目の前が大きな湖という家に住む友人夫婦が、ある日私たちみんなを招待してくれました。
ミネソタ滞在中、何が心に残ったか母に聞いたところ、彼らのガーデンがトップ3に入るとのこと。
私は数え切れないほど何度もその家に遊びに行っていますが、やはり行くたびに新たな感動があります。
ナチュラルな感じなのに、よくお手入れされている・・・一体毎日どのぐらいの時間をかけているのだろう。
友人に花の説明をしてもらいながら、母が日本に帰ってからも眺められるように、たくさんの写真を撮らせてもらいました。
多年草と1年草、果樹や低木などがほどよく混ざり、日なたを好むものと日陰を好むものの配置も的確です。
さすが、ガーデニングのベテランという感じ!
こういう人のことを英語では、 She has a green thumb. (彼女は緑の親指を持っている) と表現するのがおもしろいですね。
なお、植物をすぐに枯らしてしまう人のことは、 She has a brown thumb. と言うそうです。 (^_^;)
玄関前。 このハタキみたいな背の高い植物は、 King Tut (ツタンカーメン王) という名前なのですって!
カヤツリグサ科の仲間で、室内に置いてもおしゃれな感じがしそう。
拡大したところ。
古代エジプトで紙の元祖の原料になっていたパピルスって、これだったのね!
Paper という語は、パピルス papyrus に由来すると聞いて納得・・・
たくさんの種類の草花が混合する、玄関前から湖に続く小道に面したお庭。
下に置かれたブタさんもキュート♪ こういった雑貨の使い方もさすが!
このレンガも、ご夫婦で敷きつめたのです。
このレンガも、ご夫婦で敷きつめたのです。
湖に面したテラス。 パーティーの時は、大抵ここで飲食します。
明るい日陰には、インパチェンス Impatiens の鉢植えが置かれています。
(英語の発音は、impatience 「短気、せっかち」 に似たインペイシェンズです。)
真夏の直射日光は苦手な花です。
真夏の直射日光は苦手な花です。
今年咲いた最初のダリア Dahlia。
1日に数時間しか陽の当らない半日陰には、ホスタ (ギボウシ) Hosta などが群生しています。
勝手に生えてきたというジュエルウィード Jewelweed (Spotted Touch-me-not) は雑草扱いだそうですが、きれいな花だこと♪
別名は 「私を触らないで」 ・・・って拒否しまくってます。
忘れな草は Forget-me-not 「私を忘れないで」 なのにね。
斑点模様が美しく、名前のとおり宝石みたい。 ツリフネソウ科ツリフネソウ属の1年草です。
インパチェンスもホウセンカもツリフネソウ科なので、いとこみたいなものかな??
この花は、ハミングバードの大好物らしい。
花にはそれほど興味のないうちの子供たちは、目の前の湖でウォータースキー三昧。 (写真は息子です。)
Cちゃんも初めてトライしましたが、残念ながら成功せず・・・
少し風があったので、ボートに引っ張られて立ち上がる時に、スキーを揃えておくのがむずかしかったようです。
また次の機会にねっ♪
夕食のメインは、カントリースタイル (スペアリブよりお肉たっぷり) ポークリブのバーベキューでした。
豪快で、いかにもアメリカって味がします!
お庭だけでなく、家の中もとても心地良いのです♪
この家で育った3人のお子さんたち (もう30~40代ですが) は、みんなフレンドリーで心優しい。
小さなお孫ちゃんたちも、このファミリーの気質をしっかり受け継いでいるみたいです。
穏やかで愛情深い人たちに育てられたせいか、人間だけでなく代々のワンコたちもみんな良い子だわ。
うちの娘は、自分が犬を飼うことになったら、しばらくこの家に預けて躾けてもらうと勝手に決めています。
この友人夫婦の生きる姿勢 (と言ったら大げさかな?) をお手本に、私も時々軌道修正することがあります。
良きメンターが近くにいてくれて、ありがたいことです。
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