短い間でしたが、久しぶりの家族4人での生活をじっくりと味わうことができました。
楽しいけれど、忙しくて、散らかって、汚れて、賑やかな日々・・・
以前は、いつもこんなだったっけな~
そして一昨日、1年間私たちと一緒に暮らした娘が、ミネアポリスへ引越して行きました。
選手交代となり、これからは息子がクリスマス頃までここにいる予定です。
大学卒業後にう~んと回り道し、将来の進路についてずい分悩んだ息子ですが、教師を目指してこれからいよいよ小学校と中学校での教育実習!
そして娘は、Law School(法科大学院)に3年間通います。
娘も、若いうちにしかしかできないことを・・・と卒業後に日本、タイ、北京などでしばらく仕事&旅行の日々でした。
夫に似たのか、ものすごくたくましいこと。
私たちと過ごしたこの1年間にも、ずい分頑張って学費を稼いだみたい。
あとは scholarship(返済不要の奨学金)で賄えそうなので、親の懐は傷みません。 ほっ。。。
結構仲の良い二人は、私たちのいない所で、将来のことや子供の頃の思い出など、色々と語り合ったようです。
高校卒業まで日本に住んでいましたが、毎年夏休みを過ごし、大学にも通ったミネソタ。
二人にとって、とても大切で大好きな第二の故郷です。
しばらく離れたからこそ、ここミネソタのすばらしさ、住む人の心の温かさがよけいにわかったみたい。
しっかり仕事をして、どんなことがあってもこの土地を守っていこう、
将来もし結婚して子供ができたら、大自然に囲まれたここの四季の美しさを、その子たちにも絶対に伝えたい・・・そんな話もしたようです。
あちこちに散乱していた娘の荷物も、今ではすっかり片付き、息子もやっと荷解きを終えた様子。
これからは、息子が良い話相手になってくれることでしょう。
(日本語でというのが、ポイント高い♪)
高校を卒業したら親元を離れて独立・・・が当たり前のアメリカで、いい年した息子が親と同居というのは、実は本人もちょっと気恥ずかしい感じ?
まあいいじゃないの。 日本では、ちっともめずらしくないことですもの。
自分のことは全部自分でするし、色々手伝うから・・・と宣言する息子ですが、ついつい甘やかしてしまいそうなおバカ母です。
二人とも、卒業 ⇒ すぐに就職・・・という道からはずれ、世間一般の人たちに比べると、カタツムリのように歩みが遅く、しかもジグザグ。
私のクラスメートの中には、もう孫がいる人が増えつつあるのに、我が家では遠い先のことになりそうです。
やきもきしたこともありましたが、それも貴重な体験だったのでしょう。
夫と私も、ずい分忍耐力が養われました。
これからは手と口を出しすぎないように気をつけながら、そっと見守り、応援したいと思います。
息子が、夕暮れのカヌー・デートに誘ってくれました。 うれしかった!