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2025/07/16

親戚の4歳の子が、華麗なウォータースキー!

今さらですが、独立記念日のことを書いておきましょう。
本来は、4th of July と呼ばれる7月4日が祝日です。
けれども今年は、1週間遅れで、11日の週末に3日続きで親戚の集まりがありました。

西海岸に住んでいる姪たちもやって来て、3世代総勢26人が上の義妹夫婦の家に集合。
多分、多くのアメリカ人が「混雑するから1週間遅れで」と思ったのでしょう。
時期をずらしても、やはりかなり渋滞したようです。

幼い子2人を連れて来るのは大変なので今年は無理かな?と思っていた娘も、おかげ様で出席。
アトランタからわざわざ来てくれたお義母さんと、その息子である婿殿に、子供たちとワンコたちの世話を任せ、ゆっくりひとりで参加することができました。
とても有難いことです。

湖が目の前の義妹の家は広くてベッド数も多いものの、カウチやエアベッド、フィッシュハウス、キャンパーなど総動員で、何とかみんな泊まれた次第です。


メインは2日目の土曜日で、1日の大半をボートで過ごしました。


カナダの山火事の煙が流れてきて、大気の状態はあまり良くなかったのですが、それで諦めるようなメンバーではありません。
割と涼しい日だったし、太陽ギラギラでなくていいね!という楽天的な人ばかり・・・

もうひとつの小さいボートで、4月に4歳になったばかりの男の子がウォータースキーを始めました。
まだ数回目だそうですけれど、もう全く危なげなく湖面を鮮やかに滑ります。


声援を送る私たちの乗った大きなボートに近づくと、にこっとする余裕さえあってびっくり。


疲れを知らないようで、驚くほど長時間滑っていました。
お姉ちゃんたち二人も、やはり4歳頃から滑っていたようですし、パパ(夫の甥)がこの人だから、当然と言えば当然なのでしょう。


ちなみにこの一家は、冬になるとスノーボード三昧で、本当に羨ましいことです。


あまり料理の写真は撮りませんでしたけれど、持ち寄りで色々なものが並び、お腹いっぱいの毎日でした。


親戚には7月生まれの人がやたらといるので、バースデーケーキも♪
これは、私が作って持って行きました。
右上にちらっと写っているのが、ウォータースキーをした4歳の男の子です。
こうしてみるとまだ本当に幼いのに、大したものですね。


ケーキのレシピは、以前のブログをご参照ください。

2024/07/31

10週間ぶりの夫婦二人暮らし / 日本への一時帰国の思い出話1

今朝は4時に目覚ましをセットし(3:59に自然に目が覚めましたが)、息子夫婦を近くの空港まで見送りに行きました。
この町からミネアポリスの空港までは約1時間のフライト、次の便まで3時間半ほど待って、羽田までの国際便は約13時間と長旅です。

この前も書いた通り、私は5月21日から4週間日本に一時帰国し、沼津に住む息子夫婦と一緒にミネソタに戻ってきました。
彼らは、オンラインで日本の皆さんに英語を教えています。 
どこにいても仕事ができる、便利な時代になったものです。
最近は、YouTube にショートビデオもアップするようになり、編集にも時間をかけて頑張っています。

息子たちと一緒だった6週間は、長かったようなあっという間だったような・・・?
ゲストキャビンに泊まってもらったものの、そこは Wi-Fi がつながらないので、メインの家で過ごすことが多かったです。

オンラインレッスンのない昼間は、庭仕事などを手伝ってもらったり、目の前の湖で遊んだり。


昔のビデオをDVDに変換したものも、家族で楽しみました。
ビールが並々とつがれたグラスに向かって嬉しそうにハイハイする、生後8ヶ月頃の息子の姿に、みんな大笑い♪(ビアグラスを用意したのは、もちろん撮影者のパパです。。。)


この10週間、なかなか会えない家族と一緒に過ごす時間が優先だったため、ひとりでゆっくり自分に向き合うチャンスは、ほとんどありませんでした。
ようやく元通りの夫婦二人となり、それぞれ自分の時間を楽しむ余裕が戻りました。

皆さんがよく「本音」として語ることですが、来てくれた時はもちろんとても嬉しい、でも去った後には寂しいけれどほっとするのも事実です。
多分、日本で私を迎えてくれた母と妹も、きっとそうだったのだろうな。
次の再会を楽しみに、またお互いに元気で頑張りましょう。


息子夫婦の滞在中、アメリカのニュースは大賑わい。
トランプ氏襲撃事件、バイデン氏の大統領選撤退に続き、民主党大統領候補としてハリス氏が確実に勢いをつけています。
「もしトラ」や「ほぼトラ」「確トラ」なんて言葉がずっと聞こえてきて憂鬱になっていましたが、今は流れが変わり、ひょっとしたらひょっとするかも!?

それについてブログに詳しく書こうと思っているうちに月日は過ぎ、次はパリでの夏季オリンピック開会式
ミネソタではお昼過ぎから夕方までの約4時間で、テレビを観るのにちょうど良い時間帯でした。
開会式の感想も書こうと思っているうちに、またまた時間が経っちゃった。

もうどちらもきっぱりあきらめて、これらはスルーしてしまおう。。。
今さらですが、日本に帰国した時のことを少しずつ書きますね。


2年前の一時帰国の際は、まだコロナ騒ぎの最中で色々大変でしたけれど、今回はマスクもあまり着用せずにすみました。
家族や親しい人たちとの再会が嬉しかった~
色々な事情で、ぜひ会いたかったのに会えなかった人もいましたが・・・

美味しいお料理&楽しいおしゃべりの組み合わせで、毎日のように濃厚な喜びを味わってきましたよ。
大都会の人混みはちょっと苦手になってしまいましたけれど、便利でエキサイティングで、ミネソタの田舎では見つけられない楽しみが満載です。


新オープンの麻布台ヒルズに連れて行ってくれたのは、子供同士が幼稚園の時に一緒だったママ友たち。
その中にあるアートミュージアム「チームラボ」は、絶対おすすめの楽しさでした♪
視覚、聴覚、嗅覚も総動員で、刻一刻と変化する映像に身体ごと浸れるアートです。


詳しくは、こちらのサイトをチェックしてね ⇒ チームラボ ボーダレス

麻布台ヒルズが建った場所、昔は何があったのかしら。
地図を眺めると、私が若かりし頃アルバイトしていたことがある小さなカフェを含め、大規模な再開発が行われたようです。
そう言えば、周りが何となくごちゃごちゃしていたのを思い出します。
六本木ヒルズや、東京ミッドタウンが建った時もそうでしたが、昔の風景を思い出せない場所がどんどん増えていきますね。


高校の時に所属していたサークルは、私が帰国する度に同窓会を開いてくれます。
時々は同級生だけで。時々は1年上の先輩と2年上の先輩を交えて・・・
みんなとマメに連絡を取ってくれる友人がいて、本当に有難いです。

2年ぶりに集まったわけですが、悲しいことに同級生のひとりが天国に旅立ってしまい、先輩のお姉様のうち2名がご主人を亡くしてしまったことがわかりました。
そんな年になってしまったのだなあと実感・・・
いつも言いますが、会いたい人には会える時に会っておかなくてはね。

食べ放題のおしゃれな店で、懐かしいおしゃべりが弾みました。
何と51年前の「合宿のしおり」を持って来てくれた人もいて、何だか胸がいっぱいに。
わら半紙ガリ版刷り! 私たちって、思いっきり昔の人間だ。


合宿の注意事項の中に、「痴漢出現の際は一致協力して撃退しよう」という一文がありました!
実行に移す機会がなくて、本当に良かったです(笑)
部屋割りや、係の分担表なども載っています・・・とても濃いお付き合いのサークルでした。
だからこそ、今までず~~っと続いているのでしょうね。


ミネソタにも遊びに来てくれたことがある友人と行った明治神宮は、あっちもこっちも外国人観光客ばかり。
色々な言語が飛び交っていました。円安だし、気候は良いし、そりゃ行ってみたくなるわね。

夫との出会いの場所であった原宿駅は、大好きだった旧駅舎が取り壊され、すっかりモダンになっていました。
知ってはいたけれど、実際に見るのは初めてでした。

2枚の画像は LIFULL HOME'S より

何だか味気ない感じがする・・・思い出の中に、あの素敵な駅舎はいつまでも残っていますけれどね。


その後、新大久保韓国料理の店へ。
大学の頃のアルバイトで新大久保に通っていた時期がありましたが、その頃とは全く景色が変わりました。

こちらミネソタでは、チャイニーズは数軒あっても、コリアンレストランは存在しない町に住んでいるため、久しぶりの韓国風の味付けが美味しかったです♪



一時帰国の話は、まだ書きたいことがたくさんあります。
長くなるので、今日はここまで・・・

2024/07/08

2024年、ピックルボールで始まった独立記念日の集まり

ブログの更新を、すっかりさぼっていました。。。

日本に1ヶ月ほど一時帰国。沼津に住む息子夫婦と一緒にミネソタに戻ったのが、6月半ば過ぎ。
息子たちは、オンラインで英語を教えながら7月末まで滞在します。
日本とは14時間の時差があるため、早朝4:30からレッスンがある日が多く、夜もまたレッスン・・・
日によってスケジュールが違い、私たち夫婦も巻き添えを食らって、毎日バタバタしています。


久しぶりの更新、何から書こうかな・・・
とても楽しかった日本でのことはもう少し後にして、先にアメリカ独立記念日 4th of July について書きましょうか。

今年も義妹夫婦の家に、親戚一同20人以上が集まりました。
娘は、生後14ヶ月となった孫娘とワンコ2匹と共に、早朝に車を約4時間飛ばして登場。
婿殿は、友だちの結婚式があって残念ながら不参加でした。

アメリカ独立記念日ですから、孫娘も星条旗みたいな服よ♪
「はとこ」に当たるお姉ちゃんが、せっせと世話を焼いてくれます。

娘が赤ちゃんだった頃にそっくりなぽっちゃり体形で、まだ歩き始めてはいません。
でもハイハイのスピードが上がって、目を離せなくなりました。


孫娘の負担にならないよう、私たちは1日目は参加せず、2日目も夜は自宅に戻りましたけれど、ほとんどの人たちは2泊3日で義妹宅にステイ。
誰をどこに寝かせるかの計画を立てるのも、とても大変だったことでしょう。

今年の大ヒットはこれでした!
義妹夫婦宅の大きな倉庫の前に甥が臨時で設置したコートで、ピックルボール pickle ball の試合です。
アメリカでは数年前から大流行中の、テニス卓球バドミントンを合わせたようなスポーツ。

ピクルスと何か関係あるのかと思ったらそうではなく、Pickle は考案者の飼い犬の名前だったようです。


夫は初めてのチャレンジでしたが、素晴らしい動きで頑張っていました。
老いも若きも混ざり合って楽しめるところがいいですね。
日本でも、そのうち流行るかな?


目の前が大きなで、みんなでボートに乗り込むのも毎年の楽しみです。
孫娘もぐずったりせず、大騒ぎの大人たちに混ざって、結構長い時間ボートで過ごしました。


カンカン照りの暑い日でなくて良かったです。

3日目、娘たちはミネアポリス近くの自宅に戻り、私たち夫婦はまた義妹宅へ・・・
息子夫婦(この2人は3日間通して義妹宅に滞在)が2年ぶりにハイドロフォイル hydrofoil を楽しむのを、同じボートに乗って眺めました。


腕は落ちていなかったようね。お嫁ちゃんも頑張っていましたよ。

ハイドロフォイルは、ひっくり返すとこんな形状です。日本語ですと、水中翼と言うようです。
甥が2年前、息子夫婦にも乗り方のコツを教えてくれました。
彼の10歳と7歳のお嬢さん二人は、とっくの昔からスイスイと上手に使いこなしています。


水上スキーと違って空中に浮かんでいるので、水面すれすれを飛んでいるような感覚でとても気持ちいいのですって♪
私も、あと30年若かったらやってみたかったかも・・・

あちこちで盛大に花火も上がり、賑やかな独立記念日でした。
コロナ騒ぎの頃の静けさが、何だか遠い昔のことのように感じます。

2024/05/09

カナダの島で発見した、カナダグースの卵

昨日は、夫と義弟、友人がカナダの島に日帰りで出かけました。
広大な湖 Lake of the Woods に浮かぶ島のひとつで、かつて夫の両親が所有していたものを、今は夫たち兄弟で管理しています。

湖の氷が解け次第、そこに建つキャビンの修理箇所の有無などをチェックしに出かけるのが、毎年の習慣です。
倒れていた大木を切ったり、古くなったを新しいものと交換したり、しなくてはならないことが山ほどあるみたい。

着いた時に、カナダグースがあるのを見つけたそうですが、帰る前にまた見たら、朝はなかったが3個産みつけられていたそう♪
これからヒナが生まれて育つのに、心地良さそうな巣ですね。


夫が写真を撮っていたら、「早くあっちに行け!」とばかりに夫婦でギャーギャー騒いでいたとのこと。


せっかく静かな島を独占していたのに、そりゃ迷惑ですよね。

陸からかなり離れた島に、色々なものをボートで運ぶのは大変!
でも、窓の交換が必要なことは昨年わかっていたので、前もって運んであったそうです。
何でも自分たちでやってしまうのが、すごいな。



この年代の人たちのほうが、若い人たちよりこういうことに慣れていて上手みたい。


今回は日帰りでしたけれど、次は泊りがけで行って、他の窓も直すそうです。

余談ですが、その島で過ごす時間を心から楽しんでいた義母がもし元気だったら、今日がちょうど100歳の誕生日でした!
ケーキも用意して、いつも優しかった義母の思い出話をしながら、夫と二人でお祝いしましたよ。


この1週間ほどで、若葉が急にムクムクと大きくなってきました。
若葉と紅葉の季節は、日々変化する自然の色合いが楽しめ、虫もそれほどいなくて、1年で一番好きな時期です。

若葉のそれぞれが、ユニークな形。
長い冬を耐えてやっと姿を現した、愛しい葉っぱたちです 💛




これは、白樺の花なのですって! 穂のような形で花びらがないので、ちっとも花らしく見えないけれど・・・


みんな元気に大きくなっておくれ♪ 
(晩秋に、また落ち葉かきが待っていることは考えないようにしよう・・・)

ツクシも見つけた! 去年は、いつの間にか盛りを過ぎていしまっていたけれど。


群生する場所も知っているので、今年は頑張って天ぷら作ろうかな♪

私は数日かけて、庭中に散らばっていた折れた小枝と、星の数ほどあるように思われるドングリを全部きれいに集めて処分しました。
夫が嫌っている下の写真の白い花やタンポポも姿を現し、そろそろ今年初めての芝刈りが必要です。



2024/04/13

不用品の処分には、かなりの痛みが伴う

やっと、家の前の湖のが全部解けました!
完璧なタイミングで、ミネソタの州の鳥であるルーン Loon も戻ってきて、よく響き渡る懐かしい鳴き声を聞かせてくれます。
スワンカナダグース、色々な種類のダックも混ざって、湖はとても賑やかです♪

画像はこちらのサイトより

これから、庭の草花の世話や芝の手入れに忙しくなる前に、ぜひやっておきたいことがあります。
それは、じわじわと増えてきている「もの」の整理です。

日本からアメリカに引っ越した時に、かなりのものを処分したはずなのですが、いつの間にこんなに増えちゃったのかしら・・・?
・・・というか、アメリカでは買えないだろうと思って日本から持ってきたのに、結局使っていないものも多いようです。

平均的な日本の家よりはずっと広くて、収納場所も多いので、つい色々な所にものを突っ込んでしまっています。
雑然とではなく、一応は片付いて見えるため、あまり危機感を持たずにいました。

でも、数年以内にはもう少し町に近くて小ぢんまりした家に引っ越そうと考えています。
それまでに、大幅な断捨離をまたまた実行しなくては。


年と共に、身近な方があの世に旅立ってしまうことも多くなりました。
どんなにたくさんの素敵なものを所有していても、「あの世」には何一つ持って行けないのだと実感・・・

まだまだ道は遠いのですが、毎日少しずつ、引き出し1つ分ぐらいのペースで頑張っています。
以前はよく使っていたのに、好みが変わったりして使わなくなってしまったものも多いです。
「こんまり」式に(あれ?何だか懐かしいな)、今「ときめき」を感じるものだけを残すことにしましょう。

写真を撮り、心の中で「今までありがとう」と声をかけて、まだ使えるものは町にいくつかある thrift shop(リサイクルショップ) に持ち込みます。
気軽に引き取ってもらえるのが、とても有難い。不用品がまた生き返って、どなたかのお役に立つのなら嬉しいです。

懐かしい思い出がいっぱいのものは、整理する手が止まってしまいますよね。
いただいた手紙カード、捨ててしまったらそれっきりなので、特にじ~んときたものは大切に保存。
これも、私がいなくなったら「ゴミ」になってしまうのでしょうけれどね。

大量に持って来てしまった日本語の本は、残念ながらこちらでは引き取り先がないので、もう読まないものは処分するしかなく、苦痛を伴います。
冬がやたらと長いミネソタでは、暇つぶしにたくさんの本が読めるだろうと思っていたのに、つぶすような「暇」がちっともなくて、いつもシャカシャカ動いている自分に笑ってしまう・・・

だいぶ前に日本で使った英語の教材、また目を通すかもと思って持って来てしまいましたが、結局使わなかったな。
日本にいればどなたかに譲ることもできたでしょうが、残念ながらこれは処分。



役には立ったと思うので、これも「ありがとう」と共に「さようなら」です。


夫は、図書館からプロジェクターを借りてきて、昔撮ったスライドに目を通しています。
自分だけでなく、おじいちゃんとお父さんが撮ったものも物置に大量にあって、大変な作業みたい。

彼曰く、ほとんどは取っておく価値のないものだそう。
もったいないなあと思いますが、心を鬼にして、口は出さないことにします。
自分が本当に気に入っているものだけ残して身軽になりたい気持ちは、私以上に強いようですから。

夫はハンティングももうやめてしまったので、色々な用具も、結構たくさん持っているも、みんな処分するとのこと。
先祖代々受け継がれている大切な銃もありますが、息子は日本なので使わないでしょうし。
銃が家から消えるのはほっとしますけれど、夫にとってはやはり寂しいことでしょう。

食器調理器具の量も半端じゃなく、少しずつ減らしています。
柄がついていて可愛い!と思って飛びついた包丁は、恐ろしく切れ味が悪くて結局使わなかった。
こういうのが、少しずつ増えてしまうのですよね。。。


気に入っていた店が閉店する時に、どの服も70~90%オフなんていう大安売りがあり、つい値段につられて必要ないものまで買ってしまい、結局袖を通したことがなかったものも・・・

何だかもう、ものを買うのが恐ろしくなってきました。
田舎暮らしなので、都会より誘惑は少ないと思いますけれど、それでも気を付けなくちゃね。

人がその一生で使う「もの」の数は、一体どれほどなのでしょう。
道具を持たず身一つで生きている野生の動物が、時々うらやましくなります。


2024/04/03

白鳥とカワウソが遊びに来た / 皆既日食

かなり積もったは、その後暖かい日が続いてだいぶ解けました。
家の前の湖は、一時は30%ぐらい解けていたのがまた全面凍ってしまったのですが、ここ数日でやっと元に戻った感じです。

ビーバーが作ったダムがある部分は水の流れが激しく、いつも早めに解け始めます。
地面の雪解け水も流れ込む、素敵な場所です。
今の時期、その水の音を聴くのが楽しみで、頻繁に近くに行ってにんまりしている私です。

今日は、私の足音に驚いた2羽の白鳥が、大きな鳴き声を上げていました。
ナキハクチョウ trumpeter swan という種類で、パオパオと本当にトランペットのような響きです♪


今朝は、湖がまだ凍っている部分と解けている部分の境目にカワウソ otter がいて、時々潜ったりしながらのんびりしていました。
写真は、かなりぼやけてしまいましたが・・・


夫は昨日、2匹のカワウソが戯れているのを見たそうです。
庭にはたくさんのリス(多すぎ!)と、時々ウサちゃん
小鳥たちもたくさん来て、賑やかな春です。


イースターは、あっという間に終わってしまったな~
以前は、親戚や友人を招いて我が家でお祝いしたのですが、数年でやめちゃった。
この時期は、舗装していない長いドライブウェイがひどい状態になってしまうのでね。
深い雪、または雪解け後のぐちゃぐちゃの泥でスタックしそうになる、危険な道です。

家に集まる代わりに、近くのゴルフ場隣接のレストランで、イースターブランチを楽しむのが恒例となっています。
今年は全然写真を撮りませんでしたが、義妹夫婦と4人で出かけました。

たくさんの料理が並んで食べ放題・・・いつも皆さんの食べっぷりに圧倒されてしまいます。
ローストビーフポークリブをさんざん食べた後に、何種類ものデザート
とても真似できません・・・

お客様はお招きしなくても、イースターの飾り付けだけはしました。



親戚のガールズに配るために、クッキーも焼いたよ~!


これは、私たち夫婦も楽しんでいただきました♪


4月8日には、アメリカ皆既日食 total solar eclipse が観測できるとのこと。
結構、盛り上がっています。
残念ながらミネソタは日食の経路ではないので、近所の友人夫婦はわざわざイリノイまで出かけるそう。

このご夫婦、2017年の皆既日食も、オレゴンまで出かけてしっかり見てきました!
今回も天気が良いといいですね。

2024/03/13

義妹が祝ってくれた誕生日♪

先週、またひとつお姉さんになりました~
誕生日当日は上の義妹と友人たちとランチしたのですが、週末にはもう少し北の町に住む下の義妹夫婦と義弟が、お祝いをしてくれました。

その町に出かけるのは、パンデミック前の2019年以来です。
皆さんが私たち夫婦の家に来ることが断然多く、「泊りがけでゆっくり来てね」とずっと誘われていたのに、なかなか実現しませんでした。

今月は週末の予定がぎっしりですが、2週目の週末だけ空いていて天候も良さそうでしたので、ついに出かけることに!

ミネアポリス方面に行く時と違って、途中ですれ違う車もほとんどないような田舎です(笑)
車で2時間15分位で、途中でインディアン居留地の中も突き抜けます。
Red Lake という、海のよう見えるとても大きなに沿って居留地があるのですが、人は全く見かけませんでした。

Upper Red LakeLower Red Lake に分かれているこの湖、私たちが近くを走った Lower のほうだけでも、琵琶湖の約1.7倍の面積があります。
でも水深は最大11メートルしかないという、不思議な湖です。


下の義妹は家をきれいに整え、心のこもったおもてなしをしてくれました。
義弟もすぐ近くに住んでいるので、ほとんど入り浸って料理も手伝い、一緒に祝ってくれたのです。


バースデーケーキも♪
アメリカではよく見かける、エンジェルフードケーキです。
シフォンケーキに似ていますが、卵白だけ使用するので、中は真っ白でふわふわ!


私はいつも人の誕生日を祝う側なので、このように自分が祝ってもらえたのが本当に嬉しかったです。
日頃の家事をしばし忘れることができただけでも、幸せな気分でした。


翌日土曜日は、素晴らしい晴天。
義妹のご主人がハンターなので、26マイル(約42キロ)ぐらい離れた所に80エーカー(約32ヘクタール)のハンティング用の土地を所有しています。
そこに、みんなで出かけることになりました。

キャンプファイヤー用の、こんなにあれば心配ありませんね。


簡易シャワーや屋外トイレなど、色々な建物が!何だか可愛い♪


そしてベッド2つ、キッチン、テーブル、カウチなどが整った小さなキャビンもあり、ハンターたちが泊まれるようになっています。

鹿を見張る deer stand は全部で4つも!
ヒーターもあり、晩秋の鹿狩りのシーズンにも寒い思いをせずにすみます。


我が家よりだいぶ北なので、まだ雪が残っていました。
暗くなると、星空が美しかったこと!


早くもネコヤナギを発見! 例年ですと4月下旬なので、1ヶ月以上早いです。


トレイルも良く整備され、所々に手作りの標識も立っていて楽しい♪
この土地をいかに大切に思っているかが、伝わってきます。


普段は隣家と密接した町の中に住んでいる義妹夫婦、時々逃げ出せる場所があるのは恵まれていますね。


2023/08/18

カウンティ・フェアとフルサイズの虹 ♪

やたらと泊り客が多かった8月前半が終わって、ほっとしています。
山火事の煙のせいか、ずっと何となく鼻がぐずぐずしていましたが、それもやっとすっきりしたみたい。
マウイ島のでの大火事の被害を考えると決して文句は言えませんが、カナダや国内のあちこちの山火事の煙が、ミネソタにも頻繁に漂ってきているのです)


友人夫婦から夕食のお誘いを受けた日、欲張ってその前にカウンティ・フェアにも出かけてきました。
郡のお祭りで、移動式の屋台と遊園地によくあるような乗り物が、約1週間やって来ます。


飼育している動物や農作物、花や写真・手芸品などの品評会もあり、優秀なものにはブルーリボンがつけられます。

時間があまりなかったので、大急ぎで動物さんたちに会いました。
大きな牛や馬などもたくさんいるのですが、もっと小さな動物に心惹かれてしまいます。
耳の垂れたウサちゃん、たまらない可愛さです。


ラマ llama も人気。別名は「アメリカラクダ」なのですって。
そう言われてみると、確かにラクダっぽいかも・・・


真っ白のアヒルも、めちゃ可愛い!
アヒルは英語で duck だと学校で教わりましたが、duck です。
日本人的発想では全く別の鳥に思えて、同じ呼び方だなんてちょっと抵抗ありますよね。

アヒルは特に domestic duck と呼ばれるとのこと。
アヒルの原種はマガモで、家畜として飼い慣らしたそうです。

小学校で白いアヒルを飼っていて、みんなで可愛がっていたような気がします。
だからアヒルはペット用で、は食用と勝手に頭の中で区別していました。

アヒルも食用だと最初に聞いた時には、「アヒル肉」なんて聞いたことないし、ペットを食べちゃうの?とびっくり・・・
でも、考えてみれば「合鴨」ってマガモとアヒルの交配種のことだった。
何も考えずに食べていたなあ。。。


やっぱり、食べたりせずにこの可愛らしさを眺めていたい・・・


最初の写真でもわかるように、この日は怪しい空模様で、今にも雨が降り出しそうでした。
それでも持ちこたえて、濡れずに駐車場にたどりつけて良かったです。

友人宅に着いてからも、夕食を外のデックで食べるか家の中にするか迷いましたが、やはり外のほうが気持ちいいので予定通り決行!

この友人夫婦は、大き目の湖に面した家に住んでいます。
あちこちだらけのミネソタでは、かなりの高確率で親戚や友人の家が湖畔にあり、ボートを所有しています。

この日も、空は怪しかったけれど、みんなでボートに乗ることに。
家族ぐるみのお付き合いを続けている友人夫婦ですので、お子さんたち、お孫さんたちも混ざって全部で11人!

そのうち、友人宅のちょうど反対側にが見えてきました♪


やがてそれは空いっぱいに広がり、素晴らしい眺めとなったのです。



大人も子供も、みんなで "Wow!!" でした。


だいぶ日が短くなってきて寂しいけれど、夜空を楽しむ時間が長くなりました。
今の季節はちょうど寝室の窓から北斗七星が見え、うっとり眺めていたら、偶然にも流れ星が北斗七星を斜めに横切るように落ちてきて、これも感激の光景でした♪

そして、庭にはヒマワリが咲き誇っています。見るたびに笑顔がこぼれてしまう!
Dwarf sunflower というあまり背が高くならない品種で、鉢植えなので移動も簡単。
種から育てたのですが、びっくりするほどしっかり伸びて茎も太くなりました。


ズームアップすると、その構造の複雑さと美しさに感動を覚えます。
(ボケちゃったけれど・・・)


少しずつ、秋の気配を感じるようになりました。
明日は気温が32℃まで上がるそうですが、その後は急にぐっと涼しくなりそうです。
ミネソタの夏は、あっという間に終わってしまいそうだな・・・