2021/03/24

鳥たちと二日酔いの魚

庭の雪はすっかり解け、周囲の雑木林に少し残っている程度となりました。
今年は雪解けがずい分早いけれど、花と新緑の季節までしばらくは茶色の世界です。
日本の友人たちからは桜便りが続々と届くのに、ミネソタの春はあまり美しくはありません。

家の前の湖はまだ表面が氷に覆われているものの、すぐ近くのもっと小さな湖(ほとんど池)は半分ぐらい解けました。
小さすぎて名前もないので、Fish Pond と勝手に名付けたのは私です。

Google map で見ると、何だか二日酔いで情けない表情ののような姿だからです。
「オェ~」となっちゃっているみたいに見えるでしょ?
尻尾のほうは家の前の湖と、幅の狭い流れでつながっています。
そしてオェ~の先も、別の湖に続きます。ミネソタは本当にだらけの州です。


尻尾の部分の近くにそっと降りて行ってみたら、たくさんのが集まっていてびっくり!
静かに歩いたけれど、一番近い凍っている部分に立っていたカナダグースにすぐに感付かれ、クヮックヮッと警告の声。


でも他の鳥たちはあまり気にせず、のんびり泳ぎ回っていました。




ナキハクチョウ Trumpeter swanカナダグース Canada goose、そしてマガモ Mallard・・・縄張り争いをすることもなく、種の区別を超えてみんな仲良く混ざり合って楽しそう。
人種間の争いが絶えない某国の方々も、見習ってほしいわ。


こちらは、家の前の湖の白鳥たち。
ペア同士が見事にシンクロした動きで、仲睦まじいこと!



2羽ずつでハートを描いてくれました💛


空を飛ぶ姿も実に優雅な白鳥に続き、カナダグースが戻ってくると、いよいよミネソタにも春がやってきたのだなと感じます。
日によっては、夜中までやたらと賑やか。
鳴き声だけでなく翼の音もバタバタとうるさいほどで、ちょっと困るのですが・・・

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