2022/12/28

2022年のクリスマス

2022年も、あと僅かになってしまいました。
遅ればせながら、クリスマスの記録を残しておきます。

今年も大勢では集まらず、娘夫婦とワンコ2匹、私たち夫婦とニャンコだけでのんびり過ごしました。
食事については、前日までにほとんど下ごしらえを済ませていたので、クリスマス当日はあまりすることがなくて暇~

寒すぎて外にも行けず、ずっと家の中でまったり過ごすことに・・・
ワンコの散歩も、ほんの短時間で済ませないと凍傷になりそうでしたもの。

今年は特に新しいメニューには挑戦せず、間違いなく美味しくできるものばかりに。
日本式のポテトサラダは、久しぶりだったかな?
ポテサラはやはり、キユーピーマヨネーズでなくてはね!
じゃがいもは、ホクホクした食感の Russet potato を使うことにしています。


ポテトがほど良く潰してあり、薄切りきゅうり人参ゆで卵入りという日本では典型的なポテトサラダは、アメリカでは見かけません。
味付けもずい分違い、甘ったるかったりマスタードが多すぎたり・・・

ピクルス!? お願いだから、入れないでくれ~
ポテトが角切りで、茹で足りなくて硬めのこともあり、アメリカのポテトサラダはちょっと苦手です。

日本式のポテトサラダ、婿殿も大いに気に入ってくれて良かった~
彼はアメリカのマヨネーズは苦手だけれど、キューピーのは好きだそう!
サイズが大きくて大味なアメリカの一般的なきゅうりではなく、小ぶりで皮が薄い mini cucumber を使うのもコツです。


夕食の後は、これも4人だけでギフトの交換。
30歳過ぎても、娘たちは待ちきれない様子で可愛いものです。


それほど高価なものはありませんし、ジョークギフトもかなり混ざっているのですが、それがまた楽しい♪
ほとんど好き嫌いのない夫が「食べられなくはないけれど、ちょっと苦手」と言っている、ひよこ豆の缶詰、クスクスキヌアもしっかり混ぜておきました(笑)
私はみんな好きなので、決して無駄になることはありません。


今週に入ってからだいぶ暖かくなったものの、先週の天候は最悪でした。
アメリカ各地で大寒波、そして大雪で、何千というフライトがキャンセルになってしまったのです。
危険すぎて、道路が閉鎖されてしまった所もかなりありました。
クリスマスには家族で集まる習慣のあるアメリカで、これは本当に残念なことでした。

日本でも記録的な大雪だそうで、お正月に帰省される方々の道中が心配ですね。

来年はどんな年になるのかな。
年齢を重ねるにつれ、長年親しくしてきた親戚や友人との悲しいお別れが増えてきています。
自分自身も、もういつどうなるかわからない年齢ですしね。
それでも2022年のたくさんの貴重な思い出に感謝しつつ、来る新年に期待を膨らませながら過ごす、今年の年末です。

皆様も、どうぞ良いお年をお迎えくださいね♪

2022/12/22

近所の陶芸家の窯出しに立ち会う

いくつになっても、「生まれて初めての体験」ってワクワクしますよね。
最近、そんな嬉しい経験をしました。

アートフェアやクラフトフェアに、よく出展している陶芸家がいらっしゃいます。
数年前に一目ぼれしたサラダボウルを購入して以来、Jeff というその陶芸家の作品をちょこちょこ買い続けています。

クリスマス前に彼のご自宅のスタジオでセールを行うとのことで、招待状をいただきました。
車で15分位のご近所さんであることは知っていましたが、実際に訪れるのは初めてで、ちょっとドキドキ・・・

車がずらっと並んでいる様子を想像しながら行ったのに、あれれ?
駐車スペースはほとんどなくて、ほんの数台の車だけ。ここに停めちゃっていいのだろうか。

少し離れた所に何人かが集まっていたので、そこに行ってみました。
すると、ちょうどこれから窯出しですって!

Jeff 本人とお姉さん夫婦と友人のひとりがいて、いよいよ窯のふたを開けるところに私も立ち会わせていただけたのです。
招待状は、絶対に来てくれそうな人にしか出さなかったとのこと・・・

手塩にかけた作品が、火の魔法でどんな風に出来上がるのか、作者さんにとって一番ドキドキする瞬間でしょうね。
彼のサイトを見ると、約1,300℃の高温で16時間も焼くそう。
みんなから歓声が上がります♪


その後、展示場となっているスタジオに作品を運ぶのを、私も手伝わされた(笑)
ええっ、そんなに信用して大丈夫なのですか?
コケたら一大事なので、ゆっくり一歩ずつ・・・

展示場では、許可をいただいて写真も撮らせてもらいました。



落ち着いた色使いがとても好み♪
何となく、萩焼のような和食器を思い出させます。



もし大金持だったら、片っ端から買い集めたい!
残念ながらそうではないので、今回は下の写真の長方形の皿を購入しました。
娘夫婦へのクリスマスプレゼントです。
握り寿司が似合いそうな気がする・・・


は、ガスや電気でなくを使うそう。
彼の作品の独特の肌合いは、薪でないと出ないとか・・・
自分で木を切って薪割りをし、窯の火の温度調節に気を配り、大変な手間がかかりそうですが、それも陶芸の楽しみのひとつとのこと。

息子さんが何年か前にしばらく日本に住んだことがあり、何と鍛冶屋 blacksmith の修行を受けたそう。
何という名前の町にいたのかは、忘れてしまったそうですが。
日本とのつながりがあって、ちょっと嬉しい。

Jeff は以前はお手製のウクレレも作っていましたし、大工仕事もお得意のようです。
手先が器用だと、幸せを感じる幅が広そうですね♪

2022/12/15

毎日の暮らしを楽しみ、優しい気持ちになれる動画

久しぶりにまとまったが降り、数日続きそう。
私の住むミネソタ北部では、毎年間違いなくホワイトクリスマスです。

先週は、クリスマスコンサートの翌日にツリーの飾り付けをしました。
こちらは、私が飾ったニャンコのキキ用の小さなツリー。


その間、キキは他の飾りをガードしてくれました。


メインのクリスマスツリーは、今年も夫が周りの雑木林から適当な木を選んで運び入れ、はしごを使ってライトオーナメントを配置。


毎年同じ作業だけれど、今年も無事に終わったことに感謝♪




ところで、夕食後などにのんびりする時、皆さんは何をなさっていますか。
ニュースやスポーツ、ドラマまでよく観ている夫と違って、私はテレビはほとんど観ません。
その代わり、YouTube は色々なチャンネルに登録して、毎日のように視聴しています。

美しいサムネイルに魅かれて、neconiwa さんの動画を初めてのぞいてみたのはいつだったかな?
もしかしたら、パンデミックの最中だったかもしれません。
まるで絵本の中に入り込んだようなシーンの連続で、ため息が出てしまいます。



3匹のネコとたくさんのニワトリを飼っているので、neconiwa さんというわけ。
上の動画には登場しませんが、ニワトリたちにもそれぞれ名前があり、懐いていて本当に可愛い♪
これじゃ、チキンが食べられなくなってしまう。。。
途中から、ニコさんという可愛いワンコも家族に加わりました!

食いしん坊の私は、美味しそうな料理やお菓子を作っている様子を眺めるだけで、十分に幸せな気持ちになるのです。
上の動画のシナモンロールの形、何て素敵なのでしょう♪
キッチンガーデニングなどの道具ひとつひとつが、大切に愛情込めて使われていることも毎回伝わってきます。

「もの」だって感謝しながら使っていると、それに応えてくれますものね。
安価なプラスチック製品などで妥協せずに、デザインも色も本当に気に入ったものだけを自分の周りに置き、宝物のように丁寧に扱う・・・ぜひ、真似したいです。

動物たちや植物、自然への愛情も半端じゃないものを感じます。
きっと毎日、実際に声を出したり心の中で対話しているのだろうな。
実は私も家のニャンコとだけでなく、ウォーキング中にあちこちで会う木の友だちともおしゃべりしている、怪しいおばさんです。

neconiwa さんは念願のお引っ越しもされてますます広い庭をゲットし、ほっそりしていらっしゃるのにトラクターまでご自分で扱ってしまうのにはびっくり・・・

私と同じくアメリカの田舎暮らしですが、とても温暖な気候の場所にお住まいのようで、ミネソタみたいに雪に覆われてしまうことは絶対になさそうなのが羨ましい!


YouTube では、それまでの視聴履歴にマッチするような「おすすめ」の動画が紹介されるのも楽しみです。
neconiwa さんのを見続けているうちに、「おすすめ」に出てきたひとつが、次にご紹介する Mocha さんの動画でした。

石垣島在住の男性で、美味しそうなパンをご自分でこねて焼き上げるまでの様子の紹介がメインです。
パンに合う自家焙煎のコーヒーは、スクリーンを通して香りまで伝わってきそう!
消しゴムで可愛らしいハンコ(デザインは奥様だそう)を作り、料理や掃除も気軽にちゃちゃっと・・・やはり毎日の生活をとことん楽しんでいらっしゃいます。



我が家の前は小さな湖。そして Mocha さんのご自宅前は広大な海
(ミネソタには15,000以上の湖がありますが、海には面していません)
ミネソタ北部は1年のほとんどが(笑)、そして Mocha さんの住む石垣島は1年のほとんどが

バックに流れる音楽も、私の好みだなあ♪
Mocha さんなりの人生に対する考察にも、ウンウンと同意しながら観ています。

Mocha さんも neconiwa さんも、気取らずに失敗した部分も時々見せてしまうのがいいな。
お二人とも「顔出し」は一切なしですが、昔からの知り合いのような親近感を覚えます。

愛する家族のために、そして自分自身のために、家や庭を心地よく整え、心を込めて美味しいものを作る・・・
義務感にとらわれてでなく、それが嬉しいから毎日続けられる。
最高の幸せかもしれません。


それから、もうひとつ感じていることがあります。
YouTube の「おすすめ」に、似たような傾向の動画が紹介されるように、いつも心の中で思っていることに合わせて、人生のあれこれの出来事も起こってくるのかもしれません。

もちろん誰だって辛く悲しい目に遭うことがありますけれど、それをどう受け止め、どのような態度で向き合うかで、その後の運が変わっていくような気がしています。
うまくいっている時はもちろん、そうでない時にも「感謝」の種を見つけようとする姿勢が、結局は自分自身を救うことにつながるのかもしれないな・・・


他にも音楽料理英語学習健康について、書籍の紹介などの動画をよく観ています。
ゾンビ体操のお供にもいいしね。
ゴミのような動画も溢れているのかもしれませんが、その気があれば無料でいくらでも色々なことが学べて、本当に良い時代だこと♪

時間とエネルギーを注いで、良質の動画を配信してくださっている方々に心から感謝しています。
必ず「高評価」をクリックするのが、私なりのお礼の気持ち。
そのうち、他のおすすめ動画もご紹介しますね。


2022/12/08

2022年クリスマスコンサートは大盛況 ♪

一昨日の夜、クリスマスコンサートが無事に終わりました。
3年ぶりに、ようやく元通りの形でできたクリスマスコンサートでした。

コロナ禍により、一昨年2020年はいつもの大きな会場ではなく教会の礼拝堂で。
楽譜をいただいてみんな自宅練習していたものの、感染者の急激な増大で、各パートのトップ奏者とゲストピアニストだけで行うことに・・・
お客様は入れずに、ライブストリームのみになってしまいました。

そして去年2021年はいつもの形態でしたけれど、お客様も出演者もマスク着用が原則でした。
今年はやっと、会場全体で笑顔を交わすことのできる素敵なクリスマスコンサートが実現♪
やっぱりこれでなくちゃ!

ほぼ毎年演奏するお馴染みのクリスマスソングの他、初めての曲も数曲。
前日のリハーサルで、ぎりぎり渡された曲もありました(汗;)

甥の奥さんに連れられて、彼らの8歳の長女が、今回生まれて初めて生のコンサートデビュー!
始まる前に、「がんばってね~♪」とわざわざ私に電話をくれました。
張り切って前のほうの席に座っていたので、ステージからもよく見えて、手を振ったら喜んでた・・・可愛いなあ~
休憩時間に、「前半は、どの曲が一番好きだった?」と聞いたら「全部!!」だって 💛

今回のゲストは Michael Cartwright さん。
甘くて艶のある歌声だけでなく、トランペットも披露してくださいました。
現在は隣りのノースダコタ州にお住まいですが、ロサンゼルスで、バンドのリーダーとして活躍していらした時期も長かったとのこと。


実行委員会の方々も気合が入っていたようで、ホールはクリスマスの照明付きでいい感じでした。


また今シーズンのプログラムは、クリスマスコンサートのページが特別にカラーの背景付きになっていました。
今のミネソタの景色に似ています。


とても寒い日でしたけれど、ホール中が熱気に包まれて総立ちで終わり、笑顔がいっぱいのコンサートとなりました。
あまりに大勢のお客様でしたので、終わってから駐車場を出るのにやたらと時間がかかってしまいましたが・・・

町の中でもあちこちにクリスマスライトがあふれ、いよいよだ!という雰囲気になってきています。