これを建てたのは、もう30年近くも前のこと。
近所に住んでいた夫の母方の祖父が亡くなった時に、その家を売却することになりました。
行き場のなくなった家財道具を、とりあえず収納するために建てたというわけ。
その後、夫の亡くなった両親のものも加わりました。
目ぼしい家具などは4人の兄弟で分けましたが、捨てるに捨てられない細々したものが集まってしまったわけ。
さらにその上・・・
ちょっとこれ置かせて!そのうち使うから・・・と義弟にゴロニャ~ンされてから、何十年も経過。
彼の家具や段ボール箱なども、そのままたくさん置いてあります。
日本に住んでいた時には、ミネソタに来たのは夏だけでしたので、その他のシーズンに車を保管するスペースとしても使っていました。
だんだん、掃きだめのようになってきちゃった。。。
おじいちゃんの日記帳、お父さんの高校時代のノートなど、一体どうするのよ~!!
夫も、そのうちちゃんと整理するからと言ったきりで、なかなか動こうとしません。
私が目指していた「断捨離」には、ほど遠いなあ。
薄暗くて、魑魅魍魎(ちみもうりょう)がウロウロしていそうです。
破れた提灯とか、スキースクールのゼッケンみたいなのまで、なぜだかぶら下がってるし!
でも、中には掘り出し物(?)も!!
年代物のイギリスのスポーツカー、MG (Morris Garages)。
エンジンを取り替えたので一応まだ走るけれど、ハイウェイを運転するのはヤバそう・・・
昔風に言うと、蓄音器・・・今では死語?
レコードもたくさんあって、右側のハンドルを回すと今でもちゃんと音が鳴ります。
それに、交換針も結構な数が揃っています。
町で最初の銀行をオープンし、地元の名士だった曽祖父の家の2階は、ダンスホールのようになっていたそう。
大勢の人が集まり、レコードをかけながら夜な夜な楽しく踊っていたとか・・・(夫はまだ幼かったのですが、その光景をよく覚えているとのことです。)
日本でもおなじみの、ラッパに耳を傾ける犬のマーク、ビクターのロゴ付♪
古き良き時代の思い出が詰まったこの蓄音器、手放すにはちょっと惜しいかな?
ビクトローラ Victrola というのは、ビクタートーキングマシン社 Victor Talking Machine Company 製の、家具調の蓄音機に与えられた名称なのだそうです。
ちょっと高級そうに見える木製キャビネット内に、ターンテーブルとホーンが収まっています。
他にもパチンコ台 pachinco machine とか、
タイプライター type writer なども。
こういった古いものに価値を見出してくれる人が、きっといるはず!?
Craiglist(無料の地域情報コミュニティサイト)、eBay(世界最大のオークションサイト)などに出したら、すばらしい値がつくかも・・・と夫は夢見ています。
そういうのを、とらぬ狸の皮算用と言うのですぞ。
英語にも似たようなことわざがあって、Don't count your chickens before they're hatched. (ヒナがかえる前に卵の数を数えるな。)と、ニワトリにたとえています。
所変われば品変わる、ですね!
お宝満載ですね!
返信削除スポーツカーまで悠々はいる物置小屋はすごいですよ。
テレビでやっているアンティークオークションに出てくる品々ですね…。
とんでもない値段がつくものばかりでは…^^;
あの、ビクターの古いロゴ、エレガントでいいですね。
私、あのワンちゃんロゴ、大好きなんです~。
chopiana さん
削除ビクターの旧ロゴ、私も大好きです♪
His Master's Voice と書いてあるように、
飼い主の死後、ご主人様の生前の声にじっと聞き入る
犬の様子を描いたものだそうですね。
お宝 (?) は、とんでもない値段がつくか、
二束三文で売り飛ばすことになるか・・・
早くすっきりしたいのが本心ですが、
あせることもないので、高値がつくまで待とうかな。
こんばんは。
返信削除素敵なものが沢山ありますね。
お宝鑑定団に持ち込んで鑑定してもらうと楽しそう。。
パチンコマシン..私もあります。
義理妹がガラージセールで買い高く売ろうとしたら駄目でした..それで私の所に来たんです。
残念なことには玉がありません...そちらはあるんですか?
ねこちゃんさん、
削除パチンコマシン、もしかして同じ型ですか?
やっぱり高くは売れないのね・・・残念!
こちらは玉もちゃんとありますが、
欲を出してはいけませんね。
息子が、蓄音機は欲しいかも!と言いだしました。
家のお宝として、子孫代々受け継いでもらえるなら、
それもうれしいことです。
突然の闖入者です。
返信削除蓄音器・ビクターのロゴなどなど、、、、。
懐かしですね!
今後も是非 大切にして下さい。
堤 章さん、
削除闖入 (?) ありがとうございます♪
ビクターの蓄音器は、日が経つにつれ、
やっぱり残しておこう・・・という流れになってきています。
息子が惚れてしまったようです。
大切に保管してくれ、時々古いレコードをかけてくれたら、
天国の曾祖父もどんなに喜んでくれることでしょう。
ちなみに、息子の名前は曽祖父と同じです。