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2025/06/08

いつも何かとびっくりさせられる、親戚の子の誕生会

昨日は、親戚のLちゃんの11歳の誕生会でした。
頻繁に会うことがあり、赤ちゃんの頃から何度もベビーシッターを頼まれてきた、疑似孫のような存在の女の子です。
どんどん大人っぽくきれいになってきて、何だかまぶしく見えます。

誕生会は毎回、子供自身が選んだ特別なテーマに沿って行われ、今回のテーマは「本」でした。
Lちゃんは、小さい頃から大の読書好き。
庭で行われた誕生会は、あちこちに「本」に関する飾り付けが工夫されていました。


大きなぬいぐるみなどと共に寝そべって読書できる、ごきげんなコーナーも♪
(本物のネコちゃんがいる!)


パーティー料理も、Lちゃんが好きな本の中に登場するものが並びます。
テーブルクロス、紙皿、ナプキンも、もちろん「本」がテーマ。みんなネットでみつけたとのこと。



小さい頃はお母さんがせっせと考えて用意していましたが、この頃は親子であれこれ話し合いながら、協力して作るようです。
Lちゃんひとりで焼いたお菓子もあり、それがとても美味しくて感激でした。

お待ちかねのバースデーケーキは、想像通り本を模したもの。
本の背表紙部分は、マジパン(アーモンドの粉末と砂糖でできていて食べられる)で、そこにLちゃんが特に好きな本のタイトルが書かれていました。


一番驚いたのが、ケーキの上に見えるページ部分です!
薄い紙のように見えますが、これも食べられます。

ベーキング用の rice paper を使ったとのこと。
聞いたことがなかったのでググってみたら、Edible Rice Paper Sheets としてこのサイトに載っていました。
 ⇒ Desertcart

これを細く切って何枚も合わせ、ケーキの上部に飾る作業は、どんなに時間がかかったことでしょう。
考えただけでクラクラしてしまいます。

本1冊分(人によっては2冊分)がスライスされ、みんなに配られました。
中身はチェリー味で、とてもきれいだけれどかなり甘かった・・・まあ、アメリカの標準味ではあるけれど。


プレゼントもが多くて、Lちゃんは当分楽しめるに違いありません。
来月は、妹のEちゃんの誕生会が控えています。
またのお呼ばれが楽しみです♪


ここからは余談ですが・・・

Lちゃんの家では、前から家の中で飼っているメスネコ2匹に加え、去年の秋頃にあと2匹を外で飼い始めました。
ミネソタの冬はとても寒いので、ガレージに自由に出入りできるようにしておいたそう。
新しいネコちゃんたちもどちらもメスだと思っていたそうですが、1匹は実はオスでした!

で、1週間前に、何と4匹の子ネコちゃんが生まれてしまったのですって!!
こんなに小さなネコちゃん、初めて見た気がします。


お母さんネコは、まだ1歳にもならない「ヤンママ」だそう。(ヤンママって、もう死語かしら?)
もう少ししたら、引き取ってくれる人を探さなくてはならないのでしょうね。

教訓:どんな場合にでも、ペットにはすぐに避妊手術を受けさせること!!


2025/05/01

優雅なティーサンドイッチの午後

近くに住む親戚のTが、先日40歳の誕生日を迎えました。彼女は息子と同い年です。
お母様が中心になってご主人とお嬢さんたち、兄弟や友人たちも協力し、市営の集会所で行われた誕生会に、私たち夫婦も招待されました。

この集会所、すぐ前を車で頻繁に通っているのに、中に入ったのは初めて。
みんなの協力で春らしく可愛く飾り付けされ、優しさに満ちた誕生会でした。


本人の希望で、誕生会のテーマは「ティーパーティー」
ティーサンドイッチという小さくて優雅なものや、いろんな味のスコーンフルーツなどが並びます。


ティーパーティーですから、多分イギリス式なのでしょうね。
パンの耳はそのままで、ピーナッツバター&ジャムなど簡単なものが定番のアメリカのサンドイッチに比べ、耳が切り落としてある点がまず違う。
バケットを薄切りにした、オープンサンドもありました。

スモークサーモンやクリームチーズ、アボカド、薄切りのきゅうり、生ハムなど、私好みの具がいっぱいで嬉しいわ♪
(アメリカの集まりにはよく登場するホットドッグの、100倍ぐらい素敵)

お祖母様から譲り受けたという、特別なお皿やティーカップ&ソーサーのセットも、どうぞ遠慮なくお使いくださいとのこと。
ソーサーなしで大きなマグで飲んでしまうことが多いアメリカ式と違って、日本でのおよばれを思い出します。

使用中に壊したら怖いので、私は紙皿と紙コップを選んでしまいましたが、夫が躊躇なく「お姫様セット」を選んでいて苦笑。。。
全然似合わないってば!


40歳の誕生日を迎えたTは、春らしいドレスに花をいっぱい飾った帽子で登場。
お嬢さんたちや、妹さん一家、みんな可愛らしいドレスと帽子です。
私自身は絶対着なそうないで立ちですが、盛り上がっていいね~

食事を楽しんだ後、お母様手作りの巨大なケーキが運ばれてきました。
こんな大きなケーキ、結婚式でもなければなかなかお目にかかれません。


早めに作って冷凍しておいたそうで、切り分けようとしたら解凍が不十分だった様子。
「チェーンソー持って来ようか?」と冗談を言う人も・・・
それでも何とか、人数分に切り分けられました。
6段仕立てのすごいケーキ!


その後、それぞれが持って行ったプレゼントをTがみんなの前で開け、参加者におみやげが配られました。
ティーポット型ギフトボックスにリボンがかかり、「気をつけて持って帰ってね」とのこと・・・

家に着いてから開けてみたら、プティフール型の石鹸でした。
それが、陶器のケーキスタンド型のソープディッシュと一緒に入っていたというわけ。
細かいところまでよくプランを立て、優雅なひとときを味わわせてくれた皆さんに感謝・・・


日本に住む息子も今年11月に40歳の誕生日を迎えますが、残念ながら私はこんな素敵な誕生会を用意することはできません。
もし近くに住んでいたとしても、多分無理(笑)
ごめんよ。

2025/04/20

静かにゆっくり過ごしたイースター

毎年日付が変わるので、ちょっとややこしいイースター(復活祭)
「春分後の最初の満月の次に来る日曜日」なんて、一体誰が決めたのでしょう。
3月22日から4月25日の間とかなりの幅があり、今年は遅いほうでした。

娘一家を誘ったものの、もうすぐ2歳ともうすぐ3ヶ月のチビちゃん二人とワンコ2匹を連れて来るのは大変で、実現しませんでした。
それなら、イースタースペシャルメニューがとても美味しいレストランに行こうかと言っていたのですが、ぐずぐずしていたらもう予約が取れなくなっちゃった。

今朝になって下の義妹から、急だけど夕食に来る?とお誘いがあったものの、車で2時間半はかかるので、やっぱりそんな急には無理。
悪いけれどお断りして、家で静かにお祝いすることに・・・

夫と二人だけのイースターも、なかなか良いものです。
簡単なものばかりだけど、ささっと作ってワインで乾杯しました。


イースターにつきものの deviled egg デビルエッグ、このイースターエッグ型の皿にぎっしり作った年もありましたが、今年は二人分なのでこれだけ。
(卵の値段、この頃やたらと高いし・・・)

キユーピーマヨ、粒マスタード、塩コショウと、ほんの少しのカレー粉、ごく細かく切ったピクルス少々を使うのが我が家流です。
上には、tajin というメキシコのスパイスと、ドライパセリを振りかけて、ちょっとおめかし。


バゲットに乗せたのは、去年家で育てたバジルで作ったペストジェノベーゼ(冷凍保存している)とマヨネーズ、ガーリック、パルメザンチーズ、塩コショウを混ぜたもの。
サンドライトマトのみじん切りも足しちゃった。

英語ですが、こちらのレシピを参考にしました。

あとは適当に色々混ぜたサラダと、冷凍のムール貝
ムール貝には、いろんな色のパプリカを刻んだものを乗せるつもりだったのですが、貝が思ったより小さくて無理でした。
せっかく刻んだパプリカは、サラダのほうに混ぜてしまいました。
 ⇒ Mussels Vinaigrette (このサイトのようにしたかったのですが)

買物に行かなくても、家にあるもので全部できて、めでたしめでたし。
プライムリブやハムは重たく感じるようになってきて、ジジババにはこの位がちょうどいい。


ミネソタに住み始めたばかりの頃は、毎年我が家に親戚と友人を招いてイースターを祝っていました。
でも、それぞれ子供たちが結婚したり遠くに引っ越してしまったり、孫が増えて大所帯になったり・・・
家族形態が変わり、みんなで集まるのはだんだん難しくなってきています。

イースターの時期は、我が家の長~いドライブウェイは雪に埋もれていたり、雪解け水でぐちゃぐちゃだったりで、運転に困難を極めることも多いしね。


食後のコーヒーと共に、昨日焼いたイースターのクッキーを食べていたら、待ちわびていた Common loon(ハシグロアビ)の声が、今年初めて湖から聞こえてきた!!
ルーンは、ミネソタの州の鳥に指定されています。
夏が終わるともっと南に渡ってしまいますが、今頃の時期にまた戻って来てくれるのです。
イースターに、何よりもの喜びでした。

画像はこちらのサイトより

クッキーの写真は撮るのを忘れ、もう残り少なくなってしまったので、前に載せた写真を再利用します(笑)
可愛くて、美味しいよ~ 小さいので、ついたくさん食べちゃう♪


イースターの飾りはきれいなパステルカラーのものが多く、春の気分になれて見ているだけでウキウキします。


いただきものの新顔。手作りだそう!
子ウサギが、お母さんウサギのお腹のポケットにいるような・・・? 
カンガルーの親戚なのか???


庭には、本物のウサギたちが遊んでいました。


カエルの声も少しずつ聞こえるようになり、ミネソタにもやっと春が近づいたようです。

2025/03/26

初めて孫たちとセントラルパークへ

先週土曜日から昨日(火曜日)まで、娘が孫2人と共に我が家にやって来ました。
婿殿は、ワンコ2匹と共に留守番です。

娘のリクエストに従って数々の料理を作り、もうすぐ1歳11ヶ月になる孫娘の相手をみっちりとして、2日後に2ヶ月になる孫坊もたくさん抱っこ。
毎晩2人をお風呂に入れるのも任され、みんなが帰った後、ジジババはへとへとになりました(笑)

大雪が降った日曜の翌日、月曜は快晴で暖かく、外で過ごすのが気持ち良い日でした。
雑木林の真ん中に作った「セントラルパーク」にみんなで出かけ、キャンプファイヤーを楽しむことに。

孫坊は行く途中で眠ってしまい、ずっとスヤスヤおねんねでしたが、孫娘は大喜び♪
キャンプファイヤーの名物お菓子、スモア S'more も初体験。
ちょっと怖いけれど、マシュマロを炙るのも、孫娘にやらせてみました。


こんがりしたマシュマロを、ハーシーチョコレートと共に、グラハムクラッカーに挟んで食べるのが正式です。
孫娘は、手も顔もべとべとになりながら食らいついていました。

火に手をかざすことも覚えて、帰ってきてからも私たちが "Fire" と言うと、腕を伸ばして火にあたるような動作をするのが可愛らしく、つい何度もやらせちゃった。


彼女は、何でも自分でやってみたい時期です。
言葉は割と遅いほうだと思いますが、"Help, please." とご丁寧に言うのを覚えて、やりたいことがどうしてもできないと、助けを求めてきます。
舌足らずなので、初め "Help, please." が "happy" に聞こえて、夫も私も???でしたが。

同じことを、飽きもせず何度も繰り返す時期でもあります。
自分でを履いては、いちいち得意げな顔をするので、私たちも大げさに褒めてやります。
そして、すぐに脱いでしまって別の場所に持って行き、また元の場所に戻して履く・・・ということを一体何回繰り返したことでしょう。

人間って、こうやって色々なことをひとつひとつ覚えていくのだなあと、感心してしまいます。
人生はまだ始まったばかりで、これから先、覚えなくてはいけないことがまだまだたくさんね。


孫坊に会うのは生まれた時に手伝いに行って以来でしたので、成長ぶりに驚きました。
体重も増え、背もずいぶん伸びて、少し前まで娘のお腹の中にいたのが信じられない。。。

表情がとても豊かになり、にっこり笑いながら長いこと見つめてくれると、グランマのハートは鷲掴みにされてしまうのです💛
この顔は何だか懐かしい気がするぞ・・・と感じ、知っている人の顔をあれこれ思い浮かべると、26年前に亡くなった義母の若かりし頃と、義母にそっくりとよく言われる姪のひとりに似ていることがわかりました。

こうやって遺伝子が受け継がれていくことが、とても不思議ですね。



だいぶ前のことになりますが、今年も友人夫婦2組を招いて聖パトリックの日 St. Patrick's Day のお祝いをしました。

 セントパトリックスデーについて詳しいことは、こちらの記事をどうぞ

いつものコーンビーフなどに加えて、色々作ったよ。
とにかく「グリーン」がテーマということを意識しました。




アイルランド系は実はひとりしかいなかったけれど、関係なくみんなで楽しく祝うのです♪


食事の後は恒例のビンゴ大会となり、夜遅くまで大騒ぎ!

5年前のちょうど今頃の時期、ミネソタにもコロナが蔓延してきたため「自宅滞在命令」が出て、ビクビクした毎日だったことを思い出しました。
セントパトリックスデーの集まりも、3月のコンサートもキャンセルせざるを得なくなったのでしたっけ・・・

またこうしてみんなで色々楽しめるようになったことに、改めて感謝です。

2025/02/28

美しすぎるひな祭りの食卓

毎年つぶやいているような気がしますが、「2月は逃げる」は本当で、あっという間に終わってしまいます。
二人目の孫も、今日で生後1ヶ月となりました。
娘から頻繁に写真や動画が送られてきて、その成長の早さに驚かされます。

「孫娘」という呼び方は一般的なのに、男の子の孫を「孫息子」と呼ぶことには私を含めて多くの人が違和感を覚えるのは、以前のブログに書いた通りです。
「孫息子」に代わる良い表現が何かないかしらと、ずっと考えていました。

そこで、ひとつひらめいた♪
娘が時々「あっ、坊やが泣いている」などと言っていたのが、懐かしい感じでもあり、なぜか新鮮な響きもして、「孫坊」もいいかもねと思っています。

そうすると、女の子の孫は「孫嬢」?
それはちょっと抵抗あるので、このブログでは「孫娘」「孫坊」でいこうかな。
もっと良い言い方を思いついたら、またあっさり変更するかもしれません・・・


もうすぐひな祭り! 今年も、お雛様を飾っています。
毎年同じですが、しつこく写真を載せますね。


娘の初節句に両親がプレゼントしてくれたお雛様なので、早く娘と孫娘に譲りたいのですが、「飾る場所がない、時間もない!」ということで、まだ我が家に残っているわけです。。。

毎年親戚のガールズたちを招いて行っているひな祭りのお祝いも、今年は諸事情により中止にしました。
娘夫婦も、小さな子供二人とワンコ2匹、大量の荷物と共に我が家まで来る心の準備がまだできていないため、もう少し先になりそうです。


それでも何となく、ひな祭りはどんな献立がいいかな~なんて思いながら、YouTube の動画を色々観ていた私です。

中でもこの「器のある暮らし」というチャンネルのものは、お料理も器もテーブルコーディネイトも、本当にきれい♪



セルクルを使って作るケーキのようなちらし寿司、ナイスアイディアですね。
こんな小さな蝶の抜き型、見たことがありません。何てキュートなのでしょう。

「ぶぶあられ揚げ」も、本当にきれいな色で可愛らしいこと!


はまぐりも美しい雛菓子も、ミネソタの田舎では決して手に入らないな・・・
こんな素敵なお食事会に、ぜひ招かれてみたいものです。


毎日ここまで時間をかけて丁寧に食事を作るのは不可能ですが、特別なイベントは別です。
料理に一番似合う器を探し、時には逆に器を先に見つけてそれに似合う献立を考えるのも、楽しいかもしれない。
食卓に飾る花や小物、食事に合うアルコール類とグラス類、全部含めて一期一会の「芸術」なのですね。

でも、各イベントに合わせて器を揃えていたら、収納場所がすぐにパンクしちゃう・・・
一般家庭では、あまり現実的ではありません。。。
空想の世界で楽しむことにしましょう。


去年一時帰国した時、親友のひとりがこんな可愛らしい飾りをプレゼントしてくれました。
中は空っぽだと思ったのに、小さなお雛様かくれんぼしていてびっくり!


これは犬筥(いぬばこ)というもので、女の子の成長と幸せを願う雛飾りのひとつとして、古くから親しまれてきたそう。
犬は安産で多産のため、出産の場を守る飾りとしても使われるのですって。
今まで知らなかったなあ・・・とぼけた顔が何とも言えませ~ん。


今日は風が強く、明日まで寒いようですが、今年のミネソタの2月後半は春のような暖かさでした。
雪もかなり解けてしまい、庭には地面がだいぶ見えています。


数年前の同じ2月28日の写真。年によって、ずいぶん違うものです。


今年は3月も例年より暖かいようで、夫と友人たちのメープルシロップ採取も、いつもより早く始まりそうです。

2024/12/29

今さらですが、クリスマスの料理など

感謝祭に続き、クリスマスの記録もやたらと遅れてしまいました。
ここはアメリカなので、ツリーのなどの飾りはまだそのままですから、まあいいかな。

今年は、初めて娘夫婦の家でクリスマスを祝いました。
二人目の赤ちゃんの出産を約1ヶ月後に控えた娘、もうお腹がはち切れそうです!

色々あってなるべく安静にしていなければならない娘に代わり、ここ数ヶ月は家事も孫娘のデイケアの送り迎えも、全て婿殿がやってくれています。
元々料理が得意な人で、本当に助かりました。
掃除は週に1度プロに来てもらっているそうで、どこもきれい♪

クリスマス当日は、厚切りのプライムリブがメインでした。
それに、ヨークシャープディングも作ってくれて感激。
数日前に英国在住の方の YouTube を観ていたら、このヨークシャープディングが出てきました。
名前は知っているけれど食べたことはなく、どんな食感なのか興味があったのです。
きっとテレパシーが通じたのだわ♪


ヨークシャープディングは、シュークリームの皮のような食感で美味しかったです。
いつか、自分でも作ってみたいな。

クリスマスリースをかたどったポテトサラダほうれん草とイチゴのサラダを持って行ったのは私。
恒例のクリスマス料理ですが、婿殿の料理に良く合って良かったです。


1歳8ヶ月の孫娘は、たくさんのプレゼントに目がキラキラ。
婿殿のご両親やお姉様から届いた分もあり、何だかすごい量になってしまいました。


孫娘が最初に開けたのは、このやたらとデカいプレゼント。
可愛らしいクマちゃんの椅子が出てきて、自分専用のだとすぐに理解したようです。
これ、私も欲しいかも・・・



服やおもちゃも、たくさん増えました!
まだ本人は良くわかっていないかもしれず、親のほうが嬉しかったかも?

アメリカでは、日本のようにクリスマスに美しいデコレーションケーキを食べる習慣があまりないのですが、娘がこんなケーキをオーダーしておいてくれました。


パリのパティシエが作ったケーキだとか・・・赤いのはマカロンで、これも美味!
私の住む田舎町ではお目にかかれない、垢ぬけたデザインとお味でした。
甘み控え目なのが、とても有難い♪

翌日も婿殿が、ブランチには自家製パンのサンドイッチ、夕食にはパイ皮から自分で作ったというミートパイをご馳走してくれました。
サラダは前日の残り物ですが・・・


この他にもマフィンスコーンも焼いてあり、私が持って行ったクッキーもあったので、ものすごいカロリーを摂取した気がします。


途中で夫とワンコたちとの長~い散歩に出かけたのが、唯一の運動でした。
同じミネソタ州内でも車で片道4時間かかり、その間動けないのも結構苦痛・・・
自宅に戻って来てから、またせっせと体を動かしています。

今年もこうやってクリスマスを家族と共に過ごせ、とても有難いことでした。
世界にはそれどころではない地域がたくさんあり、こうしてお祭り騒ぎしているのが申し訳ない気がします。


色々あった2024年ですけれど、何とか無事に新年を迎えられそうです。
今年もブログを読んでくださいまして、ありがとうございました。
皆様にとって、来たる2025年が素晴らしい年となりますよう、心からお祈り申し上げます。


2024/12/15

デニッシュパフと双子のクリスマスツリー

先週の水・木曜日は-27℃まで気温が下がり、いよいよミネソタの冬らしくなってきました。
それでも、水曜日に友人夫婦を2組ランチにご招待していたので、予定通り実行!

私たちは出かけなくてすみましたけれど、来るほうは大変だったと思います。
何かの原因で、途中で車が動かなくなったりしたら大ごとですから、皆さん「ここは北極か?」みたいな重装備で登場でした。

集まった理由のひとつは、クリスマスツリーの調達です。
毎年、友人夫婦の1組が私たちの家の周りの雑木林に生えている木の1本を切り出して、その家のツリーとして使います。
もう1組は、ツリーは不要だけどついでにみんなに会いたいということで、来てくれました。

うんと寒くなることがわかっていたので、今年は夫が前もって木を2本切っておき、1本は我が家で使い、もう1本を友人夫婦のために保管。
大いに喜ばれました。

友人たちがそれぞれ鹿肉のシチュー、ポテトのクレープみたいなレフサ Lefseソーダブレッドなど作って持って来てくれ、家でもサラダやデザートなどを用意して、楽しいランチとなりました。



写真を撮り忘れてしまいましたけれど、日本に帰国した時に友人のひとりがプレゼントしてくれた焼酎「百年の孤独」もみんなで味わいましたし、スパイスの効いた温かいグリューワイン gluhwein も!

デザートはアメリカの友人に教わった Danish Puff というお菓子で、彼女のお母様の定番レシピだったそう。
これを作るのは、私は今回2度目です。


アメリカでは料理のバイブルみたいな Betty Crocker のレシピ本に載っていたとのことで、レビューを見ると確かに「40年以上も作っています」みたいなのが多いです。
  英語ですが、元のレシピはこちら ⇒ Danish Puff 

Almond Puff と呼ばれることもありますが、全く同じです。動画で観ると、もっとわかりやすいかな?
  Almond Puff 


上のレイヤーの作り方は、シュークリームにそっくり。
生地には砂糖は全く使わず、甘みは上にかけるアイシングのみです。
(動画を観るとわかる通り、びっくりするほどの粉砂糖の量なので、私は半量に控えました)
とても美味しいですがバターの量もすごいので、食べるのはたま~にでいいかな。


クリスマスツリーですけれど、我が家では皆さんをお招きする前日に飾り付けをしました。
今年はライトたっぷり!思い出深いオーナメントも色々あります。


木を取りに来た友人夫婦も、さっそく飾り付けをしたそうで、写真が送られてきました。


2本の木はほとんど並んで生えていたそうなので、形も似ていて双子みたい!
娘の家でも、飾り付けをしたとのこと。ライトはまだこれからだそうです。


色々と面倒ではあるものの、やはり本物の木は最高です。
部屋中に木の香りが漂い、命を感じます。切ってしまって申し訳ないのだけど・・・


週末は気温が0℃まで上がり、春のように暖かく感じます(笑)
町中にクリスマスムードが漂い、皆さんがそれぞれギフトを調達するため、どこも混雑しています。
今年もあと2週間ちょっとで終了、何だかあっという間の2024年でした。

2024/12/04

感謝祭とクリスマスコンサート

感謝祭サンクスギビング Thanksgiving)は、イースターと同じく年によって日にちが変わる祝日です。
11月の第4木曜日に決まっていて、今年は28日と遅いほうでした。

我が家ではいつも、木曜ではなくその週の土曜日に親戚や友人を招いてお祝いをします。
ですから、11月の最終日30日に行い、翌日には「あら~もう12月!」とカレンダーをめくることになりました。

「今さら」感が強いですけれど、サンクスギビングのことをさらっと記録に残しておきます。
今年は総勢15名。夫は4人兄弟で、今年は兄弟とパートナー合わせて8人が全員集合でした。
ハンティングシーズンのため、いつもは誰か欠けることが多く、8人揃ったのは初めてかもしれません。

でも、子供たち世代の参加は1人だけだったのが残念。
遠くに住んでいる人がほとんどで、集まるのが難しくなりました。
いつもは来る娘も、早産の危険があって長時間のドライブは禁止されています。
(二人目の赤ちゃんが来年2月初めに生れる予定ですが、実は色々大変なことがありました。。。)

孫世代は3人。(子供世代で唯一参加だった、近くに住むの子供たちです)
10歳、7歳、3歳・・・みんなとても良い子たちで、ネコのキキと遊ぶのを楽しみに来てくれました。

料理はいつも通り持ち寄りでしたので、私たちはそれほど大変な思いをしなくて済んで良かった~
誰が何を用意するかは、「〇〇さんのあれ」と定番のものがそれぞれ決まっていて、悩む必要がありません。

ターキーは、今年は義弟がロースターで焼いてくれました。
理想的なこんがり具合で、肉もジューシーでした。


私は、いつものスイートポテトキャセロール
甘くて色鮮やかで、上にはカリカリのトッピング・・・幸せな味だわ~♪


感謝祭の料理は、どうも茶色系がほとんどになってしまうので、友人のひとりにグリーンたっぷりのサラダをお願いしました。


大勢ですから、後片付けが楽なように紙皿紙ナプキンを使ってしまいます。
あっという間に店はクリスマス用のものばかりになるため、感謝祭の柄のものは早めに買っておかなければいけません。

皆さん大量に持って来てくれて、残り物の量もかなりあったので、前回のブログに書いた「お弁当箱」にバランス良く詰めて、それぞれ持ち帰ってもらいました。
この容器、買っておいて正解だったわ♪




今年は、サンクスギビングが終わるとすぐにクリスマスコンサートで、かなり忙しかったです。
「ありゃりゃ、もう明日は1回だけのリハーサルだ!」と気付いて慌てたのが、感謝祭の集まりの翌日、日曜のこと・・・
義弟がまだ我が家に泊まっていましたが、あせって練習しました。

今回は初めての企画で、コンサートの後半、4~6年生の子供たち20名ほどが私たちと同じステージに立って、クリスマスソングを共に歌いました。
我が家の感謝祭の集まりにも来ていた甥の長女も、その中のひとり。
私と同じステージに立てることを、とても喜んでくれて嬉しかったです。

子供たちのご家族や友人も大勢来てくれたのでしょう、会場いっぱいのお客様でムンムンする熱気でした。
今回歌ってくれた子供たちは本当に可愛らしく、歌うことを心から楽しんでくれていた様子です。
お客様だけでなく、指揮者と団員たちの頬も緩みっぱなし・・・

会場の皆さんも共に歌った曲もあり、サンクスギビングは一気に忘れられてクリスマスのムード一色になりました。
これからツリーを飾り、まだまだ年末まで忙しさが続きます。


♪12月3日 クリスマスコンサートのプログラム♪

     A Christmas Festival (Leroy Anderson)
     Let it Snow! Let it Snow! Let it Snow!  (Styne / Sayre)
     A Charlie Brown Christmas (Guaradi / Pugh)
     It's the Most Wonderful Time of the Year (Bob Cheruli)
     Silver Bells (Jay Livingston)
     Rudolph the Red Nose Reindeer (Johnny Marks / James Ployhar)
     
           Intermission

     Somewhere in My Memory from Home Alone (Bricusse / Williams / Hayes)
     Sleigh Ride (Leroy Anderson)
     Edelweiss (arr. John Darling)     
     Frosty the Snowman (Steve Nelson / Jack Rollins, arr. John Moss) 
     Holiday Sing-along (Traditional, arr. Bob Cerulli)
     All Want for Christmas is You (arr. Abelardo Flores)