2023/03/29

今までに見た中で最高のオーロラ

やたらとバタバタ続きだった週末が終わって、ほっとしています。
金曜日の午前中には、近隣の小学校の4,5年生を対象にしたコンサートがあり、それに加えて日曜は通常のコンサートでした。

木、金の夜と土曜の午前中にはリハーサル。
今回は雪のためにリハーサルの数が限られてしまい、いつもよりドキドキでしたけれど、ちゃんとまとまって良かった♪

私が忙しいのは承知でしたが、娘がワンコ2匹を連れて木曜から月曜まで来ることに決まり。
赤ちゃんが生まれると、しばらく来られなくなってしまいますので・・・
私があまりできない分、夫が料理などもマメにしてくれて、とても助かりました。

予定日を1ヶ月後に控えて、娘のお腹はもうはち切れんばかり!
もちろん初めてのお産に不安もあるけれど、赤ちゃんの誕生をとても楽しみにしています。


娘が到着した先週の木曜日、夕食を共にした後に私はリハーサルへ。
終わって他の団員たちと共に外に出ると、空の低い位置に糸のように細いが見え、すぐそばには惑星が!
あまりにきれいで、みんなで子供のようにはしゃいでしまいました。
誰かが、あれは金星だと言っていたので、多分そうだったのでしょう。

その様子だけでも感動したのに、車を運転して家に近づくにつれ、空が何だか明るくなってきたのです。
もしかして、これは・・・!?

よそ見すると危ないので運転中ははっきりとはわかりませんでしたけれど、安全な所に停まって空を見上げたら、確かにオーロラでした!

元々は暗い空だったので、オーロラの向こうにはたくさんの星が透けて見え、それはもう幻想的♪
オリオン座北斗七星も同時に見え、私は喜びのあまり口をポカンと開けて、しばらく見とれてしまいました。

夜10時頃に家にたどり着くと、さっそく夫と娘に報告!
同時にオーケストラの友人のひとりから、「見た?」とテキストメッセージが届き、彼女が撮った写真が添付されました。

iPhone で撮った何枚かのうちのベスト作品を、特に親しい何人かに送ってくれた様子。
シェアするのは一向に構わないとのことですので、ここにも載せますね。
も写っているのがわかります。


色々片付けてから電気を消して、リビングルームの窓から夜中近くまで、家族3人で夜空のショーを眺めていました。
まるでダンスをしているように、あちこちでゆらゆらと揺れ、何てきれいなオーロラだったのでしょう!

オーロラの仕組みなど何も知らなかった昔の人にとっては、きっと恐怖の対象だったことでしょう。
とてつもなく大きなゴーストが空から手を伸ばして人間を捕らえ、どこかに連れ去って行きそうな感じもしましたもの・・・

今までにも何度もオーロラを見たことがありますが、こんなに大規模で長時間続いたのは初めてでした。
夜遅くまでのリハーサルがなかったら、全然気付かないで寝てしまっていたかもしれず、後で誰かに聞いて悔しい思いをしたことでしょう。


翌日の子供向けのコンサート前にも、「夕べのオーロラ (northern lights) 見た?」とあちこちで話題になっていました。
2晩連続で見られるかもという話もありましたが、残念ながらその晩は曇り。
都会から遊びに来た娘、予定より1日早く来て本当にラッキーでした♪

こちらのサイト に、その晩に見えたオーロラの動画も載っています。
本当にきれいだこと!
これによると、Twin Cities でも見えたようですね。

美しい日本のの写真に羨ましさを感じますが、空いっぱいのオーロラが自宅から見えるというミネソタの暮らしも、かなりハッピーなものです。


コンサートについては、また日を改めて書くことにしますね。


2023/03/21

感電死したリスの呪い!?

侍ジャパン、やりましたね~!
私はもちろん、子供たちも、夫までもが、当然のようにアメリカではなく日本チームを応援していました。
今年一番の、明るいニュースではないでしょうか♪


さて、我が家では色々とドラマの続いた波乱の日でした。

午前中、外で「ボンッ」と大きな音が!
銃声にも聞こえて驚くと同時に、家中の電気が消えちゃった。

そのうち、電力会社から自動音声による電話がかかってきて、停電になっているかどうか聞かれました。
しばらくすると2人の作業員がやって来て、家に一番近い電柱を見上げています。

すぐに、ピンときました!
ちょうど1年前にも、同じ電柱で同じことが起こったからです。

 その時のブログ記事はこちら ⇒ 突然の停電・・・まさかの原因!

原因はまたしてもリスでした!
(去年のブログに写真を載せたのと同じ状況。でも、今年はもっと大きな灰色リス
電柱に上って、電線をかじろうとしたのでしょうか。
多分、一瞬で感電死してしまったのだと思いますが・・・

作業員たちは慣れた様子で、絶縁棒を使ってリスを取り除いてくれ、電気もすぐに復旧。

後でお墓を作ろうね

初めは原因がわからず、もしかしてサイバーアタック?などと不安を感じた1時間ちょっとでした、
すぐに対処していただけて、有難かったです。


それからすぐ、夫が近くの郵便局に行こうとしたら、次の事件が!
リスがお陀仏となったすぐ近くで、車がやたらと怪しい動きをし始めて、その後動かなくなっちゃったそう。
我が家では古いボロ車を使っているのですが、長年の使用で錆びてしまったパーツが、ついに外れてしまったらしい。
車検のある日本では、こんなことは起こらないでしょうね。


全く運転できなくなってしまったので、AAA(日本の JAF と同じようなサービスが受けられる)に電話して、車を牽引してもらいました。
修理してもらうつもりでしたけれど、こうなってしまうともう無理でしょうとのこと。

別れはあまりに突然で、13年間も乗ったお礼を言う暇もなかったなあ。
夫が買った時に既にかなりの中古だったものの、四輪駆動で雪道でも泥道でも頼りになるヤツだったのに。

パーツが外れたのが、我が家のドライブウェイで本当にラッキーでした。
ハイウェイを高速で走っている最中だったら・・・と考えるとゾッとします。
マジで、命が危なかったかも。


今年は、1月と2月は大したことなかったのに、3月に入ってからの日がやたらと多いです。
今日も夕方からかなりの雪との予報でしたので、ドライブウェイが大変な状態になってしまう前に、もう1台の4WDではない車(これも古いボロ車)を、舗装された公道沿いにある倉庫に移動しておくことにしました。

ところが、夫が車を動かし始めると、またしてもリスがお亡くなりになった場所近くでスタックしちゃった!

これはもう、完全にリスの呪いですね。。。
近所の友人に頼んで、トラックで引っ張ってもらって何とか脱出。
その後私が、1時間位かけて雪かきしました。
すごい運動量に思えますが、慣れたもので心拍数もあまり上がらなくなりました。

そんなわけで、26日のコンサートに向けての今夜のリハーサルに出かけることは断念。
先週の木曜も、雪のためにリハーサルが ZOOM でということになってしまったので、本当はぜひ行きたかったのですが。
大雪の中、真っ暗な夜道を4WDではない車で戻ってくるのは、雪国育ちではない私には不安すぎますもの。

町から離れたド田舎暮らしは、恵まれたことも色々あるものの、今日のような出来事があると本当に大変!
それでも、根が楽天的な私は、こんな日も感謝の思いでいっぱいです。
もしかしたら起きたかもしれない大事故を、神様があの手この手を使って、未然に防いでくださったのでは?と感じた1日でした。

それにしても、早く春にならないかなあ。

2023/03/09

手のひらサイズの小さなスズメバチの巣を発見

2日前は誕生日だったのですが、ウォーキング中に素敵なものをみつけちゃった♪
とても小さな、手のひらに乗るような可愛らしいスズメバチの巣が、枝にぶら下がっていました。

いつも歩いているトレイルなのに、今まで目に入らなかったのが不思議。
これはやっぱり、神様からの誕生日プレゼントだわ。
今は虫の季節ではありませんから、もちろん巣の中は空っぽ。


家に持ち帰ってその辺に置いておいたら、いつの間にか夫がランドリールームの飾りにしていました。
元々壁にかかっていたフレームと色合いがマッチしていて、なかなか良いのでは?
何だか、妖精の住まいに見えてきた♪


スズメバチの巣は今までに何度も見たことがありますが、こんなに小さいものは初めてです。
作り始めたけれど、途中で小さすぎることに気付いて放置したのでは?と夫は言いますが、どうなのでしょう。

こちらのサイト(ハチの巣駆除サービスのページ)を見ると、似たような小さな巣の写真が載っていて、「女王蜂が冬眠から目覚める春先に巣作りが開始される」とのこと。
女王蜂の身に何かが起こって、巣作りが中断されてしまったのかしら・・・

蜂は樹皮をかじり取って、唾液と混ぜ合わせて団子状にして持ち帰るそう。
それを細かく噛み砕いてから、大顎と前肢を使って薄く延ばしながら表面に貼っていくのですって。
材料の違いから、それぞれ独特の色合いに出来上がるようです。

誰にも教わらなくても、本能でちゃんと巣を作ってしまうのが本当に不思議。
蜂に限らず、虫の持つ知恵にはいつも感心させられます。
でも、スズメバチには出会いたくないな・・・

前に、こんなブログ記事を書いたこともありました。



日本ではの開花が例年より早くなるようですけれど、こちらはまだ冬景色です。
今日は久しぶりに朝から雪で、荒涼とした風景になってしまいました。

湖はしっかり凍っていて、アイスフィッシングをしている人もいます。
でもこの頃、ナキハクチョウが帰ってきて飛び回っているので、解けている所もあるのでしょう。


それでもだいぶ気温は上がってきて、歩いていると汗ばむほど。
それに日が伸びてきて夕食の時間でもまだ明るいため、うっかりしていると遅くなってしまいます。

寒い期間は小鳥たちにエサをやっているのですが、リスのお客も多すぎ!
エサを横取りしたリスが、にっこり笑っている気がするのですけれど・・・


鹿たちにもコーンをやっています。 
エサ代がなかなか大変ですけれど、エサをやりに出かけるのも実は楽しみです。