2020/12/29

ハッピーエンド

激動の2020年も、残りあとわずか・・・何だかほっとしますね。

今年のクリスマスは、世界中で地味なものだったことでしょう。
せっかくゲットしたクリスマス柄のマスクは、人に会う機会もなくてほとんど出番なしでした。
もったいないけれど、来年は全然使わずにすみますように。

定番のクリスマスリース型ポテトサラダ

我が家でも娘と彼氏が来ただけで、クリスマスは4人で静かに過ごしました。
彼氏が持参して調理してくれた豪快なプライムリブが、クリスマスのメイン料理です。


この前のブログに書いたジョークギフトも大ウケでしたが、娘からのギフトにも爆笑!
サンクスギビングに来た時に残り物を入れて持たせたプラスチックの保存容器が、きれいにラッピングされてたくさん戻ってきました。。。
クリスマスのご馳走の残りを再び詰めて持たせたので、来年のクリスマスに同じことをするかもね。

娘の彼氏からは、「お姫様抱っこ (英語で princess hold となっていました)」のクーポン券が!

サンクスギビングの時に娘がしてもらい、私もお願い!と言ったら、快くひょいと抱き上げてくれたのがきっかけ。
その時に、私がよほど嬉しそうな顔をしていたのでしょう。
「有効期限2199年12月31日」というクーポン券を自分で作って、きれいに包装したものをプレゼントしてくれたのです♪
使うのが楽しみだ~


話は変わりますが、今年も去年に続きショパンエチュードの練習に励みました。
去年は Op.10 の12曲(「別れの曲」「黒鍵」「革命」など)を順に毎月1曲。
今年は Op.25 の12曲(「エオリアンハープ」「木枯らし」「大洋」など)を順番にです。

コロナのおかげで(?)、いつもより時間もたっぷり。
今月は最後の Op.25-12「大洋 (Ocean)に、何とかたどり着きました。
毎月のはじめ、「初見でどれほど弾けるかな」と試す時のドキドキワクワク感(&挫折感)も、エチュードについてはこれで最後かと思うとちょっと寂しいような・・・

プロが弾くと2分半から3分程度であっと言う間に終わるのに、月末になっても私はまだ6分もかかります(笑)
大変ドラマチックな心揺さぶられる曲で、弾けば弾くほど好きになり、ほとんど中毒状態で夢の中にも出てきちゃいました。

このピアニスト、人魚姫みたい!
海の色のようなドレスの裾には、尾びれがついていそうな気がします。



「大洋」という愛称(ショパンがつけたものではない)に洗脳されてしまうのでしょうが、延々とうねり続ける波のイメージ。
分散和音の練習が目的のため、動きは割と予測しやすく、ひとつ前の「木枯らし (Winter Wind)(多分エチュードの最難曲?)に比べるとずっと楽に弾けます。

他の3本に比べ、中指と薬指の出番が極端に少ないというのも、めずらしい点ですね。
暗譜は意外と楽にできそうなので、その後のテンポアップも可能だと思います。(本当かい?)

大海原で嵐に遭い、もみくちゃにされている小舟もイメージできるかな・・・
まるで、コロナに翻弄される真っ只中の私たちのようです。

一体どこに向かうのかもわからず、今年はずっと不安な気持ちを抱えたまま、必死で舟にしがみついてきました。
途中で力尽きて、海中に放り出されてしまった人も。。。痛ましく悲しいことです。

けれどもこの曲の魅力的な点のひとつは、短調の曲なのに途中で明るい長調がダイナミックに姿を見せ、最後の最後も長調の和音でポジティブな力強い音が響いて終わることです。
2020年も、この曲のようなハッピーエンドであって欲しいですね。

ついでに言うと、最後はハ長調の主和音で、ショパンのエチュードの最初の曲 Op.10-1 の出だしと同じだということに気付きました。

長く困難な旅をやっと終えたと思ったら、なぜかまた出発点に戻っていました・・・みたいな。
う~ん、何やら意味深で哲学的だなあ。ショパンが狙ったのか、偶然なのかわかりませんが。


来年2月半ばのコンサートについての通知が、本日オーケストラの団員たちに届きました。
12月のクリスマスコンサートは、ミネソタ州でのコロナ感染者の増加により、残念ながらライブストリームのみに変更。
弦楽器それぞれのパートリーダー5名とピアニストだけに縮小され、がっかりしていましたから、このお知らせは本当に嬉しい。

2月にはまたみんなで生演奏することを前提に、近々楽譜が配られるそうで楽しみです♪
みんなで・・・と言っても、まだフルオーケストラでの演奏は不可能で客数も制限されますが、細々とでも活動を続けなくてはね。

コロナのワクチン接種も、いよいよ始まりました。
今年の6月で教師リタイア後に医療関係のパートの仕事を始めた下の義妹が、今日優先的にワクチンを受けるとのこと。
モルモット気分だわ~と、少し不安そうでしたが。

来年は世界中の人々がもう少し安心して暮らせるようになることを願いつつ、ショパン「大洋」の練習も今月いっぱい頑張ります!
皆様もご健康にはくれぐれも気を付けて、どうぞ良いお年をお迎えくださいね。

2020/12/22

クリスマスのジョークギフト

夕べの木星と土星の大接近は、曇っていて全く見えず残念・・・
でも先ほど友人から「見えるよ!」の電話があり、夫と外に出て高倍率の双眼鏡で確認したら、確かにそうでした♪
昨日よりは離れているのでしょうが、それでも見えてラッキー!

冬至を過ぎてこれからは少しずつ日が伸びてくるのも嬉しく、ワクワクします。
クリスマスギフトのラッピングも、めでたく終了!


今年のクリスマスは大勢では集まれないので、サンクスギビングと同じく、娘と彼氏だけが来ることになっています。
(郵送での検査を受けて、陰性が証明されてから)

ちゃんとしたギフトの他に、我が家では毎年必ずジョークギフトが混ざります。
きれいにラッピングしたけれど、この中身はトイレットペーパー1ロール。
今年は、店頭からすっかり消えて大騒ぎになったこともあったのでね~


グリル用のエプロン。ビールなどを入れておく、たくさんのポケット付きです。


1ドルショップで見つけた、聖人の絵入りのキャンドル。
女性の方は、何と「聖コロナ」という名前の殉教者です!

元々は「ギャンブルや宝探し」にご利益があると考えられていましたが、今年は「伝染病患者の守護聖人」として、今まで以上に崇められているとのこと。
パンデミックが終息した後に、その遺物が公開される予定とか・・・


こちらは、ワンコたち用の「恐竜の骨」
ベーコン入りですって。



アメリカでは、いよいよコロナのワクチン接種が始まっています。
私たちの住む郡でも、医療関係者優先で順番に・・・

ファイザー社のワクチンは、摂氏マイナス70度という超低温での輸送が必要。
このクーラーでは無理だろっ!?ってことで、これもファーザー社のロゴを貼ったジョークギフトです。
プリントアウトしたら、色がおかしくなってしまったけれどね



ミネソタ州のコロナ感染者は40万人を超えてしまいましたが、グラフを見るとサンクスギビングとクリスマスシーズンの厳しい規制により、少しは落ち着いてきているのでしょうか。
(ゼロになっている日は、サンクスギビングで検査がなかった時です)



今年は雪が遅く、ついこの前まで茶色の世界でした。
やっと少しまとまった雪が降り、ホワイトクリスマスが迎えられます。


日本では、豪雪により千台以上の車が関越などで長時間立ち往生というニュースにびっくり!
身動きできなかった方々、本当に大変でしたね。
ミネソタはずっと気温が低くても、あれほどまでの雪が積もることはないのが有難いです。

イギリスを中心に拡がっているコロナの変異腫、ワクチンの副作用、色々心配なことはありますが・・・
まずは メリークリスマス!
それぞれのご家庭で、いつもとは違うそれぞれのやり方で、クリスマスを静かにお祝いすることにしましょう。


2020/12/15

目指したい、素敵な人生の大先輩タキミカさん!

すごい方を見つけてしまった!
89歳のフィットネスインストラクタータキミカさんこと瀧島未香さんです。
日本では、とっくに話題になっている方なのでしょうか。




レビューのひとつに、「ドッキリ企画のお婆さんの特殊メイクしたプロのインストラクターかと思った」というのがありました。
本当にそんな感じ。化け物レベルと言えるかも!!(良い意味でね)

輝くような笑顔が素敵♪
お肌にも声にもハリがあって、きれいに引き締まったしなやかな体の線です。

腕立て伏せに挑戦したら、何と24回もこなしてしまった!



私は一体何回できるかな。何十年もやったことないので、多分10回も無理。。。


74歳から始めたというフラダンスも、何て優雅なのでしょう!
体幹がしっかりしていて、反射神経と柔軟性、バランス感覚とリズム感に優れていないと踊れないでしょうね。



息子のお嫁ちゃんも素晴らしいフラダンサーですので、こんな衣装で踊る姿を何度も見せてもらっています。
フラダンスには神や自然への感謝の気持ちが込められ、体の動きだけでなく指先や顔の表情全体で、それが表されるようです。

ミカさんのこぼれるような笑顔を眺めているだけで、パワーをもらえるような気がして嬉しくなりますね。
絶えず挑戦し続ける人の前では、ブランドものに身を固めて満足しているだけの人なんて霞んでしまいそう。


今でこそこんなにすっきりした体形のミカさんですが、65歳まで運動とは無縁だったとのこと。
それが筋トレなどにハマってしまい、体重は15キロ落ちたそう!
皆さ~ん、まだまだ遅くはないということです。

ご自分よりずっと若い方々に教えていらっしゃる様子が、全く年齢を感じさせません。
「年齢はただの数字です」って、こういう方が口にされるとものすごく説得力がありますね。
逆に言えば、「年齢を言い訳にサボっていてはダメですよ」ということなのでしょうが・・・


関連動画で、こんなのも出てきました。
オロナミンCのCMが懐かしい大村崑さんも、驚くほどお元気!

お誕生日を迎えられたので、彼もタキミカさんと同じく現在は89歳です。
今のお姿で再びCMに起用されたら、オロナミンCが飛ぶように売れたりして!?



これらの大先輩に比べたら、60代なんてまだまだひよっこだわ。
今の自分が未来の自分を作っていくということですから、ダラダラせずに過ごさなくてはね。

2021年の目標は、「筋トレ」にしようかな♪
年齢を重ねることが、楽しみにさえなってくる感じ。
まずは、笑顔と姿勢の良さから真似することにしま~す!

実は私の母も、タキミカさん&大村崑さんと同い年です。
若い頃からよく歩き、姿勢にも注意していたせいか、やはり実年齢よりずっと元気で若く見えます。

ミカさんのような筋トレはしていないと思いますが、ちょこちょこマメに動き回っているのは確か。
あの年で身の回りことは何でもできて、1人でどこにでも出かけて行くのは大したものです!
お手本にしたい身近な先輩・・・ぜひ、あやかりたいなと思っています。

2020/12/06

クリスマスツリーの飾り付け / 家の周囲の林と湖の様子

コロナ、コロナで大騒ぎだった2020年も、もう最後の月ですね。
来年はもっと良い年になりますようにとの願いを込めて、既に2021年のカレンダーを購入しました。
これには、楽しい予定をぎっしり書き込めるといいな。

今年はクリスマスも大勢で賑やかに過ごすのは無理そうですけれど、飾り付けだけはいつもと同じにしました。
何十年も聞いているお気に入りのクリスマスソングのCDと共に、毎年夫との共同作業です。


家の中が一気に華やぎ、クリスマスの色々な楽しい思い出もよみがえってきます。
来年も無事にこうやって飾れるのかな・・・と、こんな状況ですと考えてしまいますが。

ミネソタではコロナの感染者数がまたかなり増えてきて、この1週間だけで高齢のご近所さんが二人も亡くなっています。
町に出かけるのも最低限にし、しばらくは大自然を相手に遊ぶことにしましょう。

今年は雪もほとんどなくて、ミネソタにしては暖かく天気の良い日が続いているのが救いです。
ウォーキングには最高の日々で、昨日と今日で計12.7km歩きました。

今日の日中の気温は4℃。
日本に住んでいた時は、ダウンジャケットにマフラー&手袋だったと思いますが、ミネソタ暮らしに慣れた今は、「暖かいから、薄い長袖Tシャツに春のジャケットでいいわね」となってしまいました。
人間の体って、不思議だこと!

30年以上前に植林した土地には、今は大きく育ったたくさんの木々がお行儀よく整列しています。
クリスマスツリーを調達したのは、別の場所ですけれど。


時々ユニークな形の木があり、良い目印になります。
同じ木がずっと並んでいると、迷子になりそうな時があるのでね。


こういう変わった木を、よけいに愛しく思ってしまいます。
人間はやたらとハグできなくなってしまった今、あちこちの木を抱きしめる怪しいおばさん・・・それは私です。

日の入りは4時半頃ですぐに暗くなってしまうため、あまり遅くまでは外をウロウロできません。
夏は夜9時過ぎまで明るいのにな~

日の出も8時近くとずい分遅くなりました。
2階のトイレの窓から、巨大なクリスマスツリーみたいな形の木が見えるので、用を足す前後にいつも眺めています(笑)
今頃の季節はちょうど上ってきたばかりの太陽の光をいっぱいに浴びて、まるで燃えているかのように見えてびっくり!



次は、の様子です。
暖かいとはいえ、夜間はいつも氷点下になりますので、家の前の湖の表面はすっかり凍りました。
アイススケートしても全く問題ないと夫は言いますが、正直のところ上を歩くのはまだドキドキしながらです。


今年は本当に滑らかに凍ったので、もっと若かったらぜひスケートしたかったな~
今はもう転んだ時の骨折が怖くて、ちょっと無理です。。。

ポコポコ上ってきた泡がそのまま凍っているのが水面下に見えて、まるで芸術作品のよう。
写真だと、あまり立体感が出ないのが残念ですが・・・


例年ですと、これだけ湖が凍る頃までには既に全体が雪に覆われています。
こんなのは初めて見たな・・・かなりラッキーかも?
湖が凍る時の、鼓のようなジャングルの獣のような不思議な音も聞こえてきて、本当に神秘的。

この穏やかな気候が、もうしばらく続きますように!

2020/11/28

2020年、コロナ下のサンクスギビング

例年は離れて住む家族や親戚が集まって祝うサンクスギビング(感謝祭)も、コロナ感染の拡大を防ぐため、今年はいつもと様子が違いました。

基本的に同居家族とだけ過ごすことが推奨されていますので、泣く泣く移動を我慢した方が多かったと思います。

今年の新人ターキーくん

私たちも娘に、今年は会えなそうだね(涙;)と伝えたのですが・・・
長いこと外出を控えているので、検査を受けて陰性が証明されたらぜひ来たいって。
いつでも無料で検査を受けることができ、結果は翌日すぐにわかるのだそうです。

娘も、同居している彼氏もずっと在宅ワークで、人口密度の高いダウンタウンには行っていないとのこと。
検査の結果画像をそれぞれ送ってくれ、断る理由もなくなった。
こちらへの途中どこにも寄らないことを固く約束して、ワンコ2匹と共にやって来ました♪

私たち夫婦も食料品の買い出し以外はどこにも行かず、このところ誰にも会っていません。
お互いに100%絶対に安全とは言えないのでしょうが、やはり親子で共に過ごす誘惑には勝てませでした。

下の義妹のお嬢さん二人も、2週間自主隔離した上で、義妹夫婦の家に来てくれたそう。
やはり在宅ワークですので、そのままクリスマスまで続けて滞在ですって。
両親に会いたいのはもちろん、ご高齢のお祖母様がお元気なうちに、できるだけ会っておかなくちゃ・・・とのことでした。

よほどの悪天候でない限り、サンクスギビングには夫の弟&妹たちとその家族、他の親戚や友人たちが我が家に集合するのが恒例でした。
残念ながら今年はみんなバラバラではあったものの、お互いに写真を送り合って様子を報告し、それぞれ元気であることを確認。

招くことのできなかった独り暮らしの友人たちにとっては、今年はきっと寂しい感謝祭になってしまったことでしょう。
朝のうちに「会えなくてとても残念ですが、あなたのことを思っています」とメッセージを送ったところ、温かい言葉で返信があり、ほっとした次第です。


料理は結構頑張って、なるべく例年のメニューに近くなるようにしました。
ターキードレッシング担当の義弟がいなかったものの、娘の彼氏がターキーを担当してくれ、こんがりとジューシーに焼けて大成功!

ドレッシングとは、本来は七面鳥のお腹に詰めるスタッフィングと同じものなのですが、別に添える時はドレッシングと呼ばれます。
(サラダドレッシングとは、全くの別物・・・)
市販されている小さなサイコロ型のパン、セロリやオニオンなどの野菜、チキンブロス、セージなどのスパイスを合わせてオーブンで焼いたものです。


これは娘が全て作ってくれ、とても美味しく完成♪
冗談で、これからも義弟がいなくても全然困らないね~なんて笑ってしまったほど。

少人数ですので、みんな遠慮なく大盛りで~す。


今年のデザートは、ピーカンパイを焼きました。
ピーカンの代わりにクルミにして、パイ皮ではなくクッキー生地だったら、鎌倉名物「クルミッ子」に似ていそうなねっとりした食感!
いつか、クルミッ子もどきも試してみようかな。




今年は11月末にしては穏やかで暖かい日が続いているため、サンクスギビングの前日には野外クッキングも!
夫がど~んとステーキを焼いてくれました。



このように屋外でソーシャルディスタンスを守っていれば、感染の心配はしなくても大丈夫でしょう。
これからもっと寒くなると、ビールは凍るし、手も顔も凍傷になりそうで無理になってきますが。。。


アメリカでは、間もなくコロナのワクチン提供が開始になるようです。
でも何しろ未知のものですので、副作用なども心配・・・接種するのはまだ怖いというのが、多くの方の本音でしょう。
日本への一時帰国の条件がワクチン接種ということにでもなったら、私は多分受けると思いますが。

1ヶ月足らず後に迫ったクリスマスも、今年は大勢で集まるのは無理そうです。
コロナの無料検査は何度でも受けられるようですので、また娘たちにだけ来てもらうことになりそうだな・・・
家族だけで静かに祝うクリスマスも、悪くはないことでしょう♪

2020/11/20

アメリカのコロナ感染者数が、さらにとんでもないことに・・・

アメリカのコロナ感染者数は1,180万人、死者数は何と25万人を超えてしまいました。
人口約564万人のミネソタ州だけでも、日本全体の2倍以上(約25万人)が感染というのは驚きです。

新たな知事命令により、レストランやバーはテイクアウトとデリバリー以外は再び営業停止となり、経営者たちは頭を抱えています。
お馴染みの店が生き残れるよう、なるべく協力したいところですが、外出も最低限にしたほうが良さそうです。

同一世帯以外の人たちとは集まらないこと・・・つまり来週のサンクスギビングも、今年はみんな別々に祝えということですね。
ジムやフィットネス、ヨガスタジオなども営業停止、礼拝もバーチャルが基本だそう。

宴会場なども営業停止ということで、12月初めに予定されているクリスマスコンサートは、多分またキャンセルになりそうです(涙;)


この前の週末に行ったコンサートでも、家族に感染の疑いがあって出演できなくなった団員がいました。(検査の結果、大丈夫だったとのことでしたが)
当然のことですけれど、本人または家族にほんの少しでも疑わしい症状が見られたら、決して来ないようにとの約束でしたのでね。

今回はリハーサル数も予定より減らし、3グループに分けて10名ずつ程度で演奏。
私は、アメリカの作曲家アーロン・コープランドによる Quiet City という曲のグループでした。
トランペットイングリッシュホルン(コールアングレ)のソロが素晴らしく、その掛け合いに魂を揺さぶられます。


弦楽器だけだった10月と違って、今回は管楽器パーカッションも加わって、色彩豊かになりました。
ストラヴィンスキーの2曲はかなり難しそうでしたが、それを担当したメンバーも本当によく頑張り、素敵なコンサートになったと思います♪


今週も割と暖かく、湖の表面は凍っているものの、雪はどこにも残っていません。
私たちがセントラルパークと呼んでいる雑木林の中心に位置する広場を、夫がアップグレード。
せっせと木を切って薪も用意し、かなり良い運動になっているようです。



ここで焚火を囲んで男同士で楽しむのは、屋外なのでまだ許されるのではないかな?
気の合う友人たちと会う喜びまで、コロナに奪われませんように・・・



★11月14日&15日のコンサートのプログラム★

     A Soldier's Tale  (Igor Stravinsky)
      1. Marche du Soldat
      2. Musique de la Premiere Scene (Petits Airs au Bord du Ruisseau)
      3. Musique de la Deuxieme Scene (Pastorale)
      4. Marche Royale
      5. Petit Concert
      6. Trois Dances (Tango - Valse - Ragtime)
      7. Danse du Diable
      8. Grand Choral
      9. Marche Triomphale du Diable
    
     Quiet City  (Aaron Copland)
     
     Dumbarton Oaks Concerto  (Pyotr Ilyich Tchaikovsky)
      Ⅰ. Tempo Giusto
      Ⅱ. Allegretto
      Ⅲ. Con Moto

2020/11/13

気が滅入るニュースが多いので、笑っちゃおう!

アメリカ大統領選はなかなか結果が出ずにやきもきしましたが、バイデン氏の勝利ということでひとまず落ち着いています。
けれどもトランプ氏がまだ敗北を認めていないため、どうもすっきりしません。

スキャンダルの噂もありますし、これからどんでん返しが起こる可能性はあるのでしょうか。
もしそんなことになったら、一体何を信じたら良いのか・・・


コロナの感染者数は、アメリカでは今月1千万人を超えてしまい、さらに増加に拍車がかかっています。
1日の新規感染者数が15万人以上・・・信じられない数ですが、これからもっと増えそうです。
日本でも増加傾向でニュースになっているものの、桁数が全然違います。

ミネソタも急激に感染者数が増えている州のひとつで、知事からの緊急要請命令により新たな制限措置が決まりました。
2週間後のサンクスギビングも(多分クリスマスも)、今年は大勢でワイワイ騒ぐのは不可能です。

明日と明後日に迫っているコンサートはどうなるのか不安でしたが、こちらは規則さえ守っていれば開催できるとのこと。
ほっ・・・
でも状況が悪化すると、12月以降はまたキャンセルの憂き目に遭うかもしれません。

90%以上有効というワクチンが近々承認されそうで、少しは光が見えてきたのかなという気もしますが・・・
今のところはひとりひとりが責任を持って、マスク着用・手洗い・ソ-シャルディスタンスなどの基本を徹底的に守るしかなさそうです。


ネガティブな情報の飛び交うニュースなどばかり見ていると、どんどん暗い気持ちになってきます。
何とか工夫して、精神の健康も守らなくてはいけませんね。

「笑う門には福来る」と昔から言われていますので、意識してたくさん笑っちゃいましょう♪

私はほとんどテレビは観ない代わりに、YouTube にはよくお世話になっています。
最近、全然笑うつもりはなく観ていた動画に、思いがけず爆笑してしまいました!


「コペル英会話」というチャンネルで、別にふざけた内容ではありません。
顔芸はおもしろいけれどね。
100連発ってどんなものが選ばれているのかな~と、軽い気持ちでチェック。

短くて簡単なセンテンスばかりなのですが、一瞬ごにょごにょして聞き取れない所があったため、字幕オンにしてみました。

これが、大間違いの元・・・!

英語の部分には素直に英語の字幕を出してくれればいいのに、「字幕くん」は何とか意味のある日本語に置き換えてやろうと苦戦している様子。(なぜか、まともな英単語も時々混ざる)
それが「空耳アワー」風になって、笑いを誘うのです。
全部が、ジョン万次郎「掘った芋いじるな」式になっちゃった。

このチャンネルの講師イムラン先生は、日本生まれで日本語もお上手なのですが、字幕がつくとそれも不思議なニュアンスに。。。
(経歴見たら、何と夫の昔の教え子だった!!学校でも成績優秀だったとのこと。夫がコーチしていた陸上競技の選手でもあったそう)

まあ、いくつか見てくださいな。


That sounds difficult. ⇒ 雑種オスで息を送っ


I'd love to. ⇒ アイドルは普通


I'm sick of working late. ⇒ 世界冒険がいい


What exactly do you do? ⇒ 俺咲きで言うよ


How's your new job? ⇒ ハウスいいじゃーん

半分の50フレーズが終わった時点でのお言葉にも、かなりユニークな字幕が!


OK guys, very good. We're halfway there, OK? 今50まで来ましたよ。
 ⇒ oka guys デイリーゲイバーハーフふぇーでー受け今  (?????)

他にも、

I feel bad. ⇒ アイスバー
Can you say that again? ⇒ 京成だろ件

とか、「字幕くん」暴走しすぎです。
この通りに真似しても、多分通じません・・・

お暇な方は、ぜひ全編ご覧になってみてね。これでもかこれでもかと迷走しまくりです。
日本語の部分にもとんでもない表現が続き、「字幕くん」はどこの国籍なのかよくわかりません。

もし動画が表示されない場合、リンクはこちらです。


2020/11/04

どうなる?アメリカ大統領選挙

昨日はミネソタ北部でも気温が22℃まで上がり、半袖のTシャツ1枚で落ち葉かきに励んでいました。
この前の雪が、冗談のように感じられます。

大統領選挙の当日にこんなに気温が高いのは、記録的だったそう。
そして、投票率の高さも記録的・・・どちらの支援者も必死です。

昨日は寝る前に速報を見ていたら、トランプ優勢の様子でした。
ミネソタ州ではバイデン勝利!」の瞬間も見ましたけれどね。
水色だったのが、濃い青にぱっと変わったよ~!
ミネソタでは70年代からずっと民主党候補が勝ち続けていて、今回もそれが守られました。

今朝は夫が先に起きていたので、「トランプに決まっちゃったよね?」と聞いたら、「まだわからず、決まるまでに数日、またはもっと長くかかるかもしれない」とのこと。
あらら・・・

画像は CNN より

4年前にはトランプを選んだミシガン州ウィスコンシン州が、今回はバイデンを選んだのは、トランプにとっては痛手だったことでしょう。
夕べ地図を見た時には両州はピンク色で、「ああ、これが赤に変わっちゃうのだな」と思っていたけれどね。

夕べの「トランプ優勢!」のニュースには、正直のところ、がっかり気分とほっとした気分が入り混じっていました。
「バイデンさん、ご高齢なのにお疲れ様でした。残念でしたが、これで命を狙われたりはしなくてすみますね」なんて思いながら眠りについたのです。

一夜明けたら、あ~らびっくり!
4年前は、逆のどんでん返しでしたが・・・

まだ結果はわかりませんが、もしトランプが負けたら、郵便投票による不正などを理由に法廷に持ち込む用意も既にできている様子。(間違いや不正は、実際にあるのかもしれません)
トランプの過激派サポーターたちも激怒し、あちこちで暴動が起こるかもしれない。
それを恐れる人々が、またトイレットペーパーなどの買いだめを行っているそう!

今回の選挙で残念なのは、バイデンに期待してというより、トランプを大統領にのさばらせ続けてはいけないという理由で票を入れた方が多そうなことです。
もしバイデンが勝利しても、明るい未来を思い描くのは難しく、がっかりさせられることが次々と起こるような気もします。

国内でも外交面でも問題山積みで、彼にとって茨の道が待ち受けていそう・・・
どちらに転んでも、この国の行く末が本当に心配になってしまう、2020年の選挙です。

ミネソタ時間で11月4日の夜は、こんな状態。
明日の朝は、どんなニュースが飛び込んでくるのかな。
長期化、泥沼化しそうな気配です。



4年前も、選挙の後しばらく悶々としていたっけ。
 *その時の記事 ⇒ 大統領選後、人間不信になりそう

戦争を起こさなかったことなど、トランプには評価できる点も色々あります。
それでも、これほどまでに分断の種を蒔いてしまった大統領が、これから4年間、その芽生えにさらに水をやり光を当て、肥料をやって大きく育てるのでは?と想像すると、本当にぞっとします。

夫の周りでも、トランプをめぐっての口論がオーバーヒートし、今まで良好だった人間関係がぎくしゃくしてしまったケースが色々と・・・寂しいことです。

そしてコロナ対策の大失敗は、許されることではありません。
それなのに、これほど多くのサポーターが存在するのが不思議でならないのですが。
トランプに習ってマスクをしない「自由」を叫んでいる人たち、それは「自由」ではなくて「自分勝手」だということに気付いていないのかな。

でも多くの人が語るように、対中国には彼のような強気のリーダーが必要なのかも。
日本の今後のためにはトランプがベターという意見にも、頭から反対はできません。

やれやれ、考え始めるとやはりモヤモヤしてしまいます・・・


昨日も今日も、ニュースから離れて無心で長いこと庭仕事に励んだのは、良いセラピーになりました。

しばらく雪に埋もれてしまって、来年春までサヨナラかと思った落ち葉も、やっときれいに掃除終了!
植え込みにもたくさんの落ち葉が入り込み、細かい部分が大変でした。


夏に楽しんだホスタも、枯れた葉を取り除いて周辺を整えました。また来年ね♪



今週はずっと暖かそうですが、来週はぐっと冷え込んで冬に逆戻りなのが、さすがミネソタです。
週末から鹿のハンティングシーズンも始まり、また賑やかになりそう。
気温がこんなに高いので、撃った鹿はすぐに処置しなくてはならず、いつもより大変かも・・・


2020/10/27

毎日の暮らしをちょっとワクワクさせてくれる腕時計

ちょうど1週間前は、「かなりの雪」との予報が的中でした。
午前中は慌てて庭いっぱいの落ち葉かきに励んでいたのに、午後はシャベルに持ち替えて雪かきという、笑える状況に・・・

その後も何度か雪が降って気温もなかなか上がらず、また解けるかどうかはビミョー。
例年よりずい分早い雪景色となり、残った落ち葉は来年春まで隠れっぱなしかもしれません。


それでも夏の終わりに買ったこの腕時計のおかげで、私は毎日ちょこちょこ動き回っています。


GPS でおなじみのガーミン(Garmin)の、Forerunner35という製品です。
ちょっとごつい感じに見えますが、おば(あ)ちゃんの腕にも意外と違和感はありません。

自分の走った距離や速度、ルートなどの記録用に、ランニングをする人の多くがこの手の腕時計を使っているみたい。
同じ機種ではありませんが、日常的に走っている娘や姪も愛用しています。

私はランナーではないものの、頻繁にウォーキングに出かけるため、義妹のご主人にすすめられて購入しました。

彼の一番のおすすめポイントは、「ウォーキング」や「ランニング」とセットした時には、自分がどこをどう動いたかの記録がスマホに自動的に送信され、グーグルマップ上で一目瞭然となる点でした。
サテライト表示にすると、地形の様子がわかってよけいに楽しい!


いつも歩くのは家の周りの雑木林で、ほとんど自然のまま。
近所の方に頼んで木を切り開いて作ったトレイルもあちこちにあって歩きやすくはなっていますが、鹿の通る道をたどったりして、未開の部分を歩くことにハマっています。


上のルートで5.46kmとの表示でした。これで400カロリー消費したとのこと。
平らな道だけでなくアップダウンもあり、倒木をよいしょとまたぐことも多いので、結構良い運動です。
四季それぞれの景色が美しく、小動物や鳥・木々や草花にご挨拶しながら、きれいな空気を思い切り吸えることに、心からの喜びを感じます。

時計のスクリーン上の表示を切り替えると、現在の心拍数歩数消費カロリー気温までもが表示され、「おぬし、ただ者ではないな!」と感心するばかり・・・
私はそのように設定していませんが、スマホに送られてくるテキストメッセージを腕時計でチェックすることも可能です。

毎日頑張って歩いていると、目標歩数がだんだん上がってきます。
買った時は7,000歩台(年齢などで自動的に決まるのかな?)でしたが、今は1万歩以上になってしまいました。
目標達成すると Goal! の文字と共に花火が上がるのが、ちょっと楽しみ♪


でもずっと座ったままで動かないでいると、腕時計に "Move!" と叱られてしまう・・・
これは、時々立ち上がって軽い運動をするための良いモチベーションとなります。

普通に家事などを行うだけでも結構動き回ることになるのですが、歩数を稼ぐには7月の記事でご紹介した「ゾンビ体操」が効果抜群です!!

しばらく、訳がわからなかったことがひとつ・・・
そんなに動いた覚えはない日にも、結構な歩数が表示されることがありました。

最近謎が解けたのですが、ピアノを弾くと、曲によってペダルを踏んだ時にそれがカウントされていたのです♪
左足でも、リズム取っていることがあるのでね。
ガンガン弾くと心拍数もかなり上がるし、バカにできない運動量だということですね~


こうして1日中こまめに動いていると、夜もぐっすり眠れる感じです。
この腕時計は、何と睡眠パターンも記録してくれます!

初めは時計をしたまま寝ることに抵抗があったものの、数日後にはすっかり慣れてしまいました。
レム睡眠まで表示してくれる機種もあるようですけれど、私の時計は「深い眠り」と「浅い眠り」と「覚醒」の記録だけです。


私は夜型人間で就寝時間は遅く、睡眠時間は短めなのですが、別に日中に眠くなることはありません。
これを見るとすぐに深い眠りに落ちているので、きっと大丈夫なのだろうと思っています。

1日の心拍数の変化の様子も、しっかり記録されます。
私の安静時の心拍数は、53程度。思ったより低くて驚いた・・・
それほど激しい運動はしていないものの、ウォーキングで130~150位まで上がります。

消費カロリーの数値も気になる所。
運動なんてしなくても消費される基礎代謝量の割合って、意外と高いものなのね。
年齢や体格などで変わり、私の値は約1260キロカロリーとのことです。
これに、毎日の運動量によって変わる値が加わった合計となります。

普段何も意識していなくても、心臓は休みなく鼓動し、呼吸や消化などもきちんと行われていることに驚きを覚えます。
この腕時計の購入がきっかけとなって、そんな体の仕組みに改めて感謝する毎日です。

2020/10/17

マスク増殖中 / デジャヴ / 初雪!

武漢で新型コロナウイルスが猛威を奮い始めた頃、アメリカ人にとってはまだ「対岸の火事」で、あまり問題にされていませんでした。

マスクに対する認識も今とは全然違い、あくまでも重病人がするもので、風邪をひいたぐらいで使うなんてあり得なかったのです。

店でマスクを売っているか尋ねると、「仮面のこと?」とか「防寒用の、顔をすっぽり覆うカバー?」と勘違いされたのが懐かしい・・・

その後 「with マスク」の暮らしがアメリカでもすっかり定着し、スーパーやドラッグストアなどでも、色々なデザインのものが簡単に手に入るようになりました。
箱入りの不織紙マスクもたくさん積まれていますが、洗って何度も使える布マスクを使っている方のほうが多い印象です。

皆さんが自主的にマスクを着ける日本と違って、こちらでは規則として強制されないと着けようとしないのが困ったもの。
それでもまだ、文句を言っている人も多いですけれどね。。。

この状態は当分続きそうですので、マスクのおしゃれ(笑)を楽しむことに決めました。
Etsy というハンドメイドの手芸品などを扱うサイトで、数点購入。
伸縮性のあるソフトなコットンで着け心地もよく、結構気に入っています。


この2点は、コンサート用に。
フォーマルな感じの黒のサテンと、ト音記号柄のマスクです。



友人たちからの手作りプレゼントも増えました。形も大きさも様々・・・皆さん、ありがとう!


会社名の入った宣伝用のマスクを配る所も多くなってきました。
初めてマスク着用命令が出た頃、手に入らなくて困っていた方が多かったのが、今ではウソみたいです。

うっかり忘れて出かけてしまうと店などに入れてもらえないので、予備のマスクを必ず車内に保管。
マスクがないために、また家に戻るなんてイヤですからね~


スペイン風邪 Spanish Flu が大流行した1918年~1920年にも、皆さんマスクを着けていたようです。
服装は違うものの、何だか親近感を覚えてしまいますね。
「マスクをしなかったら刑務所行きだよ」・・・ですって!





スペイン風邪は当時の世界人口の約1/4もが感染した、恐ろしいパンデミックでした。
第2波ではウイルスが変異し、健康な若年者層の致死率が非常に高かったとのこと。
最近特にヨーロッパで爆発的にコロナ新規感染者数が増加し、第2波に見舞われている真最中ですので、今後のことが心配です。

スペイン風邪が流行った100年前には、やはりマスク着用と人との距離を保つことを皆さんが心がけ、多くの死者を出しながらも何とか収束に向かったようです。

医療技術は当時よりずっと発達していることに期待して・・・
所持数が増えてきたマスクの出番がなくなる日が、1日も早く来るようにと願っています。


今日は、いよいよ初雪が!!
まだそれほど寒いわけではないので、すぐに解けてしまうと思いますけれどね。
5月からずっと目を楽しませてくれた手すりのパンジーなどの花とも、いよいよお別れの季節です。