70年代に出会った、マドモアゼルいくこさんのお菓子の本シリーズをブログでご紹介してから、もう3年以上経ってしまいました。
⇒ 「悪魔のささやき」 というチーズケーキについての記事はこちら (結構人気です)
今日は、最初に買った 「秘密のケーキづくり」 の一番初めに出てくる、「ヨーグルトポムポム」 という可愛らしい名前のケーキについてです。
ヨーグルトポムポムとは、一体どういう意味なのでしょう?
ポム pomme は、フランス語でりんごのこと。 それをポムポムと重ねるとは、リズミカルで楽しいネーミングですね~♪
マドモアゼルいくこさんのケーキの本を購入されてから、一番最初にヨーグルトポムポムを作ってみたという方は多かったのではないかしら?
私も、確かそうだったと思います。
とても簡単でおいしいので、まだ実家で暮らしていた時にも、子育て中にも、何度焼いたことか・・・
しばらく忘れていたのですが、久しぶりに食べたくなってアメリカで初チャレンジ!
りんごは、アメリカでも買える Fuji を使いました。 オリジナルは2個使用ですけれど、1個でも十分みたい。
(それだと、ヨーグルトポムになってしまうのかな?)
ヨーグルトは、いつも家にあるギリシャヨーグルト Greek yogurt にしたのが、ちょっと21世紀風かしらん?
これは大正解! 全然水っぽくならず、でも全体的にしっとりしていて、とても良い感じに焼き上がりました♪
サラダ油の量は、オリジナルよりほんの少し控えめに。。。
夫と1切れずつ味見した後、切り分けて2ヶ所別々の家にお嫁に行ってしまいました。 喜んでもらえたかな?
アメリカのケーキに比べると、優しく上品な甘味です。
私が変更した所を含めて、覚書用にレシピを残しておきますね♪
今回ネットで確かめたら、たくさんの方が 「子供の頃、お母さんがよく作ってくれた」 とか 「お母さんと一緒に作った思い出がある」 いうことで、クックパッドやブログなどにヨーグルトポムポムのレシピを載せていらっしゃることがわかりました。
少しずつその家独特のレシピに変化しながら、世代を超え、国境まで超えて伝わっていくとは、なんて素敵なのでしょう!!
マドモアゼルいくこさんも、ネット時代に入ってからの大ヒットにびっくりしていらっしゃるのではないかしら・・・
ヨーグルトポムポム (直径22cmのパイ皿 1台分)
材料
薄力粉 (Cake flour) 100g
ベーキングパウダー 小さじ1
砂糖 80g
卵 2個
サラダ油 80cc
ギリシャヨーグルト (プレーン) 160g
りんご (今回はふじりんご) 1個
レモン汁 少々
シナモンパウダー、パウダーシュガー 少々
バター 少々
作り方
1) りんごは薄切り (今回は24等分) にし、レモン汁をかけておく。
パイ皿に薄くバターを塗り、その上に薄力粉 (記載外) を薄く全体にふるう。
薄力粉とベーキングパウダーを一緒にふるっておく。
2) ボウルに、卵、サラダ油、砂糖を入れ、泡立て器でよく混ぜる。 さらにヨーグルトも加える。
3) ふるった粉を数回に分けて加え、なめらかになるまで泡立て器で混ぜ合わせる。
4) 用意したパイ皿に、生地を2/3ほど流し込む。 りんごを、少し重ねながら輪を描くように表面に並べる。
その上に、残りの生地を流して、りんごを覆うように広げる。
5) 180℃に予熱しておいたオーブンで、40分ほど焼く。
6) 冷めたら、表面にシナモンパウダーとパウダーシュガーを茶こしでふるう。 (省略してもよい。)
*耐熱ガラス製のパイ皿 (パイレックス) を使用しました。
*生地が均一に混ざりやすいよう、泡立て器を使用。 でも、そっと混ぜ合わせる程度にしてください。
*ギリシャヨーグルトがなければ普通のプレーンでもいいですし、ご自分で水切りヨーグルトを作ってもOK。
*りんごが生地の中にすっかり隠れているほうが、しっとり焼き上がって私好みですが、
生地を全部流し込んでからりんごを表面に並べると、見た目はさらに美しく出来上がります。
この記事を見て、ブロ友のねこちゃんさんと Reiko さんが、ヨーグルトポムポムを作ってくださいました!
私のより、もっと素敵・・・ありがとう!!
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2011年夏、第二の人生を夫の故郷アメリカ・ミネソタ (Minnesota) 州
北部にある小さな町の湖畔の家で始めました。
コミュニティオーケストラのお仲間に入れていただき、
アラフォーで始めたヴァイオリンを時々弾いています。
大好きなお菓子作りやイベントごとのパーティーと料理、豊かな
自然の様子など。
子供のようにワクワクした気持ちで楽しむ田舎暮らしの日々を、
ブログに綴ります♪
テーマが絞り切れず、話題があちこち飛びますが、どうぞお付き合い
ください。
私も 子どもが小さい頃 何かの読み物にあった りんごケーキを作っていました。出典は「池上保子著 ママにまけないわたしのお料理」らしい。りんご 小麦粉 卵 ヨーグルト 砂糖 サラダ油を使う、似てますね。私はおおよそスーパーに置いてあるレシピが多いです。あと、NHKの番組で昔むかし夏に森村桂が出演した忘れんぼうのバナナケーキも定番おやつ。一緒にやったバラのサラダは作らなかったですけど。やはりスーパーに置いてあったレシピ「カトル カー」などなど。
返信削除Akko さん、
削除新しいレシピを求めて、ネットであちこち探すことが多いのですが、
若い頃よく作っていた料理やお菓子の再発見も、また楽しいですね♪
森村桂さんの 「忘れんぼのバナナケーキ」 は、私のブログ記事の中でも
アクセス数の多いもののひとつとなっています。
「ヨーグルトポムポム」 によく似たケーキ、そこら中にに出回っているのかも?
材料さえ揃っていれば、思い立ったら気軽に作れ、
カロリーもそれほど高くはなさそうで、材料費もあまりかからない・・・
理想的な手作りおやつかもしれません。
sakuraさん、
返信削除おはようございます。
ヨーグルトポムポム、さっそく孫たちと作ってみます〜
材料からすると私好みですよ!
ねこちゃんさん、
削除アメリカの市販のケーキに比べると、甘さ控えめ。
「ヨーグルトポムポム」 は、罪悪感なく食べられます。
名前も可愛らしいし、作り方も簡単!
おばあちゃまと一緒に作って、その場でいただく・・・という楽しい経験を、
ぜひお孫ちゃんたちにプレゼントしてあげてくださいね♪
こんにちは。
返信削除このケーキとってもおいしそうです!
クリームナシで勝負できる日本のケーキは優れものですよね。
ぽこぽことした表面がこれまた可愛い。
私も挑戦してみますね~。
Reiko さん、
削除自分では忘れかけていたケーキなのに、突然その存在を思い出し、
ネットでも盛んに出回っているのを知ってびっくり・・・
親世代 (つまり私の年代) に作ってもらった思い出のある
子世代の方たちがレシピを載せているので、何だか微笑ましく思いました。
本当に簡単なので、Reiko さんだったら目をつぶってでもできるかも!
さくらさんお久しぶりです~お元気ですか?
返信削除この本の絵が可愛いこと。そして気になったのがインドリンゴ以外ならなんでもOKって書いてあるけど、インドリンゴってあるのですかね
?
私もこういう素朴な感じの焼き菓子好きです♪
最近は全然作る時間がないのですけどね~
たまごろうさん、
削除お久しぶり! たまごろうさんのブログは時々拝見していますよ~
インドリンゴって当時はどこにでも売っていたそうですが (私は覚えていない)、
今では幻のリンゴとなってしまったようです。
マドモアゼルいくこさんのシリーズには、出来上がり写真などはないので、
可愛らしいイラストを参考に、想像力を働かせながら作るのが正解。
お時間がある時に、王子くんのためにぜひ焼いてあげてくださいね♪