さわやかな気候の、夏のミネソタ・・・林の中を歩くと、やけにたくさんの種類のキノコが!
この辺のスーパーでは、ありふれたマッシュルームしか手に入りません。
しいたけは売られていますが、高くてとても手が出ないのよ。
ああ、種類が豊富な日本のキノコが食べたいなあ~
そこらに生えているキノコ、夫は食べてみようよと言うのですが、食べても大丈夫なのか素人判断は危険!
どんなにおいしそうに見えても、幻覚が見えたり笑いが止まらなくなったりしたら嫌ですもの。
最悪の場合、死に至ることだってあるそうですからね。
前に見つけたものも含めて、今日はミネソタのキノコ、一挙大公開です♪
怪しい色や形で、いかにも毒を持っていそうなのも見かけます。
何だかおいしそう・・・
なめこをちょっと大きくしたみたい。
こちらのは、ちょっとしめじっぽい。
舞茸に似ている! 天ぷらにしたらおいしそう。
食べたいのに手に入らないから、そう見えてしまうのかな?
ふかふかの焼き立てパンが、木になっているみたいに見えます。
卵?
他にも色々!
庭にやたらとデカいのも発見。
童話に出てきそう・・・コロボックルか親指姫でも隠れてないかしら。
何じゃ!この網目模様は!?
絶対に毒キノコだと思っていたのですが、友人がそっと教えてくれました。
これって、実はとても高価で貴重なキノコだそう。 どこで見つけたか、人には教えない方がいいと言われちゃった。
脳みそみたいにも見える・・・最初に食べた人は勇気があったこと!
英語名はモレル Morel mushroom というのですって。 縦半分に切ると、中は空洞になっているヘンなキノコ。
生クリームやバターと相性が良いそうです。
日本でいくら位で売られているのか調べたら、ドライのものに確かにとんでもない値段がついていてびっくり!
フランスではモリーユ Morille と呼ばれ、超高級食材扱いだそう。 トリュフしか知らなかったわ。
アメリカでも、キノコ好きが目の色変えて探しまわる「お宝キノコ」らしいです。
見て見て、この値段! 一体誰が買うのでしょう。
日本では、アミガサダケと呼ばれるそう。 全く同じものなのかどうかはわかりません。
以下は、Wikipedia より。 やっぱり何だか怖い・・・
優秀な食用キノコの一つであるが、子実体には微量のヒドラジンを含むため、生食することは避けるべきであるとされる。
また、調理されたものであっても、アルコールとともに食べると酔いを深め、悪心や嘔吐の原因になるともいわれている。
きちんと加熱調理し、かつアルコールを同時に摂取せずに食べても、大量に摂食した場合にめまい・ふらつき・縮瞳などを起こした例が報告されている。
我が家では、食べてみようかどうしようか迷っているうちに、モレルは変色してきちゃった。
全然おいしそうには見えなくなり、せっかくのお宝キノコを食す機会を失ってしまいました。
ああ、もったいないことをした。。。
来年、また生えてくるかな?
あと、さるのこしかけみたいなキノコもたくさん見かけます。
制癌効果が抜群と言われていますが・・・?
6月にみつけたモレル以外のミネソタ産キノコは、全く名前がわかりません。
ご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてください♪