2025/08/06

ゼラチン不要!グラスでレアチーズケーキ / ネコの糖尿病

昨日は我が家のネコ、キキの14歳の誕生日でした。
生後3ヶ月位の頃に動物愛護協会からお迎えして以来、いつも私たちのそばに寄り添ってきた、かけがえのない存在です。

お祝いに、久しぶりにチーズケーキを作ることにしました。(ネコは食べないけど・・・)

以前ご紹介した オーブン不要、ちゃちゃっとできるレモン・チーズケーキ によく似ていますが、今回はヨーグルトではなく生クリームを使って。
底には、前回同様グラハムクラッカーの台を敷きました。
クラッカーを砕いて溶かしバターと混ぜるだけなので、とても簡単です。


キキは、「なんじゃこれは?」という顔で見ていましたが、人間の食べ物には今まで一度も手を付けたことはありません。


上に乗せたフルーツで、肉球を表してみました(笑)
ミントの葉を乗せたりしたら、さらにおしゃれになると思います。
レシピは、最後に載せますね♪


さて、14歳になったキキのことですが・・・

人間でいうと72歳位だそうで、私の年齢をいつの間にか越してしまいました。
眠っていることが多くなり、高い場所に飛び乗ることもできなくなっています。

今までネコを飼ったことがなかったので比べようがありませんでしたが、前に耳のトラブルで獣医に連れて行ったら、耳がとても小さいと驚かれました。
そのせいか、炎症を起こしやすくて詰まりやすいみたい。
両耳とも痒そうにしていることが多く、獣医でいただいた薬をずっと使っています。

そして最近は、やたらと水を飲むようになり、おしっこの回数が増えました。
もしかして、腎臓にドラブルがあるのかな?
一昨日そのことで獣医に連れて行き、血液検査をしてもらいました。

昨日電話をいただき、検査の結果、糖尿病だということがわかったのです。
ありゃりゃ、めでたい誕生日に病名告知となってしまった!

インスリンの投与という選択もありますが、その前にまずキャットフードを変更して、食事管理で血糖値を下げる努力をしてみようということになりました。
フードの量も、厳格に守らなくてはいけません。

さて、どうなることやら・・・
今まで、ちゅ~る(アメリカのスーパーでも買えます♪)などのおやつも時々あげていましたが、それもお預けだなあ。
ちゅ~るを食べる姿が可愛らしくて、その姿を眺めているのが大好きだったのですが。。。


ちゅ~るのパクリも、色々と売っています。
アメリカのネコちゃんたちにも、大人気のようですね。



それでは、レアチーズケーキレシピです。
オーブンも不要、ゼラチンを溶かす手間もなく、とても簡単!
口どけが良くて、うっとりする美味しさです。

糖尿病のネコに合わせて、砂糖は控えめにしました(しつこく言いますが、ネコは食べないけど・・・)
私たちも甘いものを食べすぎないよう、気を付けなくてはね。


グラスでレアチーズケーキ (4人分)

材料
  グラハムクラッカー 3枚(48g)
  バター 大さじ2
  クリームチーズ 150g
  砂糖 40g
  生クリーム 200cc
  バニラエクストラクト 小さじ1/2
  レモン汁 大さじ2

作り方
  1)ボウルにバターを入れ、レンジで溶かす。
  2)クラッカーをビニール袋に入れてめん棒で細かく砕き、1)に混ぜ入れる。
  3)2)をガラス容器の底に広げる(あまり押し付けなくて良い)
  4)ボウルにクリームチーズを入れ、レンジに短時間かけて柔らかくする。
  5)砂糖、バニラ、レモン汁を加えて泡立て器でなめらかにする。
  6)別のボウルで生クリームを7分立てに泡立てる。
  7)クリームチーズのボウルに、泡立てた生クリームを少しずつ混ぜ合わせる。
  8)ガラス容器のクラッカーの上に、スプーンで7)を乗せる。
    (星口金をつけた絞り袋を使うと、さらに美しい)
  9)冷蔵庫で30分以上冷やし、上にフルーツやミントの葉を飾る。


2025/07/30

庭の可愛いものたち(怖いものも・・・)

夏の庭には動植物の命が活発に息づいていて、毎日色々なものに目を奪われます。
毎年今の時期は、たくさんの種類のキノコがあちらこちらに。
やたらとデカくて全然可愛くないのもありますが、存在自体が微笑ましいものも・・・
つい、こんなことをして遊んでしまいます。


翌日、夫の芝刈り機で無残に命を散らしてしまったのですが。(合掌・・・チーン)

今年は、階段下の小鳥の巣が大人気。
もうちゃんと出来上がっているのですから、見つけた母鳥は「ラッキー♪」と思ったでしょうね。
5月に5個のを発見し、が孵って6月半ばに若鳥の巣立ちを見送ったのが最初のファミリー。
それからしばらくすると、同じ巣にまたが産みつけられていました。

小さなが生まれてから近くで庭仕事をしていると、母鳥が警戒して木の上からピーピー威嚇していましたっけ。
でも、こんな近くに新しい命が確実に育っているという事実が胸をほっこりさせてくれ、ひとりで微笑んでしまいました。


この子たちもすっかり大きくなり、遠くからそっと写真を撮った時には巣がとても窮屈そうになっていた・・・(写真はかなりボケちゃった)


写真を撮った翌日にチェックしたら、巣はもう空になっていました。
その日は夜中にひどい雷雨だったので、大丈夫だったかしらと心配です。

外階段下にこの巣があるのですが、その隣にはデイリリー Daylily の花が毎日咲き誇っています。
その名前の通り、たった1日だけ咲いて翌日にはしぼんでしまうのが残念。
でも、今年は例年になくたくさんのつぼみをつけてくれて、多い日には100個近く花が咲きました。


デイリリーのそばからふと顔をのぞかせたのは、ウサちゃん
3、4匹が、時々庭で草を食べています。
去年見かけた子たちはいたずらで、パンジーの花やゼラニウムの茎を食べてしまいましたが、今年はなぜか良い子たちで助かります。


先日、外のテーブルで夫とおしゃべりしていたら、ネコキキも外に出たそうな様子でした。
キキはもうすぐ14歳になるため、動きが鈍くなってきて寝ていることが多いのですが、庭に出してやったらめずらしく探検し始めた!
そのうち、グリルのカバーの中にずんずん入って行っちゃった。
しばらくしてカバーをめくってみると、「見つかっちゃった・・・」とばかりにこんな顔。


ネコって本当に、こういう場所に入っていくのが好きですね♪
グリルには、匂いにつられてクマも来ることがあるので、注意しなくてはいけません。

マダニはぐ~んと数が減ったものの、まだ気を付けなくてはならないし、私たちって本当に怖い所に住んでいますね(汗;)

2025/07/24

詐欺商法(?)で買った掃除機だったけれど、25年も使ったのでまあいいか・・・

日本に住んでいた時、多分新聞の折り込み広告か何かの経由で手に入れた掃除機があります。

詳細は忘れましたが、「中にダニが潜んでいるかもしれない布団を、たったの千円できれいにしてくれる」という広告を、ある日見つけました。
あら、いいじゃな~い?と来てもらったら、いかにも高性能っぽい掃除機が登場!
素晴らしい吸塵力で、確かにグングン吸い込んだ。

その後、セールスマンの口車に乗せられて(汗;)、布団を芯からきれいにしてくれるらしい高性能のその掃除機を、つい買ってしまったのでした。
家族の健康はとても大事だし、高額でしたが、「安いものを何度も買い替えるより、一生使える掃除機を買ったほうが結局はお得」の言葉にも乗せられちゃった。

強引に押し付けられたというよりは、私自身が心から欲しくなって買ったのでした。
確か、「今日この場で契約していただけるのなら、今使っている掃除機を下取りしますが、それ以降はダメ」とも言われました。(やっぱり、この辺が怪しいか・・・)

そんなわけでお迎えしたアメリカ製の掃除機・・・詐欺商法まがいだった気がしますが、確かに良いものでした。



日本でもしっかり働いてくれ、アメリカに持って来てからも電圧の変化にも負けず、カーペットの多い我が家でもパワフルな働きをしてくれていたのです。

一度調子が悪くなって地元の店に持って行ったら、安い部品交換ですっかり元気になって戻ってきた。
その時も、「このブランドの製品は、本当に長持ちする。まだまだ大丈夫!」と店員さんが太鼓判を押してくれました。

でもさすがに買ってから25年となる今年、コードが内側で切れてしまい、動かなくなっちゃった。
また修理してもらうことも考えましたけれど、そろそろ新しいものも使ってみたくなりました。
「一生使える」と言われて買ったものの、さすがに一生は無理だったな~


他の製品をチェックしたことはあまりなかったのですが、いよいよ買い替えの時です。
アメリカで人気のブランドは、ダイソンシャーク
形も、コードレススティック型、ルンバなどのロボット型、本体が直立して全て一体となっているアップライト型、本体とヘッドがホースでつながっているキャニスター型など色々あります。
(多分、日本でも同じですね)

アップライト型は、以前義母にプレゼントされて使ったことがありますが、吸引力には優れているものの、常に全体を動かさなくてはいけないので、重くて使いにくかったな。
隅っこなどを掃除する部品もついていなかったし。

コードレスは使いやすくて評判は良いものの、あまり長時間は使えないのでパス。
(手軽なスティック型はひとつ持っていて、それはあくまでも補助的に使っています)
ロボット型も、何だか信用できないのでパス。(私の偏見かもしれません)

ということで、やっぱり一番使い慣れているキャニスター型に絞ってチェックしました。
レビューがとても良いのが、ドイツMiele というブランドのもの。
軽くて吸引力に優れ、頑丈でアメリカ製のものより長持ちするらしい。

どこかで見たことがあるような・・・?と思ったら、娘夫婦もこのブランドのものを使っていました。
ワンコ2匹を飼っていて、家中が毛だらけなので、吸引力の強さは優先度が高い。
以前はロボット型を使っていましたが、あまり満足できなかったようで、数年前に買い換えたばかりです。

娘たちのはもっと値段が張りますが、私たちには一番安いのでも十分と思いました。
Miele Classic C1 Pure Suction Bagged Canister Vacuum という製品名です。


カーペット部分が多いので、ターボブラシも同時にオーダー。


このブラシは、買って大正解だったと思います。
フローリングだけなら付属のブラシで十分ですけれど、カーペット部分にはイマイチでしたから。

重さは12ポンド(約5.4kg)。今まで使っていた掃除機の半分位で、とにかく軽くて楽です。
音も今までのものより静か。
収納もすっきりでき、コードの長さも十分で、シンプルな形と落ち着いた色・・・今のところ非常に満足しています。
名前もつけて、可愛がっていますよ(笑)

もし壊れなかったら、あの重い掃除機をそれこそ一生使い続けていたかもしれないので、壊れてくれて良かったのかも?
感謝と共に、いよいよお別れです。

今年はなぜか、色々と買い替えの多い年です。
2025年でちょうど区切りが良いからなのかな? 他のものも、また折を見てご紹介しますね。

2025/07/16

親戚の4歳の子が、華麗なウォータースキー!

今さらですが、独立記念日のことを書いておきましょう。
本来は、4th of July と呼ばれる7月4日が祝日です。
けれども今年は、1週間遅れで、11日の週末に3日続きで親戚の集まりがありました。

西海岸に住んでいる姪たちもやって来て、3世代総勢26人が上の義妹夫婦の家に集合。
多分、多くのアメリカ人が「混雑するから1週間遅れで」と思ったのでしょう。
時期をずらしても、やはりかなり渋滞したようです。

幼い子2人を連れて来るのは大変なので今年は無理かな?と思っていた娘も、おかげ様で出席。
アトランタからわざわざ来てくれたお義母さんと、その息子である婿殿に、子供たちとワンコたちの世話を任せ、ゆっくりひとりで参加することができました。
とても有難いことです。

湖が目の前の義妹の家は広くてベッド数も多いものの、カウチやエアベッド、フィッシュハウス、キャンパーなど総動員で、何とかみんな泊まれた次第です。


メインは2日目の土曜日で、1日の大半をボートで過ごしました。


カナダの山火事の煙が流れてきて、大気の状態はあまり良くなかったのですが、それで諦めるようなメンバーではありません。
割と涼しい日だったし、太陽ギラギラでなくていいね!という楽天的な人ばかり・・・

もうひとつの小さいボートで、4月に4歳になったばかりの男の子がウォータースキーを始めました。
まだ数回目だそうですけれど、もう全く危なげなく湖面を鮮やかに滑ります。


声援を送る私たちの乗った大きなボートに近づくと、にこっとする余裕さえあってびっくり。


疲れを知らないようで、驚くほど長時間滑っていました。
お姉ちゃんたち二人も、やはり4歳頃から滑っていたようですし、パパ(夫の甥)がこの人だから、当然と言えば当然なのでしょう。


ちなみにこの一家は、冬になるとスノーボード三昧で、本当に羨ましいことです。


あまり料理の写真は撮りませんでしたけれど、持ち寄りで色々なものが並び、お腹いっぱいの毎日でした。


親戚には7月生まれの人がやたらといるので、バースデーケーキも♪
これは、私が作って持って行きました。
右上にちらっと写っているのが、ウォータースキーをした4歳の男の子です。
こうしてみるとまだ本当に幼いのに、大したものですね。


ケーキのレシピは、以前のブログをご参照ください。

2025/07/08

思いがけず、優良物件見つけた~

今週から、私たちの住む町のメインストリートの道路工事が始まりました。
アスファルトがすっかり剥がされ、土がむき出しに・・・
きれいになるのは有難いですが、しばらくの間通行止めで不便です。

住人だけは通って良いことになっているものの、いちいち工事の手を止めてもらうのは難しいので、しばらく待たされることが多いみたい。

幸い、いつも買物などに行く大きな町に行くにはもうひとつ別のルートがあるので、工事が終わるまでそちらを利用することにします。
少し遠回りにはなりますが。

・・・というわけで、今日は町に色々用事があったため、とても久しぶりにそちらのルートを運転。
我が家の長いドライブウェイに続き、最初の10分は舗装されていないカーブの多い細い道で、ちょっと大変!
それからハイウェイに出るのですが、ここは途中から湖に沿う道で景色がとてもきれいです。

おおっ!売り出し中の素敵な家を見つけた~♪
この前の嵐の被害はなかったようです。


おっと、見とれていては危ないね。
どこかで見たことがあるなと思ったら、1年ちょっと前に不動産サイトで見つけて、私のパソコンの「素敵な家」フォルダに入っていました(笑)

まだ売れていなかったのね。
価格は当時1,385,000ドルでしたが、改めてサイトを調べたら、少し値下げで1,285,000ドルになっていました。
現在の為替で日本円に換算すると、約1億8880万円です。


2009年に建てられた家で、居住面積は3,298スクエアフィート(約306平米)、土地は5.58エーカー(約6,830坪)ですって。

玄関、広いっ!天井も吹き抜けになっていて、ものすごい解放感。


階段を上がると・・・どうです?この素晴らしい眺め!


キッチンも広いっ!コンロが電気でなくてガスであるのも、私としてはポイント高い。
しかも、ダブルオーブンだ♪


バスタブ付きのシャワールーム。日本のように、浴槽の外にお湯を流すことはできないけれどね。
(我が家のもこんな感じなので、残念ながらお風呂に入ったことはほとんどない・・・)


うん、ランドリールームも使いやすそうでいい感じだ!


ガレージは、家屋につながっている車2台分の他に、別棟であと2台分のものがあります。
家と色のトーンが揃っていて、おしゃれ♪


元住人は既に引っ越して空き家となっているので、寝室などは写真を見ても広さがよくわからないのですが・・・

は目の前。でも、ハイウェイに面しているので、あまり静かではないかな?



ネットで目にしただけですっかり忘れていましたが、こんな物件です。
大きな町までは、車で20分もかかりません。どなたかいかが?
アメリカの家は電化製品込みで売買されるので、冷蔵庫、オーブン、洗濯機などは全部そのままあなたのものよ~

2025/06/30

孫娘に大ウケ飛び出すしかけ絵本 / 嵐の後の片付けはまだまだ続く

この前は大嵐のことばかり書いてしまいましたが、娘夫婦宅を訪れて久しぶりに孫たちと楽しい時間を過ごしてきたので、ちらっとそのことも書いておきましょう。

つい色々とおみやげを持って行ってしまったのは、ババ馬鹿の典型かな?
孫娘がとても喜んでくれたのが、この絵本。

カラフルな Pop-up (飛び出すしかけ)絵本です。


中も、とても可愛らしい♪





もう2歳を過ぎたので、力任せにではなく、加減してそっと開けるようになったことに成長を感じます。
数も数えられるようになったし、どんどん言葉が増える時期です。

とても暑い週末で、外遊びはほとんどできませんでしたが、午前中涼しいうちに庭で水遊び
娘は Water table と呼んでいました。誕生日プレゼントのひとつだったそうです。


レストランで「お子様セット」も食べたね~(ご飯がすごい量だ・・・)


孫坊も生後5ヶ月となり、ニコニコ顔の大安売りで、ジジババを大いに楽しませてくれました。



さて、こちらでは大嵐から1週間以上経ちましたが、町の中はまだまだひどい状態です。



町の人たちは協力し合って、懸命に倒れた木の片付け作業に励んでいます。
中でも被害の大きかった一画は、各家でチェーンソーなどで短くカットした庭の木が延々と道路脇に並んでいて、それを眺めているだけで憂鬱になってしまうだろうなと心配になります。

庭のシンボルツリーだった、美しい木も多かったはずです。
それを失うのは、とても悲しいことだったに違いありません。

それでも死者怪我人は出なかったようですし、ガレージや車はともかく、家そのものが倒れたりつぶれてしまったという話は聞かないので、火事洪水などに比べればまだ不幸中の幸いだったのでしょう。

ミネソタでは、地震津波の心配もないのは、とても有難いことです。
いつかもっと町に近い場所に引っ越す時は、家のすぐ周辺には木がないことを条件にしたほうが良さそうだけれど・・・


この週末には、ミネアポリス方面がひどい雷雨に襲われ、今度は娘夫婦の家付近で水が溢れたり長いこと停電になったりして大変だったそう。
婿殿をはじめ、それ~っとばかりにジェネレーターを買いに走った人が多かったようです。

今年の夏は、これからもこんな天候が多いとのことで心配です。


2025/06/25

大嵐が去った後の町が大変なことに・・・!

久しぶりに娘の家に滞在していたこの前の週末、土曜の朝のニュースで、金曜の夜中に自宅付近がひどい嵐に見舞われたことを知りました。
お隣りのノースダコタ州では、3名の死者が出たと聞いてドキドキ・・・

私たちの留守中、偶然町に用事があって来ていた義弟が我が家に滞在していたので、さっそく連絡してみると・・・
金曜の夜は、激しい風雨で全然眠れなかったとのこと。
電気が止まってしまったけれど幸い何も被害はなかったそうで、ほっと胸を撫でおろした次第です。

けれども、車で約30分のいつも買物などに行く町は、未曽有の大嵐に襲われ、最大風速107マイルにもなったそう。
何と竜巻が地面に接触した地域もあり、たくさんの木が根っこからなぎ倒されてしまったとのこと。



気温が31℃になった蒸し暑い週末でしたのに、 停電が続いて水も出なくなり、もちろんエアコンは使えず、皆さん大変な思いをしたようです。

大した被害はなかった私たちの住む町も、電力の復旧はいつになるかわからないと言われたそう。
冷蔵庫とフリーザー、それと別にある大型フリーザーの中の食品のことを心配した義弟は、嵐の被害を受けなかったもっと北の町まで車を飛ばして、大量のを買ってきてくれました。
それを詰め込んで、取りあえず大丈夫と判断。
彼は食品関係の仕事をしているため、その分野には詳しく、行動も早かったのです。

娘宅に滞在していた私たちは、親戚や友人と連絡を取り合って、みんなの安否を確かめました。
場所によって被害状況が違いましたが、皆さん無事で家も大丈夫だったそう。
でも、庭やドライブウェイの数多くの木が根こそぎ倒れたり、ガレージや車がやられたり、それぞれ大変だった様子です。

日曜の朝になっても、私たちの住む町を含めて、停電が長く続いている地域がありました。
他の町からも助けが来て、夜通し復旧に励んでいたそう。本当に有難いことです。

私たちも覚悟を決めました。
飲料水は割とたくさん確保してあったので、その他は湖の水を使えば大丈夫でしょう。
夏至を過ぎたばかりの今の時期は、10時頃まで薄明るいので助かります。
あとはキャンドルがたくさんあるから、寝るまでの間、何とかなるね~
キャンプ気分で楽しんでしまおう!と夫婦で話し合いました。


お昼ちょっと前に娘宅を出発して自宅に戻る途中、たくさんの木がなぎ倒されている光景が目に飛び込んできて、とてもショック。。。
屋根が吹き飛ばされたり、建物自体ががつぶされている所も・・・
これは、復旧までかなりの時間がかかりそうです。

何と、交差点の信号も使えなくなっていました。
よくわからなかったけれど、何となく勘で(?)交代に走っていたみたい。
日本だったら警官が手信号で交通整理するはずだけれど、そんなのもなくて困ります。

義弟は朝のうちに彼の自宅に戻ったため、直接会う機会はありませんでした。
我が家に到着して、恐る恐るリモコンでガレージのドアを開けてみると・・・
(通電していなかったら、手動で開けなくてはいけない)
やった~~!めでたくドアが開いたのです。

電気は本当に有難い。
電気がなければ、私たちの生活は全く成り立ちません。もっと感謝して使わなければね。

そして、食品を救ってくれた義弟にも心から感謝♪
彼のおかげで、数100ドル分は助かったはずです。


スーパーやレストランも、停電のためほとんど閉店でしたが、昨日(火曜)行ってみたら、数店あるスーパーはもうみんな開いていました。
でも、最初に行ったスーパーは冷蔵庫とフリーザーが空っぽ!
中にあった食品は、全て廃棄処分になってしまったのでしょうか。


ジェネレーターで守ったのか、ウォルマートなどは通常営業で、しばらく肉や乳製品が手に入らなくなる不安は解消されました。
レストランでは、停電の影響がどのように出たのかな。
各店ともかなりの損失が出てしまったのではと、心配しています。

嵐に負けずに咲いてくれた、ミネソタの州の花、ピンクと白のレディーススリッパの花の美しいこと♪


町のこれからの復興の象徴のような気がします。
友人や親戚、近所の人たち、みんな団結して、助け合いの精神が大いに発揮されているのが喜ばしいことです。

2025/06/16

庭が亀だらけ、カミツキガメも!

初夏は、多くの生物にとって次世代に命をつなぐ大切な季節です。
我が家の庭は今、頑張るお母さんたちでとても賑やか。

この頃毎日やってくるのは、snapping turtle カミツキガメです。
ガラパゴス諸島ゾウガメの、ミニチュア版みたいな様子。
体長は30cm位で、大きいものは50cm近くになることがあるそうです。
(噛まれると大変なので、決して素手では触らないように)

長い時間をかけて庭に穴を掘り、卵を産み付けます。



日によっては、産卵中のお母さんガメを一度に数匹目撃することも!
かなり体力を消耗するようで、産卵後は何だかフラフラしながら歩いていました。
残念ながら、あっという間にスカンクか何かが産卵場所を見つけ出し、産みたての卵を食べてしまうことが多くて気の毒です。

それでも何とか無事に育つと、カメの赤ちゃんは卵の殻を破り、地上に這い出てきます。
これは、2022年の秋に庭で見つけて撮影したものですが、約3ヶ月で孵化しました。


小さくても湖の方向がちゃんとわかるようで、ゆっくりと確実に歩いていきます。

カミツキガメの寿命は30年から50年ぐらいで、100年も生きる長生きさんもいるとのこと。
大したものだ!

5月には、カミツキガメよりはずっと小さなドロガメ mud turtle が、盛んに卵を産んでいました。
並んで産卵するお母さんたち、何だか可愛い♪



5月のブログでご紹介した小鳥の巣の5個のは、無事に雛が孵りました。
ある日撮影しようとしたら驚かせてしまったようで、そのままバタバタと巣立って行っちゃった。
母鳥の留守中でした。さよならも言わずに行ってしまったのね。。。

別の場所で見つけた巣の中には、6個の卵!撮影しにくい場所で、かなりボケていますが。


その巣を10日ぶりにチェックしにいったら、小さなたちがいました♪
まだ孵り立てのほやほやのようです。お母さんも雛たちも、頑張れ~~!



毎年夏至の頃に、会うのが楽しみな Lady's slipper レディーススリッパ(和名はアツモリソウ)。
今は、あちこちで黄色い種類を見かけます。
独特の花の形が好きだな~
リボンがひらひらついた室内履きのような、とても不思議な花です。


草丈が10cmぐらいしかないミニサイズのもの(花も、それに合わせてとても小さい)も、初めて見つけました。
小ぶりでも完璧な形であるのが、愛おしい。


ミネソタの州の花に指定されているピンクと白の種類は、まだつぼみです。


いたずらな鹿に食べられませんように・・・(数年続けて、全滅になってしまったことがある)
無事であれば、多分あと数日で花が開くと思います♪