湖や沼・池がそこら中にありますから、ボウフラ天国なのです。
こんなパロディー製品も、よく売られています。
参考までに、本当の state bird である Loon はこちら。
日本で一番よく見かける蚊は、黒っぽくてシマシマの入ったヤツですよね。
忍者のようにすばしっこく、夜中に耳元で「ブ~ン」と音がしても、まず見つからない。
ミネソタの蚊はもう少し人が良さそうな印象・・・大きくてもっと動きが鈍く、ボワ~ンと飛んでいます。
でも、とんでもなく数が多いので大変!
服の上から刺してくる図々しいのもいて、長袖を着ているからって安心できません。
蚊よりもっと邪悪なのは fly です。
初めてミネソタに来た時に、fly に bite されないように気をつけて!と注意されました。
Fly って「ハエ」のことよね。 ハエが刺すわけないじゃんと思っていました。
ところが・・・! さっそく刺されました!!
その正体は、ハエではなくてアブだったのです。
それが、痛いのなんのって。 赤く腫れて痛みと痒みの両方がしばらく続きました。
アブもハエの仲間というわけで、英語では fly と呼ばれるのです。
ミネソタにはありふれたハエもいますが、人や動物を刺すアブの代表は Deer fly と Horse fly です。
どういうわけか黒髪が特にお好きなようで、外に出ると頭の周りをブンブンしつこく飛んでうるさいこと!
払いのけた手に、チクリとお見舞いされたこともあります。
水泡ができ、赤黒い刺され痕が残ってしまうケースもあり、本当にイヤになります。
夫は体の他の部分は大丈夫なのに、くるぶしから下が弁慶の泣きどころのようです。
ここを刺されると七転八倒の苦しみで、気分が悪くなることもあるほど・・・
でもね!!
虫さされには、あるものが劇的に効くことを発見しちゃった!!!
♪♪♪ それは、「塩」 ♪♪♪
アブに刺されたら、すぐに行動するのが肝心です。
刺された所をちょっと濡らして、塩をふりかけてすりこむだけ・・・
そう・・・きゅうりなどの板ずりの要領です。
これだけで不思議と痛みも痒みもおさまり、次の日にはまるで何ごともなかったよう。
蚊にも試したら効きました。
ぐずぐずして時間が経つと、効果はなくなってしまうようです。
早く、早く!
蜂には刺されたことないので、効果のほどはまだ不明です。
蜂毒によるアナフィラキシーショックの例もありますから、塩なんかじゃ太刀打ちできないかな?
どうして塩?と聞かれても、専門的に解説できるわけではありません。
浸透圧か何かの関係で、私たちの体内に入った蚊やアブの唾液(これが痒みの元)が外に出てしまうのかな。
今のところ、教えてあげた人みんなに効果があったようなので、ぜひ試してみてね♪
昨日もガーデンに水やり中に、何と目のすぐ上を Deer fly に刺されてしまいました。
放っておいたら次の日は「お岩」になること確実でしたが、塩のおかげで全く平気でした。
本当に、塩さまさまです。
ミネソタの田舎の夏、財布は忘れても塩を忘れることなかれ。
それからもうひとつ。
虫にさされたら、悶えそうに痒くても絶対にかきむしらない・・・ということも大事なポイントです。
じっと我慢の子になりましょう。
話は全然変わりますが、ロンドンオリンピック開会式で「ヘイ・ジュード」を歌ったポール・マッカートニー、かっこ良すぎました!
もう70歳だということにもびっくりしましたが、あの声の張りったら・・・
そこら辺のアメリカのおじちゃんたちみたいに、お腹出てなさそうだしな~
写真は、「ニコニコニュース」からお借りしました。
選手たちもみんな一緒になって歌い、世界がひとつになった瞬間ですね。
欲を言えば、 リンゴ・スターにも出て欲しかったな。