今日はウォーキング中に、長いこと待ちわびていたものをついに発見しました!
その名の通り、雪や氷がすっかり解けると地面に顔を出す
雪割草 (ユキワリソウ) です。
毎年あちこち同じ場所に出てくるのですが、長い長い冬の後に可憐な花を見つける時、いつも新鮮な感動を覚えます。
ユキワリソウと青空に映える
ネコヤナギ、あちこちから聞こえてくる
カエルの大合唱。
この 「三点セット」 が、ミネソタ北部にもやっと本格的な春が訪れたことを、毎年知らせてくれるのです。
そして、2月末に私が氷の上で転んで左手首を骨折してしまった場所は、こんな大変なことに・・・!
泥んこの所で、また転びたくないね。
さて、この時の怪我についての報告ですが、
先週の火曜日に
めでたくギプスがはずれました!!
6週間とちょっと、長かったな。。。
骨折するとどうなるかなんてことは、自分が実際に体験してみないとわからないものです。
無事に骨がくっついたら、そこでギプスをはずして終わり・・・と私も軽く考えていました。
その後、ネットで情報収集しましたよ。
ギプス固定期間中に手首や指の関節は固まって動きが悪くなり、使わない筋肉は委縮してしまう。
ひと通りの普通の動作ができるようになるまでには、ギプス固定期間と同じ位かそれ以上かかることもある。
あちこちのサイトにこのように書かれているのを見て、「あらら、これじゃ
オーケストラ活動復帰までに何ヶ月かかることやら」 と不安な気持ちになっていました。
でも、指の動きに関しては大丈夫でした!
ギプス固定中も、特に後半はかなり動かして割と普通の生活をしていたので、問題なく動きます。
確かに手首はよく曲がらないけれど、筋肉は右腕とそれほど変わりません。
(3週間でギプスを交換していただいた時には、とても細くなっていてびっくりしたけれど。)
ギプスがはずれてから5日目だった、昨日のことです。
既に欠席の連絡をしてしまった今月30日のコンサートのことを、未練がましく考えていました。
合唱団とソリストと共に、抜粋を約2時間演奏することになっている、
ヘンデルの
「メサイア」 です。
今までにもクリスマスには数曲だけ演奏し、客席の有志がぶっつけ本番で一緒に歌っていました。
でも今回は、ちゃんと練習を積んだ方たちが歌ってくださるので楽しみにしていたのです。
楽譜ももう返却してしまっていたのですが、1%の望み (?) を捨てきれず、写真に撮ってありました。
PCのスクリーン上でそれを眺めながら、どれほど弾けないものなのか試してみようとヴァイオリンを構えてみたところ、おやまあ! ちゃんと弾けてしまった♪
実はヴァイオリン演奏って、手首骨折後のリハビリに一番いいかも・・・
左手首は右の半分ぐらいの角度しかまだ曲がりませんが、指や腕の力は演奏には十分です。
ありがたいことに、「メサイア」 はファーストヴァイオリンにも超絶高音は出てきません。
まだ自分の肩には指が届かない左手でも大丈夫。 楽に届く音ばかりです。
(ヘンデルさん、ありがとうございます。)
怪我のため、家での盛大なパーティーも例年のようには行わなかった昨日の
イースター。
おかげさまで、時間もたっぷりありました。
ヴァイオリンが弾けるようになったのも、
イースターの奇跡だったかもしれないなと思っています。
(神様、ありがとうございます。)
「ハレルヤ」 が最も有名ですが、私が一番好きなのは、最後の
Worthy is the Lamb & Amen です。
下の動画の少年合唱団の子たち、可愛いな~
♥♥♥ 目の保養にもなります。
「メサイア」 ラブについての以前のブログ記事も、よかったらお読みください。
⇒
メサイアとの長いお付き合い♪
昨日、今日、そして明日もガンガン練習して、明日の夜はリハーサルに出かけてきます♪
やっぱりコンサートは、客席よりステージ上のほうが数倍楽しい。
4月初めに自分が出られなかったコンサートを聴きに行った時、つくづくそう思いました。
私の手首が早く回復するようにと祈ってくれ、メッセージを寄せ書きしたカードを送ってくれた指揮者とヴァイオリン仲間たちの優しさに感激・・・
皆さんの祈りと奇跡に心から感謝しつつ、頑張ります!!
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