2012年4月13日金曜日

それでもやっぱりお花見に

父の容体は、まだ何とも言えない状態です。
少し元気が出てきたかと思うと、急にまた弱々しくなってしまったり・・・

同じ世代の友人とおしゃべりすると、ほぼ全員が親の介護のことで大変な思いをしたことがあり、そんな年頃になってしまったのだなあと実感します。


あきらめていたお花見ですが、父が3年前に母と一緒に見に行ったという「千本桜」をどうしても見たくなり、先日病院にお見舞いに行く前に大急ぎで寄ってきました。

「千本桜」と聞くと、吉野の千本桜が真っ先に頭に浮かびます。
実は、日本全国色々な所にこの名称のスポットがあるのですね。

両親が行ったのは、小田急江ノ島線の桜ヶ丘駅から高座渋谷駅の間、引地川沿いの「千本桜」でした。
地図で調べると、ウォーキングにもちょうど良さそうな距離です。

行った日はお天気も素晴らしく、ポカポカ陽気・・・
満開の桜並木、のんびりと歩く幸せそうな人々の様子に、父もきっと大丈夫なのではという気がしてきました。


間違えて太い幹から直接飛び出したような桜の花も、何だかほほ笑ましくて大好き・・・



ついでに、その近くにある常泉寺も訪れました。
ここは縁結びのお寺ですが、男女間に限らず人と人、人と物、物と物、そして仕事、恋愛、学問、健康、家族、友人、上司、部下、子宝などすべてのご縁を与えてくださるのですって!

キリスト教徒が3/4以上を占めるアメリカで暮らしていると、他の宗教の存在を忘れてしまいがちですが、ご縁を大切にし、日々感謝して生きていくことを説く仏教的考え方にも魅力を感じます。

人智を超えた何か大きな力の存在を信じ、それにすがりたい、守っていただきたいと願うのは、きっと人間の本能なのでしょうね。


このお寺には、優しげなお顔のお地蔵さんがたくさんいらっしゃいます。



それから、仲良しカップルの像があちこちに!
こんな風に夫婦仲睦まじく、年を重ねていけたらいいですね。

私の両親にこのような日々は戻ってくるのだろうかと、また胸が痛みました。
(二人が手を取り合ったりすることは、元々なかったか・・・)



ここは「花のお寺」とも呼ばれ、特に三椏(みつまた)が有名なのだそうです。
紙幣や和紙に使われる沈丁花科の植物で、花は丸いユニークな形をしています。
さまざまな河童の像も、クスッと笑わせてくれますね。


残念ながら時間がなく、ほとんど駆け足で通り抜けましたが、いつかもっとゆっくり見てみたいものです。

沈みがちな気持ちが、花とお地蔵さんのおかげで、少し明るくなりました♪
父の心の目にも、3年前に見た美しい桜並木がきっとまだ映っていることと思います。

2012年4月8日日曜日

とんでもないイースター

今日はイースター(復活祭)でしたが、それどころではない、長い長~い1日となってしまいました。

私が日本に戻ってから、86歳の父はずっと何となく調子の良くない状態でした。
昨日はずい分元気になり、久しぶりに少しだけ庭も歩いて、夕食も完食!
母も私も、ようやくほっとしていたのです。

ところが突然夜中に、右脚が全然動かないと言い出したため、救急車を呼んで入院することになってしまいました。

17年前に脳こうそくを患った父は、左半身にマヒが残ったとはいえ、人に頼ることは大嫌い!
これまでずっと車椅子も頑固に拒否し、何でもできるだけ自力でやろうとする人でした。

頼みの右脚まで動かなくなり、そんなプライドもずたずたに切り裂かれてしまいそうなのが、見ていて切ないです。

今回は、血栓が脳ではなく下肢の血流を塞ぐ場所に詰まったため、感覚がなくなってしまったとの説明でした。
詳しいことは省きますが、いつどんなことが起こるかわからない状態のようです。


若いお医者さんや看護師さんたちの、明るくテキパキとした対応に、心細くてたまらなかった母と私はどんなに救われたことでしょう。
本当にありがたくて、ひたすら頭の下がる思いでした。

たまたま里帰り中だったために、弱気になる父を励ましたり、オロオロする母の手助けをすることができたことを、幸運に思います。
とんでもないイースターとなってしまいましたが、この偶然は神様からのプレゼントだったのかもしれません。


今日は、以前住んでいた家の近くの、美しい桜並木を見る予定でした。
それは叶いませんでしたが、昨日のうちに学生時代の友人たちと共に、品川駅近くのホテル街のを見ることができてラッキーでした。



キリストの復活にちなんで、どうか父にも奇跡が起こりますように・・・

2012年4月2日月曜日

都会と田舎、気持ちが揺れる息子と私

すっかりご無沙汰してしまいました。
実は3月30日より、またまた日本に里帰りしています。

息子がすばらしいタイミングで私たちに会いにミネソタまで来てくれたのは、1週間ほど前。
帰りはミネアポリスまで車で、そして彼の住むシアトルまでは飛行機で、一緒に帰ってきました。

私たちの湖畔の家からミネアポリスの空港までは、車で約4時間半。
息子の運転するレンタカーで、道中色々なおしゃべりをすることができました。
(何だかちょっと、おっさんっぽくなってきたぞ・・・?)


息子のルームメイトと彼女(3人とも、お母さんは日本人、お父さんはアメリカ人というハーフ)が、シアトルの空港まで迎えに来てくれ、みんなで一緒に食事しました。
キラキラと灯りの揺らめく都会の夜景は、懐かしい美しさ!心が躍ります。

3人の普段の会話はほとんど英語だそうですが、私に気をつかって、少々怪しい日本語で話してくれました。
ルームメイトは息子の元同級生なので、久しぶりの再会に話もはずみます。

息子が住んでいるのは、空港から車で20分ほど。 小さな庭付きの一戸建てで、とても静かな環境でした。
隣りにはゲイのカップルが住んでいて、結構仲良くお付き合いしているようです。


壁には、こんな時計がかかっていました。
「今は、サバ時エビ分!」なんて言って、ふざけているそうです。


シアトルは、雨が多いことで有名な町です。
息子の家に1泊して、翌日に町をあちこち案内してもらいましたが、やはり雨。
富士山に姿が似ていると言われる Mt. Rainier(レニア山)が見えなかったのが残念・・・

「晴れた日には、あの辺に見えるんだよ」と言われた方向を見て、想像力を働かせるしかありません。
この画像は借りものですが、こんな風に町の風景の向こう側に見えるのだそうです。


多くの街路樹が植えられた住宅街はとても雰囲気が良く、坂が結構多いために独特の味わいがあります。
海もちらっと見えました。 ミネソタにはもないので、かなりうれしいな。


息子の彼女が通っている大学の近くには、University Village というオープンスタイルのショッピングセンターがあり、おしゃれな店が並んでいて楽しかったです。





林の中を散歩すると動物(鹿?)の骨に出くわすような、大自然に囲まれたミネソタの田舎暮らしとは正反対。
数日前に撮ったこの写真が、まるで別世界の出来事に思えてきます。



動物の骨もなかなかエキサイティングですが、やっぱり都会もいいわ~
町を歩く人々もずっとおしゃれで、健康的な体型維持にももっと気を配っている感じがします。
ミネソタの田舎に住んでいると、着る物などどうでもよくなっていきそうな自分が怖い・・・


一昨年の夏の終わり、東京生まれの息子はやはり都会での生活が恋しくなり、ネコ1匹お供にミネソタを逃亡!
友達を頼ってシアトルに行き、和食レストランでずっと働いています。

私たちを散々やきもきさせましたが、彼なりに色々考えた結果、今年の夏にはミネソタに戻り、教師を目指して秋に教育実習を受ける決心をしたとのこと。

離れてみて、ミネソタの良さも改めて見えてきたのだそうです。
多分これからも気持ちが揺れ動くことがあるでしょうが、今は信じて待つことにしましょ♪


私の今回の里帰りは結構長く、5月の半ばまでの予定です。
私もしばらくの間、日本で都会生活をエンジョイします。 V(^-^)

は、まだまだこれからの様子。
シアトルにもが咲いていましたが、やはり本家本元の桜を見るのが楽しみです。

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