2021/12/27

2021年クリスマスの新メニュー、レシピ付き

今年のクリスマスは、娘と彼氏がワンコ連れで4泊5日でやって来て、どこにも出かけずに静かに過ごしました。
約1ヶ月前のサンクスギビングにも登場でしたから、何だかその続きみたい・・・

それほど寒くもなく天気にも恵まれ、家の前の凍った湖をスノーモービルで走ったり、敷地内でキャンプファイヤーを楽しんだり、かなりアウトドア万歳!なクリスマスでした。

ワンコたちも、雪の上を自由に走り回るのが楽しそう。
コーギーは足が短いのに、相棒の足の長いハンティング用ワンコに負けずに頑張っていました。


クリスマス当日は、4時頃からオードブルスタート。
ムール貝の白ワイン蒸しに加え、今年の新メニューはクリスマスカラーを意識したチーズボール
3種類のクラッカーを用意したところ、どれも美味しくて好評でした。
このチーズボールは、これからも定番になりそうだな♪



ディナーのメインは、娘の彼氏が前夜から仕込んでくれたプライムリブでした。
いかにも肉っ!という感じ・・・


クリスマスカラーのサラダも、今回初登場。簡単に用意できるのでおすすめです。
以前友人が持って来てくれたサラダに似せて、記憶をたどりながら自分で分量を考えたもの♪


前もって焼いておいた、いつものジンジャーブレッドマンクルムカカ
大量に作ったけれど、どんどん減っていきました。


日本のような美しくデコレーションされたクリスマスケーキを食べる習慣はないので、デザートはピーカンパイ
去年は頑張って自分で焼きましたが、今年は市販品で許してね。

プライムリブ、ピーカンパイ、オードブル用のクラッカーやオリーブなども、全て Aldi という店で調達しました。
Aldi は、去年の秋頃に近くにオープンしたヨーロッパ系の店です。
お菓子やパンもアメリカのスーパーで売っているものより数段美味しく、夫婦共にかなりお気に入り。
お値段は成城石井明治屋のようではないのが嬉しく、頻繁に入り浸っています♪

クリスマスギフト交換は、いくつになっても楽しいな~
キキは、ワンコたちからもらったおもちゃがとても気に入ったようです。うっとり~


ホワイトクリスマスホワイトルシアンWhite Russianウォッカベースのカクテル)で祝うために、クリスマスイブには夜のお散歩も・・・(これはさすがに、めちゃ寒かった。。。)


ツリーの前で記念撮影・・・を横から撮ってみた。おすまし顔が可愛い!
足の長さ、違い過ぎ(笑)


以下は、今年の新メニュー2品のレシピです。

クランベリー・ピーカン・チーズボール

材料
  クリームチーズ 1箱(8オンス、226g)
  細切りチェダーチーズ 1カップ
  ドライクランベリー 1カップ
  刻みピーカン(クルミでも良い) 1カップ
  チャイブ(グリーンオニオンでも良い) 1/4カップ
  ガーリックパウダー 小さじ1/2

作り方
  1)刻みピーカンは、オーブントースターで少しこんがりさせる。
  2)ボウルにクリームチーズを入れ、レンジに短時間かけて柔らかく混ぜる。
  3)チェダーチーズとガーリック、半量のピーカン・クランベリー・小口切りチャイブを混ぜる。
  4)ラップに包んで丸く形作り、冷蔵庫で冷やしておく。
  5)残りのピーカン・クランベリー・チャイブを周りにまぶしつける。
  6)クラッカーなどと共にいただく。

*計量カップはアメリカのもの。1カップ約240cc。
*英語の元レシピはこちら ⇒ Cranberry Pecan Cheese Ball

ほうれん草とイチゴのサラダ

材料
  サラダ用ほうれん草 適宜
  イチゴ(薄切り) 10個
  スライスアーモンド 適宜
  フェタチーズ 100g
  オリーブオイル 大さじ2
  バルサミコ酢 大さじ1-1/2
  酢 大さじ1/2
  はちみつ 小さじ1
  塩、こしょう

作り方
  1)スライスアーモンドは、オーブントースターでこんがり色付ける
  2)サラダボウルにほうれん草、イチゴ、スライスアーモンド、フェタチーズを盛る。
  3)オリーブオイル以下のドレッシングの材料を良く混ぜ、いただく直前にサラダにかける。

*今回はいただきもののザクロフレーバーのバルサミコ酢があったので、それを使用。

2021/12/22

「千と千尋の神隠し」のカオナシに似たヤツに遭遇

寒くなりました~
冬至だった昨日は、最低気温が-21℃!いよいよミネソタの厳しい冬の気配です。
これから、少しずつ日が伸びてくるのは嬉しいですけれどね。

天気は良かったので、完全防備でウォーキング。
雪に残る鹿の足跡をたどって、変な所を歩くのが冬の楽しみです。

普段あまり通らない所を歩いて家に戻る途中、はるか先の木の枝に、大きな鳥のようなものがとまっているのを発見!


だんだん近付いても、全く動く気配なし。あれれ?
鳥だったら、すぐ大騒ぎしてバタバタ飛んで行ってしまうはずだけど・・・

実はつい1ヶ月ほど前、Yahoo! ニュースで、毛繕い中の猫ちゃんを発見し「ニャーーーーン!」と駆け寄ったらただの石だった・・・という記事を見かけたばかり。


鳥みたいに見えるあれも、強風で剥がれた樹皮か何かが引っかかっているだけなのかな?

もう少し近付いたら、やっぱり鳥らしい・・・
おおっ、少し動いたぞ!
でも顔が反対側を向いているので、何だかわかりません。

寒い中を気長に待っていたら、やっと振り返ってくれました。
フクロウです!

画質が粗くなってしまったけれど、これはこれで何だか油絵っぽくていいかも?


何となく「千と千尋の神隠し」カオナシに似ているなと思いました。
カオナシって、悪人なのか善人なのか良くわからないキャラだったな。。。


アメリカでもヒットした「千と千尋の神隠し」、英語のタイトルは Spirited Away でした。
「霊的なものに連れ去られる」といった意味のようです。

フクロウも賢そうで、人智を超えた霊的な存在にも思えます。
「この森林のことなら何でも知ってますよ」という様子で、悠然と構えていました。

窓を開けたままの夏には、よく「ホッホッホホ~♪」というフクロウの声が響いてきて、夜中にすぐ近くで聞こえるとびっくりします。

こちらの動画ではその独特の鳴き声がはっきりわかるので、確かめてみてくださいね♪



ミネソタの州の鳥ルーン Loon と同じく、初めて聞くとびっくりする鳴き声だと思います。
私にとっては今ではもうお馴染みの声となり、ウォーキング中にもこれが聞こえてくると嬉しくなります。

こんなに近くではっきりと見たのは初めてで、幸運が舞い込んできそうな予感がしています♪

2021/12/17

クリスマスの飾り、雪の結晶&夜空に輝く冬の大六角形

2021年も、残すところ2週間だけとなりました。

去年はコロナ感染者の急増加により、サンクスギビングクリスマスも少人数のプチ祝いでした。
今頃の時期は、ようやく医療従事者に対するワクチン接種が始まったばかりだったと思います。
本当に大丈夫なのだろうかと、不安な気持も少し・・・
そしてアメリカ大統領選挙の最中とその後の醜い一連のゴタゴタで、人間関係がおかしくなったケースもありましたっけ。

それに比べると、今年はもっと穏やかに過ごせていることに感謝です。
来年はきっとさらに良くなるだろう・・・という希望を持って過ごそうと思っています。


今年もいつものように夫が木を切ってきて、ツリーの飾り付けを一緒に行いました。
友人が作ってくれた、ネコのキキ用のオーナメントが新入りです。


今月初めに飾り付けを行った時には、キキも手伝ってくれました。

これ、私の!?

母の手作りのキルト飾りを、今年も窓辺に。
サンタ・トナカイ・プレゼントが乗った汽車(子供たちが小さかった頃に買ったもの)と、小さなサンタ楽団もね♪


外の飾りは、それぞれ郵便局のおばちゃんと近所の友人の手作り。器用ですね~



あちこちから届いたクリスマスカードを、暖炉の上に・・・
皆さんありがとう♪
今年もこうして、お互いの無事を確かめ合えることに感謝です。



一昨日の夜は、土砂降りでびっくりしました!
12月半ばにこんなに雨が降るなんて、ミネソタに住み始めて初めてかも。
異常なほど暖かかったということです。
夜中にに変わったようですが、それほど積もりはしませんでした。

今日はぐ~んと気温が下がり、最高気温は-11℃、最低気温は-17℃とのこと。
-40℃を経験したことがある私たちとしては、まだまだね・・・という感じですけれどね。

もすっかり凍ったので、夫はスノーモービルでその上を走っていました。

冬至直前の今、日没は16:27であっという間に暗くなる

ちょっとおっかなびっくりですけれど、私も今シーズン初めて湖の上を歩いてみることに。
氷が露わになっている部分に目を近づけると、まあなんときれいな雪の結晶!!


よ~く見るとそこら中に積もっている雪も、天文学的な数の小さな結晶がお互いに重なり合っている状態です。
寒いので、解けずに原形のままなのですね。
ひとつひとつ、微妙に形が違うという事実にも圧倒されます。。。


天文学つながりで、極小の世界から一気に宇宙に飛びますよ~

今週は月が明るすぎて見えませんが、先週の晴れた日の夜には、この湖のちょうど真上に「冬の大六角形 Winter hexagon」と「冬の大三角形 Winter triangle」の星々が輝いていました。


冬の夜空に目立つ三つ星 Orion's belt を伴ったオリオン座(これは東京でも見えたな~)を探せば、他の星もすぐに見つかります。
何というスケールの大きさでしょう・・・

ハッブル望遠鏡による、冬の大三角形の実際の写真です。
雪の結晶と同じく、気が遠くなりそうな数の星だこと!



ド田舎に住んでいても結構お付き合いに忙しいのですが、今日のように何も予定のない日は、寒くてもウォーキングに出かけます。
恵まれた大自然の中で、小動物やお気に入りの木々に語りかけることに無上の喜びを感じる日々です♪

来週はクリスマスを控え、娘たちも来るのでまたまた忙しくなりそう。
今年も本当にあっという間でしたが、残された2週間を大切に味わって過ごしましょう。

2021/12/10

祈りを込めてクリスマスコンサート

去年はコロナの感染拡大で、予定より大幅縮小となってしまったクリスマスコンサートでしたが、今年は通常通りに行えました。


いつもの黒いステージ衣装に、何かクリスマスっぽいアクセサリーを足してくださいとのこと。
トナカイのブローチに加え、クリスマス柄のマスクを使いました。
去年買ったこのマスク、喜ぶべきか悲しむべきか、今年もまた使用することに・・・
可愛いので、まあいいか。


来年はどうだろうなあ。。。使わずにすむようになっていると良いのですが。

コンサートは、一昨年も来てくださった歌手 Brandon Box-Higdem さんが今年もゲストでした。
彼は現在アーカンソー州にお住まいですが、実は近所の町のご出身なのです。
幼少の頃の良き思い出のひとつは、もみの木を切ってきて祖父母の家で一緒に飾り付けをしたことだそう。

ものすごく充実したブラスセクションと共に、華やかで艶やかな歌声でした♪
ほぼ室内楽でとても緊張した11月のコンサートと違って、今回はヴァイオリンもファースト、セカンド5名ずつでほっ・・・

1回だけのリハーサルは、コンサートの前夜でした。
その前にかなりの雪が降り、ハイウェイの一部が凍っていて、運転はちょっとドキドキでしたが。

外階段が雪に埋もれて見えなくなった・・・

当日はお客様の入りも上々で、皆さん心から楽しんでくださった様子で良かったです。
全員マスク着用でしたけれど、最後から2曲目の Christmas Sing-along は、お客様も一緒になって会場いっぱいに歌声が響きました♪


武漢で、新型コロナウイルスの感染者が最初に発症したとされる日から、もう2年が経ってしまったそうです。
一昨年のクリスマスコンサートの頃は、その後に世界中がこれほどの激震に揺れるとは夢にも思いませんでしたっけ。

来年はもう少し落ち着いて、不安なく移動ができるようになり、会いたい人に遠慮なく会えるようになりますように・・・
数々のクリスマスソングは、そんな祈りを込めて演奏しました。


♪12月7日 クリスマスコンサートのプログラム♪
  
  グリーンが、Brandon Box-Higdem さんと共演した曲です。

     Irving Berlin Christmas (arr. Brymer & Brown)
     Christmas Festival (Leroy Anderson)
     Santa Clause is Comin' to Town (arr. Michael Bublé)
     How the Grinch Stole Christmas
     Sleigh Ride (Leroy Anderson)
     Jingle Bells (arr. Michael Bublé)
     There's No Place Like Home for the Holidays (Robert Allen / Al Stillman)

           Intermission

     O Holy Night (arr. Calvin Custer)
     Winter Wonderland (arr. Michael Bublé)
     The Christmas Song (Chestnuts Roasting) (Robert Wells / Mel Tormé)
     Carol of the Drum (Katherine Davis arr. Ray Wright)
     Christmas Sing-along (arr. by Bob Cerulli)
     Have Yourself a Marry Little Christmas (Hugh Martin / Ralph Blaine)
     

2021/12/04

コロナワクチンのブースター接種、ついでにギリシア文字を覚えよう!

しばらくは少し落ち着いたかのように見えたコロナ騒ぎでしたが、新変異株オミクロンの登場で、世界中が再び混乱しています。

アメリカでは12月1日に、南アフリカから戻った旅行者の感染がカリフォルニアで初確認されたばかり。
そして第2号は、ミネソタ在住の方ですって(涙;)
5万人以上が集まった、ニューヨークでのアニメイベントに参加していたそう。
今日も新たな感染者が増え、多分あっという間に拡大するのでしょうね。

そんな中、私はコロナワクチンのブースターを昨日受けてきました!
予約なしで行ったので結構待たされるのではと思いましたけれど、待っていたのは2人だけで、20分位で呼ばれて良かったです。
でもオミクロン株の感染拡大のニュースに、これからはもっと多くの人々が殺到するのでは・・・

私は1,2回目がモデルナでしたので、ブースターもそちらに。
(違う種類でもOKらしいですが)
ファイザーですとブースターの量は初めの2回と同じなのに、モデルナは半量でよいのですって。

画像は REUTERS より

3月に受けた2回目接種後は、夜になってからちょっと疲労感に襲われてさっさとベッドに入りましたが、何度も目が覚めて熟睡した気がしませんでした。
ブースターを受けた今回も、やはりそんな感じ。
でも、翌日(今日)の朝は起きると爽快な気分で、普段と何も変わらなかったです。

寒気や吐き気に襲われたり熱が出たりという話も、特に若い方から多く聞きましたけれど、私は幸いそのような症状はなく、腕の痛みもほとんど気にならないほどでした。

夫は高齢者ですので、私よりずっと早く接種済み。
副反応は3回とも全くなかった、ラッキーな奴です(笑)

上の義妹は、私より1日早くファイザーのブースターを接種してきたそう。
今回も2回目同様、翌日まで寒気と熱っぽさを感じたそうですが、夫婦共に終わってほっとした様子。
お互いに「おめでとう!」を言い合いました♪


コロナの変異株の名称は、アルファから始まってギリシア文字が使用されています。
初めの4つや、パイシグマオメガなどはお馴染みですが、こんな文字あったかしら?というのもたくさんありますね。
読み方がわからなくても、昔の顔文字でよく見かけたのはあるけれどね。これとか ⇒ ( ̄ω ̄;)

私は、オミクロンも今まで知りませんでした・・・
英語ですと、日本での読み方と少し違う部分もありますので、発音記号も載せておきます。

  Αα alpha アルファ [ǽlfə]
  Ββ beta ベータ [béitə]
  Γγ gamma ガンマ [gǽmə]
  Δδ delta デルタ [déltə]
  Εε epsilon エプシロン [épsəlɑn]
  Ζζ zeta ゼータ [zéitə]
  Ηη eta イータ [éitə / íːtə]
  Θθ theta シータ [θéitə]
  Ιι iota イオタ [aióutə]
  Κκ kappa カッパ [kǽpə]
  Λλ lambda ラムダ [lǽmdə]
  Μμ mu ミュー [mjúː]
  Νν nu ニュー [núː / njúː]
  Ξξ xi クシー、クサイ [zái]
  Οο omicron オミクロン [ɑ́mikrɑn]
  Ππ pi パイ [pái]
  Ρρ rho ロー [róu]
  Σσ sigma シグマ [sígmə]
  Ττ tau タウ [táu]
  Υυ upsilon ウプシロン [ʌ́psəlɑn]
  Φφ phi ファイ [fái]
  Χχ chi キー、カイ [kái]
  Ψψ psi プシー、プサイ [sái]
  Ωω omega オメガ [ouméigə]

デルタオミクロンの間に10文字もあるのに、ちらっと耳にしたことがあるのはラムダ株ぐらいではありません?
他の文字の株はどうしちゃったのだろうと気になって、ググってみたら・・・

イプシロン株イオタ株なども実は存在していたそうですが、大したことなく消滅した様子。
でも、Nu new と混同されやすく、Xi (ザイ)はとして一般的なので、コロナの変異種には使われなかったとのこと。

そう言えば、習近平の英語読みは Xi Jinping です。
苗字は「シー」でギリシア文字の発音とは違うけれど、ひそかに気をつかったのかな。。。 

ギリシア文字最後のオメガに到達する前にコロナには消えてもらわないと、次はどうやって命名するのでしょうね。
あまり悪さをして宿主を殺しまくると、自分も生きていけないことにウイルスも気付き始めているでしょうから、変異をくり返すうちに弱毒化して、普通の風邪のようになるのかなとも思います。


去年の今頃は、アメリカではコロナの感染者数がピークでした。
家でおこもり状態だったせいかクリスマスツリーの需要が大幅に増え、本来は今年の分だった木まで伐採されてしまったそう。

ですから今年はツリー不足で、値段が跳ね上がっているとか・・・
幸い我が家はたくさんの木々に囲まれていますので、今年も夫が適当なサイズのを選んで切ってきました。

明日からまた雪が降るらしく、そうなると運び入れが大変ですから、早めにリビングルームの定位置へ・・・
飾り付けはこれからですけれど、素敵な香りにクリスマス気分が高まっています♪


2021/11/29

2021年のサンクスギビング、久しぶりの親戚集合

遅くなりましたが、今年のサンクスギビング(感謝祭)についてのご報告です。
コロナ感染者の増加がピークだった去年は、いつもは賑やかな11月も12月も息を潜めるように過ごしていましたっけ・・・
(ごく少人数で祝った去年の感謝祭の記事はこちら ⇒ 2020年、コロナ下のサンクスギビング 

その後ワクチンが開発され、おかげさまで今年は親戚を招いて賑やかに祝うことができました。
それでも、日本と違って新規感染者は決して少ない数ではないので、友人にまで声をかけるのはやめることに。。。

1年以上会っていなかった姪たち・・・玄関に現れたとびきりの笑顔に、家の中が一気に華やいだ気がします。
甥はハンティングで来られなかったものの、彼の奥さんが子供3人連れで来てくれ、総勢14名となりました。

パーティーの準備は、掃除・買物・料理と慌ただしさいっぱいです。
娘と彼氏は土曜のパーティーのために火曜から日曜まで来ていたため、お祭り騒ぎがずっと続きましたしね。

1週間分のやることリストを作って、とにかく何でも前倒しするよう努め、当日はストレスなしで過ごせるように工夫しました。
ターキーその他メイン料理の係の義弟に、キッチンを明け渡すのが恒例ですから・・・

義妹たちには、毎回同じものを持って来てもらうことに決まっています。
上の義妹はワイルドライス料理、下の義妹はミネソタ名物(?)のジェロサラダ
夫はガーリックマッシュポテト、私はスイートポテトキャセロールが定番となりました。
これは〇〇の料理って誰にもすぐわかり、楽しみにできるのが嬉しいことです。

茶色のものばかり並ぶので、スナップピーとゆで卵の料理もプラス。簡単な一品です。
夫が用意したクランベリーとオレンジのソースも、ちょこっとだけ彩りを加えてくれます。


グレービーソースは、義弟が手掛けたローストターキーから出た drippings(たれ汁)と、ターキーの内臓や首をじっくり煮込んだ broth(出し汁)を使った本格派。
下の義妹と一緒に、当日作りました。

はい、全品揃ったので、ひとりずつ好きなものを好きなだけ取って いただきま~す!


デザート2品も私が担当。(いつも持って来てくれる友人を、今回は招待できなかったので)
この時期よく作られるパンプキンパイは、それほど好きではない人もいるため避けることに。

あまりサンクスギビングっぽくないけれど、みんなが大好きなチョコマカロンにしようっと♪
そして、ネットで見つけたキャロットカップケーキは、前の週に作ってフリーザーにキープ。
当日常温にもどして、フロスティング・ピーカンナッツ・カラメルソースでおめかしすれば出来上がり。
娘と彼氏がおもしろがって手伝ってくれ、あっという間に完成です。


何でも大げさなくらいにおいしがってくれる親戚で、本当に良かった!
お互いに近況報告のおしゃべりにも花が咲き、チビちゃんたちは親戚みんなに懐いて大いに可愛がってもらい、楽しいひとときでした。

「これから一体どうなってしまうのだろう」という不安な時期を過ごした後ですから余計に、全員無事でこうして集まれたこと自体が、本当に貴く有難いことだと感じます。
コロナの新変異株オミクロンも登場とのことで、今後も警戒し続けなければいけませんが・・・

素敵な思い出の詰まった新しい1ページが、みんなの心に刻まれました。
あたふたと走り回った1週間は大変でしたけれど、パーティーが無事に終わり、嬉しさと快い疲れと共に眠りにつくことができた夜でした。

2021/11/21

シナモンロール、まねっこシナボンのレシピ

アメリカでパナソニックホームベーカリーを購入したのはもう8年も前なのに、その時のブログ記事 はなぜか今でもアクセス数が多いのが不思議です。

その後、パンを手ごねで作る機会はほとんどなくなってしまいました。
マシンにお任せだと、何と言っても楽ですからね~

けれども、オーケストラの友人が気になるレシピをシェアしてくれたため、久しぶりに手ごねに挑戦することに!
(ホームベーカリーでは粉は250gまでしか入れられないので、仕方なくでした。)

友人がくれたのは、アメリカでは根強いファンが多いシナボンシナモンロールを真似たレシピ Copycat Cinnabon です。
シナボンは、日本人には大きすぎるし甘すぎるけれどね。
私は元々持っていたレシピと合体させて一部変更、上に乗せるフロスティングの砂糖も半量に減らして試しました。

シナボンフィリングは、シナモンを多めに使っているのが特徴のようです。
これは好みが分かれるところですが、我が家では夫婦ともシナモンは大好きなのでレシピ通りの分量で問題なかったです。

二次発酵が終わって、オーブンに入れる前の状態。ブラウンシュガーシナモンが溢れてる~!
日本では、三温糖で代用できると思います。


友人によれば、焼き立ての熱いうちにフロスティングの半量をすぐに塗り、それが溶けて中まで入り込むのを狙い、冷めてから残りを塗るのがおいしさの秘訣なのですって♪

焼き上がりに半分塗ったところ。日本人的には、これで十分すぎるほどに見えます(汗;)


でもせっかく作ったので、冷めてから残りも全部塗りたくった・・・
こりゃ、アメリカ人の体形へ一直線だわ。。。
これでもフロスティングの砂糖は半量なので、少しは許されるでしょうか。


ふわふわに焼けて大成功!確かにとてもおいしかったです。
夫は2個目に手を伸ばそうとしましたが、健康のため自制心が何とか働いたみたい。


久しぶりの手ごねも、懐かしい感触で楽しかった♪
ある程度まとまった生地にバターを加えると、バターが嫌がって逃げ出したそうにふるまいます。
それを無理矢理つかまえて、手なずけてしまうことに喜びを感じる私は変態か?(笑)
手ごねのやり方は体で覚えていて、久しぶりでも戸惑うことはありませんでした。

いつもはオーブンの発酵機能をきっちり使うのですが、友人は一晩ほったらかしで発酵させているという話を聞き、結構適当でもいいのかなと・・・

そこで今回は、生地を入れてラップをかぶせたボウルを、ぬるま湯を張ったひとまわり大きなボウルに入れて一時発酵させてみました。
ふと思いついてやってみたことですけれど、結構短時間でいい具合にできてよかったです。

パン作りは時間がかかりますが、発酵中に他のことができるので、まあいいかな。

二次発酵は、成形した生地を型に詰めてから。
やはりひとまわり大きいキャセロール用の器にぬるま湯を張って、そこに入れるやり方にしました。
電気代もかからず、簡単です。パン生地もお風呂に入れて、何だか嬉しそう?
これからは、このやり方でいこうっと♪


実は、友人がくれた元のレシピはこの2倍の量で、アメリカで一般的な9×13インチ(約23×33cm)の型用のものです。
そんなにたくさん焼いても、あまりのおいしさに、ご夫婦で2,3日で食べきってしまうとか・・・
おおおおっ、さすがアメリカ人!
危険なので、たまにしか焼かないと笑っていましたよ。


まねっこシナボンのレシピ (20cm角型、9個分)

材料
 パン生地
  強力粉 (bread flour) 240g
  薄力粉 (cake flour) 60g
  砂糖  30g
  塩  4g
  インスタントドライイースト  10g
  卵1個+牛乳  合わせて200g
  無塩バター(室温)  40g

 フィリング
  ブラウンシュガー  70g
  シナモンパウダー  小さじ1と1/4
  溶かし無塩バター  20g

 フロスティング
  クリームチーズ  120g
  無塩バター  60g
  パウダーシュガー  80g
  バニラエクストラクト  小さじ1/2

作り方
  1)ボウルに粉類を入れる。ドライイーストを砂糖の上に加える。
  2)42℃位に温めた牛乳と卵を混ぜたものを加えてよく混ぜ、まとまったら台に移す。
  3)ある程度こねたら、室温に戻したバターを混ぜ込み、さらによくこねる。
  4)丸めてボウルに戻し、ラップをして35℃で35分一次発酵。
  5)フィンガーテストをし、ガスを抜いて丸め直し、ぬれ布巾をかぶせて10分ベンチタイム。
  6)軽くガス抜きし、めん棒で30×25cmに厚さを均等に伸ばす。
  7)全体に溶かしバターを塗り、ブラウンシュガーとシナモンを混ぜたものを均等に振る。
  8)手前からあまりきつくないように巻き、とじ目はしっかりつまんでおく。
  9)包丁で9等分にスライスし、とじ目が内側になるよう切り口を上に向けて型に並べる。
  10)ラップをして、35℃で25分二次発酵。180℃に予熱したオーブンで20分焼く。
  11)ボウルに室温に戻したクリームチーズとバター、粉砂糖、バニラを入れてホイップ。
  12)焼き立てのシナモンロールにその半量を塗り、冷めてから残りを塗る。


2021/11/15

ついに、かなりの降雪 / まだボケてはいないようだ

忙しい1週間でした。
庭のポプラの葉が落ちるのを待って、本格的な落ち葉かき開始!
雪が積もる前に終わらせなくてはいけないので、待ったなし・・・必死です。

庭全体が細かい部分まですっきり!

窓拭きも、気温が氷点下になると辛いですから、毎年同時期に行うことになります。

上の義妹のバースデーを我が家でお祝いしたり、湖の向かいのキャビンにアイオワから短期間来ていた友人を招いたり・・・
色々やっと終わって、「明日は何もせず息抜きするぞ~」と楽しみにしていた水曜の夜、オーケストラのことで連絡が入りました。

これが、週末までのドタバタ騒ぎの始まりだったのです。

今回のコンサートはいつもの大きなホールが取れず、教会で小規模に行うということで、出演者も13人だけに決まっていました。
私を含め、その他の団員はクリスマスコンサートまでゆっくりできる予定だったのですが・・・

その夜に受け取ったメールで、出演予定だった人のひとりがコロナ感染者濃厚接触者となってしまい、急にコンサートに出られなくなったのでピンチヒッターになってくれないかと頼まれたのです。

その日(水曜)の夜に、楽譜をネット経由で受け取りました。
初めは夫のプリンターで調子よく印刷できていたのですが、途中でまさかのインク切れ!

仕方なく、何年も使っていない私の古いプリンターを試すことに・・・
試行錯誤の結果、何とか使えるようになったものの、スキャンして送ってもらった楽譜はぼやけていたりまっすぐでなかったり、ひどく読みにくいものでした。
(ただでさえ、手書きの楽譜って謎な部分がいっぱいなのに)

インクを白黒にセッティングしても、背景に色がついてしまうのはなぜなの???

ぼけ、ゆがみ、不明瞭の三重苦

その後、両面テープとセロテープできれいに製本。(そうしないと楽譜めくりでコケる)
曲の難しさにひえ~っとなりながら、木曜は朝からひたすら練習してその夜のリハーサルまでに何とか仕上げました。
金曜の夜と土曜の朝にもリハーサル。
そして、土曜の夜と日曜の午後に本番という強硬スケジュールでした。

ギリギリで落ち葉かきが終わった水曜の夜から、も降り始めてリハーサル通いも命がけ?

落ち葉がすっかり消えた庭を楽しむ暇もなく、上の写真から数日後にはこのように

木曜の夜のリハーサルは、心配する夫の送迎付きでした♪
ミネソタ生まれだって、シーズン初めの雪道の運転はドキドキするそうですから、私のことは見ていられないのかもね。
食事も用意してくれたり、数々の夫のサポートに心から感謝です。

こんな悪天候ではコンサートの客入りも期待できないと思ったのですが、雪にもかかわらず、両日とも満席のお客様でびっくり。

指揮者自らのパイプオルガンの演奏も素晴らしく、バッハの21番目の息子という架空の人物の作曲によるパロディ曲も大ウケでした。
(音楽教育はほどこされず、父からの遺品はカズーだけだったという設定)

ゲストの歌手お二人はサマーコンサートでも歌ってくださった方たちで、今回も拍手大喝采!
"Special thanks to~" と、指揮者が私の名をアナウンスしてくれたことにも感激でした。

子供の頃から音楽とは長い長いお付き合いですが、こんな危ない橋を渡ったのは初めて。。。
私のせいでコンサートがぶち壊しになったらどうしよう・・・なんてヒヤヒヤでしたが、事故もなく無事にお役目を果たせ、皆さんから大いに感謝されてほっとしています。


一番大変だったアメリカの作曲家アーロン・コープランド Aaron Copland"The Tender Land" の楽譜を、コンサート後に夫と眺めながら、途中で何度調性が変わるか数えたら22回も!
#も♭もなしのハ長調から、♭5つの変ニ長調などコロコロ変わって色彩豊かです。

拍子記号も絶え間なく変化するので、1、2、3、4と数えていればよいわけではありません。
5/4などもいきなり登場で、何と途中で85回も変わってた・・・何これ???

ものすごい集中力が必要でしたけれど、その気になればまだボケることなく人様のお役に立てそうで、ちょっと自信がつきました♪

”The Tender Land" のオーケストラバージョンは演奏したことがありますが、13名&歌手2人バージョンは初めて。
一生忘れられない、思い出たっぷりの曲になりそう・・・
1930年代のアメリカ中西部の農場が舞台となっているので、よけいに親近感を覚えるのかな。
7曲から成る組曲ですが、特に好きだったものを2曲ご紹介します。





♪11月13,14日のコンサートプログラム♪

     Now Thank We All the God (From Cantata No. 79) (J. S. Bach)
     
     Toot Suite (冗談音楽)(P. D. Q. Bach)

     Concerto on "I Want to Hold Your Hand" (Paul Ayres, original song by the Beatles)

           Intermission
       
     The Tender Land: Suite 「テンダーランド組曲」 (Aaron Copland)
       Ⅰ. Introduction
       Ⅱ. Laurie's Aria
       Ⅲ. Love Duet
       Ⅳ. Stomp Your Foot
       Ⅴ. Daybreak will Come
       Ⅵ. Hire a Stranger
       Ⅶ. Promise of Living

2021/11/07

トイレの窓から本物のオーロラが見えちゃった♪

数日前のことですが、夜に友人のひとりから「外に出てごらん、オーロラ (northern lights) が見えるかも!」との連絡が入りました。
それ~っと庭に飛び出した、夫と私。
ところが、満天の星空の割に何だか明るいなという印象は受けたものの、オーロラは見当たらず・・・

その後も時々空をチェックしながら、結局ベッドタイムとなりました。

私は普段、朝までトイレに起きることはほとんどないのですけれど、 なぜかその晩はふと目が覚めて行きたくなっちゃった。。。

トイレの電気をつける前に、半分寝ぼけたまま外を見ると・・・
あれれ?これは夢かしら!!?
空の一部がふわっとバスクリン色で、少しだけゆらゆらと揺れていました♪♪♪

用を足すのも忘れて、しばらくうっとりと見学。
トイレの窓からオーロラが見えるなんて、何てすごい所に住んでいるのかしら。

ベッドに戻って目を閉じてからも、しばらくその光景がまぶたから離れず、なかなか寝付けなくなってしまいました。

夫が10月半ばにカナダの島に出かけた時にも、夜中にトイレ(屋外にあります)に起きた時に美しいオーロラが見えたそう。
この時はバスクリン色だけではなく、赤やピンクの混ざったカーテン状で、それこそ夢のような景色だったとのことです。

我が家でオーロラが見えたのは、とても久しぶり。
よろしければ、過去の記事もご覧くださいね。

  ★泥んこ犬とオーロラ (2015年9月)
  ★空一面のオーロラと冨田勲さん (2016年5月)

その時に使わせていただいた写真は、地元の新聞に掲載されたものです。
今回は、ここまではっきりきれいには見えませんでしたけれど・・・


朝は朝で、日が昇る前の空がすごい色です♪
今日から冬時間が始まり、時計が1時間ずれたため、少し早起きしないと目にすることができなくなりましたが。


空の雄大な眺めにも息を呑みますけれど、近くに目を凝らすと、あちこちにひっそりと自然の美がころがっているミネソタの晩秋です。

ミルクウィードの種がついた綿毛

モナーク蝶を招くミルクウィードについては、こちらの記事もどうぞ ⇒ ミルクウィード変身の術


2021/11/01

ハロウィーンのスナックのレベルが高すぎてびっくり!

昨日はハロウィーンでした。
去年はコロナのせいでほとんど何もできませんでしたが、今年は親戚の家でハロウィーンパーティー
お子さんたちの Trick-or-Treating 用のお菓子を用意して、私たち夫婦も参加しました。

この家での集まりには、いつも素敵なサプライズがいっぱい♪
今回も予想通りすごかった・・・!

「スナックだけだから気楽に来てね」と言われていましたけれど、これだけ用意するのに一体どの位の時間をかけてくれたのかしら。
こういうことをするのが好きで好きでたまらないようですが、本当に有難いことです。

顔の部分はハマス(ひよこ豆のペースト)


えのきだけがいい仕事してる!

ゆで卵の殻にひびを入れ、ブルーベリー果汁で色付け

完璧に出来上がったスナックを崩してしまう最初の人にはなりたくなくて、後ろのほうに並びました。。。

この他にも、クラッカー&チーズ、ほうれん草とアーティチョークのディップ、フルーツ盛り合わせなど色々あり、本当にお腹いっぱいに・・・

でも、デザートは別腹なので、これもいただいちゃいました。


チョコレートプディングのリアルなミミズも、手作りだそう。
ストローにゼリーの材料を流し込んだそうですが、蛇腹のおかげでよけいにそれっぽくなり、ナイスアイディアです♪
残念ながら、見た目で食べる気をなくしちゃった人もいましたが・・・おいしかったですよ~


日本でもこのミミズゼリーはポピュラーなのかな?とググってみたら、こんなのもヒットした!
はい、気を付けましょう!!

昨日は少人数での集まりでゆっくりおしゃべりもでき、とても思い出に残るハロウィーンとなりました。


今年は平年より暖かい10月でしたが、11月に入った途端、ついにまとまった初雪が!
それでも、今頃はすでに湖の表面の70%位が氷に覆われていた去年に比べると、ずい分体が楽です。

これから迎えるサンクスギビングクリスマスも、去年は家族だけでひっそりとでした。
今年は、もう少し賑やかにお祝いできるかな?


2021/10/27

ネコのキキが我が家にやって来て、ちょうど10年♪

今年は初雪もまだで、今日は庭一面の落ち葉を雨が濡らしています。
「ぬれ落ち葉」のもうひとつの意味を知っている夫は、「僕と同じだ」とクスクス笑い。
もう少しで葉が全部落ちそうですから、来週は落ち葉かきに励む予定です。

寒さで窓を開けられなくなる前に、網戸を外して全部の窓を掃除しなくては・・・
本格的な冬の訪れの前に、しなくてはいけないことが山ほどあります。


さて今日は、ネコのキキを Humane Society(動物愛護協会)から迎えてちょうど10年の記念日です♪
 お迎え日のブログ記事はこちら ⇒ 子ネコのキキ


ちっちゃくか細かった子ネコがどんどん大きくなり、今ではぽっちゃり系になってしまいました。
とても気立ての良い子で、可愛らしさは相変わらずですけれどね。

兄弟まとまってごそっとケージにいた中から「この子がいい!」と娘が選び、ロースクール生活のお供となるはずのネコでしたのに、諸事情によりジジババの元に残ることになりました(笑)

夫も私ももし飼うとしたら断然ワンコ派で、ミネソタに引越した時に子犬を飼うことも考えていました。
まさかニャンコと暮らしを共にするようになるとは夢にも思いませんでしたが、今ではキキのいない毎日なんて考えられないほどです。

多分ネコの本当の可愛さって、実際に飼ってみなくてはわからないのではないかしら・・・
毎日たくさんの微笑みを、キキからもらっています。
特に、初めての海外暮らしに不安を覚えていた私にとって、キキの存在がどんなに慰めになったことでしょう。
眞子さまも、ニューヨークに移ったらネコを飼うといいかも・・・?)


体が小さかった頃は、色々と変な所でかくれんぼしていました。
今はもう、こんな所には潜り込めなくなってしまったので、写真を見ると懐かしいな。




ネコっていつもニャーニャー鳴くものだと思っていましたけれど、キキの鳴き声を聞くのは2年に1度ぐらいかな(笑)
耳に炎症が起きて夏に獣医に連れて行った時、車の中で久しぶりに鳴いていましたっけ。

でも、喉を鳴らすのは毎日大サービスしてくれます。
抱っこした時はもちろん、食事の最中にも、そんなに嬉しいのかい?と思うほどゴロゴロと・・・

私がピアノを弾いていると、鍵盤に飛び乗って連弾を始めることも。
しばらくすると、どてっとど真ん中に座り込みます。
私が遠慮して高音部や低音部だけで弾いていると、時々指を舐めて応援してくれるのが嬉しい♪
すっかりババ馬鹿です。



今日は記念日ですので、キキの夕食もちょっとスペシャルに♪
ウェットフードの上に、固形おやつと、アメリカで売っているちゅ~るのパクリバージョンを飾ってみました。
想像以上の素晴らしい食いつきっぷりに、びっくり!



私たちは、特製キーライムパイでお祝いです。
友人がたくさん送ってくれたので、消費のために初めて挑戦してみました。
今までグリーンのキーライムしか見たことありませんでしたが、黄色もあるのね。


レシピはこちらを参考にしました。 ⇒ おいしいキーライムパイ
とろっとした甘酸っぱさがとても美味しく、作り方も意外とシンプルです。
大きさによるでしょうが、今回は6個のキーライムでちょうど良い量でした。


ネコの10歳は、人間だと56歳ぐらいだそう。
あと数年で追い抜かされてしまいます。それでもきっと、子ネコの時と同じように話しかけ続けるだろうな~

これは人間だって同じですけれど、一緒にいられる時間は限られています。
そばにいるのが当たり前と思わず、毎日のちょっとした出来事を慈しみたいですね。
キキはあまり活発には動かなくなり、寝ている時間が長くなってきましたが、どうか元気で長生きしてくれますように♪