初夏は、多くの生物にとって次世代に命をつなぐ大切な季節です。
我が家の庭は今、頑張るお母さんたちでとても賑やか。
この頃毎日やってくるのは、snapping turtle カミツキガメです。
ガラパゴス諸島のゾウガメの、ミニチュア版みたいな様子。
体長は30cm位で、大きいものは50cm近くになることがあるそうです。
(噛まれると大変なので、決して素手では触らないように)
長い時間をかけて庭に穴を掘り、卵を産み付けます。
日によっては、産卵中のお母さんガメを一度に数匹目撃することも!
かなり体力を消耗するようで、産卵後は何だかフラフラしながら歩いていました。
残念ながら、あっという間にスカンクか何かが産卵場所を見つけ出し、産みたての卵を食べてしまうことが多くて気の毒です。
それでも何とか無事に育つと、カメの赤ちゃんは卵の殻を破り、地上に這い出てきます。
これは、2022年の秋に庭で見つけて撮影したものですが、約3ヶ月で孵化しました。
小さくても湖の方向がちゃんとわかるようで、ゆっくりと確実に歩いていきます。
カミツキガメの寿命は30年から50年ぐらいで、100年も生きる長生きさんもいるとのこと。
大したものだ!
5月には、カミツキガメよりはずっと小さなドロガメ mud turtle が、盛んに卵を産んでいました。
並んで産卵するお母さんたち、何だか可愛い♪
5月のブログでご紹介した小鳥の巣の5個の卵は、無事に雛が孵りました。
ある日撮影しようとしたら驚かせてしまったようで、そのままバタバタと巣立って行っちゃった。
母鳥の留守中でした。さよならも言わずに行ってしまったのね。。。
別の場所で見つけた巣の中には、6個の卵!撮影しにくい場所で、かなりボケていますが。
その巣を10日ぶりにチェックしにいったら、小さな雛たちがいました♪
まだ孵り立てのほやほやのようです。お母さんも雛たちも、頑張れ~~!
毎年夏至の頃に、会うのが楽しみな Lady's slipper レディーススリッパ(和名はアツモリソウ)。
今は、あちこちで黄色い種類を見かけます。
独特の花の形が好きだな~
リボンがひらひらついた室内履きのような、とても不思議な花です。
草丈が10cmぐらいしかないミニサイズのもの(花も、それに合わせてとても小さい)も、初めて見つけました。
小ぶりでも完璧な形であるのが、愛おしい。
ミネソタの州の花に指定されているピンクと白の種類は、まだつぼみです。
いたずらな鹿に食べられませんように・・・(数年続けて、全滅になってしまったことがある)
無事であれば、多分あと数日で花が開くと思います♪