2012年12月28日金曜日

今さらですが・・・クリスマス

今年も残すことわずかとなり、皆さんお忙しくしていらっしゃることと思います。
でもアメリカでは、25日が終わるとそれ~っ!と片付けてお正月の準備をするわけではないので、クリスマスの飾り付けは、多分来年1月の初め頃までそのままです。

年末の大掃除もなし。

年賀状もなし。。

おせち料理のことも、考えなくていい。。。

わあ、気が楽だ~


今年のクリスマス当日は、家族と夫の親友の5人だけで過ごしましたので、これまた楽ちんでした。
去年は義妹の家で持ち寄りパーティーでしたが、今年は娘と一緒にいられる時間が短かったので・・・

今さらですが、今年のクリスマスの備忘録として、写真などを載せておくことにします。


いただいたクリスマスカードは、暖炉の上に飾ってあります。(これは一部だけ)


ロフトの手すりにも、電飾をつけました。


暗くなると、これが反対側の窓に映ってきれい・・・!



ディナーと言っても3時頃には開始でした。(サンクスギビングの時もそうだったな。)
まずはオードブル。 時間をかけてゆっくりいただきます。

夫の特製・シュリンプカクテル、私の特製・ブラックビーンズとアボカドなどのサルサ。
ヘリング herring(ニシン)の酢漬けに、スタッフドグリーンオリーブ


ローストチキン、我が家の定番となったクリスマスリース型ポテトサラダ、息子のリクエストで例のワイルドライスキャセロール
色々作るのが大変なので、今年は簡素・・・


合い間に、アルコール類も色々。 こちらの方がメインだったりして?
友人が持ってきた、Sex on the beach というヤバい名前のカクテルがおいしかったです♪
ウォッカ、ピーチのリキュール、クランベリーとオレンジジュースを混ぜたもの。
でも、なぜ真冬にビーチなの・・・?

ほろ酔い気分で、子供たちと一緒に少しだけ楽器演奏タイムもはさんで・・・♪

いよいよ楽しいプレゼント交換です。
人数も少ないので、全員が全員に何かを用意しました。(ちょっとしたものですけど)
ネコのキキは、早くからソワソワしていました。

これ全部、あたしのかしら???

期待通り、キキにも結構たくさんのプレゼント♪ よかったね!


息子がキキにあげた猫服(?)が、めちゃくちゃウケました。
(本当は犬用だったそう。。。)
本人はすこぶる迷惑そうな顔をしていましたが、みんな大笑い。 虐待か!?


コーヒーのお供のデザートは、毎年焼いているドライフルーツとスパイスたっぷりのプラムケーキ
そして、この前焼いたジンジャーブレッドマン
・・・以上、今年のクリスマスでした。

翌日26日に、娘はミネアポリスに帰って行きました。
日本に住む私の母の元でお正月を過ごすので、今は旅の途中です。
短い滞在でしたが、たくさん笑っておしゃべりして、おいしいものを食べて、キキとも遊んで、大満足の様子でした。

明日もお客様をお呼びすることになっていますし、大晦日から義妹の家に行って、お正月を一緒に過ごすかも。


今年のブログは、今日でおしまいにします。
皆様、いつも読んでくださってありがとうございました!
ブログを通じて、世界中のたくさんの方々と知り合いになれましたことを、心より感謝いたします。

♪どうぞ良いお年をお迎えください♪


おまけ 冬になると必ず聴きたくなるのは、ヴィヴァルディ「四季」より「冬」


2012年12月23日日曜日

ジンジャーブレッドマン

クリスマスを一緒に過ごすため、山のような洗濯物と一緒に、娘がミネアポリスから戻ってきました。
ネコのキキもゴロニャ~ンと懐いて、うれしそう・・・娘がいると家の中は一段と賑やかになります。

クリスマスのプレゼントをそれぞれ用意し、ツリーの下も華やかになってきました。
プレゼントを探しに買い物に行った時に、ジンジャーブレッドマンのクッキー型をみつけてゲット!
しかも、お父さん・お母さん・男の子・女の子の4個分が一箱に入っていて、我が家と同じ家族構成です。


子供たちが幼かった時、大好きだった絵本、 "The Gingerbread Man" を懐かしく思い出します。


こんなあらすじのお話です。

おばあさんが焼いたジンジャーブレッドがオーブンから逃げ出し、おじいさんとおばあさん、豚、牛、馬が
Come here! Come here! と叫びながら、次々と追いかけるのですが、

Run, run, run, as fast as you can! You can't catch me. I'm the gingerbread man!
 走れ、走れ、走れ、思いっきり! つかまるもんか、僕はジンジャーブレッドマンだもん!

・・・と言いながら、どんどん逃げていきます。

でも、やがて川が見えてきた! ジンジャーブレッドマンは泳げません。
キツネがやってきて、「僕のしっぽにつかまりな。 向こう岸まで泳いで連れてってやるさ」ですって。
一抹の不安を感じながらも、ジンジャーブレッドマンは言われたとおりにします。

しばらくしてキツネはこう言います。 「君は重たいね。 疲れたから、僕の鼻の上にお乗り」
仕方なくそうしたジンジャーブレッドマン、向こう岸に着くなり、空中に放り投げられて、キツネに食べられてしまいましたとさ。


残酷といえば残酷なのですが、グリム童話などにもそんな場面はよく登場します。
何度かくり返される Run, run, run ... のセリフが調子良くて、子供たちは大喜びで真似していたっけ。
日本で大ヒットした「およげたいやきくん」にも、ちょっと似たストーリーです。

「しょうがパン坊や」というタイトルで、日本でも親しまれています。
う~ん、何だかビミョー・・・日本語だと、あまりおいしそうには聞こえないかも?



無邪気でかわいらしかった子供たちの笑顔を思い出しながら、ジンジャーブレッドマンのクッキーを焼きました。
この前焼いた3種類のクッキーは、予想通りあっという間に売り切れてしまいましたし・・・

ねっとりと濃くて甘いモラセス(糖蜜) molasses と色々なスパイスを使うのが、このクッキーの特徴です。
(モラセスは、砂糖を精製した残りの部分でできていますので、ミネラルなどを多く含んでいます。)

モラセスとスパイスの香りで、焼いている間、とてもハッピーな気持ちになります。
しょうがには体を温める効果があるため、日本でもずい分注目されていますよね。

そんな効能のせいか、アメリカでは寒いクリスマスの時期に焼かれることが多い、定番のお菓子です。
ひもを通せる穴を開けて焼き、クリスマスツリーのオーナメントとして使う場合もあります。



粉砂糖に牛乳少々を加えて作ったアイシングで、目と口、ボタンなどを描き、かわいく出来上がりました♪
口金を使わず、オーブンシートをコルネ型にしたもので絞り出したので、あまり細かい作業はできませんでしたが。

中には不細工な子もいますが、それもご愛嬌・・・おいしくてみんなに喜んでもらえました!

ジンジャーブレッドマンクッキー

レシピは、こちら を参考にさせていただきました。
元の英語のレシピは、多分こちらの Gingerbread Men Cookies だったのでは・・・と想像します。

小麦粉は2カップ半位に増量。 2カップでは、冷やしてもかなりべたついて扱いにくかったので。
ジンジャーとシナモンの他に、ナツメグとクローブ小さじ1/4ずつも加えました。
焼き時間は家のオーブンで11分。 大きいのが8個と、小さいのが24個できました!

これも、クリスマス前になくなってしまったらどうしよう。


クッキー型を買った日、セールで70%オフになっていたクッキーみたいなオーナメントも衝動買い。
全部で 5.99 ドルでした♪



去年は暖冬で、ホワイトクリスマスになるだろうかとギリギリまで心配でしたが、今年は大丈夫。
だいぶ前から、美しい雪景色です。 毎日寒いけどね・・・



2012年12月17日月曜日

3種類のクリスマスクッキー

近所に住んでいる親戚の家に、またお呼ばれ・・・近いので、時々行ったり来たりしています。
以前「ていねいな暮らしぶり、見習いたい」という記事でご紹介した、若いご夫婦の家です。

今回は、夫たち抜きのガールズトークを楽しむのが目的。
ナースの仕事をしている彼女のお休みに合わせて、出かけました。
私たち二人ともお菓子作りが大好き(食べるのも・・・)なので、クッキーも一緒に焼こうということに決定。


日々のさりげないあれこれを、本当に大切にしている彼女。 クリスマスの飾り付けもさすがです!
お祖母様やお母様から譲り受けた飾りもあるのだそうです。
許可をいただいて、写真を撮らせてもらいました。


アンティークのミシンや、ボルドー色の壁に映える白いスケート靴の使い方、何て上手なんでしょう!
コットンの下のライトが、またいいですね~


インテリア雑誌みたい♪ 素敵すぎます・・・ 飾り付けには、ものすごく時間がかかったとのこと。


クリスマスツリーは我が家同様、自分たちの所有林の中から1本を選び、切ってきたそう。
大きさも、家のとちょうど同じぐらいかな? 青いライトは、雪の結晶の形でかわいい!!



クッキーは、クリスマス用のを二人で一緒に焼いて半分に分けようという、彼女からの提案でした。
何を焼こうかとさんざん迷った結果、私はちょっと和風のと北欧風の2種類を焼くことにしました。


彼女はご主人のリクエストで、シュガークッキー2枚の間にオレンジ風味のクリームをはさみ、周りに砕いたピスタチオをまぶす、とても凝ったものを作るのですって。
お互いに手伝い合いながら、作業を進めました。

和のテイストのお菓子を紹介したいなと思って私が選んだのは、きな粉と米粉とゴマのクッキー
全然、クリスマスらしくないけれど・・・
生地だけは自宅で作り、冷蔵庫で冷やしてスライスできる状態にして持って行きました。


そしてもうひとつは、クリスマスの定番、クルムカカ krumkake という北欧のお菓子。
実はこの前、別の友人にこのお菓子を焼く器具 krumkake baker をいただいたばかりなのです。

器具を持参して、さっそくチャレンジすることにしました。 カルダモンを加えたので、いい香り!
薄くてとても華奢なお菓子ですので、1回分が1分弱で焼けてしまいます。 表面の模様がとてもおしゃれでしょ?



まだふにゃっとしている焼き立ての状態で、急いでコーン型(写真手前のもの)に巻きつけると、すぐにその形にパリッと固まります。

初めてなので、かなり大ざっぱな巻き方になってしまった・・・
多分、もう少しきつく巻いた方が良かったのだろうと思います。

焼くのはとても簡単ですので、どんどんできました。
タイマーを使っていても、ちょっと油断すると焼き色が濃くなってしまいます。
これはこれで、カリカリ度が増しておいしいけれどね。


オーブンの中では、彼女のシュガークッキーが焼き上がり、次は私のきな粉クッキーの番。
あっちもこっちも甘いおいしそうな香りが漂います♪


はい、できました!

彼女作成の、オレンジ風味のクリーム&ピスタチオのクッキー
(正式名、聞き忘れちゃった)
ものすご~く甘くてカロリー高そうだけれど、本当においしいです。

日本だったら、1個2~3ドル位で飛ぶように売れるかもと言ったら、出稼ぎに行こうかなって・・・


私が作ったきな粉と米粉とゴマのクッキー、そして北欧のお菓子クルムカカ

日本人の私が、北欧のものに何かとご縁があり、とても心惹かれるはなぜ?
前世は、スカンジナビア半島のどこかに住んでいたのかも??


クルムカカは軽くて、日本人好みの味だと思います。 アイスクリームのコーンとして使ってもおいしそう。
中にホイップした生クリームを詰めたり、パウダーシュガーをまぶしたり、少しチョコレートをつけたり、色々な食べ方があります。

きな粉クッキーも、すばらしくサクサクに出来上がりました。
ご夫婦共にゴマが大好きだとのことで、ナイスな選択だったみたい。 よっしゃ!
ランチにはタコスを用意してくれて、夫におみやげまでいただいてしまった・・・心優しい方です。

クリスマス用にということで焼いたクッキーですが、多分あっという間に消えると思います。
また来年も一緒に作ろうね!と約束。

ツリーやベル、サンタクロース、ヒイラギなどの形のクッキーにアイシングを塗ったり、かわいらしい型でジンジャーブレッドクッキーも焼いてみたいな。


外は寒々しく見えますが、氷点下5℃位ですと、今日は暖かいわねと感じるようになりました。。。
私もすっかりミネソタ人?
特大のクリスマスツリーとして、このままライトアップしてみたくなる木を発見♪




おまけ きな粉と米粉とゴマのクッキーのレシピ

材料  
 バター  150g
 砂糖  75g
 きな粉  30g
 米粉(上新粉でもOK)   75g
 小麦粉  120g
 白ゴマ  10g

作り方
 1) バターをボウルに入れ、クリーム状になるまで混ぜ、さらに砂糖を加えてよく混ぜ合わせる。
 2) ふるった小麦粉、きな粉、米粉、白ゴマを加え、さっくり混ぜ合わせる。
 3) 半分に分け、それぞれ4cm角位の棒状にし、ラップで包み冷蔵庫で1時間ほど寝かせる。
 4) 端から7mm位の厚さにスライスし、クッキングシートを敷いた天板に並べる。
   (それほど広がらないので、あまり間隔を空けなくても大丈夫)
 5) 180℃のオーブンで10分、150℃に下げて10~15分焼く。
    冷めてから、きな粉か粉砂糖をまぶしてもよい。

*アメリカのオーブンの場合は、華氏350度でスタートし、途中で300度に下げました。

クルムカカは、また近いうちに家で焼こうと思いますので、レシピもその時に公開しますね♪

2012年12月14日金曜日

コネティカットの小学校で銃乱射事件

普段は静かで平和な町、犯罪などほとんど起こったことのないコネティカット州ニュータウンの小学校で、銃乱射事件が発生・・・

5歳から10歳までの児童20名、教師であった犯人の母親を含む大人6名が犠牲になったとのことです。
犯人も自殺してしまいました。

注:その後の発表で、犠牲になったお子さんは全員6、7歳と訂正されました。 犯人の母親は教師ではなく、自宅で遺体で発見されたとのことです。

テレビを見ていた夫が、驚いてこのニュースを私に知らせてくれたのですが、聞いただけで胸がいっぱいになってしまい、自分で確認する勇気がありませんでした。


犠牲者の皆様のご冥福を、心よりお祈りいたします。


オバマ大統領は声を詰まらせ、時には涙をぬぐいながら、この事件の経過について語っていたそう。

今日はアメリカ大統領としてではなく、ひとりの父親として、ビューティフルな子供たちの尊い命が奪われるとはどういうことなのかを訴えたい。

これから毎年誕生日を迎えて大人になり、卒業式や結婚式、そして子育てを経験するはずだったであろう彼らの輝かしい将来が、一瞬のうちに断たれてしまった。
子供たちが将来の夢を叶えるられるよう、教師や職員として自分たちの人生を捧げてきた大人たちの命もまた・・・

悲痛な調子で、そのように話していたとのこと。


特に今はクリスマス前で、こんなことが起こらなければとても楽しい時期であったはずなのです。
サンタクロースに何をお願いするの?・・・何とか聞き出した子供たちのリクエストに応えて、ご両親や親戚の方たちも、ウキウキしながらプレゼントを探しまわっていたでしょうに。

サンタさんがちゃんと来てくれるよう、子供たちはみんなとびきりいい子にしていたでしょうに。

難を逃れた子供たちにも、恐ろしい事件の思い出は一生つきまとうかもしれません。
無邪気な子供時代が、あまりにも早く終わってしまったのではと、彼らのことも気の毒でなりません。

一体何が、犯人の男をこんな恐ろしい犯行に駆り立てたのでしょう。
彼の心も、救いようのない深い悲しみに囚われていたのでしょうか。
なぜ何の罪のない子供たちもが、巻きこまれなければならなかったのでしょう。



ところで、奇しくも今日は息子の教育実習の最終日でした。
まだ本人は帰宅していませんが・・・

小学校3年生を受け持ち、日本語や日本文化について色々教えた息子のことが、2日前のローカル新聞に取り上げられたばかり。

みんなで扇子に漢字を書いたり、俳句を作ったりしたのだそうです。
4か月近かった教育実習(小学校と中学校両方)がうまくいって、みんなで喜んでいたのですが。。。

(下の記事、個人の顔がわからないよう、画素数は下げてあります。)



誰かがいきなり、銃を構えて教室に乱入してきたら、教師は一体どうやって子供たちを守ったらよいのでしょう。
息子の頑張りを心から祝ってやりたい日なのに、このような事件が起こってしまい、やるせない気持ちでいっぱいです。


オバマさん、これを機会にどうか銃規制に本腰を入れてください!
強く強くお願いいたします。

規制を訴える声が上がっても、必ずいつもつぶされてしまう・・・それがこの国の姿です。

銃規制だけが解決方法でないのはわかっていますが、このような事件の再発を防ぐためにできることは、躊躇せずに何でも実行して欲しいものです。


サンタさんはきっと、天国にも来てくれるよね。。。


2012年12月10日月曜日

90年前の花婿ケーキ

物置に眠るお宝話の続き・・・

もうひとつ、とんでもないもの発見です!
夫の父方の祖父母が結婚式を挙げた時のケーキが出てきたのです。

しみだらけになった小さな箱(大きさは約8×5.5cm)には、1922年5月3日の日付。
偶然にも、私の両親の結婚記念日と同じです。 33年も違いますが・・・

クエスチョンマークが付け足してあるので、このラベルは誰かが後で貼り付けたものなのでしょう。
おじいちゃん(前記事の蓄音器の持ち主の息子)の名前、プラス Groom's Cake との表記です。


Groom とは「花婿」のこと。
もしかしたらおじいちゃんの時代には、ウエディングケーキの他に、こんな小ぶりのケーキをおみやげとして振舞う習慣があったのでしょうか。

現在では新郎の趣味のもの、たとえばフットボールやゴルフなどスポーツに関するもの、釣りやハンティングに関するもの、車、楽器、カメラなどをかたどった Groom's Cake があるとか・・・

けれども、今までに私が出席した結婚式では一度も見たことがありません。


ふたを開けると、セピア色のレース模様の紙・・・


そして、中からこんなケーキが出てきました!ピンク色のアイシングがかわいい♪
ケーキの部分は、多分ミイラ化してる?



当時は、なるべく日持ちのするドライフルーツの入ったケーキが、定番のひとつだったようです。
それにしても、まさかここまで日持ちするとは!
結婚式の写真は見つからないのに、ケーキだけが残りました。

湿気の多い日本だったら、絶対に無理だったでしょう。
おじいちゃんも、天国でさぞ驚いていることでしょうね。

祖父母共に、90代まで仲良く長生きしました。
80代の頃、ヨーロッパ旅行に出かけるほどお元気だったのは、このケーキの御利益だったかも!?

エッフェル塔の前で、とびきりの笑顔のおじいちゃんとおばあちゃん♪

"ENJOY" なんて書いてありますが、90年前のケーキを口にしてみる勇気のある方はいらっしゃいますか?


おまけ 結婚式の定番の曲、エルガー「愛の挨拶 (Salut D'Amour) 
     こんな屋外での結婚式、いいかも・・・


2012年12月6日木曜日

物置に眠るお宝?

家から少し離れた所に、ジャンボサイズの物置を所有しています。
これを建てたのは、もう30年近くも前のこと。

近所に住んでいた夫の母方の祖父が亡くなった時に、その家を売却することになりました。
行き場のなくなった家財道具を、とりあえず収納するために建てたというわけ。

その後、夫の亡くなった両親のものも加わりました。
目ぼしい家具などは4人の兄弟で分けましたが、捨てるに捨てられない細々したものが集まってしまったわけ。

さらにその上・・・
ちょっとこれ置かせて!そのうち使うから・・・と義弟にゴロニャ~ンされてから、何十年も経過。
彼の家具や段ボール箱なども、そのままたくさん置いてあります。

日本に住んでいた時には、ミネソタに来たのは夏だけでしたので、その他のシーズンに車を保管するスペースとしても使っていました。


だんだん、掃きだめのようになってきちゃった。。。
おじいちゃんの日記帳、お父さんの高校時代のノートなど、一体どうするのよ~!!

夫も、そのうちちゃんと整理するからと言ったきりで、なかなか動こうとしません。
私が目指していた「断捨離」には、ほど遠いなあ。

薄暗くて、魑魅魍魎(ちみもうりょう)がウロウロしていそうです。
破れた提灯とか、スキースクールのゼッケンみたいなのまで、なぜだかぶら下がってるし!



でも、中には掘り出し物(?)も!!

年代物のイギリスのスポーツカー、MG (Morris Garages)
エンジンを取り替えたので一応まだ走るけれど、ハイウェイを運転するのはヤバそう・・・



下の写真は、1868 年(明治元年ですね!)生まれの夫の曽祖父が使っていた手回し式のレコードプレーヤー
昔風に言うと、蓄音器・・・今では死語?

レコードもたくさんあって、右側のハンドルを回すと今でもちゃんと音が鳴ります。
それに、交換針も結構な数が揃っています。



町で最初の銀行をオープンし、地元の名士だった曽祖父の家の2階は、ダンスホールのようになっていたそう。
大勢の人が集まり、レコードをかけながら夜な夜な楽しく踊っていたとか・・・
(夫はまだ幼かったのですが、その光景をよく覚えているとのことです。)

日本でもおなじみの、ラッパに耳を傾ける犬のマーク、ビクターのロゴ付♪
古き良き時代の思い出が詰まったこの蓄音器、手放すにはちょっと惜しいかな?


ビクトローラ Victrola というのは、ビクタートーキングマシン社 Victor Talking Machine Company 製の、家具調の蓄音機に与えられた名称なのだそうです。
ちょっと高級そうに見える木製キャビネット内に、ターンテーブルとホーンが収まっています。


他にもパチンコ台 pachinco machine とか、


タイプライター type writer なども。



古いピアノやテレビなど、業者さんにずい分たくさん引き取ってもらったのですが、不用品の山は、なかなか小さくなりません。

こういった古いものに価値を見出してくれる人が、きっといるはず!?

Craiglist(無料の地域情報コミュニティサイト)、eBay(世界最大のオークションサイト)などに出したら、すばらしい値がつくかも・・・と夫は夢見ています。

そういうのを、とらぬ狸の皮算用と言うのですぞ。

英語にも似たようなことわざがあって、Don't count your chickens before they're hatched. (ヒナがかえる前に卵の数を数えるな。)と、ニワトリにたとえています。

所変われば品変わる、ですね!

2012年12月2日日曜日

びしょびしょのクリスマスツリー

12月に入ると、気分はもうクリスマスに向かってまっしぐらです。
明後日にはクリスマスコンサートもあるし、ギフトやメニューも考えなきゃ。

今年もクリスマスツリーは、周りの林に生えているたくさんの木の中から一本選び、切ってきました。
多分何百本もあるので、どれにしようかと迷ってしまいます。


形が良さそうなのを選び、ごめんね・・・と心の中で謝りながら、チェーンソーで切りました。
これからしばらくは我が家のスターとなり、みんなの称賛を浴びるのだから許してね。

道には雪が積もっているので、木をそりに乗せ、息子が家まで引っ張っていきました。


そりに乗せる時にも、運んでいる最中にも、木に雪がたくさんついてしまいました。
グリーンの葉にまっ白な雪・・・とてもきれいだったのですが、できるだけ雪を落としてからリビングルームへ。

すると、思ったよりたくさん残っていた雪がどんどん解け、床がびしょびしょに・・・!
あわてて、古いバスタオルを床に敷き詰めました。 まるで家の中で雨が降っているみたい。。。

何じゃこれ?って顔して、キキが見ています。


すっかり乾くまで待たなければならなかったので、飾りつけは日没後になってしまいました。
さわやかな木の香りに癒される~ 家に居ながらにして、森林浴気分だわ。

例年通り、クリスマスソングのCDを聞きながらの楽しいひとときです。
今年も無事に飾りつけが終わりました♪


キラキラ光るものを見ると、わけもなくうれしくなります。 うふふ!


すっかり終わってから、家族3人でグルーヴァイン gluhwein をいただきました。
グリューワイン、それともグリューヴァイン
どれが正しい発音なのかよくわかりませんが、スパイスの効いた甘めのホットワインのことです。

ボトルから小鍋に移して温め、ちょっとおしゃれなカフェ風(?)の耐熱グラスで飲むと、寒い冬の夜でも体がポカポカになります♪
(実はここ数日、ミネソタにしてはかなり暖かいのですが・・・)

Gluhwein


日本に住んでいた時、世田谷区深沢のロゴスキーというロシア料理のレストランに行くと、時々ホットワインをオーダーしたものです。
オーケストラのメンバーと、練習後にみんなでよく行った懐かしい店・・・

すっかり顔なじみになったイケメンのお兄さんがにこやかに迎えてくれ、みんなで色々おしゃべりしながら、ピロシキなどの抜群においしいお料理をいただいて・・・・

かわいらしいマトリョーシカなどのロシア小物も飾ってあり、本当に居心地の良いお店でしたっけ。
遠くなってしまった日本のことを思い出しながら、ゆっくりとグルーヴァインを味わいます。


話が脱線しましたが・・・
キャンドルやサンタの置物など、細々としたものの飾りつけも済ませ、これで体裁だけは整ったかな?

クリスマスソングのCDを何枚か聞いた後は、ヘンデル「メサイア」のCDです。
おしゃれなレストランには行けない代わり、夜でも近所に気兼ねなく大音量で聞けるのはありがたい♪

明後日のクリスマスコンサートのために、予習を兼ねてです。
「メサイア」の中では「ハレルヤ」が超有名ですが、私は最後の2曲、 Worthy is the Lamb から Amen に続く部分に、熱いものがこみ上げてしまいます。

クリスマスって日本では単にイベント化してしまっているけれど、本来はキリストの生誕を祝う聖日であることを忘れないようにしなきゃ。
「メサイア」を聞くと、人々が待ち望んだ救世主をついに迎えた喜びが、ひしひしと伝わってきます。


さて、夜も更けていきますが、これからヴァイオリンの練習もしなきゃ。。。(⌒◇⌒;)

2012年12月1日土曜日

絶品!ワイルドライスのキャセロール

息子の誕生日の料理に使った、ワイルドライス wild rice について、もう少し詳しく・・・

ライスと言ってもお米とは違います。
イネ科マコモ属の植物の種子で、元々は湖岸や川べりなど浅い湿地に自生していたそう。

この辺の店では、黒っぽい種類(鉛筆の芯みたい!)と茶色っぽい種類のものがよく売られています。
茶色い方が、でき上がった時にもっとふっくらした感じで、私はこちらの方が好き♪


ナッツみたいにプチプチした食感。 味には変な癖もなく、香ばしさがあってとてもおいしいで~す。
栄養的にも優れたヘルシーな食材ですが、育てるのが簡単ではないらしく、普通の白米より高価です。


昨日作ったワイルドライスのキャセロール、30年近く前にいただいた本の中でみつけたレシピに、少し手を加えました。
もう何十回作ったことか・・・めずらしいので、日本の家族や友人にも好評でした。
しょうゆが良い隠し味になっているかな?



ワイルドライス、今では日本でも手に入りますね。
ミネソタではメイン料理の付け合わせとして、レストランでもポピュラー。
スープやサラダに使ったり、パンの生地に加えたり、色々な使い方があります。

私の自慢のレシピも、ぜひお試しくださいね♪


Wild Rice Casserole 
 (ワイルドライスのキャセロール)

材料  
 生のワイルドライス  1C
 水  3C
 牛ひき肉   1ポンド (450g)
 一口大に切ったベーコン  4枚
 スライスした生のマッシュルーム  1/2ポンド (225g): 小1パック位
 みじん切りセロリ  1本分
 みじん切り玉ねぎ  大1/2個分
 バター  大さじ4
 みじん切りブラックオリーブ  大さじ3
 しょうゆ  大さじ2
 サワークリーム  1C
 塩  小さじ1/2~
 ブラックペッパー  少々

作り方
 1) ワイルドライスは軽く洗って鍋に入れ、水と塩小さじ1を加えて45分位ゆでる。
   (もし水が少なくなったら途中で足して、こげつかないように。)  ザルにあける。
 2) フライパンでベーコンを炒める。出てきた脂は除き、別皿に移す。 牛ひき肉も同様に。
 3) 汚れを拭いて、マッシュルーム、セロリ、玉ねぎをバターで5分ほど炒める。
 4) 大きなボウルなどに、しょうゆ、サワークリーム、塩こしょうを混ぜ合わせる
   ワイルドライス、牛ひき肉、ベーコン、野菜類、ブラックオリーブを加えてよく混ぜる。
   キャセロールに移す。
 5) ホイルでふたをし、華氏350度 (約180℃) のオーブンで20分位、熱々になるまで焼く。
   (中身には火が取っているので、ラップをしてレンジでチンだけでも良いかも?)

*これは、6人分の材料。 パーティーの時はいつも倍量で作っています。
*アメリカの1カップは、約240ccです。
*お好みで、 water chestnuts (栗ではなく、クワイに似た感じのヒシの実)や、 slivered almonds
  (細切りアーモンド)などを加えても結構です。

2012年11月30日金曜日

ビビビビビンゴでハッピーバースデー

今日は息子の誕生日!
狙ったわけではないのですが、偶然にも義弟と同じ日です。

初めて我が子を胸に抱いた時の感動は、今思い出してもウルウルしてしまうほど。
もう、はるかに遠い日のことなのに。

誕生日当日を息子と一緒に過ごすなんて、何年ぶりでしょう・・・
色々あって、ずい分遠回りしてしまったけれど、彼がこうして元気に毎日を過ごしてくれていることに感謝です。

この年になって、今さら親と同居なんて・・・と少し心苦しく思っているようですが、まあいいじゃないの。
日本だったら、別にめずらしくもないし。
近々羽ばたいていくための、ほんの短い準備期間だと思っています。


去年は、シアトルで仕事をしていた彼。
12月に入ってから私たちに会いに来てくれた時、肉じゃがなどの純和食で迎えました。

今年の誕生日は、家族みんなが大好きなワイルドライス wild rice を使った料理でお祝いしました♪
ミネソタではとてもポピュラーなワイルドライス、シアトルでは一度も口にしなかったそう。
自分で言うのもなんですが、このキャセロールは本当においしいですよ~ レシピはまた次回・・・



リクエストで、ブルーベリーチーズケーキも焼きました!
冷凍のブルーベリーなので、見た目はいまいち。 でも、お味はばっちりでした。



そして、今日の目玉(?)はこれ♪

彼がまだ小学生の頃ゲットして、誕生会の時には必ずやっていた RAP de BINGO ラップでビンゴ です。


このCDには、ハウス調、レゲエ調、ヒップポップ調、3タイプ×2種ずつ、全部で6パターンのラップミュージックが入っていて、それぞれの曲の後に数字が読み上げられます。

その歌詞が、笑っちゃう!

「ビビビビビンゴ、ビビビビビンゴ、盛り上がれ~、盛り上がれ~、揃えばあなたもハッピーハッピー!」
「ビンゴちゃん、ビンゴちゃん、まだまだこれからビンゴちゃん、行け!目指せ!豪華景品!」 とか。

一度聞いたら、頭から離れなくなってしまします。
めちゃくちゃノリが良くて、誕生会に招待したクラスメイトたちも、毎年とても楽しみにしていましたっけ。

受け取った景品が何だったかは忘れても、多分みんなこのCDの曲は忘れていないと思う・・・

そのビビビビビンゴを、家族3人で大騒ぎしながら久しぶりにやってしまいました。
景品は、しょぼいものばかりなのですけどね。

いくつになっても、おバカな家族です。。。
こんな親でごめんね、息子よ。

小学校での実習を終え、今は中学で教育実習中。
自分があれこれ悩んだ分、子供たちの心の痛みもわかってあげられる教師になるのではないかしらね。
何が幸いするかは、あとで振り返ってみた時に初めてわかるものです。


おまけ 庭にオコジョ ermine が!
      至近距離で初めて見ました♪
      まるでぬいぐるみみたい・・・かわいすぎてびっくりです!!


2012年11月27日火曜日

Life of Pi(パイの物語) ちょっとネタバレ?

先週こちらで公開になった映画、 Life of Pi (ライフ・オブ・パイ / パイの物語)を観てきました。

夫から、そういうタイトルの映画をやってるから行こうよと誘われた時には、お菓子に関係ある話?パティシエの奮戦記とか?なんて思ってしまいました。

ありゃりゃ、お菓子の pie じゃなくて、円周率と同じスペルの pi なのね。
Pi は、主人公のインドの少年の名前です。
息子も観たいと言うので、3人で一緒に行くことになりました。



アン・リー監督によるこの映画、原作はヤン・マーテル Yann Martel という作家の同タイトルの本です。
2002年にブッカー賞を受賞。 1年以上もベストセラーが続いたという、すごい作品です。
(私は、この本のことは全く知りませんでしたが、ぜひ読んでみたいです。)

日本語訳の本も、販売されていますね。


物語のあらすじは・・・

パイが16歳の時、動物園を経営していた父親の決断で、一家はインドからカナダに向かいます。
途中、太平洋上でひどい嵐に巻き込まれ、乗っていた船がパイの家族もろとも沈没してしまいます。

どういうわけか、パイシマウマオランウータンハイエナ、それにベンガルトラが、一隻の救命ボートで運命を共にすることになります。

そして、227日間の壮絶な漂流生活を経験した後の結末は・・・!?



ぜひ3Dで観たかったのですが、残念ながら私たちが行った回はそうではありませんでした。
でも、それで正解だったかも・・・

多分、嵐のシーンでは船酔い気味になったでしょうし、トラが飛びかかってくるシーンは、マジ怖かっただろうな。
動物が出てくる物語とはいえ、小さいお子さん向きではないですね。


パイを演じる役者は、インド全国からの約3,000人の応募者の中から選ばれたそう。
全くの素人であった、新人スラージ・シャルマ Suraj Sharma の迫真の演技がすばらしかった!

夜の海面に光る無数のクラゲ、ネオン色に輝くクジラ、地面を覆い尽くすほどのミーアキャットが住む島、インドのお祭りやダンスのシーンなど、夢のように美しく、大スクリーンで観る価値のある作品です。

そして、リチャード・パーカー Richard Parker なんていう名前を持っているベンガルトラ!! 
パイに決して負けない役者でした。

でもね、あんな狭いボートの中で、あの至近距離での撮影は、どんなによく慣れたトラでも無理。
別々に撮影してあとで合成したのかな?なんて思っていたら・・・

あらまあ、ほとんどのシーンがコンピュータグラフィックスだったことがわかりました。
製作には、莫大な費用と気の遠くなるような時間がかかっているに違いありません。

海のシーンも、台湾の空港跡に設置された巨大タンクを使って、撮影されたそう。
デジタル技術の進歩には、本当に驚かされます。


本物に見えるものが、実は作られたもの。
映像もさることながら、一体何が現実だったのかを考察してみる・・・実はそれが物語の核心のようです。

哲学的な内容で、人によって色々と違った解釈の仕方があるでしょう。
笑顔のハッピーエンドを期待していたのですが、ええっ?という感じ・・・
きっとこれからしばらく、この映画について「ああでもない、こうでもない」という思いが渦巻くことでしょう。

主人公は子供の頃、インドのヒンズー教、そしてキリスト教、次にはイスラム教にも次々とハマり、どの神も分け隔てなく愛すという独特の宗教観を持っています。
Faith ・・・ 神への信仰、そして自分自身に対する信頼も、この作品の重要なテーマです。

インド訛りの英語は聞き取りにくい部分もあり、夫でさえ理解できなかったセリフがあったそう。
私は、頭の中でかなりすっ飛ばしていました。


それにしても、沈没した貨物船が日本製だったというのが、何だかなあ~
船の名は「ツシマ丸」、サバイバルキットなどにも日本語表記があるし、ほんの少しですが日本語のセリフも聞けました。

日本では、「ライフ・オブ・パイ 虎と漂流した227日」という邦題で、2013年1月に公開されるそう。 
ぜひご覧ください!


家に帰ると、ネコのキキがのっそりと迎えてくれました♪
同じ仲間ですから、トラのミニチュア版みたいな顔しているけど、全然迫力なくてかわいいなあ。

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