あっと思った時には、コントロール不可・・・ マンガみたいな恰好で空中を舞ったような気がします。
そして、着地の時に左手で全体重を支えてしまった感じ。
左手首がジンジン痛いなあと思いながらも他は何ともなく、それほど大ごとには思えなかったので、その後も40分ぐらい歩き続けてしまったのです。
家に戻るとやっぱりかなり痛いし、手袋をはずしたら、親指のつけ根がたんこぶみたいに大きく腫れ上がってる!
すぐにひたすら冷やしました。 冷凍コーンでね。 上からタオルをまいておくと、冷たさがキープできます。
グリーンピースでもOK・・・いい仕事してくれますよ。
最近は気温の変化が激しく、しばらく暖かかった時に解けてしまった雪がまた凍っていたのよね~
氷が見えていた時は、そりゃあ注意してソロソロとゆっくり歩いていましたよ~
でも、その上にまた雪がうっすらと積もっていたのです。
それをつい忘れて、元気に大股歩きしたために起こった事故でした。
週末遊びに来ていた義弟も、3回も転んで膝をしこたま打ったらしい。。。
鎮痛・抗炎症効果のあるアイブプロフェン Ibuprofen を服用して、日曜の夜はちゃんと眠れました。
翌日の月曜日、前日より腫れは引いたものの、左手をうっかりねじったりすると激痛が走るので、診察を受けることに決定。
アメリカの病院は予約制ですが、ファミリードクターは数日後でないと空いていないとのこと。
そこで、予約なしで飛び込みで診てもらえるウォークイン walk-in を利用することに・・・
月曜の朝なので、かなり混んでいました。
ゲホゲホ咳込んでいるお子ちゃまからは、悪いけどなるべく遠く離れて待ちましょう。
レントゲンを撮ってもらったら、やはり骨折とのこと。
手首の一番大きな骨だそう。
でも、複雑骨折ではなくきれいに割れているので (変な慰められ方?)、4~6週間で完治するでしょうとのことでした。
木曜日に整形外科医 orthopedist の診察を予約してくれ、とりあえず応急処置。
初めは柔らかいけれど、水をかけるとその通りの形でしっかり固くなる、添え木のような簡易ギプス cast で固定してくれました。
この女医さんは、2年前に日本の高校生2人をしばらく預かったことがあるそう。
その子たちがおいしい日本食を作ってくれたという話をしてくれましたし、レントゲンの受付のおばさんも愛想がよくてにこやか。
忙しいでしょうに、皆さんとても親切に接してくれます。
根っからの楽天主義の私は、利き手が何ともなくてよかった・・・と、まず思いました。
そして、できなくなってしまったことより、まだできることにフォーカス。
あら~、片手でもボタンをかけられるし、PCのキーボードもスピードは落ちても問題なく打てる!
ブラの着脱も、爪を切ることも何とか工夫してクリア。 すごいじゃん! と笑っております。
そう言えば、明日は歯医者だ・・・デンタルフロスは無理だけど、糸ようじなら片手で大丈夫。
さすがにヴァイオリンを構えるのは不可能なので、3月末の子供のためのコンサートと4月初めのは無理そうだな。。。
去年は、オーボエ奏者がやはり凍った道で転んで手首骨折のため、出られなかったっけ。
4月末の 「メサイア」 にはぜひ出たいのですが、ビミョーなところでしょうか。
ピアノを弾いてみたら、50年以上の相棒の左手がいなくて、右手が寂しそうです。
でもショパンの 「別れの曲」 の初めのほうの左手は単音なので、ギプスからはみ出した指で弾くことができ、何だかいつも以上の感激♪
幸い、夫は基本的な家事ができる人なので大いに助かります。 彼には、感謝の言葉を捧げまくっています。
この際、ヨイショしながらもさり気なく口出しして、さらなるエキスパートに育て上げることにしましょう。
怪我がすっかり治るまでに、嫌われてるかもね?
私にとって、これは思いがけない二・二六事件でした。
おまけ 調子の悪い時は、お腹から笑って元気になりましょう!!
本当に腹筋が痛くなります。
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