2018年11月13日火曜日

「肉食系」ハンターたちの心理

鹿のハンティングシーズンは、この辺では次の週末までですが、地域によってはもう終了です。
週末には義弟と甥と近所の友人が、家の周りの広大な森林で鹿を狙い、を持ってウロウロ。

誤射防止のため、シーズン中にはオレンジ色を着るのがお約束

甥が2頭、友人が1頭仕留め、夫はその度に駆り出されて鹿の解体を手伝う羽目に・・・
血にまみれた服を見るだけで私は気分が悪くなるので、真っ白な雪の上で鹿の体にナイフを入れて内臓を取り出す様子など、考えたくもありません。。。

鹿狩りをすることには、増えすぎた鹿の数をコントロールし、農作物への被害や交通事故を減らすという正当な理由があります。
時々庭にも遊びに来るつぶらな瞳の鹿ちゃんたちを見ていると、どうして平気で殺せるの?と思ってしまいますが、「可哀そう」ではすまされない問題なのでしょう。

一昨日の夜のことでした。
町から戻った時、我が家のドライブウェイの真ん中に小さめの1頭の鹿が立ちはだかっていたのです。
車がかなり近づいても、何だか訴えるような目でじっと私たちを見ていた鹿ちゃん。
もしかしたら、親か兄弟か誰かを殺されたのでは?なんて想像してしまいました。


2頭の鹿を仕留めた甥は、普段は本当に心優しく、誰に対しても穏やかな態度で接します。
つい最近は、ダックなど鳥類のハンティングのお供だった愛犬を事故で亡くして涙したばかり。
その甥が、鹿を殺すことに対しては非情なまでの執念を燃やすことが驚きです。

育った文化の違いをつくづく感じ、それを受け入れるのは私にとって難しい・・・
でもミネソタで生まれ育った夫には、甥を含めたハンターたちの心理はよ~くわかるそうです。

子供の頃には、両方の祖父や父親などから、ハンティングの手柄話をさんざん聞かされたそう。
一緒に連れて行ってもらえるほど大きくなった頃には、嬉しすぎて前の晩眠れないほどだったとのことです。

借りものではない自分の銃で初めて鹿を仕留めた時、これでやっと一人前の男になったと心から感じたとか・・・
周りの大人たちに褒め称えられ、頬を紅潮させた少年の頃の夫の姿が目に浮かぶようです。

退職してミネソタに戻ってきた頃はハンティングに出かけていた夫も、次第に自分の手で生き物を殺すことに抵抗を感じるようになり、もうすっかりやめてしまったのですが。。。

ハンティング中は、食事もキャンプファイヤーでワイルドに

「郷に入れば郷に従え」ですから、理解できない・・・と感じても、ハンティングについてのネガティブな発言は控えるよう、私も気をつけています。

もちろんハンティングの最大の目的は、その肉を味わうことです。
単なるゲームのように、動物を殺して終わりではありません。
鹿肉 venison は低脂肪でヘルシー、栄養価も高いとされています。

お父さんが仕留めてきた鹿を、家族みんなでいただく・・・まさしく、狩猟民族ですね~
「草食系」ではなく「肉食系」の男たちが、ここミネソタにはまだ揃っていますよ。

手伝ってもらったお礼にと、一番美味しいとされる backstrap の一部を甥が置いていってくれたので、有難くいただくことにします。
命を差し出してくれた鹿に感謝を込めて食べるのが、せめてもの礼儀でしょう。



ハンティングシーズンにもかかわらず、日曜日のコンサートには大勢のお客様がいらしてくださいました。
この町出身、まだ20代のナイスルッキングなチェリストの親衛隊と思われる方たちも、熱い歓声を♪♪

チェリスト Eric Haugen さん

初めあまり気乗りのしなかった難解なチェロコンチェルトは、指揮者ではなくチェリストの希望による選曲だったそうです。
正直のところ、なぜこの曲を?と指揮者も思ったようですが、練習を重ねるうちに
  "It's growing on me.(段々と好きになって来たわ)" 
・・・との感想でした。

私たち団員も同じで、曲の中に何か精神的な美を感じるようになり、次第に魅了されてきました。
ハンターたちも森の中で鹿を待つ時、自分が自然の中に溶け込むような恍惚の境地に達するそう。
案外、似たような喜びを味わっているのかもしれませんね。


♪11月11日 コンサートのプログラム♪

     Fanfare for Bemidji  (Beverly Everett)

     Chell Concerto チェロ協奏曲 (William Walton)
       Ⅰ. Moderato
       Ⅱ. Allegro appassionato
       Ⅲ. Allegro

           Intermission
     
     Blades of Grass  (Romeo Cascarino)

     Symphony No.2, Op. 30, "Romantic" 交響曲第2番「ロマンティック」 (Howard Hanson)
       Ⅰ. Adagio - allegro moderato
       Ⅱ. Andante con tenerezza
       Ⅲ. Allegro con brio

 チェロ協奏曲については ⇒ 「今回はハズレかな・・・?」
 Blades of Grass については ⇒  「ホルンと呼ばれるのにホルンではない?」
 ハンソンの交響曲第2番については ⇒  「今シーズン最後のコンサート」
 をご参照ください。


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2018年11月8日木曜日

大感動の映画「ボヘミアン・ラプソディ」

イギリスのロックバンド、クイーン Queen は、私たち世代だけではなく若い人たちにもファンが多いですね。

1991年に亡くなってしまった、リードボーカルのフレディ・マーキュリー Freddie Mercury を中心に、クイーンのデビュー当時から1885年のコンサートまでを描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ Bohemian Rhapsody(英語の発音は「ボウーミアン」)が上映されるという情報を得たのは、春頃だったかしら?
絶対に観ようと、楽しみに待っていました。

今週は日曜のコンサートのリハーサル続きで忙しいのですが、冷たい雪にも負けず、ついに行って来ましたよ~!


フレディ・マーキュリー役のラミ・マレック Rami Malek が、もしかしたらフレディ以上にフレディっぽくてびっくり!(笑)
彼の独特の歯並びに似せるために、義歯までつけたそう・・・
映画の後半、髪を切って変身してからは特に、まるでフレディがこの世に蘇ったかのよう!

モーショントレーナーの指導を受けて、彼の動きを細かく真似たそうです。
マイクの持ち方、のけぞり方、振り向く時の視線、足の運び方、後ろ姿までが本当にフレディそのもので、まるで憑依したかのようでした!

単なる振付師だけでは、フレディの動作を忠実に再現することは不可能だったようです。
モーショントレーナーという役割があることは、今まで知りませんでした。
何と素晴らしい仕事をしているのでしょう!
そして、ラミ・マレックはこの役作りのために、一体どれだけ多くの時間を割いたのでしょう・・・


クイーンのギタリストだったブライアン・メイと、ドラムスのロジャー・テイラーも、音楽プロデューサーとして参加しているのが嬉しい♪
ベースのジョン・ディーコンを加えた他の3人のメンバー役も、とても雰囲気が似ていて、とにかく懐かしかったです。

画像はオフィシャルサイトより

特に最後の、75,000人もの観衆を前に演奏した LIVE AID のコンサートシーンは圧巻でした!
4人の衣装はもちろん、ピアノの上のペプシの紙コップまでその通りに再現!

オリジナルの動画を見ると、いかに細部までこだわったかがよくわかります。


夫と一緒に映画館に行ったのですが、席について数分後、見たことある人たちが入って来たな~と思ったら、何と義妹夫婦でした!
この映画について話したことがあったわけではないのに、不思議です。

4人で感動を分かち合いたく、映画が終わってからレストランへ。
ウエイトレスの可愛らしいお姉さんも、近いうちに「ボヘミアン・ラプソディ」を観に行く予定だと、ウキウキした様子で言っていました。

私の子供たちもクイーンが大好き!
時代遅れの音楽として消えてしまわず、「伝説のチャンピオン We Are the Champions」や "We Will Rock You" などの大ヒット曲が、若い世代に受け継がれていくのが嬉しいですね。


「ボヘミアン・ラプソディ」クイーンについては、前にもブログに書いたことがありました。
パロディーの「犬のおまわりさん with QUEEN」も登場!
お暇がありましたら、ぜひ読んでね。
 ⇒ クイーンのボヘミアン・ラプソディーを練習中


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2018年10月31日水曜日

「悪魔のおにぎり」を作ってみた

今日はいよいよ、子供たち(大人も?)が楽しみにしていたハロウィーン
アメリカでは早々と9月初め頃から、ハロウィーングッズをあちこちの店で目にするようになります。

「仮装」「お菓子」がキーワードの楽しいお祭りとして、宗教的意味はほとんどありません。
でも、ハロウィーンは悪魔崇拝の儀式が由来だったという説もあり、こんな行事は絶対に受け入れないと強く否定する方々も・・・
そんな親に育てられてハロウィーンの楽しみを知らずに育ったけれど、我が子にはぜひ楽しんで欲しいと、親には内緒で子供に仮装させている人もいます。


一部の方々には、「悪魔」なんて言葉を気軽に使うな!と怒られそうな話題ですが・・・

「ローソンで20年無敵だったツナマヨを抜いた『悪魔のおにぎり』!」という日本のニュースが、目に飛び込んできました。

「やみつき注意、悪魔のような誘惑」というキャッチコピーで大ヒットですって。
日本はつくづく無邪気で平和な国だ。。。

それにしても、私の大好物でもあるツナマヨを抜かすなんて、一体どういうおにぎり?と気になりますよね~
で、自分で作って確かめてみることに・・・

こんな「悪魔のおにぎり」が出来ました!
天かす・青のり・めんつゆをご飯と混ぜ合わせて握ります。
見た目は地味で、ちっとも「悪魔」らしくないけど?


確かに、くせになりそうな味♪
ローソンのおにぎりにどの程度似ているのか、またはかけ離れているのか、日本に住んでいないのでわかりませんが。


レシピは、クックパッドの編集部スタッフが全員一致で選んだという比率を、そのまま使わせていただきました。

 ⇒ いま話題「悪魔のおにぎり」の黄金比タレ、編集部が見つけました♪

でも、困ったな・・・青のりとめんつゆは家にあるけれど、天かすがない。
天ぷらを作った時にできる天かすを、フリーザーに保管しておくこともあるのですが、あいにく切らしていました。

ひらめいたのは、家にある Crispy Fried Onions を代わりに使うこと。
サラダのトッピングなどに、時々使用しています。


これをラップの間にはさんでめん棒で少し砕いてから、青のりとめんつゆと混ぜました。


  ごはん 150g
  天かす 大さじ3
  青のり 小さじ1
  めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1.5

・・・が、1人分です。これで、お上品サイズのおにぎりが2個出来上がりました。
私は、ゴマ油もほんの少し混ぜちゃった。


今日はこれから、Trick or Treat! の子供たちの襲撃を受ける予定。
どんな仮装で現れるのか、楽しみです。


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