2020年1月19日日曜日

オリオン座の危機!?

天気が良くて月の出ていない日、ミネソタでの冬の夜空の美しさは息をのむほど♪
東京でも見えたため、子供の頃から特に慣れ親しんできたオリオン座 Orion は、見る度にうれしくなる星座です。

特に11月から12月頃、夜寝る前に南東の空を見るとちょうど湖の上に見えていい感じ!


オリオン座の三つ星 Orion's belt は奇跡のようにお行儀よく並んでいて、ベテルギウス Betelgeuseリゲル Rigel と1等星が2つもあるので、とにかく明るくて目立つ!
M42というオリオン大星雲も、ここではバッチリ見ることができます。


ところが1等星のひとつ、オレンジ色のベテルギウスに異変が起きているというニュースが!
昨年の秋から急に暗くなり、明るさが何と1/3になってしまったとか・・・
過去50年で、一番暗いそうです。

何となくオリオン座が前より地味になった気がしていたのは、本当だったのね!
まさか星の明るさがそれほど変わるわけはない、と思っていたけれど。

ベテルギウスは46億歳太陽よりずっとずっと若く、たったの(?)800万歳ぐらいなのに、活動が激しくて燃料を使い果たしつつあるようです。
一体、何をそんなに頑張っていたのだろう・・・

寿命が近付いて膨張した星は赤色巨星 red giant star と呼ばれますが、ベテルギウスの大きさは太陽の1千倍もあるそう。
もし太陽系の中心に置いたら、水星、金星、地球、火星を飲み込んで、木星の軌道にまでも達するそうです!

そんな馬鹿でかいものがこの世に存在するなんて、想像しただけで気が遠くなります。
(夜空に浮かぶ、卵の黄身みたいに見えるけど・・・?)


突然暗くなったのは、超新星爆発 supernova explosion の前触れか!?との声も・・・
爆発するとしばらくの間地球からは半月と同じくらいの明るさに見え、ガンマ線だのX線だのハデにまき散らした後、ブラックホールが残るかもしれないそう。
見慣れたオリオン座の形が変わってしまったら、かなりのショックですね。

我が家では町の光は全く見えず空気もきれいなため、リゲルを含む6つの一等星をつないだ「冬のダイアモンド」ベテルギウスを含む3つの一等星をつないだ「冬の大三角」もよく見えます。
でもこの調子だと、冬の大三角は存続が危ぶまれるのかしら。

爆発をぜひこの目で見てみたい気もするけれど、有害な放射線か何かの影響で地球上の生命が全滅なんてことにならないのか、心配でもあります。
まあ、もうすぐ寿命と言っても相手は星ですから、数万年先かもしれませんけれどね。


星空を眺めていると、自分の存在の小ささを思い知らされます。
星の一生に比べたら、人間の一生なんてまばたきの一瞬よりも短いかも?

そう考えると日常の些細な不満などどこかに吹き飛ばされてしまい、どうでもよいことに腹を立てたりするのは馬鹿らしくなります。

天体を動かしている、何かとてつもなく大きな意思・・・「神」と呼ぶ人もいれば「宇宙意志」などと呼ぶ人もいます。
それが何であれ、世の中の出来事はでたらめに起こっているわけではなく、ひとつひとつに意味があるに違いありません。
それをどのように受け止め、そこから何を学ぶかが、私たちに与えられた課題なのでしょう。


余談ですが、オリオン Orion ってそのままローマ字読みしたくなりますけれど、英語の発音記号は [əráiən] で「アライアン」に近く聞こえます。

ベテルギウス Betelgeuse の英語の発音はさらに赤の他人で、[bíːtldʒuːs] です。
無理にカタカナにすると「ビートルジュース」で、ビートルズがどうかしたかと思ったわ。。。

そして、もう1つの一等星リゲル Rigel は、[ráɪdʒəl]「ライジャル」・・・
もうやめて!という感じ。


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2020年1月13日月曜日

「奇跡の脳」と臨死体験

日本の大切な友人とのメールのやり取りがきっかけで、ネット上の TED Talks (「広める価値のあるアイデア」をスローガンに、無料で配信)に載っている脳科学者の講演を聴きました。

 「奇跡の脳 - 脳科学者の脳が壊れた時 (My Stroke of Insight)の著者、ジル・ボルト・テイラー Jill Bolte Taylor 博士によるものです。


以前、日本のドキュメンタリー番組でも、彼女の貴重な体験が紹介されていた記憶があります。
この講演は2008年のものなのですが、時代を超えてずっと支持され続けることと思います。

第一線で活躍していたのに37歳で突然脳卒中の発作に襲われた時の様子を、テイラー博士は脳科学者ならではの視点で生き生きと詳細に語っています。

彼女の力強い言葉とユーモアのセンスにも惹かれ、すっかり心を奪われてしまいました。
下に、講演サイトへのリンクを貼っておきます。

   ★日本語字幕付き ジル・ボルト・テイラーのパワフルな洞察の発作

   ★オリジナル版 Jill Bolte Taylor / My stroke of insight


発作直後からの内容を要約すると・・・

左脳の働きが失われていくにつれ、右脳の働きが勝って自分の体の境界がわからなくなる。
身体と周りのモノの原子・分子が混ざり合って自分が大きく広がり、全てのエネルギーと一体となる感覚を味わう。
あらゆるストレスが消え、平安で満ち足りた気分、無上の幸福感に満たされる。
ニルヴァーナ(字幕では「天国」となっていた)に至り、小さな体に戻るのは無理と感じる。

それでも、「私はまだ生きている」と自覚。
自分だけではなく、生きている誰もがニルヴァーナに至ることができるはず。
そこにいつでも行けることを知っている、美しく温和で愛情豊かな人々に満ちた世界を、私は思い描いてみた。
その人たちは自分の意志で右脳に歩み寄り、平和を見つけることができるのだ。
私たちはどのように生きたらいいのか・・・に対する、何と素晴らしい洞察力となることだろう!

それに気付いたことが、テイラー博士の回復への力となったようです。

まるで「悟り」のようですね。
脳卒中でなくても、瞑想などでそんな境地に達することができるのかもしれません。

左脳は、他人とは別個の存在である「個人」を自覚する働き。
右脳には過去も未来もなく、「今、ここにおいて」大きなエネルギーとつながり、宇宙との一体感に身をゆだねさせる働き。

別々の人格を持つかのような左脳と右脳の両方が合わさって、私たちを作ってくれているという事実に、畏敬の念を覚えますね。


「この世界の中でどんな人間でありたいのか、全ての瞬間において私たちには選ぶ力がある」

とても美しく大切なメッセージを、テイラー博士から受け取りました。

日々の雑用に忙殺され、左脳ばかりを酷使しがちな私たちですが、深遠なる平和へと導いてくれる右脳を働かせることを、意識して選択したいですね。
それが私たちの惑星の平和にもつながるのだとの言葉で、博士は講演をしめくくっています。



偶然この講演内容とも共通点があるのですが、いわゆる「臨死体験」をした夫の友人と、最近話をする機会がありました。
11月半ばに交通事故に遭い、1週間以上も意識が戻らなかった友人の体験談も、興味深いものでした。

発見された時の心電図は平らになっていて、あの世に行きつつある状態だったそう。
車だと2時間ほどかかる町にある、もっと設備の整った病院にヘリで運ばれ、次の週にどうにか意識が戻ってからも数週間そこに入院していました。

大怪我をしたのに別に痛みも苦しみも感じず、心は平和で穏やかで恐怖感もなく、半分天国にいる気分だったようです。
夫がお見舞いに行った時のことも含めて、入院中のことはほとんど覚えていないそう。

臨死体験をした人がよく見ると言われている、三途の川(アメリカにもあるのか?)やお花畑やエンジェルか何かは見えた?と興味津々で尋ねてしまいました。

そういうのは見えなかったけれど、翼を持った馬がいつも見守ってくれていたそう!
後で調べたら、ペガサスはローマ時代に「不死」の象徴だったのですって。
友人がそれを知っていたかどうかはわかりませんが、何だか出来過ぎの話だ・・・


生き返ったのはまだこの世でのお役目が残っているからだと、彼は強く自覚した様子。
「自分が父親から丁寧に教わったように、息子にもっとしっかりと仕事を教え込みたい」と、しみじみ語っていました。

造園などを行う会社を経営している彼が、息子さんと共に我が家に来たのは、雪かきのためでした。
大量の雪でかなり狭くなってきた家のドライブウェイを、パワーショベルを操ってきれいに整えてくれたのです。


その素晴らしい回復力に、とにかくびっくりです!
第一報では危篤状態だと聞いていた彼と、こんな風に笑いながらおしゃべりできるとは・・・


まだまだ謎の多い不思議な脳の働きに感謝し、当たり前の平凡な暮らしに喜びを見つけながら、毎日の出来事を大切に味わいたいですね。


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2020年1月6日月曜日

雪のおかげで隠れた才能を発見?

皆さん、明けましておめでとうございます! (遅いっ・・・)

元旦の朝にはお雑煮を作って、新年をお祝いしました。
他にはおせち料理が何もないのがちょっと寂しいな。
もし材料が手に入るのなら、腕をふるいたいところなのですが。。。


クリスマス前後も忙しかったですが、年が明けてからも何だかバタバタと毎日が過ぎていき、あっという間に1週間近く経ってしまいました。
この冬は雪がいつもより多く、雪かきにもずい分時間をかけています。

ミネソタに移住して、今年はもう9回目の冬。
最初の7年は、それほど雪の量に悩まされたことはありませんでした。
寒いことでは有名ですが、ミネソタは別に豪雪地帯というわけではないですから。

ところが去年は記録的大雪だったため、雪の重みにより近所の教会などで屋根がつぶれちゃった・・・
夫も慌てて屋根の雪下ろしを行ったのが、去年の3月初め頃でした。

今年はどうかなと思っていたら、それより2ヶ月も早く雪の量が去年と同じ位になってしまった!
例年より気温が高め(ミネソタにしては・・・)なので、雪が湿っていて重くて大変。

それに加えアイスダム ice dam と言って、軒先の氷の層が日に日に厚くなってくるのがヤバい!
これは、屋根に積もった雪の内側部分が家の暖房で温まって溶け、それが軒先に達してそこで凍り付くという現象です。


つららも、とんでもないことになってきていました。
ヘタすると屋根の上で溶けた水が行き場をなくし、家の中の壁に伝わってくることがあるそうでドキドキです。


デックにも、こんなに雪が積もってしまいました。
ここに通じるリビングルームのドアの真ん前に大きなクリスマスツリーを飾っていたため、しばらく開けられなかったしね。


夫がハシゴに登って屋根の雪かきをしている間、私はこのデックの雪と格闘。
外階段がない閉ざされたデックですので、シャベルですくった雪をエイヤ~ッ!と手すり越しに放り投げなければなりません。

結構重労働のため3日位に分けて少しずつやろうと思っていたのですが、意外なことに40分でお仕事完了!
デックがふぅ~っと安堵のため息をついているのが、聞こえるような気がします。


その前日は、ゲストキャビン(冬は使わないけれど)まで歩いて行ける小道も、私がせっせと掘りました。


まだ余力があったので、夫が屋根から落とした雪の一部もお片付け。
このままでは、半地下になっている下のトイレの窓が押しつぶされそうですもの・・・


雪かき、結構楽しい♪
前にも書きましたが、いくら雪が多いと言っても日本の豪雪地帯に比べたら本当に可愛いものですけれどね。

別に筋肉痛にもならず腰も痛くならずで、夫にも感心されました。
年なので、あまり無理はしないように気を付けなくてはいけませんが。
でも、隠れた意外な才能(笑)を発見したようで、ちょっとにんまりしています。


去年のクリスマス、夫からのプレゼントはスノーシューズでした。


これを履くと、積もった雪の上でもあまり沈まずに楽に歩けるのが嬉しいな。
雪かきの後は、気分良くウォーキングに出かけました。

「マイナス30度前後だけど雪があまり降らないのと、今年みたいに暖かめだけれど雪が多いのとどっちがいい?」と夫に聞いたら・・・
「マイナス30度のほうがいい!」と即答でした。

家の中にいる分には外の寒さはそれほど感じませんので、私も夫と同意見かな~


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