2021/09/01

ぜひトライしたかった小さな冒険、本日決行!

もう9月ですね。
さわやかな風が吹き、気温もちょうどよく、蚊やアブもいなくなりました。 
・・・ということで、以前から一度歩いてみたかった所を、今日ついに踏破!

少し離れた所にある小さな湖と、家のすぐ近くの湖を結ぶ小川沿いに歩く冒険です。
Fish pond と私が命名した、地図上では名もない湖(池?沼?)については、こちらの記事も読んでね♪


少し高い所にある平地のトレイルを歩いて、冒険を始める地点に着きました。
ここまで家から15分もかからず、大した距離ではありません。
ところが下に降りると、私の胸の高さまである草が生い茂る草原がずっと続きます。


湿地なので地面はぐちゃぐちゃになり、普段はとても歩けない場所。
けれども幸い(?)今年の夏はほとんど雨が降らず、流れそのものの水位が普段よりずっと低くなっています。

下が見えないので両手で草をかき分け、それにつかまってバランスを取りながら、一歩一歩確認しつつゆっくり進みました。

地面は全く平らではなく、歩きにくいことこの上なし。
スキー場のモーグルをもっと小さくしたようなコブコブが、延々と連なっているような感じ。
どうしてこんな風になるのかしら。

風が吹いて、草原全体がざわざわとうごめいていました。
森山良子さんの「ざわわ、ざわわ♪」で始まる「さとうきび畑」のメロディーが、頭の中でエンドレスに鳴り響いちゃった。

地面の状態がよく見えないので、あまり近付きすぎないよう注意しましたけれど、時々小川の一部がすぐ近くに見えました。
ちょっと立ち止まって、景色を眺めながら休憩。白いスイレンがきれい♪


大変ではあったものの、注意して歩いたので足が濡れることもなく、あともう少しだな~と気を許したら事件発生!!

急に左足がドロドロのぬかるみにはまって、抜けなくなりました。
この辺の土は粘土質で、シャベルで穴を掘る時だって結構大変なのです。
反対の足に重心かけて抜かなくちゃと思ったら、右足もすっぽりはまっちゃった・・・!
バランスくずして尻もちつき、ぶざまな格好に。。。

ちょっとパニック!!
おとぎばなしの「底なし沼」など、一瞬思い出してしまいました。
それはないだろうけれど、ここで身動きが取れなくなったらどうしましょ。
スマホで助けを呼んでも、草に埋もれちゃって姿が見えないかも?

救助者も歩いて来たら危なそうだから、ヘリコプターかしら・・・
縄梯子で救助される自分の姿も、思い浮かべてしまいました。
とんでもない費用がかかるのでは $ $ $ $ $ ???

それは困るので、周りの草を頼りにありったけの力を振り絞って、何とか立ち上がることに成功。
気持ちを落ち着かせてから、もう一度右足に思い切り重心かけて、やっとのことで左足が抜けました!
今度は慎重に乾いた所に左足を乗せ、右足も無事に救出。
もう汗だくです。。。怪我がなくてよかった。

やれやれ助かった・・・その後は、小川からもっと遠ざかって歩くことにしました。
草をかき分けたら、隠れていたこんなに明るい表情の花がご挨拶してくれた。
「お疲れ様~♪」と言ってくれているようでした。
Nodding Bur Marigold という名の花らしいです。)


ブーツにたくさんの泥水が入り込み、歩くたびにチャポチャポ音を立てていました。
寒い時でなくて良かったな。


スマートウォッチの記録を見たら、思ったより小川のすぐ近くを歩いていました。
危険なはずだわ・・・

ブルーの曲線部分が冒険した場所ですが、トレイルならほんの7分位の距離を歩くのに、40分以上かかってしまいました。
良い運動になったこと♪


家にたどりついてブーツを脱いだら、こんなにドロドロ!
(このブーツ、かかとを引っかける専用のリムーバーを使わないと自力で脱ぐのは難しいです。)


ドロドロの後始末がなかなか大変でした。
でも失敗があったからこそ、一生忘れられない良い思い出になりそうです。


冒険談を夫に語りながら、今日はパティオでカクテルタイム。
今度僕にも道案内して♪と頼まれましたが、よっぽどの大金を積まれない限り、もう行かないと思います。。。

温室育ちのネコのキキも、今日は庭を冒険させてみました。
やっと雨が降って茶色かった芝の緑色がよみがえり、夫が芝刈りしたばかり。


あらら、すぐにギブアップだったようです。


お腹がたるんでいるから、もう少し運動したほうがいいよ♪

・・・と思ったら、庭の反対側にはカミツキガメさんがウロウロしていた。
キキと遭遇しなくて良かったです。

4 件のコメント :

  1. Sakura さんへ
    はじめまして。数年前に交通事故で橈骨尺骨遠位端骨折になりSakura さんのブログに出会って以来、毎回楽しみに読ませていただいています。
    骨折の記事はとても参考になりました。
    今回の沼にはまったお話も笑ったらいけないけれどとても面白かったです♪
    私の住まいは横浜市の中心部でありながら緑が多いので、コロナ禍で遠出出来ないこともあり、よく家の周りを散歩します。自然には癒されますね。どうぞお元気で。

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    1. Mutsumi さん、

      はじめまして♪コメントありがとうございます。
      交通事故に遭われたとは大変でしたね。
      怪我はもうすっかり良くなられたのでしょうか。
      そう言えば私も・・・と、もう手首骨折のことはすっかり忘れていたほどです。

      昨日の冒険も、うっかりしたら足首をひねったりしていたかもしれず、
      ちょっと無鉄砲だったかもと反省しています。
      夫には、(冗談ですが)ワニに襲われなくてよかったねと言われました。

      横浜市は、場所によって環境が全然違いますね。
      私は北のはずれのほうに住んでいましたので、ここも横浜なの?とよく驚かれました。
      Mutsumi さんも、豊かな自然を楽しみながらどうぞお元気で。

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  2. ご興味ないかもしれませんが、以下は、太平洋戦争中、日系人ではないにも関わらず日系人の友達と別れたくなかったので自ら強制収容所に入ったRalph Lazoと称する方の短編映画(30分)です。正義感の強い方で生涯弱者の支援や公正にこだわった方だそうです。https://www.youtube.com/watch?v=CfCjfa75h-U ご興味なければ削除してください。

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    1. 匿名さん、

      今日は偶然にも、日本へ宣戦布告したフランクリン・ルーズベルト大統領についての記事を読んでいました。
      私財も放棄させられて強制収容所に運ばれた日系人は、一体どんな暮らしをしていたのだろうと考えていたところでしたので、匿名さんがこの映画をご紹介くださったことに驚いています。
      当時の実際の映像も含まれていて、参考になりました。
      ありがとうございます。

      日系人の中には米兵として戦地に向かい、忠実なアメリカ市民であることを示した方も多かったようですね。
      また真の友情を大切にした Ralph Lazo のような方が存在したおかげで、日系人への公的な謝罪も後に実現したとのこと。
      彼のとっぴな行動を理解したご両親にも、深い人間愛を感じました。

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