2021/10/27

ネコのキキが我が家にやって来て、ちょうど10年♪

今年は初雪もまだで、今日は庭一面の落ち葉を雨が濡らしています。
「ぬれ落ち葉」のもうひとつの意味を知っている夫は、「僕と同じだ」とクスクス笑い。
もう少しで葉が全部落ちそうですから、来週は落ち葉かきに励む予定です。

寒さで窓を開けられなくなる前に、網戸を外して全部の窓を掃除しなくては・・・
本格的な冬の訪れの前に、しなくてはいけないことが山ほどあります。


さて今日は、ネコのキキを Humane Society(動物愛護協会)から迎えてちょうど10年の記念日です♪
 お迎え日のブログ記事はこちら ⇒ 子ネコのキキ


ちっちゃくか細かった子ネコがどんどん大きくなり、今ではぽっちゃり系になってしまいました。
とても気立ての良い子で、可愛らしさは相変わらずですけれどね。

兄弟まとまってごそっとケージにいた中から「この子がいい!」と娘が選び、ロースクール生活のお供となるはずのネコでしたのに、諸事情によりジジババの元に残ることになりました(笑)

夫も私ももし飼うとしたら断然ワンコ派で、ミネソタに引越した時に子犬を飼うことも考えていました。
まさかニャンコと暮らしを共にするようになるとは夢にも思いませんでしたが、今ではキキのいない毎日なんて考えられないほどです。

多分ネコの本当の可愛さって、実際に飼ってみなくてはわからないのではないかしら・・・
毎日たくさんの微笑みを、キキからもらっています。
特に、初めての海外暮らしに不安を覚えていた私にとって、キキの存在がどんなに慰めになったことでしょう。
眞子さまも、ニューヨークに移ったらネコを飼うといいかも・・・?)


体が小さかった頃は、色々と変な所でかくれんぼしていました。
今はもう、こんな所には潜り込めなくなってしまったので、写真を見ると懐かしいな。




ネコっていつもニャーニャー鳴くものだと思っていましたけれど、キキの鳴き声を聞くのは2年に1度ぐらいかな(笑)
耳に炎症が起きて夏に獣医に連れて行った時、車の中で久しぶりに鳴いていましたっけ。

でも、喉を鳴らすのは毎日大サービスしてくれます。
抱っこした時はもちろん、食事の最中にも、そんなに嬉しいのかい?と思うほどゴロゴロと・・・

私がピアノを弾いていると、鍵盤に飛び乗って連弾を始めることも。
しばらくすると、どてっとど真ん中に座り込みます。
私が遠慮して高音部や低音部だけで弾いていると、時々指を舐めて応援してくれるのが嬉しい♪
すっかりババ馬鹿です。



今日は記念日ですので、キキの夕食もちょっとスペシャルに♪
ウェットフードの上に、固形おやつと、アメリカで売っているちゅ~るのパクリバージョンを飾ってみました。
想像以上の素晴らしい食いつきっぷりに、びっくり!



私たちは、特製キーライムパイでお祝いです。
友人がたくさん送ってくれたので、消費のために初めて挑戦してみました。
今までグリーンのキーライムしか見たことありませんでしたが、黄色もあるのね。


レシピはこちらを参考にしました。 ⇒ おいしいキーライムパイ
とろっとした甘酸っぱさがとても美味しく、作り方も意外とシンプルです。
大きさによるでしょうが、今回は6個のキーライムでちょうど良い量でした。


ネコの10歳は、人間だと56歳ぐらいだそう。
あと数年で追い抜かされてしまいます。それでもきっと、子ネコの時と同じように話しかけ続けるだろうな~

これは人間だって同じですけれど、一緒にいられる時間は限られています。
そばにいるのが当たり前と思わず、毎日のちょっとした出来事を慈しみたいですね。
キキはあまり活発には動かなくなり、寝ている時間が長くなってきましたが、どうか元気で長生きしてくれますように♪

2021/10/20

ショパンコンクールと懐かしい韓流ドラマ

便利な時代となり、今回のショパン国際ピアノコンクールは、ネットでたっぷりと楽しませていただきました♪
注目の反田恭平さんは、予想通りファイナルへ。

「ピアノコンチェルト第1番」は、ショパンの世界に浸りきって、本当に気持ち良さそうにノリノリで弾いていらっしゃいました。
客席からは曲の終了を待たずに割れんばかりの拍手・・・指揮者も大満足の表情で、オーケストラの皆さんも彼の栄誉を称える温かい微笑みを向け・・・
もしかして、日本人初の優勝も夢ではないかも!?と期待していました。



そして、ついに 最終審査結果発表♪


反田さんは惜しくも優勝は逃したものの、2位入賞を果たしてくれました!
優勝は、カナダのブルース・リウ Bruce Liu さんでした。(ブルース・リーじゃないよ)
もう1人日本人でファイナルまで進んだ小林愛実さんは、4位とのこと。



彼女がショパンコンクールのファイナリストに選ばれたのは2度目で、自信にあふれた演奏でした。
指だけでなく、手全体の動きが何と美しいこと!
前回(2015年)はかなり長かった髪が、肩に届かないほど短くなり、大人っぽくなった印象です。
演奏のほうは髪の長さに反比例で、ますます豊かになったのでしょう。


私がずっと応援している角野隼人(かてぃん)さんは、7月の予備予選ではかなり緊張しているのが感じられましたが、1次予選、2次予選と進むにつれ、彼本来の良さがどんどん出てきたと思います。

たかがユーチューバーでしょ?と批判する人もいたようですけれど、3次予選まで進んだのは実力があったからこそ。
私の目(耳?)にも狂いはなかったと、自慢に思っています♪

予備予選の時のブログ記事はこちら ⇒ ショパンコンクール / ショパンが生身の人間のように・・・

下は2次予選の動画です。
  

最初の「マズルカ風ロンド」はあまりなじみのない曲でしたが、音が一粒一粒キラキラと輝いているようで、とても魅力的でした。
3曲目の「華麗なる大円舞曲」は、私が小学校5年生の時にピアノの発表会で弾いた思い出深い曲・・・
ちゃんと弾き直したいな。暗譜で弾けていたので、少し練習したら思い出せそう。

彼お得意の「英雄ポロネーズ」は、ニコニコと楽しそうでした♪
コンチェルトもぜひ聴いてみたかったので、ファイナルに残れなかったのは残念・・・
けれども彼の演奏する姿には独特の華があり、将来きっと世界を舞台に活躍するピアニストに成長すると信じています。

もうひとり注目していた牛田智大君(お子さんだった頃から注目していたので、「君」になっちゃう)は、スタインウェイを選ぶピアニストが多い中、ヤマハのピアノで頑張ってくれていました。
3次予選に進めなかったのは多くのファンにとってもショックでしたが、ご本人はその理由を冷静に分析し、周りの方々にも審査員にも心からの感謝の言葉を述べ、ますます好青年ぶりを発揮!


本選で演奏された「ピアノ協奏曲第1番」も、実は家に楽譜があるので、久しぶりに引っ張り出して弾いてみました。
・・・と言っても、テンポがゆっくりな第2楽章だけです。

なぜ楽譜を持っているかと言うと、昔流行った韓流ドラマの影響なのです。
2003年から2004年にかけて放送された、「天国の階段」というドラマ・・・懐かしいな。

ヨン様ブームが起こった「冬のソナタ」には乗り遅れたため、同じくチェ・ジウ主演のこちらを試してみたのです。
放送された年を調べるためにウィキピディアを見たのですが、
「交通事故」「記憶喪失」「禁断の愛」「病魔」と、韓国ドラマの定番となる要素がすべて盛り込まれている作品である
・・・と書いてありました。本当にその通りでしたっけ。突っ込みどころも満載でした(笑)

浜辺に置かれた真っ白なグランドピアノで、この第2楽章が演奏されていたのです。
亡き彼女(チェ・ジウ)との思い出に浸りながら弾くという涙を誘う場面なのですが、何となく笑っちゃった私でした。ごめんなさい。。。

画像はこちらのブログよりお借りしました

このドラマで演奏されていたのは「さわり」の部分だけで、ここだけでも弾けたらいいよねと思って楽譜を購入したのです。
確かにその部分は初見でも弾けたけれど、途中からやたらと難しくなって投げ出したままだった・・・

今回改めて弾き直してみると、ここ数年ショパンのエチュード全曲にチャレンジした効果があったようで、第2楽章の最後まで何とかたどり着きました。ふぅ・・・
ショパンコンクール出場者は、きっと目隠ししても弾けちゃうのだろうな。


「天国の階段」でお腹いっぱいになってしまって、その後私が韓流ドラマを観ることはありませんでした。
でも周りの皆さんは、ずい分色々なドラマにハマっていたな~
それらをきっかけに、韓国語を習い始めた友人もいたし。
その後、日本と韓国との関係が急激に悪化してしまったのが、本当に残念です。

ここのところショパン漬けの日々でしたが、こちらはいくら聞いても飽きることはありません。
この曲もあの曲も弾けるようになりたいな♪と、ますます夢(妄想?)が大きく膨らんでいます。


★追加 小林愛実さんの3次予選の動画を、後からチェックしました。
    あまりにも素晴らしいので、これも貼っておきますね。とにかく濃い!!
    こんなに魂のこもった「プレリュード」って、初めてです。
    (「プレリュード」24曲を全曲通して弾いたのは、彼女だけ)




2021/10/12

鹿狩りの準備(子供も参加!)

ミネソタでは今、鴨(カモ)などのハンティングシーズンで、週末の早朝にはあちこちから銃声が聞こえてきます。
みんなが楽しみにしている、鹿のハンティングシーズンも近づいてきました。

夫はもうやめてしまったものの、この辺では、生き生きと目を輝かせてハンティングについて語る人の多いこと!
農耕民族の血が体内に流れている私は、ガーデニングの話なら楽しいけどね。

いつも雪かきなどでお世話になっている近所の友人も、そのひとりです。
彼とごく一部の人にだけは、我が家の敷地内でのハンティングを許可しています。

夫とその友人は共同作業で、土を耕して鹿が好むラディッシュなどの種を蒔きました。
最近雨が多いので、今青々と茂っています。


この一角にカメラも設置。何か動きを察すると自動的に撮影する仕組みです。
特に夜、エサを食べに来るたくさんの鹿が写っています。(時々、私が踊っている姿も?)




カメラ目線!?

友人は、中に隠れて鹿を待ち受けるブラインドも設置しました。
景色に溶け込んで、鹿には感付かれにくいようです。


全体的には、こんな配置になっています。
エサでおびき寄せて撃つなんて、ずい分無慈悲なのでは?と私は思ってしまうのですが・・・


鹿狩りには「農作物の被害や交通事故を減らすため、鹿の頭数を調整する」という大義名分があります。
それなら鹿の食料用の畑などわざわざ作らず、自然のままに放っておいたほうが数が増えないのでは?と聞いたら、鹿には健康でいてもらわなくては・・・という答えでした。
狩猟民族の思考回路、よくわかりません(笑)


さて、成人向けのハンティングシーズンが始まるのは11月初め(弓矢はもっと前から)ですが、その前に10歳から17歳のハンター向けの期間が定められています。
(10歳から13歳は、18歳以上の監督者が必要)
今年は10月21日から・・・もう目前に迫ってきました。

近所の友人は私より若いけれど既にたくさんのお孫さんがいて、一番年上の男の子が今年も狩りに参加です。
週末にはターゲットを設置して、その子に銃の撃ち方の練習をさせていました。


練習すると前もって聞いてはいたものの、やはり至近距離で突然銃声が聞こえると、心臓に悪いです。

こういうのがいかにもアメリカ的だなと、感心もします。
夫も子供の頃にお父さんに銃の使い方を教わり、一緒に狩りに出かけたのがとても良い思い出だそう。
自分用の銃を初めて手にした時には、嬉しさに胸がドキドキしたとのこと。

この国では、一般人が銃を所有する権利が、当然のように主張されます。
銃による悲惨な事件が多発しても、自力で我が身を守る必要があった歴史的背景も理由となって、残念ながらこれは変わりそうもありません。
ですから特にハンターたちは、正しく安全な銃の扱い方を、責任を持って子供たちにしっかり伝えようとしているようです。

それにしても、ハンティングシーズンは私にとっては憂鬱な季節です。
普段とても心優しい甥なども、(言葉が悪すぎるかもしれませんが)この時期は殺し屋に変身・・・
食料用として撃つので、別に罪の意識などは感じていないのでしょう。
何しろ、狩猟民族ですからね。

私も一応「頑張ってね!」と声をかけますが、本心では「鹿さんたち、逃げて!」と。
狩りに成功した時も、「おめでとう!」の言葉とは裏腹に、心の中では「あ~あ・・・」と。
このシーズンだけ、突然二重人格になる私です。


この先は、興味のある方だけご覧ください。
ちょっとグロいかも。(でも、血は出てきませんから大丈夫)







ウォーキング中に、鹿の頭蓋骨見つけちゃった!




健康そうなしっかりした歯で、虫歯もなかったようです。
おやつは食べないものね。



2021/10/05

世界のあるべき姿がオーケストラに・・・

10月に入っても、昼間は20℃以上の暖かい日が続いています。
数年前は10月5日に初雪が降ったこともありましたけれど、今年はまだ庭のプランターの花も元気です♪

一昨日のコンサートも、陽気の良さもあってか大勢のお客様・・・一同ほっとしました。
コロナの1日の新規感染者が劇的に減って3ケタとなった日本とは対照的に、アメリカでは17万人以上ですって!!
ミネソタ州だけでも約3500人だそうで、地元の病院でもベッドがいっぱいの様子。
こんな状況なので、客席はガラガラなのではないかとみんな心配していました。

ただし、たとえワクチン接種完了でも、お客様も団員も再びマスク着用が義務付けられています。
マスクなしで解放感を味わえたのは8月のコンサートだけだったのが残念ですけれど、仕方ないですね。

それでも、「私たちは決して負けませんよ~」というメッセージを、皆さんに強く印象付けることができたコンサートだったと思います。


前半はエドヴァルド・グリーク Edvard Grieg 作曲「ペール・ギュント第1組曲」
「ペール・ギュント」は、ノルウェーの作家イプセンが書いた戯曲に、同郷であるグリークが音楽を付けたもの。
夢見がちで自由奔放な主人公の名が、そのまま戯曲名になっています。


特に第1組曲最初の「朝」の爽やかなメロディーは、一度聞いたら忘れられません。
ほとんどの方は、耳にしたことがあるのではないでしょうか。



休憩をはさんで、後半はヨハネス・ブラームス Johannes Brahms「ピアノ協奏曲第2番」でした。
これは、ピアニストにとっては最も困難な協奏曲のひとつだそう。
指揮者もずっと以前からやってみたい気持ちがあったものの、かなりの難しさに長年躊躇してしまい、今回初めての挑戦だったそうです。

ブラームス独特のリズムの複雑な絡み合い、2拍子と3拍子が同時進行の部分もあり、限界に挑戦!みたいに弾きにくい高音が続く部分もあり、確かに難曲でした。
指使い、一体どうしたらいいの・・・?
でも、各自がそれを克服して仕上がった時の喜びも、いつもの数倍だったかも♪

自分のヴァイオリンパートだけで、休みが長く続く部分は飛ばして練習すると30分位なのに、全体では1時間近く・・・
ほとんど休む暇もないピアニストは、本当に大変です。
しかも全部暗譜なのですから、頭の中はどうなってるの???と不思議でたまりません。

今回は Roger McVey さんがいらして、華麗な演奏を聴かせてくださいました。
数々の国際ピアノコンクールで優勝、準優勝となったことがあるそう!


以前のブログで、スローテンポで大変美しい第3楽章だけご紹介しましたが、今日は曲全体の動画をどうぞ。
私の大好きなピアニスト、エレーヌ・グリモー Hélène Grimaud さんとN響による演奏です。




今回のコンサートでは、音楽の持つ素晴らしいパワーに全身で浸る幸せを特に感じました。
そして、「世界が目指すべき理想の姿」がここに凝縮されていると気付いたのです。

たくさんの楽器が使用され、形も音質も音域も音量もみんな違うけれど、それぞれが美しく、どれもが大切。
出番が多い楽器もそれほどでない楽器もありますが、どれが欠けても完成せず、全てが尊ばれます。

どれかの楽器が主役となってメロディーを担当している時は、それが最高に輝けるようにその他の楽器が寄り添って応援します。
他人がスポットライトを浴びている時は、出しゃばって邪魔をすることはありません。
そして自分の番が回って来たら、今度は遠慮せずに思い切り輝きます。

自分の音だけでなく、常に周りの音全てを注意深く聴き、音量のバランスに気を遣い、テンポは足並み揃えます。
全体の中で自分がどんな位置でいれば良いのか理解するには、お互いを大切に思う細心の気配りが必要です。

次にどんな音が来るのか、「今」だけでなく常に先を考えながら行動します。
ある楽器が投げかけたメロディーを、別の楽器が完璧なタイミングで受け取り、ふくらませていったり・・・
まるで、気持ちの良い会話のやり取りのようです♪

男女の別や年齢に関わらず、団員には上下関係はありません。
人種的差別も、おかげさまで誰からも一度も感じたことはありません。
本当に素敵なお仲間に恵まれて、有難いこと・・・

そう言えばピアノの鍵盤上は、も全く平等です。
そこにも、どちらのほうが優秀だという発想はありません。
白鍵だけのピアノも黒鍵だけのピアノも、どんなにつまらないことでしょう。
両方が合わさってこそ、素晴らしい世界となるのです。

#もそう。別のものに見えるけれど、実は同じ音を表す別表記に過ぎなかったりします。
これ、人間同士の討論にも当てはまることがあるのでは?
「自分のほうが正しい、おまえは間違っている」と言い張るのはナンセンスよ。

素晴らしい音楽をみんなで完成させるには、まずはひとりひとりの精一杯の努力が必要です。
怠けていたら、自分のせいで全体がぶち壊しになってしまいます。
誰かが代わりにやってくれるわけではありません。自分の仕事は責任持ってきちんとしなきゃね。
ひとりひとりの力は小さくても、みんなの力が合わさると、ひとりではとても行けない高みに行けてしまうのが嬉しいです。

そして常に全体を俯瞰し皆を導く指揮者は、きっとに当たるのでしょう。
皆が心から信頼して従えば、完璧に調和された世界が生まれます。

神と言えば・・・11月のコンサートはいつものホールでなくルーテル教会でごく小規模に行うことになりました。
私たちの指揮者の、パイプオルガン演奏もあるそう。
ほとんどの団員はクリスマスコンサートまでしばらくお休みで、ちょっとほっとしています♪


♪10月3日のコンサートプログラム♪

     Peer Gynt Suite No.1, Op. 46 「ペール・ギュント第1組曲」 (Edvard Grieg)
       Ⅰ. Morning Mood 朝
       Ⅱ. The Death of Åse オーセの死
       Ⅲ. Anitra'sDance アニトラの踊り
       Ⅳ. In the Hall of the Mountain King 山の魔王の宮殿にて

           Intermission
       
     Piano Concerto No.2 in B-flat major, Op. 83 「ピアノ協奏曲第2番」 (Johannes Brahms)
       Ⅰ. Allegro non troppo
       Ⅱ. Allegro appassionato
       Ⅲ. Andante
       Ⅳ. Allegrett grazioso - Un poco piu presto