2019/08/06

ラプソディ・イン・ブルーを演奏♪

今シーズン初のコンサートが、大盛況のうちに無事に終わりました。
いつもは7月なのに今年は8月になったのは、会場として使わせていただいているハイスクールが工事中だったため。

今回は、アメリカ人が誇る作曲家ジョージ・ガーシュウィン George Gershwin の特集で、客入りがとても良かったです。

「ラプソディ・イン・ブルー Rhapsody in Blueは、去年の2月にもトランペットのソロと共に演奏したことがありましたが、今回はピアノソロと・・・
1924年に作曲された、ガーシュインの代表作とも言える名曲です。

ソリストは、私が入団した8年前にはまだ高校生でファーストヴァイオリンにいた青年でした。
その後音大に通い、今回はプロのピアニストとして立派に成長した姿を見せてくれたのです。

彼、Brayden Drevlow 君は、可愛さの残る高校生だった2012年にも、メンデルスゾーンピアノ協奏曲のピアノソロを聴かせてくれたことがありました。
 その時の記事 ⇒ イタリアへ小旅行

11人兄弟で、全員ファーストネームが Br から始まり、自宅にはピアノが5台もあってみんな複数の楽器が演奏できる・・・という、すご~い音楽一家です♪
(ご両親は、一体どういう方々なのだろう。。。)

コンサートピアニストとしてだけではなく、エンターテイナーとしても大変に優れた Brayden 君、こんな離れ業も!

画像は彼のサイトより

私たちのコンサートでは、これのお披露目はなかったけどね。
(内心、ちょっと楽しみにしていたのですが・・・)

「ラプソディ・イン・ブルー」には、ジャズバンド用など色々なバージョンがありますが、今回はこれと同じアレンジでした。


去年のトランペットソロバージョンより、ヴァイオリンは暇だった気がする。。。
でもピアノの難易度はものすごい!楽譜が自由すぎて、ついていけない。
クラシック音楽しか学んでいない人には、絶対弾けません。

ブラスセクションは、ガンガン響くパートも、ミュートをつけてホワンホワワ~~ン♪と演奏するパートも、とっても楽しいのよね~
「のだめカンタービレ」を思い出すな・・・

この曲を聴いていて頭に浮かぶ情景は、決してここのようなアメリカのド田舎の景色ではなく、ニューヨーク辺りの都会の喧騒だな。
音楽って不思議です。

まだ日本に住んでいた時にテレビで観て衝撃を受けた、小曽根真さんのピアノソロのも載せておきますね。


彼のオリジナルが加わったピアノソロの部分、本当にうっとりです♪

今回のコンサート、実は「ラプソディ・イン・ブルー」より「アイ・ガット・リズム I got Rhythmのほうが、ヴァイオリンパートは難しかったかも。


でも、これもノリが良くて本当に楽しい曲です。

「ラプソディ・イン・ブルー」に合わせて、指揮者も団員もブルージーンズでの演奏でした。
いつもより終始カジュアルな雰囲気で、それもお客様に好評だったみたいです♪

Stars and Stripes Forever は、例年通り謎の指揮者?が登場・・・
今回は地元の新聞社の方で、とても楽しそうに振ってくださいました。
リハーサルの時、「アイコンタクトはほとんどなかったけど、皆さんよく合わせてくれました」って。。。

「ラプソディ・イン・ブルー」のピアノソロ譜、「のだめ~」を放送していた頃に買ったのがあったな。
ちょっと練習しただけで諦めて投げ出しましたが、また少しずつチャレンジしてみようかなと思っています。


♪8月3日 のプログラム♪

     The Star Spangled Banner  アメリカ国歌
     ”Hoedown" from Rodeo ホウダウン (Aaron Copland)
     ”I Got Rhythm" Variations アイ・ガット・リズム変奏曲 (George Gershwin)
     Embraceable You (George Gershwin)
     The Man I Love (George Gershwin)
     Stars and Stripes Forever 星条旗よ永遠なれ (John Philip Sousa)
     Someone to Watch Over Me (George Gershwin)
     "Summertime" from Porgy and Bess サマータイム (George Gershwin)
     Rhapsody in Blue ラプソディ・イン・ブルー (George Gershwin)


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4 件のコメント :

  1. いろいろと楽しい演奏会のようで、わくわくします。
    さくらさん所属のオケのコンサート会場はどこですか?
    また近々のスケジュールもお教えいただければ、次回Minnesotaに遊びに行くときに合わせて、聴きに行きたいなあと思います。
    とはいってもNBAのTarget Centerのスケジュールに合わせますが、両方合えばっちりですかね。Minneapolis→Bemidjiくらいのドライブはぜんぜん平気なので
    昔はMinneapolis⇔Duluthを日帰りでしていましたので。(U of M Duluth校での打ち合わせ込み) 小林

    返信削除
    返信
    1. 小林さん、

      長距離ドライブ、お得意ですか?私は全然ダメです。。。
      スケジュールが合うようでしたら、ぜひコンサートにいらしてくださいね♪

      次回は9/29(日)3:00より、ベートーヴェンの交響曲第7番、ドヴォルザークのチェロ協奏曲などです。
      その次は11/24(日)3:00、マーラー(曲は未発表)と、アメリカの作曲家アーロン・コープランドの歌劇「テンダーランド」を演奏します。
      12月以降のスケジュールは、サイトをご覧ください。
       https://www.bemidjisymphony.org/

      会場はいつも、Bemidji High School の Auditorium です。
      今のように気候の良い時期は問題ないですが、真冬はリハーサルの片道30分ほどでも命がけな時があります(汗;)

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    2. さくらさん コンサートスケジュールと演奏会会場の情報ありがとうございました。
      NBAのホーム開催スケジュールと合わせた所、11月24日のマーラーとコープランドを聴ける可能性ありですね。11月15日(一週間前ですが)ワシントンウィザース(八村君)がTarget Centerに来る予定 それだったら10日程度のミネソタ滞在でいろいろ友達と遊んで、過ごそうかと、23日はフェニックスサンズととの試合を見て、24日早起きしてミネアからドライブもありですし、(11月末なので天候も心配ですがおそらく5時間あれば到着の予想)
      2月のジョンウイリアムスのコンサートとNBAシャーロットとの試合も捨てがたいし、3月のサックスのコンサートとNBA LAレイカーズとの試合も捨てがたい
      悩みますね
      貴オケのホームも覗いてみましたが歴史のあるオケなのですね
      べミジも10年以上ご無沙汰なので、都会になってるのでしょうか?
      コンサート終了後は、べミジからマノメンに戻って徹夜でカジノ三昧かな とわくわくしています。 小林

      削除
    3. 小林さん、

      雪の季節になると天候が心配ですが、
      もしご都合がつくようでしたら、ぜひいらしてくださいね♪
      お会いできれば嬉しいです。
      2月の映画音楽特集は、以前やった時にも大好評でした。

      それほど人口の多くない町で、このように本格的なオーケストラ活動ができるのは、
      惜しみなく協力してくださるコミュニティの皆さんや学校、企業などのサポートがあってこそ。
      とても優秀な指揮者と素晴らしい音楽仲間に恵まれていることを幸せに思い、いつも感謝しています。

      Bemidji は都会にはなっていませんが(笑)、新しい店やレストランも増えて、ほどよいサイズの非常に住みやすい町だと思います。
      コンサート後は、徹夜でカジノ三昧ですか!? Good luck!

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