2018年4月16日月曜日

アメリカ50州の英語の発音を極めよう!

4月も半ばを過ぎたのに、相変わらず雪の降る日が多いです。
週末に Twin Cities では22インチ(約56cm)も積もって、交通事故多発、飛行機は欠便・・・と、この辺よりもっと大変だったみたい。

時々、友人や親戚が訪ねて来てくれるものの、つい家にこもりがちになってしまいます。
4月末にコンサートがあるので、明日からまたリハーサルに忙しくなりますが。

週末は時間たっぷりでした。初心に戻って(笑)英語のお勉強も!
知らなかった単語や表現を覚えるだけでなく、結構適当に発音していたかもしれない頻出単語を、このところじっくり再確認しています。


会話の中によく出てくるアメリカ50州の発音も、ちゃんと覚えなきゃな・・・と思ったことのひとつ。
アメリカに引っ越してきてすぐ「あれれ?」と思ったのは、「メリーランド Marylandの発音です。

「メリー」+「ランド」だから楽勝!と思ったら違ってた・・・
「メリー」は人名の Mary(メァリ)とは違うし、「ラ」は、単体の land の出だしと同じ [læ] ではありません。
後で詳しく書きますが、あいまい音が続いて「メゥララン」みたいに聞こえます。
考えてみたら、islandland 部分は無意識にあいまい音で発音していたから、それと同じだった。。。

いい加減だったものが他にもいっぱいで、深く反省。
限りなくネイティブスピーカーに近づけるよう、皆さんもご一緒にブラッシュアップしませんか?
ついでに、各州の位置も覚えたいですね。


私の住む「ミネソタ」をはじめ、アメリカの州の名前は「そのままローマ字読みしてもよさそう」に思えるものが多いですが、実はみんなビミョーに違います。
アメリカ人が「ミネソタ」と言うと、まるで「皆そうだ」のように聞こえるほど・・・

ほとんどのアメリカ人は外国人の訛りには寛容ですから、面と向かって直されることは滅多にないでしょうけれど、ちゃんと発音できれば好感度もアップかも?
時間と興味と余力のある方は、ぜひ頑張って50州制覇しましょう!


まずは、こちらの短い動画をささっとご覧ください。ローマ字読みとはかなり違います。
発音の表記法が、辞書に載っているような発音記号ではないので、ちょっとわかりにくいかな?


コロラドびいきのお兄ちゃんの動画は、アルファベット順よ。これも短いです。



そして、最後のおすすめはこちらの動画!

やはりアルファベット順に、これ以上ないほど丁寧に説明してくださっています。
英語もとてもわかりやすいです。最初の動画だけ5分以上ですが、あとは3分台。
全部見ても大して時間はかかりませんので、頑張りましょう!


発音について注意点の色々です。
もちろん「州名」だけでなく他の英単語にも当てはまりますので、参考にしてね♪

・それぞれの単語のどこにストレス(アクセント)を置くかが、とても大切。
 強く長めに発す音とその他の音の違いによって、英語独特のリズムが生まれます。
・カタカナで書き表した時との、音節(シラブル syllable)数の違いを意識する。

・カタカナでは同じ「ア」で表すしかない音を、きちんと区別する。
  下の動画の講師が「シュワー schwa」という語を頻繁に使って説明しています。
  「シュワー」とは、アクセントのない曖昧(あいまい)母音のこと。  
  e をひっくり返したような [ə] という発音記号で表され、とても頻繁に登場します。
  口をあまり開けずに、軽く短く弱くリラックスして発音♪
  これを、ストレスが置かれることの多い他の「ア」の仲間の音ときちんと区別。
  つまり bag [æ](日本語のアとエが混ざった音)や、father[ɑ]cup[ʌ] とは違う。  

・オクラホマ、オハイオなどは、[o] ではなく [ou] と発音するのを忘れずに。
・発音に省エネの多いアメリカ英語の特徴で、[t] がほとんど [d] になってしまうことがある。
 (ミネソタ、ノースダコタ、サウスダコタの最後の音など。
  そこまでやってられないよ・・・という方は、真似しなくても問題なし。)
 

1.Alabama - Idaho アラバマ~アイダホ


2.Illinois - Missouri イリノイ~ミズーリ


3.Montana - Pennsylvania モンタナペンシルバニア


4.Rhode Island - Wyoming ロードアイランド~ワイオミング
 


最後に、全ての州名の発音を発音記号カタカナでまとめてみました。
そんなサイトが、他にみつからなかったので・・・

参考にしたのは、アルクの「英辞郎」WeblioDictionary.comForvo その他です。
電子辞書や、昔ながらの紙の辞書も総動員。ふ~、結構大変だったわ。

これらの発音記号には、日本人が一番慣れている Jones 式あり、国際音声記号 (IPA) ありで、私の書き方もごちゃごちゃになっているかも。。。
専門家ではないので、どうぞお許しを。

発音はひとつだけに限らず、2種以上存在するものも結構あります。
人によって、地域によって違うということです。

発音記号以外に、カタカナ表記(これは私独自の方法ですので、完璧ではありません)も加えました。
ただし、勝手に母音を付け足してしまわないように(つけると、いわゆるジャパリッシュになってしまう)、子音だけの部分はカタカナに書き変えることを避けています。

発音記号 [æ] で表される音はひらがなで書きました。「あ」でしたら「アとエ」を混ぜた音です。
[kæ] だけはカタカナで「キャ」にしてしまいましたが、「ケァ」のように粘着質の(笑)発音です。

ColoradoMontana に出てくる [ɑ] の母音は [ə] より口を大きく開け、ほんの少しだけ音を伸ばし気味にするとそれらしく聞こえると思いますので、カタカナ表記には「-」の記号を後に加えてみました。

[r][l] と区別するために頭に「ゥ」を足しています。(例) ra は「ゥラ」、la は「ラ」
実際にそのように発音すると、[r] がより英語らしく聞こえると思います。

New Hampshire の終わりや Vermont の初めなどに出てくる [ər] の部分、カタカナするのは不可能ですね・・・
困ったので、teacherwater の最後の部分と同じということで 「er」に変えるだけにとどめました。
口を大きく開けずに発音してください。
(ここは苦し紛れ。いつかもっと良い方法を思いついたら直します。)

シュワー [ə] は、便宜上「ア」行のカタカナで表しましたが、日本の「アイウエオ」のどの母音とも違い、それでいて全てを含んでいるような不思議な音だと思います。
省略されてしまう場合もある気の毒な存在だけど、登場回数は多い名脇役。

ArizonaCaliforniaFlorida のように元のスペリングが i だったら「イ」の音を、MinnesotaNebraska のように e だったら「エ」の音を、ColoradoConnecticut のように o だったら「オ」の音を、絵の具を混ぜ合わせるような感じであいまいな「ア」にちょっぴり足すといい具合なのでは?と私は認識しています。

シュワーを制する者は、英語発音を制す・・・な~んて!?

Fvlrth など日本語にない音は、耳でよく聴き、一生懸命口を動かして体で覚えるしかありません。
YouTube にもわかりやすい動画がたくさん載っていますので、参考にしてください。
フォニックスで、一音ずつ丁寧に覚えるのもおすすめです。


★アメリカ50州 英語の発音(アルファベット順)

Alabama [æ̀ləbǽmə] アラバマ(あラば'マ)
Alaska [əlǽskə] アラスカ(アら'sカ)
Arizona [æ̀rəzóunə / èrizóunə] アリゾナ(あゥラゾ'ウナ / エゥリゾ'ウナ)
Arkansas [ɑ́(ː)rk(ə)nsɔ̀ː] アーカンソーア'-rカnソー)
California [kæ̀ləfɔ́ːrnjə] カリフォルニア(キャラフォ'ーrニァ)
Colorado [kɑ̀lərɑ́dou / kɑ̀lərǽdou] コロラド(カ-ラゥラ'-ドウ / カ-ラぅら'ドウ)
Connecticut [kənétikət] コネティカット(カネ'ティカt)(「ティ」は「ディ」のように)
Delaware [déləwèə(r)] デラウェアデ'ラウェア)
Florida [flɔ́(ː)rədə] フロリダ(fロ'ーゥラダ)
 (ri の部分は、ほとんど r だけにしてしまったり、ri にしたり色々のよう)
Georgia [dʒɔ́ːrdʒə] ジョージアジョ'ーrジャ)
Hawaii [həwái:i] ハワイ(ハワ'イイ)(アクセントは「ハ」ではない)
Idaho [áidəhòu]  アイダホア'イダホウ)

Illinois [ìlənɔ́i] イリノイ(イラノ'イ)
Indiana [ìndiǽnə] インディアナ(イnディあ'ナ)
Iowa [áiəwə] アイオワア'イアワ)
Kansas [kǽnzəs] カンザスキャ'nザs)
Kentucky [kəntʌ́ki / kentʌ́ki] ケンタッキー(カnタ'キ / ケnタ'キ)
Louisiana [luìːziǽnə] ルイジアナ(ルイーズィあ'ナ)
Maine [méin] メインメ'イn)
Maryland [mérələnd] メリーランドメ'ゥララnd)
Massachusetts [mæ̀sətʃúsits] マサチューセッツ(まサチュ'ースィツ)
Michigan [míʃigən] ミシガンミ'シガn)
Minnesota [mìnəsóutə] ミネソタ(ミナソ'ウタ)(「タ」は「ダ」に近い)
Mississippi [mìsəsípi] ミシシッピ(ミサスィ'ピ)
Missouri [mizúəri] ミズーリ(ミズ'ァゥリ)

Montana [mɑntǽnə] モンタナ(マ-nた'ナ)
Nebraska [nəbrǽskə] ネブラスカ(ナbぅら'sカ)
Nevada [nəvǽdə / nəvɑ́də] ネバダ(ナヴぁ'ダ / ナヴァ'-ダ)
New Hampshire [n(j)úː hǽm(p)ʃər] ニューハンプシャー(ヌ'ー は'm(p)sher)
 (new の部分はごく弱く。「ニュー」と言う場合もあるがほとんど「ヌー」でよい。
  以下3州も同様)
New Jersey [n(j)úː dʒə́ːrzi] ニュージャージー(ヌ’ー je'ーrズィ)
New Mexico [n(j)úː méksikòu] ニューメキシコ(ヌ'ー メ'kスィコウ)
New York [n(j)úː jɔ́ːrk] ニューヨーク(ヌ'ー ヨ'ーrk)
North Carolina [nɔ́ːrθ kerəláinə] ノースカロライナ(ノ’ーth ケゥララ'イナ)
North Dakota [nɔ́ːrθ dəkóutə] ノースダコタ(ノ'ーrth ダコ'ウタ)(「タ」は「ダ」に近い)
Ohio [ouháiou] オハイオ(オウハ'イオウ)
Oklahoma [òukləhóumə] オクラホマ(オウkラホ'ウマ)
Oregon [ɔ́(ː)rigən] オレゴンオ'ーゥリガn)
Pennsylvania [pèns(ə)lvéinjə] ペンシルバニア(ペnサlヴェ'イニャ)

Rhode Island [ròud áilənd] ロードアイランド(ゥロウd ア'イラnd / ゥロウダ'イラnd)
South Carolina [sáuθ kerəláinə] サウスカロライナ(サ'ウth ケゥララ'イナ)
South Dakota [sáuθ dəkóutə] サウスダコタ(サ'ウth ダコ'ウタ)(「タ」は「ダ」に近い)
Tennessee [tènəsíː] テネシー(テナスィ'ー)
Texas [téksəs] テキサステ'kサs)
Utah [júːtɑː] ユタユ'ーター)
Vermont [vərmɑ́nt] バーモント(verマ'-nt)
Virginia [vərdʒínjə] バージニア(verジ'ニャ)
Washington [wɑ́ʃiŋtən] ワシントンワ'-シngタn)
West Virginia [west vərdʒínjə] ウエストバージニア(ウェ'st verジ'ニャ)
Wisconsin [wiskɑ́nsin] ウィスコンシン(ウィsカ'-nスィn)
Wyoming [waióumiŋ] ワイオミング(ワイオ'ウミng)


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2018年4月8日日曜日

長すぎる冬・・・もう飽きた

一時は春めいてきた感じがしましたが、このところずっと氷点下の気温が続いています。
先週木曜日は、一日中雪・・・
でも不思議なことに、ここよりずっと南の Twin Cities のほうが、雪がたくさん積もったようです。

今朝なんて、外は0°Fですって!摂氏ですと-18℃位ですよ~びっくり!!
家の前の湖も、まだカチンカチンに凍っています。
さすがに、この景色は飽きてきたな・・・


バードフィーダーのエサを求めて、今年は鹿が毎日のように家の近くまで来ています。
窓からふと庭を眺めると、目が合ったりして・・・


後ろの木がちょうど大きなのように、偶然写ってしまいました(笑)


一時見かけた白鳥たちは、水を求めてどこかに行ってしまったみたい。
白頭ワシが枝をくわえて飛んでいるのは目撃したので、寒くても巣作りに励んでいるのでしょうか。


一度は解けかかったがまた凍って、イクラみたいに粒々になっている様子が何だかおもしろい。



日本からミネソタに移住した2011年の冬は、極端に寒くなることもなく、2012年の春も早めにやって来たっけ。
「みんなに脅かされていたけれど、ミネソタの冬なんてそんなに大したことないじゃない」と感じたのは大きな間違いだったことが、その後わかりましたけれど。。。

今思えば、私が尻尾を巻いて日本に逃げ帰らないようにという、神様のお計らいだったのかもね。
2012年の今頃の時期にはもう、雪割草が春を告げてくれていました。


4月11日の写真では、もう湖の氷も全然残っていませんでした。今年と何という違い!



ハリネズミがハグしている可愛らしいマットを町で見つけて買ってきたのですが、ネコのキキはそれが入っていた袋のほうが気に入ったみたい。
中にもぐり込んでさんざん遊んだ後、袋の上ですっかり落ち着いちゃった・・・

気まぐれニャンコの「あるある」ネタですね。





外は銀世界でも、日の入りは夜8時頃となり、いつまでも明るいのはうれしいな。
夕方のせわしなさが、かなり軽減されます。
今週は少し気温が上がるようなので、楽しみに待つことにしましょう♪


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2018年4月1日日曜日

二人だけのイースター

今年のイースターは、めずらしく夫と二人だけで過ごしました。
義妹たちはそれぞれご主人のほうのご親戚と集まり、義弟の襲撃もなく(笑)、ワンコの体調がよくないため娘も来られず・・・

二人だけのイースターなんて初めてかも?
湖(まだ全面凍っています)に面したカントリークラブに隣接のレストランで、イースターブランチの予約をし、出かけてきました♪

色々な料理がずらりと並ぶバフェイスタイルで、特にサラダ類の豊富さに大満足で~す!
シャンパンとオレンジジュースを混ぜたカクテル、ミモザ mimosa(こちらでは「ミモウサ」と発音)もオーダー。


お皿に山盛りに見えますが、平均的アメリカ人に比べると私たちは小食なのです。
他の皆さんがポークリブ、オムレツ、パスタ、シナモンロールなども精力的に平らげているのを、信じられない思いで眺めていました。

デザートも多種類並んでいましたが、欲張らずティラミスとイチゴだけに。
このティラミスが、甘さ控えめでうっとりするほどの美味しさ!(撮影し忘れた・・・)

小さな女の子たちは、みんな春らしい色のドレスでおめかしし、本当に可愛らしかったです。
レストラン内は春の気配でも、隣接のゴルフ場はまだ雪に覆われています。。。



友人から、こんなのが送られてきた。今年のミネソタにぴったり。


青空には救われるものの、今週は昼間もずっと氷点下の毎日みたい。。。
メープルの樹液採取も、凍っているのでしばらくお休みです。

日本のが見たいよ~!


家に皆さんをお招きしなかったので、例年に比べると本当に楽なイースターでした。
夜は、TVで "Jesus Christ Superstar Live in Concert" を夫と鑑賞。

ググってみたら、「ジーザス・クライスト・スーパースター」が日本で上映公開されたのは45年も前と知って、ひっくり返りそうです!
そうよね、私まだ高校生だったもの・・・

映画館で観てから音楽にものすごく惹かれ、レコードも買って聞きまくりました。
映画も、その後何度観たことか。。。
夫もこの音楽にはハマっていたそうで、色々な曲をよく覚えているとのこと。

今晩放送されたミュージカルは現代バージョンになっていましたが、音楽は同じで、45年前の映画の場面をいちいち思い出し、とても懐かしかったです。
ジーザス役のジョン・レジェンド John Legendユダ役のブランドン・ビクター・ディクソン Brandon Victor Dixon 他、皆さん本当に素晴らしい声♪

名曲揃いでみんな大好きなのですが、マグダラのマリア「私はイエスがわからない I Don't Know How to Love Him" は特に、高校の時にクラブ活動で歌ったせいで、今でも歌詞をよ~く覚えています。
あの頃確か、誰かに恋をしていたし・・・

今晩は、サラ・バレリス Sara Bareilles の切なくも迫力ある歌声に涙が出そうでした。。。


そして映画ではお腹ぽっちゃりだったヘロデ王、今晩はなんとアリス・クーパー Alice Cooper でした!
ウケる~!!


夫婦で落ち着いた静かなイースターを過ごせ、良い思い出になりそうです♪


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2018年3月26日月曜日

女性万歳!

かなり緊張感を強いられた昨日のコンサートが終わって、ほっとしています。

今回は「女性万歳!」みたいなテーマでした。
私の所属するオーケストラ、実は指揮者もコンサートマスターも、実行委員会の会長もみんな女性で、男性団員を尻に敷いています(笑)
今回はさらに、女性作曲家の曲を取り上げ、チェロのソリストまでもが女性でした!

前半はメンデルスゾーンハイドンの典型的クラシック音楽で、まあ楽だったのですが、後半はやたらと集中力が必要な曲でへとへとになりました。。。
楽譜をいただいたのは2月のコンサートが終わった翌週でしたので、練習期間も限られていましたし。

ファーストヴァイオリン仲間のひとりは、楽譜を最初に開いた瞬間に「無理~」と思ってしばらく放置してしまった・・・と笑っていました。
聞いたこともない曲の時は、自宅練習に取りかかるのに勇気がいります。


後半の1曲目は、アメリカの作曲家ジェニファー・ヒグドン Jennifer Higdon「ブルーカテドラル Blue Cathedral
各楽器の様々な音色が美しい織物を共に織り上げていき、それが魂の奥深くを包み込むような、不思議な響きに魅了されます。


タイトルからして、スピリチュアルなものを感じますね。
作曲者自身による解説がプログラムに載っていましたが、Blue はすべての可能性が高揚する「空」の色だそう。
この曲が生まれる少し前に、若くして亡くなった弟さんの名も "Blue" だったそうです。

そして Cathedral(カテドラル)は、思考と成長、精神的表現の場所を象徴し、この世界と別のどこかを結ぶ出入口として存在するのだそう。
弟さんの死が、人生とは?音楽とは?魂が我々を運んでいく行先とは?と深く考えるきっかけになったようです。

クラリネットのメロディーが亡くなった弟さんを表し、フルートが姉である作曲者自身を表しているとのこと。
姉と弟の会話が美しく悲しく続き、最後にはクラリネットだけが残って昇天していくかのようです。

この曲は5/4拍子に所々4/4や3/4が出現し、ちゃんと数えていないと絶対迷子になります。
大体は覚えてしまいましたが、複雑な部分は楽譜とにらめっこで、目が血走りそうでした。
どこが1拍なのか線を引かないと訳がわからず、こんなふうに・・・


まるで空間に溶け込んでいくようなエンディング、管楽器の皆さんは、水を入れたグラスの縁を指でこすって音を出しました。
弦パートには、Chinese Reflex Bells の使用が指定されています。
球状で、手のひらで静かに転がすとチリンチリンと澄んだ音を立てるのです。
借りものなので、「もし失くしたら、ひとつ25ドル弁償!」と脅かされました・・・


本番中、チェロの誰かが床に落としちゃった!精神的世界に静かに浸るパートなのにな~
転がるボールを見て吹き出しそうになるのを必死でこらえていたのは、私だけではなかったと思います。。。

2000年の初演以来、アメリカではかなり人気のある曲で、頻繁に演奏されているそう。
日本ではどうなのかな?
この曲を演奏した初めての日本人だったら、ちょっと嬉しい♪


コンサートの最後は、ユダヤ系でオーストリア生まれのエーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト (またはエリック・ウォルフガング・コーンゴールドと表記)Erich Wolfgang Korngold 作曲による「チェロ協奏曲ハ長調」でした。

コルンゴルトは、私の生まれた年に亡くなっています。
9ヶ月弱だけこの世でご一緒したのだな~と思うと、何だか感慨深いです。

彼はミドルネームがモーツァルトと同じ Wolfgang で、神童と噂されたそう。
アメリカに亡命して映画音楽を作曲するようになり、アカデミー賞を受賞しています。

このチェロ協奏曲も、音楽に関わる人たちの三角関係を描いた1946年の映画 "Deception"「愛憎の曲」)のサウンドトラックとして書かれ、後日手を加えたものだそうです。

映画の中でも、映画を離れての初演でも、ハリウッド弦楽四重奏団 Hollywood String Quartet で有名だった女性チェリスト、エレノア・アラー Eleanor Aller によって演奏されました。
彼女は、アメリカの名指揮者レナード・スラットキン Leonard Stlatkin (現在、デトロイト交響楽団の音楽監督)の母でもあります。

今回のコンサートでは、New York City Ballet Orchestra のメンバーの Hannah Holman さんが、情熱的なソロを聞かせてくださいました♪
日本にも、演奏ツアーに出かけたことがあるそうです!


銅鑼の音に誘導される重々しい出だし、燃え盛る火のようなチェロ、 テンポの速い不協和音で緊張感の漂うオーケストラだけの部分・・・
夢見るような美しいメロディーが現れたかと思うと、また胸をかきむしられる恋の炎のフレーズが!


でも、難しい掛け合いが完璧にうまくいって、私たちも心からの満足感を味わうことができました。
そして、客席からの割れるような拍手とスタンディングオベーション!
指揮者の絶大なるパワーと、ソリストと団員みんなの頑張りのおかげです。

4月はブラームスの2番とグリーグのピアノ協奏曲で、とても楽しみ~!


♪3月25日 コンサートのプログラム♪

     The Hebrides (Fingal's Cave), op. 26 フィンガルの洞窟 (Felix Mendelssohn)
     Song Without Words (for solo chello) 無言歌 (Mendelssohn)
     Concerto for Cello in D major, Hob.VIIb-2, op. 101 
      チェロ協奏曲第2番 (Franz Joseph Haydn)
       Ⅰ. Allegro moderato
       Ⅱ. Adagio
       Ⅲ. Rondo (Allegro)

           Intermission
     
     Blue Cathedral ブルーカテドラル (Jennifer Higdon)
     Cello Concerto in C major, op. 37 チェロ協奏曲ハ長調 (Erich Wolfgang Korngold)


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2018年3月19日月曜日

セントパトリックスデーの新メニュー

ひな祭りと同じく、今年はアイルランドのお祭りセントパトリックスデー St. Patrick's Day も土曜日でした。
義妹夫婦と近所の友人夫婦を招き、我が家でお祝いを♪
全員リタイア組なので、曜日はあまり関係ないのですけれどね。

本当にアイルランドの血が混ざっているのは二人だけですが、「実は私のひいおばあちゃんもアイルランド人だったのよ~」と口から出まかせを・・・
数年前に聖ルシア祭に参加した時にも、「ひいおじいちゃんがスウェーデン人だった」の手を使って笑いを取ったっけ。
あまりやりすぎると、そのうちそっぽを向かれるようになるかもしれません。


今年も夫が、コーンビーフ corned beaf(アメリカのは、やたらとデカい塩漬けかたまり肉)、キャベツ、じゃがいもなどの根菜をど~んと料理してくれました。
これが定番メニューです。
まあ、ほとんどクロックポットにお任せなのですけれどね。


私はアイリッシュソーダブレッド(とても簡単!レシピこちら)と、フルーツサラダ担当。
フルーツサラダは、しつこくひな祭りの時と同じです(汗;)



友人が、アップルケーキを焼いてきてくれました。カスタードクリームは、ご主人作♪
甘さひかえめでおいしかったです!


お酒も、アイルランドのものがずら~り。
食前にはギネスビール (Guinness) をいただきました。
私たちはみんな好きですけれど、独特な色と味なので苦手な方も多いようです。



デザートと共にお出ししたコーヒーには、ベイリーズ Baileys を。
ドボドボと(笑)大量に入れていた方もいました。かなり甘いので私は少しだけ・・・


その後はアイリッシュウイスキー、ジェイムソン Jameson をオンザロックでちびちびと・・・
これがおいしいのよね~♪
この頃、甘いカクテルよりこういうお酒の方が断然好きです。大人になったかな?


セントパトリックスデーの夜は、こんな風になっちゃた人が多いかもね。



食事前のギネスのおつまみとしてお出しした新メニューが、なかなか好評でした!
特にセントパトリックスデーと関係があるわけではないのですが・・・
今年もメープルシロップ作りのシーズンが始まったのに、去年のが結構残っているのでね。


最近友人と町に出た時、銀行で待っている間に料理雑誌をパラパラと眺めていてみつけたものです。
この通りだったかどうかはビミョー?
一応、レシピを載せておきますね。(料理名も不明なので、適当に名付けました。)


ブリーチーズとピーカンのとろ~り焼き 

材料
  ブリーチーズ  1パック
  半割のピーカンナッツ  1/3カップ
  ドライクランベリー(オリジナルはチェリーだったような?)  1/3カップ
  メープルシロップ  1/4カップ
  ローズマリー  小さじ1/2

作り方
 1) オーブンは350°F(約180℃)で予熱。
 2) 耐熱容器にブリーチーズを丸ごと置いてオーブンに入れ、7分温める。
 3) ドライクランベリー、メープルシロップ、ローズマリー、塩こしょう少々を混ぜ合わせておく。
 4) ブリーチーズが温まったら、ピーカンナッツをチーズの周りと上に形よく並べる。
 5) 3) を上からかけ、オーブンに戻し、さらに7分温める。
 6) 好みで、上にクラックドブラックペッパー少々をふりかける。

クラッカーなどと共に、お熱いうちに召し上がれ♪


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2018年3月12日月曜日

夏時間始まる / 寿司屋とラーメン屋が間もなく開店!?

外はまだこんなに雪が深くても・・・


Daylight Saving Time と呼ばれる夏時間(?)の始まりです。

日曜の午前2時に時刻が変わるので、土曜の夜寝る前に時計の針を1時間進めておきました。
時計を進めるのか遅らせるのか迷ったら、"Spring forward, fall back." 「前に跳ねて、後ろに転ぶ。」と思い出せば大丈夫。
spring (春、跳ねる) と fall (秋、転ぶ) が、掛詞(かけことば)になっているのがおもしろいです。

日の出の時間も遅くなりますが、日の入りは7:20頃になり、いつまでも明るくて何だか得した気分。
でも、しばらくはちょっと時差ボケのような感じかな?

ネコのキキは、「あれ?もうご飯の時間なの?」という顔をしています。
11月に Daylight Saving Time が終わる時には、「まだなの?早くしろ~」とうるさいですけれどね。

勝手に時間が変わる電子機器が増えたとはいえ、手動で動かさなくてはいけないものも多くて大変です。
壁掛け時計などはついでにほこりも払い、ガラス面もきれいに拭いてまた戻します。
1年に2度、きちんと時計を合わせる機会があるのはよいことですね。


話は変わりますが、いつも買い物などに出かける隣り町に寿司バーラーメン屋がオープンするそう!
数年前に開店したタイ料理レストランの評判が良いので、そのオーナーがやる気ムンムンらしい。

最初に耳にした時には「まさかご冗談を・・・」と思っていましたが、本当に工事が始まり、求人広告も出ていましたっ!


経験は不要とのこと。まあ、この町に寿司職人がいるわけないわね。。。
どんな寿司を提供してくれるのか、とても楽しみです♪

寿司バーより先にオープンするらしいラーメン屋にも、ひそかに期待していま~す!
店の名は SLURP だそうなので、ズルズル音を立てて食べてもOKなのかな?
アメリカでそれはないか・・・と思いますが、もしオーナーが新しい流行を仕掛けることを狙っているのなら、数ヶ月後にはみんなで得意げにズルズルしているかもよ~

開店したら、どんな様子かさっそくご報告しますね!


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2018年3月4日日曜日

アメリカンガールズを招いてひな祭り

去年は手首骨折のために無理でしたが、昨日は親戚の女の子たちを招いて、一緒にひな祭りを祝いました。
共に祝うのは、これで3度目だったかな? なぜか女の子ばかりが、毎年着々と増えています(笑)

本来の持ち主である娘が遠くに住んでいても、毎年欠かさず飾っているおひな様
出し入れを面倒に思うようになったら、人生終わりのような気がしちゃう・・・


女の子の健康と幸せを願う Girls' Festival について今年も簡単に説明し、5段飾りや7段飾りのひな人形の写真も見せました。

4歳になったGちゃんと3歳のLちゃんは興味津々で、私に色々と質問。
Auntie(おばちゃん)も子供の頃にこういう人形を飾ったの?とか、ずっと出しておいてはいけないの?とか。

とても大事なものだというのは本能的にわかるようで、触ろうとはしませんでした。
娘が小さかった頃は、おひな様より飾りのお餅で遊びたがったっけ・・・


材料は限られているものの、ちまちまとした手作業が結構楽しかったです。



大人は皆さん刺身が大好きなのですが、なんとGちゃんまで、パパとママを真似してわさびをつけておいしそうに食べているのを見てびっくり!
将来が楽しみだ・・・


バターミルクベースの衣をつけたささみの揚げ物や、フルーツサラダなど、ひな祭りとは関係ない料理も用意。
アメリカだから、まあいいよね。

桃の花なんてどこにも売っていないので、「桃の節句」ならぬ「チューリップの節句」です。
ひし餅ひなあられもない代わりに、デザートにはロールケーキを作りました。


ネコのキキは、いつも子供たちに大人気♪
キキも実は女の子なの。喉をゴロゴロ鳴らしてうれしそう。平和な光景だな~


長女組は、会うたびにどんどんボキャブラリーが豊かになり、私はすぐに追い抜かされそう。
自分が女の子であることを、幸せだと思っているそうです♪ 私も同じよ~

次女組も、意味は不明でも盛んにおしゃべりを始めているので、来年はさぞや姦しくなることでしょうね。
彼女たちの成長が、とても楽しみです。

アメリカでもひな祭りを祝えてよかった・・・
皆さん、お付き合いありがとう!


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2018年2月25日日曜日

雪の結晶クッキー / 羽生選手のスワン

1週間前の日曜から、まとまった雪が何度か降りました。
公道の除雪をするのが仕事の近所の友人、この1週間は36時間ものオーバーワークだったそう!
(忙しいのに、ついでに我が家の私道も除雪してくれるので本当に有難い・・・)

彼と奥さんにプレゼントするために、雪の結晶のクッキーを焼きました。
雪を見るのは、うんざりしているかもしれないけれど。。。


アイシングは適当なので、細かい部分まではあまり見ないでね~
雪なのに、ちょっと焼き色がつきすぎたし・・・

外はこんな感じ。日本海側の豪雪地帯に比べたら可愛いものです。


2月22日の「ネコの日」を祝ってネコクッキーを焼き、雪の結晶クッキーはその残りの生地を使用。
「ナッツを抱いたクマのクッキー」と同じ生地に、黄色い部分だけおろしたレモン皮1/2個分をプラスしました。 レシピはそちらをご覧ください。


ネコクッキー、キキにはちょっと見せただけ。
人間の食べ物には絶対に手を出さない、お行儀の良い子です。
ダイニングルームのすみっこでの、お食事風景よ~ん。



たくさんの感動を与えてくれた平昌冬季オリンピックも、ついに終わってしまいましたね。
大好きなフィギュアスケート、アメリカに住んでいても見やすい時間帯の放送で良かったな~と思っていたら・・・

実は アメリカの放送局NBCが巨額を支払ってアメリカ向け放映権を獲得し、こちらのプライムタイムに人気競技をライブ放送できるよう開始時間を変更していた・・・という記事を目にしました。

早朝からの調整により、調子が狂ってしまった選手も。
(アメリカのネイサン・チェン選手が、そのひとりだったのが皮肉です)
韓国や日本では、一般の方は勤務時間と重なってライブで観ることができませんでした。
何だか申し訳ない気持ちです。

下の動画はオリンピックではなく去年のものですが、見事金メダルを獲得し、エキシビションでトリを飾った羽生結弦選手「白鳥」を貼っておきま~す♪
ありがとう!!


初銅メダルを勝ち取ったカーリング女子の活躍ぶりにも、ワクワクしました。
彼女たちの「もぐもぐタイム」に話題になっていた「赤いサイロ」、食べてみたいな~!

画像は「産経ニュース」より

そしてアイスホッケー女子は、アメリカがカナダを制して金メダル!
ミネソタからの選手が多く、姪が大学生の時に戦った相手も何人かいたそうです。
何だか、オリンピックが身近に感じました♪
2年後は、いよいよ東京オリンピックですね。世界が平和でありますように・・・


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