2020/08/25

タコスのスパイスミックスを自作

我が家では数ヶ月に1度位の頻度で、夫のリクエストによりタコスが夕食に登場します。
こちらでは taco と単数形で言うのが普通で「タコゥ」と発音しますが、夫のおじいちゃんは「テイコゥ」と呼んでいたとか・・・

レタス、トマト、ブラックオリーブ、玉ねぎなどをただ刻めば良いので簡単。
牛ひき肉は炒めて、市販のスパイスミックスを混ぜるだけ。

・・・ところが!

作る気満々だったのに、スパイスミックスの買い置きを切らしていた・・・

さて、困った・・・
こんな時は、グーグル先生に頼るのが一番です。
自分の頭を使わずに、つい安易な方法を選んでしまう私。。。

すぐに Taco Seasoning の作り方を見つけました!
おおっ、ほとんどのスパイスは家に揃っているではないですか♪


赤トウガラシがなかったので、代わりにカイエンペッパーを使うことにしました。
オレガノはイタリア料理にしか使ったことなかったけれど、メキシコ料理にもありなのね。


レシピは最後に載せます。(混ぜればよいだけですが)
どなたかのレビューを参考に、牛ひき肉と共に炒める時に小麦粉も足しました。

いつもは、こういった市販のミックスを使うのですが、


自家製のほうが深い味わいでおいしく感じ、夫にも大好評でした。
添加物もなしで、安心です。多めに作って保存しておけば、次回からは楽ですね。


タコスは、日本でもおなじみの硬いパリパリのシェルを以前は使っていました。


でも子育て終了後は、老人向けに(笑)トルティーヤを使い始めました。
軟らかいので食べやすく、具も包みやすくて気に入っています。


アボカドで作るワカモレ(これは夫の担当で、レシピは企業秘密ですって!)とサワークリーム細切りチーズも欠かせない。
タコソースは市販のものを使用です。(蛸ソースじゃなくて taco sauce ね)


トルティーヤは少しだけ温め、各自好きなように具を乗せてクルクルと巻き、大口開けていただきま~す!


欲張って乗せすぎると、はみ出してくる具と戦いながらになるので大変です。

栄養バランスは取れているのでしょうが、メキシコ料理は基本的に「ごたまぜ」
ひと口目から最後まで同じ味なのが、ちょっと残念かな。。。
でも、贅沢は言わないことにしましょう。


タコス・スパイス(シーズニング)ミックス Taco Seasoning

材料
  チリパウダー  大さじ1
  ガーリックパウダー  小さじ1/4
  オニオンパウダー  小さじ1/4
  カイエンペッパー  小さじ1/8
  オレガノ(ドライ)  小さじ1/4
  パプリカ  小さじ1/2
  クミンパウダー  小さじ1・1/2
  シーソルト  小さじ1(量は好みで調節)
  ブラックペッパー  小さじ3/4 
  
使い方
 1) 上の材料を全部混ぜ合わせる。
 2) 牛ひき肉1ポンド(約450g)を炒め、出てきた脂を拭き取る。
 3) 上のミックスのうち大さじ2~3を振り入れる。(我が家では大さじ2で十分)
 4) 小麦粉大さじ1/2と水1/2カップも加え、混ぜながら水気がほとんどなくなるまで炒める。

沖縄料理のタコライスに使っても良いのでは?(蛸ライスじゃなくて、taco rice ね・・・しつこい?)

★元の英語のレシピはこちらです。少し変えてしまった所もありますが。
 ⇒ Taco Seasoning

2020/08/14

もしや失明?の恐怖

日本はやたらと暑そうですね。
こちらは涼しいものの、2日続きで豪雨・・・湖に向かって、庭に川が流れてた!


昨夜から早朝まで停電となり、雷の音がうるさいだけでなく、フリーザーの中身も心配・・・あまり眠れない夜でした。(食品は無事でしたけれどね)


先日、庭仕事中に突然、右目に違和感が!
小さな虫でも入り込んだかなと思いましたが、それほどの痛さではなく、何となくゴロゴロしているだけでした。

家に戻って鏡をのぞき込んでも何も見えないし、腫れたり赤くなったりもしていません。
時々目薬を差して、その日は何とかそのまま過ごしました。

翌日の朝、起きた時には正常に戻っていた気がして、ほっとしたのもつかの間。
しばらくすると急にすごい痛みに襲われ、右目を開けていられなくなってしまいました。

無理に開けようとすると、痛くて涙がポロポロ。
だんだん視界も曇ってきて、もしかして何か悪い病気でそのうち失明!?と心配になったほど。

その日は食料品の買い出しに出かけるつもりでしたが、運転なんてとても無理そう。
眼科で診てもらうにしても、コロナのせいで手続きなど面倒そうで嫌だなあ・・・

夫が「どれ、見せてごらん」と言うので、チェックしてもらいました。
すると、「髪の毛が奥のほうに入り込んでいる!」とのこと。

自分で鏡で見た時には、全然見えなかったけど?
幸い、涙のせいかほんの少しだけ先端が外に飛び出してきたようで、夫がそっと取り出してくれました。

短くて細い髪が、どういうわけか入り込んでしまっていたのですね。
取ってもらったら、あっさり痛みも消えました。
視界が曇ってきたのは、髪の毛にからみついていた目やにのせいだったみたい・・・

ああ良かった!無事に買物にも行けました。
今まで「ものが見える」ということを当たり前に感じていましたが、本当に何と有難いことなのでしょう。改めて、感謝しなくてはね。

普通は小さなまつ毛が目に入っただけでもかなり痛いのに、睡眠時間を含めて多分18時間ぐらい、何故ちょっとした違和感程度ですんでいたのかは謎です。。。


実はこの騒ぎ、今週月曜からまたやって来た義妹夫婦の滞在中の出来事でした。
今回は月曜の朝に、「しばらく天気も良さそうなので、今日の午後から行くね~」と電話あり。

あれ~、明日とかではなく今日からですかい!?
週末は娘と彼氏とワンコたちが泊まりに来て帰ったばかりだったので、大急ぎでゲストキャビンのシーツを取り替えて掃除して、ご到着までバタバタでした。

急遽、義妹夫婦の長女もミネアポリスから来ることになり、昨日まで賑やかな毎日が続きました。
一応ソーシャルディスタンスには気をつかって、ハグなどは避けましたけれどね。

面倒なことを色々と手伝ってもくれましたし、食事の用意は自分たちで勝手にやってくれたので、まあいいかな。
夕食後は家に来てコーヒー&デザート、お酒もちょっと入って寝るまでずっとみんなでおしゃべり・・・で、毎晩バタンキューでした。

コロナ下の状況で、ルールはきちんと守った上で、親しい人との直の交流を絶やしてはいけないと感じている方もいれば、頑なに人と会うことを避け続けている方もいます。
どちらの信条も尊重して、お互いを非難することのないように心がけたいですね。


義妹たちは昨日帰りましたが、「またすぐ戻るから、シーツは洗濯しなくていい」との大変有難いお言葉をいただきました(笑)
お嬢さんも、また来るのだそうです。
この夏は、ほとんどここに住んでいるような・・・?

2020/08/03

ええっ、もう秋の気配!?

このところ、気温23℃位の爽やかな日々が続いています。
先週は娘の新居を見に行ったり、義妹(夫の妹二人のうち、年下のほう)夫婦が泊まりに来たりと忙しく、あっという間でした。

今年はコロナのせいでカナダとの国境が閉鎖され、義妹たちはいつも遊びに行く島に出かけられなくなってしまったことを嘆いています。
ですから湖が恋しくてたまらない様子で、家のゲストキャビンにちょくちょく泊まりに来るように・・・

キャビンは湖の真ん前ですので、朝日を浴びて水鳥を眺めながらのモーニングコーヒーやボート乗りを楽しんで行きました。
(また近いうちに来るね~♪の言葉を残して、去って行った。。。)


やれやれ、今週はもう少し落ち着いて、自分のペースで過ごせそうです。
今日は久しぶりのウォーキング

8月に入ったばかりだというのに、驚いたことに小さい秋を見つけちゃった!


あらら、ひそかに紅葉が始まっていました・・・
Sumac というウルシの仲間で、いつも他の葉に先駆けて赤くなり始めます。
でも、いくらなんでも早すぎないか?


4月の終わりに雪解け水の流れをたどってみた時、偶然私が見つけた不思議な形の大きな木。


今では、こんなに緑に埋もれています。


夫がアンティークの風鈴を吊るしてくれたので、通るたびにチリンと鳴らしてご挨拶♪


ここは高台にあって眺めが良いのですが、がいっぱいなのが難点です。
低いほうに下りて行くと、私の背丈ほどもある草が一面を覆っています。


歩いている途中で、鹿2頭にも出会いました。
今回はさっさと逃げて行ったけれど、1ヶ月ほど前には、小鹿ちゃんが私を見つけると興味深げに走って来て、ご挨拶してくれたことも!

触れるほどの距離まで向こうから近づいてきたので、びっくりしたわ~
やっぱり日本語じゃなくて英語よねと思い、 "Hi!" と声をかけてしまいました。

こんな辺鄙な所でも、少し行くと沼の向こうにハイウェイがあり、車が通っているのが不思議な感じ。


ウォーキング中、もう天国に旅立たれた懐かしい方との思い出深い花の香りが、ふと漂ってきた気が・・・
その方の、とびきりの笑顔と明るい声を思い出します。

そう言えばすぐ近くに、木々の間にひっそりと隠れているような墓地もあるのです。

 詳しくはこちらの記事をどうぞ ⇒ 100歳年上のお姉さま

そばを通りかかった時、このお姉さまには必ずご挨拶をすることに決めています。
もちろんお顔も知らない方だけれど、何だか親しみを覚えてしまう。
ここは生者も死者も共に憩える、魔法の場所なのかもしれません。

この古そうなたらいには、どんな物語があるのかな(笑)



スタージャンムーン Sturgeon Moon と呼ばれる満月が美しい夜です。
リビングルームのちょうど向かい、湖の向こうから昇ってきました。

スタージャンって何かと思ったら、チョウザメのこと。あまり月っぽくない名前だけど?
(その卵巣をほぐしたものの塩漬けが、キャビアです。)
この時期に成熟して漁が始まるのが、8月の満月名の由来ですって。

サメというのは名ばかりで、一生を淡水域で暮らす種と、河川と海とを行き来する種があるとのこと。
ですから、ミネソタでもチョウザメが釣れる地域があるそうですよ。キャビア、食べたいかも・・・

木星土星(多分?)も満月の近くに見えて、圧倒される眺めの夜空です。