日本では梅雨の時期なのでめずらしくないですが、ミネソタでは6月でももっとカラッとしているのが普通なのになあ・・・
ツインシティー(ミネアポリス&セントポール)での6月の総降水量は、何と1874年以来のとんでもない数値だそう。 (6月25日付けのニュースより)
今年はじめの記録的寒波に続き、今月は記録的降水量。 異常気象が続く2014年です。
ミシシッピ川が氾濫して水没している、セントポールのハリエットアイランドという公園の遊具。
これでは、お子さんたちは遊べませんね。。。
Photo by Jim Mone |
世界的に有名な(笑)あのミシシッピ川の源流、実は家から車で1時間ほどの所にあるのが、ちょっと自慢です。
アイタスカ州立公園 Itasca State Park 内のアイタスカ湖が、その水源と見なされています。
アメリカ中央部の10州を通り、はるばると3,770キロ(全長)の距離を約90日かかってメキシコ湾まで流れるのですって。(延長は5,971キロです。)
そのミシシッピ川をはじめ、あちこちの川が悪さをしているようで、洪水の被害が多く出ています。
ミネソタ州だけでなく、隣接するサウスダコタ州、アイオワ州やウィスコンシン州などでも同じような状況。
洪水による農作物の被害が心配されています。
幸いこの辺の地域は今のところ大丈夫ですが、度重なる豪雨のせいで、家の前の湖の水位も今まで見たことないほどの高さ・・・せっかく設置したドックが、水没してしまいました。
湖を隔てた向かい側では、今週からサマーキャンプ開始で賑やかです!
向かいの土地は、夫が日本で教師をしていた頃の同僚と息子さんたちが所有。 毎年キャンプを主催しています。
日本やブラジルからのお子さんたちも参加していますが、このひどい雨と雷にびびっているかも。。。
雨上がりには、こんな見事な虹が見えることがありますし、
雨に濡れたミネソタ州の州花、レディーススリッパ Lady's slipper も美しいですが・・・
舗装されていない私道は、度々の大雨のせいでぐちゃぐちゃ。
スーパーなどに買物に行くと、駐車場で一番泥だらけなのが家の車なので、本当にみつけやすいこと! (;´д`)
蚊やマダニも、多分いつもの年より多いのでは・・・?
芝刈りしても、雨で勢いづいてまたすぐに伸びてしまいます。
地震や津波の心配はありませんが、洪水や竜巻が恐ろしいのがミネソタです。
天災に襲われる可能性ゼロという地域は、世界のどこを探してもないのかもしれませんね。
我が家の外階段の下に作られた巣で、17日ほど前に生まれた雛たち(その時の写真はこちら)、3日前に見たらこんなにしっかり成長していてびっくり!
巣が狭くなったために他の兄弟の上に乗っかっている子もいて、夫と思わず笑ってしまった・・・
でも昨日、写真を撮ろうとカメラを構えた途端に、5羽全部があっという間にバタバタと飛んで行ってしまいました。
予行演習は、ちゃんとしていたのかしら。 それとも驚きのあまり予定より早く巣立ってしまったのかしら。
何だか申し訳ないことをしてしまった。 この激しい雨の中、あの子たちはどうしているのだろうかと気になります。
おまけ 雨が続くので、久しぶりにドビュッシーの「版画」第3曲の「雨の庭」を練習中です。
YouTube で模範演奏を探していたら、10歳(動画アップ当時)の男の子のを発見♪
高尾奏之介くんという、1995年生まれのピアニストです。
(現在は、作編曲家としても活躍中)
すごいなあ・・・指がもつれて、私はこんなに速くスラスラは弾けません。
でも絶対無理!と思った曲が、下手なりにも段々弾けるようになってくるのがうれしい♪
庭仕事ができない雨の日のお楽しみです。