2020/11/04

どうなる?アメリカ大統領選挙

昨日はミネソタ北部でも気温が22℃まで上がり、半袖のTシャツ1枚で落ち葉かきに励んでいました。
この前の雪が、冗談のように感じられます。

大統領選挙の当日にこんなに気温が高いのは、記録的だったそう。
そして、投票率の高さも記録的・・・どちらの支援者も必死です。

昨日は寝る前に速報を見ていたら、トランプ優勢の様子でした。
ミネソタ州ではバイデン勝利!」の瞬間も見ましたけれどね。
水色だったのが、濃い青にぱっと変わったよ~!
ミネソタでは70年代からずっと民主党候補が勝ち続けていて、今回もそれが守られました。

今朝は夫が先に起きていたので、「トランプに決まっちゃったよね?」と聞いたら、「まだわからず、決まるまでに数日、またはもっと長くかかるかもしれない」とのこと。
あらら・・・

画像は CNN より

4年前にはトランプを選んだミシガン州ウィスコンシン州が、今回はバイデンを選んだのは、トランプにとっては痛手だったことでしょう。
夕べ地図を見た時には両州はピンク色で、「ああ、これが赤に変わっちゃうのだな」と思っていたけれどね。

夕べの「トランプ優勢!」のニュースには、正直のところ、がっかり気分とほっとした気分が入り混じっていました。
「バイデンさん、ご高齢なのにお疲れ様でした。残念でしたが、これで命を狙われたりはしなくてすみますね」なんて思いながら眠りについたのです。

一夜明けたら、あ~らびっくり!
4年前は、逆のどんでん返しでしたが・・・

まだ結果はわかりませんが、もしトランプが負けたら、郵便投票による不正などを理由に法廷に持ち込む用意も既にできている様子。(間違いや不正は、実際にあるのかもしれません)
トランプの過激派サポーターたちも激怒し、あちこちで暴動が起こるかもしれない。
それを恐れる人々が、またトイレットペーパーなどの買いだめを行っているそう!

今回の選挙で残念なのは、バイデンに期待してというより、トランプを大統領にのさばらせ続けてはいけないという理由で票を入れた方が多そうなことです。
もしバイデンが勝利しても、明るい未来を思い描くのは難しく、がっかりさせられることが次々と起こるような気もします。

国内でも外交面でも問題山積みで、彼にとって茨の道が待ち受けていそう・・・
どちらに転んでも、この国の行く末が本当に心配になってしまう、2020年の選挙です。

ミネソタ時間で11月4日の夜は、こんな状態。
明日の朝は、どんなニュースが飛び込んでくるのかな。
長期化、泥沼化しそうな気配です。



4年前も、選挙の後しばらく悶々としていたっけ。
 *その時の記事 ⇒ 大統領選後、人間不信になりそう

戦争を起こさなかったことなど、トランプには評価できる点も色々あります。
それでも、これほどまでに分断の種を蒔いてしまった大統領が、これから4年間、その芽生えにさらに水をやり光を当て、肥料をやって大きく育てるのでは?と想像すると、本当にぞっとします。

夫の周りでも、トランプをめぐっての口論がオーバーヒートし、今まで良好だった人間関係がぎくしゃくしてしまったケースが色々と・・・寂しいことです。

そしてコロナ対策の大失敗は、許されることではありません。
それなのに、これほど多くのサポーターが存在するのが不思議でならないのですが。
トランプに習ってマスクをしない「自由」を叫んでいる人たち、それは「自由」ではなくて「自分勝手」だということに気付いていないのかな。

でも多くの人が語るように、対中国には彼のような強気のリーダーが必要なのかも。
日本の今後のためにはトランプがベターという意見にも、頭から反対はできません。

やれやれ、考え始めるとやはりモヤモヤしてしまいます・・・


昨日も今日も、ニュースから離れて無心で長いこと庭仕事に励んだのは、良いセラピーになりました。

しばらく雪に埋もれてしまって、来年春までサヨナラかと思った落ち葉も、やっときれいに掃除終了!
植え込みにもたくさんの落ち葉が入り込み、細かい部分が大変でした。


夏に楽しんだホスタも、枯れた葉を取り除いて周辺を整えました。また来年ね♪



今週はずっと暖かそうですが、来週はぐっと冷え込んで冬に逆戻りなのが、さすがミネソタです。
週末から鹿のハンティングシーズンも始まり、また賑やかになりそう。
気温がこんなに高いので、撃った鹿はすぐに処置しなくてはならず、いつもより大変かも・・・


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