、どうぞこちらの動画をご覧ください。



正直のところ、とにかく疲れました。。。
長い休みの後に、誰かが入る所を間違えたら崩壊間違いなしでしたので、みんな頭の中で必死で小節数を数えながらの演奏でした。
私ひとりは英語では間に合わないので、日本語で数えていました(笑)

参考までに、日本のヴァイオリニスト服部百音さんがこの曲を演奏した時の、彼女のメモを記しておきます。

【第1楽章】

おどろおどろしい始まりから、生と死の堺のような自分の意識を超えた、現世ではない世界を音で表現している。

【第2楽章】

痛快で滑稽なスケルツォの裏にはらむ狂気。ショスタコーヴィチが持つ表裏一体の性格が表れている。

【第3楽章】

嘆きの楽章。純粋な一粒の涙から始まり、それが懺悔となり、人を焦がれる気持ちとなり、自分の体が爆発しそうなほど心が張り裂けていく。

【第4楽章に向かうカデンツァ】

最後の肉体が抜け落ちる中で、意識だけが覚醒している。そこでは銃声や亡くなった人たちの声が聴こえる。やがて重力と相反するほどのエネルギーが肉体の中で逆流し、クライマックスのフォルテッシモに向かっていく。


コンサートの時間を短縮するために、休憩なしでチャイコフスキー「交響曲第5番」に突入!
同じロシアの作曲家でも、チャイコフスキーは演奏していて何て気持ちがいいのでしょう♪
謎のエスニック料理を食べた後の、お口直しの美味しいデザートのようでした。
特に第4楽章の堂々とした出だしとエンディング・・・弾きながら「生きていて良かった!」と素直に思えました。

YouTube で色々な指揮者・オーケストラの「チャイ5」を聴き比べましたが、落ち着いたテンポで、各楽器の音色のバランスが良いなと感じたのがこちらです。
(あまりに速いと、一緒に弾けないという理由もあって・・・)



実はこの曲、12年前に父が亡くなる少し前に、一時帰国していた日本で演奏したことがある思い出の曲です。
  その時のブログ記事 ⇒ チャイコフスキーのおかげ

日本で私が所属していたオーケストラでも、今年の6月の定期演奏会でまたこの曲を演奏するそうで、何だか不思議な縁を感じます。

この世界情勢で、ロシアの作曲家の作品を演奏するってどうなの?という懸念もあったかもしれませんけれど、音楽は人類全体の宝ですものね。
どこかの国の作曲家を、特別に嫌ったり贔屓することがあってはならないと思います。


♪3月24日のコンサートプログラム♪ (予定していたもの)

     Minnesota Lakes (Christopher Stanichar)
     
     Violin Concerto No. 1 in A minor, Op.77 (Dmitri Shostakovich 1906-1975)
       Ⅰ. Nocturne(夜想曲): Moderato
       Ⅱ. Scherzo(スケルツォ): Allegro
       Ⅲ. Passacaglia(パッサカリア): Andante - Cadenza
       Ⅳ. Burlesque(ブルレスケ): Allegro con brio - Presto

 
           Intermission
       
     Symphony No.5 in E minor, Op.64 (Pyotr Illyich Tchaicovsky 1840-1893 )
       Ⅰ. Andante - Allegro con anima - Motlo piú tranquillo
       Ⅱ. Andante cantabile, con alcuna licenza
       Ⅲ. Valse. Allegro moderato
       Ⅳ. Finale: Andante maestoso - Allegro vivace - Meno mosso


2024/03/19

セントパトリックスデー、ビンゴで盛り上がる!

今年のセントパトリックスデー (St. Patrick's Day) は、ちょうど日曜日でした。
シニアの私たちにとっては、曜日はあまり関係ありませんけれど、親しくしているカップル2組を招待してお祝いしました。

セントパトリックスデーはアイルランドのお祭りなのですが、6人の中でアイリッシュのご先祖様を持つのは、実はひとりだけ。
理由は何でもいいので、集まって楽しい時間を過ごすのが好きな私たちです。

 このお祭りについて詳しくは、ちょうど10年前のこちらの記事をどうぞ

定番料理のコーンビーフと野菜は、夫が午前中からクロックポットに仕込んでおきました。私はフルーツサラダデザート担当。


セントパトリックスデーなので、テーマカラーは「緑」です。
みんなグリーンのものを身に着け、今日はテーブルクロスも食器もグリーンにしました。

友人たちにも得意料理の持参を頼み、とても気楽な集まりです。
リンゴ洋ナシが入ったサラダ、おいしかった~


ひとりだけアイルランドの血をひく友人は、やはりセントパトリックスデーの定番である「アイリッシュソーダブレッド」を焼いてきてくれました。


イーストは使わず、ベーキングソーダ(重曹)とベーキングパウダーで膨らますこのブレッドには、バターミルクを使うのがお決まりです。
私は長年全粒粉も必ず使うのだと勘違いしていましたけれど、それは必須ではないそう。
友人のも、普通の小麦粉で作ったとのことです。



楽しい食事の後は、ビンゴ大会
大晦日に同じメンバーで友人宅に集まった時に、初めて遊んでとても楽しかったので、また行うことになりました。



賞品は我が家で用意したのですが、勘違いで友人のひとりも数品持ってきたため、すごい数に・・・
これが全部いきわたるまでゲームを延々と続け、終わったのは夜11時過ぎになってしまいました。

みんな少年少女(?)に戻って大騒ぎとなり、とても楽しかったです。
定番のギネスビールなどアルコールも色々入り、故意の不正やシニアならでの間違いもあって、笑いまくり状態。

賞品で特にウケたのはこれ。
ウォルマートでよく見かけるタイプの人たちの塗り絵です。


私たちも皆ウォルマートの常連客なので、「こういう人たち、いるいる!」というのがよくわかり、余計におかしさがこみ上げます。

半分は不用品処分目的の賞品選びでしたが、友人が提供してくれたものも、明らかに同じ目的だなという下心が見え見えで、それがまた笑いを誘いました。

私が勝ち取った賞品


今年は大統領選の年で、政治の話題は特にデリケートなものとなっています。
前大統領の熱狂的なファンが混ざっていると、特に居心地の悪さを感じる今日この頃。
そうではない人たちの集まりが、一番ほっとします。

身近な人たちの中でも、このように分断が顕著になりつつあります。
高齢者同士の対決で、現大統領についても不安を覚えるのですけれど。
大国アメリカは一体どこに向かうのやら・・・
大なり小なり皆さん憂いているので、たまにこうやって子供のようにはしゃぐことが、精神衛生上大切かもしれません。


2024/03/13

義妹が祝ってくれた誕生日♪

先週、またひとつお姉さんになりました~
誕生日当日は上の義妹と友人たちとランチしたのですが、週末にはもう少し北の町に住む下の義妹夫婦と義弟が、お祝いをしてくれました。

その町に出かけるのは、パンデミック前の2019年以来です。
皆さんが私たち夫婦の家に来ることが断然多く、「泊りがけでゆっくり来てね」とずっと誘われていたのに、なかなか実現しませんでした。

今月は週末の予定がぎっしりですが、2週目の週末だけ空いていて天候も良さそうでしたので、ついに出かけることに!

ミネアポリス方面に行く時と違って、途中ですれ違う車もほとんどないような田舎です(笑)
車で2時間15分位で、途中でインディアン居留地の中も突き抜けます。
Red Lake という、海のよう見えるとても大きなに沿って居留地があるのですが、人は全く見かけませんでした。

Upper Red LakeLower Red Lake に分かれているこの湖、私たちが近くを走った Lower のほうだけでも、琵琶湖の約1.7倍の面積があります。
でも水深は最大11メートルしかないという、不思議な湖です。


下の義妹は家をきれいに整え、心のこもったおもてなしをしてくれました。
義弟もすぐ近くに住んでいるので、ほとんど入り浸って料理も手伝い、一緒に祝ってくれたのです。


バースデーケーキも♪
アメリカではよく見かける、エンジェルフードケーキです。
シフォンケーキに似ていますが、卵白だけ使用するので、中は真っ白でふわふわ!


私はいつも人の誕生日を祝う側なので、このように自分が祝ってもらえたのが本当に嬉しかったです。
日頃の家事をしばし忘れることができただけでも、幸せな気分でした。


翌日土曜日は、素晴らしい晴天。
義妹のご主人がハンターなので、26マイル(約42キロ)ぐらい離れた所に80エーカー(約32ヘクタール)のハンティング用の土地を所有しています。
そこに、みんなで出かけることになりました。

キャンプファイヤー用の、こんなにあれば心配ありませんね。


簡易シャワーや屋外トイレなど、色々な建物が!何だか可愛い♪


そしてベッド2つ、キッチン、テーブル、カウチなどが整った小さなキャビンもあり、ハンターたちが泊まれるようになっています。

鹿を見張る deer stand は全部で4つも!
ヒーターもあり、晩秋の鹿狩りのシーズンにも寒い思いをせずにすみます。


我が家よりだいぶ北なので、まだ雪が残っていました。
暗くなると、星空が美しかったこと!


早くもネコヤナギを発見! 例年ですと4月下旬なので、1ヶ月以上早いです。


トレイルも良く整備され、所々に手作りの標識も立っていて楽しい♪
この土地をいかに大切に思っているかが、伝わってきます。


普段は隣家と密接した町の中に住んでいる義妹夫婦、時々逃げ出せる場所があるのは恵まれていますね。


2024/03/05

孫娘の初節句を、親戚ガールズと共にお祝い

毎年、こちらの親戚ガールズを招いて祝い続けているひな祭り、今年は私たちの孫娘も初参加で感慨深いものでした。

私の両親が、35年前に娘の初節句のために買ってくれたお雛様、娘がそばにいなくても毎年欠かさず飾り続けています。
「まだ新品みたい!」と娘が驚いていましたが、確かに親王台の畳の部分以外は、買った時と同じきれいさを保っているようです。


直射日光には決して当てず、防湿・防虫効果のある茶箱に保管しています。
日本で買った専用の防虫剤も使用。一時帰国の度に購入して、毎年新しいものを茶箱に入れます。
出し入れの時は手を良く洗い、夫にも子供たちにも決して触らせなかったのが一番良かったのかも・・・

毎年招いている親戚のガールズも、ずい分大きくなりました。
いつもこの日を楽しみにしてくれているようで、嬉しいです。

去年に続き、ちらし寿司の飾りは子供たちに任せました。
もちろん、きれいに手を洗ってからね♪
去年は不参加だった、もうすぐ3歳になる男の子も混ざっています。
飾るのが半分、自分の口に入れるのが半分だったみたい(笑)


「ひな祭り」について説明している英語の動画を見つけたので、それをみんなに見せました。
たったの3分半なので、ちょうど飽きない長さで良かったです。



この中で「緑」「白」「ピンク」ひし餅の三色カラーの意味についても説明しています。
「あとでサプライズがあるから、この三色をよく覚えておいてね」と伝えておきました。

ちらし寿司、日本式の鶏の唐揚げ、野菜料理などもいただいてから、次のコースは手巻き寿司もどきです。

残念ながらマグロなどの刺身はありませんが、スーパーで見つけた smoked steelhead というスモークサーモンに似たものが、大ヒット!
スティールヘッドニジマスの仲間で、海で育ちますが、産卵時期には淡水域にやって来ます。
生臭さが全くなく、スモークサーモンより美味しいと感じました。

これに、前にゲットして冷凍していた貴重なイクラを加え、カリフォルニアロールによく使われるアボカドカニカマも用意。


一度に5個できる握り寿司型で、寿司飯部分は一応形を整えておき、手巻き握りをミックスしたような変な寿司です。

こんな「寿司もどき」でも、喜びのあまり、わざわざ外に持ち出して撮影していたパパも・・・


6~10歳のガールズも含めて、皆さんお箸の使い方も上手で感心してしまいます。
10ヶ月になった孫娘もずっとご機嫌で、みんなに抱っこされても泣いたりせず、平和な夕食でした。

そして最後のサプライズ!
みんなに「さっきのビデオに出てきた三色を覚えている?」と聞いたら、全員ちゃんと答えられました。

デザートは前の晩に頑張って作った、ひし餅カラーヨーグルトムースです♪
これを持ってきたら、歓声が上がりましたよ~


レシピは、こちらの動画を参考にしました。
ゼラチンの量がちょうど良くて、文字通りふわふわとろける食感です。



グリーンの部分は抹茶パウダー(コストコの大袋がまだまだたくさん残っています)、ピンクの部分はイチゴを使いました。
抹茶は、子供たちにはちょっと苦かったみたい・・・
一番下のレイヤーで、少しだけだったので良かったけど。

今年はまだ、孫娘本人というより娘を喜ばせるための会でした。
来年までにお雛様を娘の家に持って行って、来年はあちらで飾ってもらいたいと思っているのですが、どうなるかな?

孫娘の健やかな成長を心から願う、ジジ&ババです。


2024/02/28

超濃厚♪ 抹茶のパウンドケーキのレシピ

1月にご紹介したコストコ「抹茶225杯分」の大袋が、まだまだたくさん残っています。
そこで、今度はお菓子を焼くことにしました。

抹茶の味がう~んと濃くて、しっとりしたケーキが食べたいな。
この大袋をくれた娘が今週末に家に来るので(孫娘の初節句です)、一緒に食べることにしよう♪

上にはホワイトチョコレートのクリームをたっぷり乗せて、心に描いていた通りのものが出来上がりました 💛


娘に写真を送って「食べたいよね?」と聞いたら、即返信で「死ぬほど食べたいでづ、お母様! 泣きそう・・・」ですって。
興奮のあまり、「食べたいです」が「食べたいでづ」になってしまい、後から訂正していました(笑)

いつもは「おっかあ」なのに、ご丁寧に「お母様」になっていたし。。。
一緒に食べるのが楽しみだな~

夫は普段、抹茶もホワイトチョコも苦手なので、絶対に手を出さないだろうと思っていました。
これは全部、娘と私のもの♪

ところが、一応「味見する?」と聞いたら、食べてみたいとのこと。
そして、意外なことにとても気に入ってしまいました。

多分、バターがたっぷり、アーモンドパウダーも入っていて、この上なくしっとりしているからだろうな。
カロリーもかなり高そうですが、まあいいよね。

上に塗ったホワイトチョコレートは、チョコだけだと冷えてから固まってしまい、塗るのもケーキをスライスするのも難しそうなので、無塩バターと合わせてみました。

ホワイトチョコを温めて溶かすには、電子レンジより、湯せんでゆっくりのほうが成功率が高いです。
急激に温度を上げると、あっという間にボソボソになり、決して元には戻りません。
アメリカのレンジは、日本のものより出力がずっと高いからかもしれませんが。
(何度か失敗した経験あり・・・)

バターは、レンジで少し温めて柔らかくしても大丈夫です。
チョコが完全に溶けてから、柔らかくなったバターを少しずつ加えて混ぜると、いい感じにとろとろのクリームが出来上がります。
お菓子作りは、あまり手抜きができませんね~


超濃厚 抹茶のパウンドケーキ(18cmパウンド型)

材料  
  バター 100g
  グラニュー糖 80g
  卵 2個
  薄力粉 80g
  アーモンドパウダー(別名:アーモンドプードル、アーモンドフラワー) 20g
  ベーキングパウダー 小さじ1
  抹茶 大さじ2・1/2
  生クリーム 大さじ2
 
 【ホワイトチョコクリーム】 
  ホワイトチョコレートチップ 30g
  無塩バター 40g
 
作り方
 1)ボウルに室温に戻したバターとグラニュー糖を入れ、泡立器でふんわりクリーム状にする。
 2)卵を1個ずつ混ぜ合わせる。
 3)薄力粉、抹茶、ベーキングパウダーを合わせてふるい、半量を生地に混ぜ合わせる。
 4)生クリームを加え、残りの半量の粉類とアーモンドパウダーも加えて混ぜ合わせる。
 5)型に流し込んで表面を平らにし、170℃(340℉)に予熱したオーブンで40~45分焼く。
 6)粗熱が取れたらホイルで包んでおく。
 7)ホワイトチョコチップを小さなボウルに入れ、湯せんでゆっくり溶かす。
   時々混ぜてなめらかにする。
 8)別のボウルに無塩バターを入れ室温に戻しておく。(またはレンジで少し柔らかくする)
 9)溶けたホワイトチョコに、無塩バターを少しずつ混ぜ合わせ、完全に冷めたケーキに塗る。

*翌日からのほうが、さらにしっとりします。


ずっと暖かかったのに、昨日はとても久しぶりに雪が降り、今朝の気温はいきなり-26℃!
びっくりした~!

でも、明後日はまた気温が11℃まで上がるとのこと。
身体がついていけません・・・

2024/02/20

白鳥がやってきた / 大人の雰囲気の映画音楽特集

ミネソタでは、相変わらず日中は4月位の暖かさが続いていて、はほとんど解けてしまいました。
いつも今頃お世話になる、ダウンジャケットスノーブーツの出番がありません。

それでも、はまだに覆われています。
少しだけ水面が露出している部分に、今日は美しい白鳥が4羽集まっていました。


暖かさで湖の氷はきしみ始め、ジャングルの太鼓のような、宇宙の鼓動のような、とても神秘的な音を響かせています。
この音が大好き♪しばらく湖のそばで自然のシンフォニーを楽しみました。


シンフォニーと言えば・・・
日曜日は、2月恒例の映画音楽特集コンサートでした。
当日も、その前3日間続けてのリハーサルも、天候の心配を全くしなくてすんで良かったです。

会場いっぱいのお客様で、とても盛り上がりました♪
雪がないのでスノーモービルにも乗れず、人工雪を使うとは言え、スキースノーボードもイマイチ、アイスフィッシングも氷が割れそうでもう怖いので、「それじゃコンサートにでも行くか~」と来てくれた人が多かったのかもしれません。

今回は、指揮者曰く「大人の雰囲気の洗練された曲が多い」ため、いつもの黒いフォーマルウェアでの演奏でした。
例年ですと、指揮者も団員も、映画に登場するキャラクターの扮装をするのですが・・・
その点は、ちょっと残念だったかも。

第1部の最後の「ロミオとジュリエット」は、映画の中で演奏されたものではなく、チャイコフスキー作曲の序曲をアレンジしたものでした。
出だしは、3月のコンサートで演奏するチャイコフスキーの「交響曲第5番」に少し似た雰囲気です。

「サウンド・オブ・ミュージック」より「エーデルワイス」も演奏しました。
これは、高校の時のクラブ活動でも演奏したことがある、とても懐かしい曲♪
(その時は、コーラスとギターの伴奏でした)
考えてみたら、若い頃から一貫して、みんなで気持ちを合わせて一緒に何かを演奏するということに、私は格別の喜びを味わってきたのだな。。。

曲順が戻りますが、コンサート2曲目の「ララのテーマ」は、1965年の映画「ドクトル・ジバゴ」の中で演奏されて大ヒットした曲です。
「ドクトル・ジバゴ」は、その年のアカデミー賞10部門にノミネートされ、5部門で受賞したものの、主要部門は他の映画に持って行かれてしまったとのこと。

それが実は、「サウンド・オブ・ミュージック」だったそう!
私も「サウンド・オブ・ミュージック」なら何度も観たことがありますが、「ドクトル・ジバゴ」のストーリーは全く知りません。
3時間以上の長い映画だそうですけれど、いつかじっくり観てみたいかも。

3月のコンサートのリハーサルが始まるまで、あと3週間しかありません。
楽譜が配られたのが今日!ほっとする暇もなく、自宅練習をさっそく始めなくちゃ!!


★2月18日のコンサートのプログラム★

     Flying Theme from E.T. 「E.T.」のテーマ
     Doctor Zhivago: Prelude and Lara's Theme ドクトル・ジバゴ: プレリュードとララのテーマ
     Unchained Melody アンチェインド・メロディ
     As Time Goes By 「カサブランカ」より:時の過ぎゆくままに
     Moon River ムーン・リバー
     Romeo and Juliet Overture 「ロミオとジュリエット」序曲
     

        INTERMISSION

     Beauty and the Beast 美女と野獣
     Edelweiss エーデルワイス
     Rocky Theme ロッキーのテーマ
     Lion King ライオン・キング     
     Raiders March レイダース・マーチ


おまけ 日本に住む息子夫婦は、2月半ばにスノーボードを楽しんだそう。
     あ~、雪が懐かしい(笑)



2024/02/08

2月だというのに雪がない! / 世界で一番実用的なタトゥー

今年は、1月末から気温の高い日が続いています。
ミネソタで、2月に5℃以上になるのは、とてもめずらしいこと。
それがもう1週間以上も続き、春のような暖かさに感じます。

今日は朝からです。雪がすっかり解けてしまってびっくり・・・
東京都心で数日前にかなりの雪が降ったそうですが、それに負けているな。


例年ですと、今頃はこんな感じ。


暖かくて雪かきもしなくていいのは楽ですが、ないものねだりで、美しい銀世界が懐かしい!
湖は一応凍っているものの、上を歩いてみる気にはなれません。


白鳥たちもいつもより早くやって来て、そこら辺を飛び回っています。
今はいいけれど、これからまた寒くなって湖が全面凍ると困ってしまうのでは・・・?

夫が友人たちと毎年楽しんでいるメープルシロップ用の樹液の採取も、今年はサイクルが狂ってうまくいかないかもしれません。

何よりも心配なのは、森林火事です。
いつもの春は、そこら中が雪解け水でたっぷり潤いますが、今年はすぐにカラカラになってしまいそう。

まだ2月初めなので、これからまたうんざりするほど雪が降る可能性はありますけれどね。
何しろ、ここはミネソタですから。


先週末は親戚一家が来て、外でキャンプファイヤーを一緒に楽しみました。
野外で食べるものは、何でも美味しいこと!

親戚夫婦が持って来てくれたポークリブ
スーヴィード sous vide(家庭用真空低温調理器)で長時間調理したそうで、とてもジューシーで柔らかかったです。


こちらは、近くにオープンしたアジアンマーケットで見つけたマルちゃん焼きそば
3パックが1袋で粉末ソース付きで売っている、あの懐かしいヤツです♪

ミニソーセージ、キャベツ、人参、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームと一緒に炒めて持って行き、キャンプファイヤーでさらに温めました。
皆さんに大好評で良かった~


だいぶ日が伸びてきて、遅くまで外遊びできるようになってきたのが嬉しいです。


親戚が見せてくれた、世界で一番実用的と思われるタトゥー
腕に1インチごとに点がついています。ものの長さがすぐわかっていいですね~
この発想はお見事!



2024/01/29

家の中でドングリが芽吹いた!? / 清塚信也さんのピアノ

最近、人生初のびっくりを経験しました。
ロフトに置いてある観葉植物のプランターに、見たことのないものがニョキニョキと一斉に生えてきたのです!


雑草なのだろうと思って引き抜こうとしても、なかなか抜けない。。。
力を振り絞ってやっと抜いたら、根がとても長くしっかりしていてびっくり。


よく見ると、何だか懐かしいものが途中にくっついていました。
これって、もしかしてドングリではないですか?


このプランター、夏の間は観葉植物の周りにパンジーを植えて庭に置いていたものです。


そう言えば、大きな樫の木の近くだったなあ。
去年の秋は、なぜか例年以上にドングリが多かったので、自然にプランターの中にも落ちたのでしょうか。
もしかしたら、リスが集めて隠していたのかもしれませんね。

外は気温が低すぎて、この時期にドングリが芽吹くなんてあり得ませんが、家の中はいつも暖かいので、変な時期に目覚めてしまったのでしょう。
夫は、「放っておいたら、プランターの中が森になっちゃうところだったね」と笑っていました。


話は変わりますが、写真やレシピの整理などをする時のお供に、最近とても気に入っているものがあります。
ピアニスト&作曲家・編曲家の「きよりん」こと清塚信也さん(俳優業も!)の YouTube チャンネルです。

画像はデイリースポーツより

一番最初に、 YouTube の「おすすめ」に偶然表示されたのがこちら。



誰だっけ・・・?と思ったのですが、以前観ていたテレビドラマ「コウノドリ」の挿入歌、"Baby, God bless you" の優しいメロディーの作曲者だと知って、ワクワクしました。
実はドラマを観ていた時、あの曲に心惹かれて楽譜をダウンロードしてあったのです。
孫娘が無事に生まれた去年の4月、感謝と祈りを込めて弾いたのが懐かしい♪

清塚さんは「のだめカンタービレ」で、あのイケメン指揮者、千秋先輩のピアノの吹き替え演奏もしていたのですって!
これも、知らなかった・・・

クラシックの曲しか聴かないと言う人の好みではないかもしれませんが、彼のように自分で作曲したり、ジャズの要素もたっぷり入れてさらりと即興でどんどん弾けてしまうのは、次元の違うピアニストであり、本当にすごいことです!

本人曰く、「頭の中であれこれ考えているわけではなくて、何かが勝手に弾かせてくれている感じ」なのだそう。
ピアノを弾くことが楽しくて楽しくて、楽譜なんて見ないで気ままに何時間でも続けて弾けてしまうタイプのようです。

何と羨ましいこと・・・
幼い頃から英才教育を受けたそうで、毎日しっかり練習を重ねた賜物とも言えますが、やはり「選ばれし人」、つまり天才なのだと思います。

私が割と早くから目を付けていた角野隼人(かてぃん)さんとも共通するものがあり、実際に清塚さんは角野さんのことを弟のように思っているのだそう。

清塚さんの「寝かしつけシリーズ」(?)が、何本も YouTube にアップされています。
2年前頃に、続けて配信された様子。
どれも1時間以上の長いものですが、合間にしゃべりも入って、アルコールも飲みながらだったりして楽しいのです。


私は最近彼にドハマりして、パソコン仕事だけでなく家事のお供にもよく聴いています。
視聴者のチャットも横にズラズラ出てきて、それに対する清塚さんのコメントも聞けます。
彼の音楽は優しさに溢れていますが、しゃべりのほうは、時にはわざと突き放したりSっぽいところもあって、くすっと笑っちゃう。

「寝かしつけシリーズ」で、本当に寝落ちしちゃった人いるのかしら。
もしリアルタイムで聴いていたら、私だったらかえって目が冴えてしまっただろうと思いますが。
「この時間が永遠に続きますように・・・」と思えるような、幸せな時間です♪