アメリカでのいまどきのご挨拶は、「もう Covid(コロナ)のワクチン受けた?」です。
その後に副反応(副作用)はどうだったかお互いに伝え合い、話が盛り上がっていきます。
スーパーでレジの列に並んでいた時、全く見知らぬ人からも声をかけられたことがあるほどです。
まずは医療従事者、そして65歳以上の高齢者や基礎疾患のある方の順に接種者がどんどん増え、今は若い人たちにも順番が回ってきていますのでね。
実は私も2月半ばにモデルナのワクチンを受け、昨日2回目を接種してきたばかりです。
立派に高齢者である夫が2月初めに先に受け、ダメモトでキャンセル待ちリストに私の名を載せてもらった所、割とすぐに連絡をいただきました。
1ヶ月前は、私は年齢的にもう少しのところで、まだ資格はなかったのですが・・・
でもワクチンを1瓶開けたら1滴も無駄にしたくないそうで、キャンセルが出たら確実に来られる人の存在はありがたいと言ってもらえて良かったです。
1回目は翌日腕に少し痛みを感じた程度で、どうということはありませんでした。
多くの方から2回目のほうが副反応がひどかったと聞いていたため、どうなることやらちょっとドキドキ。。。
私より少し早めに先週2回目を受けた夫は全く平気そうで、翌日もピンピンしていましたが・・・
義妹は接種日の夜にベッドに入ってから寒気を感じ、ひどい吐き気にも襲われたとのこと。
翌日もそれが続いてかなり辛かったそうです。
他にも、熱が出たり、関節の痛みを感じたり、疲労感で起き上がれなかったり、頭痛に苦しめられたり、私の周りでも人によって様々な症状があったと聞いていました。
接種後は、万が一のアナフィラキシーショックなどに備えて、15分間はナースとおしゃべりしながらその場に待機しなければなりません。
何とそのナースのいとこさんが日本人と結婚して日本に住んでいるそう!
彼女も3年前に訪れ、京都や築地を観光したとのことで話が盛り上がり、あっという間の15分でしたけれどね。
ナースによれば、コロナワクチンはインフルエンザワクチンと同じように、毎年受けなければならないかもしれないとのこと。
変異種も出てきているので、それは仕方ないかな。。。
その後、クリニックに付き添ってくれた夫と一緒にランチ。
無事に接種が終わったので、普段は手を出さないカロリーがめちゃ高そうなパンケーキを豪勢に(笑)オーダーしたところ、お皿いっぱいに広がる想像以上のデカさ・・・!
この生クリームの遠慮のなさったら・・・
まるで布団並みでしたが、ふかふかでとてもおいしくて、しっかり平らげてしまいました。
家に戻ってからも体調は別に問題なく、ピアノを弾いたりもしました。
ところが夜になってから、やたらと眠くなっていつもより2時間も早く就寝。
夜中に何度も目が覚めて、熟睡した気がしませんでした。
今朝起きてからも、何となく頭がぼうっとして身体が重い感じ。
そういえば、オーケストラ仲間の1人が、地球の重力が急に増したのでは?と疑うほど身体が重かったと言っていたな~
まさしく、そんな気がしました。
幸いその感じは長くは続かず、10時頃までにはすっかり元に戻りましたけれどね。
体内では、一体どんなバトルが起こっていたのかしら。
これからワクチンを受けられる方は、接種日と翌日は予定を入れず、ゆっくり休養できるようにしておくことをおすすめします。
米疾病対策センターによれば、ワクチン接種を終えて2週間経った人同士は、屋内でマスクを着用せず、ソーシャルディスタンスも確保せずに会っても差支えないとのこと。
また親しい人とハグができるようになるのね~♪
ただし、ワクチンを受けていてもコロナに感染する確率は0%ではありません。
無症状感染で、人にうつす可能性もまだ残っているそうです。
ですから、公共の場所や大勢の集まりでは、接種を終えた人も引き続きマスク着用が求められています。
それでも、レストランなどでやたらと高齢者のお姿が目につくようになりました。
優先的に、2度の接種がもう終わっているからなのでしょうね。
皆さん明るい表情で、お元気そうにおしゃべりしまくり!良かった、良かった・・・
1年前の今頃は、ハンドサニタイザーやトイレットペーパーだけでなく、砂糖や小麦粉なども店からすっかり消えてしまったっけ。
学校も休みになり、レストランもテイクアウトとデリバリー以外は営業停止。
ミネソタでコロナによる初の死者が出たというニュースに加え、これから人口の半数以上が感染するかもという説も流れ、みんな息を潜めるように家に閉じこもっていたものです。
色々なことを我慢しなければいけない辛い1年間でしたけれど、ようやく未来に希望が持てるようになってきました。
ただし未知のワクチンですから、これが本当に安全なのかどうかは、数年経ってみないとわからないのかもしれません。
接種しないことを選ぶ方がそれによって差別を受けたりせず、その意志もどうか尊重されますように・・・
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