いつものようにマスクをして、練習場所になっている大学のバンドルームに入ろうとしたら、雪解けで水浸しになっている駐車場で、特に親しくしている友人のひとりにばったり。
同じファーストヴァイオリンの仲間です。
私のマスクを見て、「もう、しなくても良くなったのよ」と教えてくれました。
そう言えば、オーケストラの団員宛のお知らせメールのどこかに、そんなことが書かれていたっけ。
ハイスクールでの練習の時は、マスクは required(必須) ではないけれど recommended(推奨)。
でも、大学での練習の時はもう必要ないと・・・
コロナ新規感染者数はどんどん減り、もうあまり心配しなくてもよくなったようです。
私たちの住むカウンティではひと桁、ミネソタ州では500人以下、アメリカ全体でも3万人以下となっています。
去年の夏にも一度、マスク不要になったコンサートがありました。
一般向けにもコロナワクチン接種が始まり、その効果があったようで、夏頃には劇的に感染者数が減ったからです。
あの頃はマスクを引き出しの奥にしまい込んでしまい、解放感を味わいましたっけ。
ところがその後、またデルタやオミクロンが猛威を奮い、すぐにマスク生活に逆戻り。
買物などの時は別に気にならないのですが、マスクをしてヴァイオリンを弾くのは苦手です。
マスクに覆われたあごが楽器に触れているせいか、途中でずれてきたりして、直さなければならない時があります。
それに、ただでさえ英語が聞き取りにくくて困ることがあるのに、マスクごしだとなおさら難しいですしね。。。
ですから、今回久しぶりにマスクなしでOKになったのが、嬉しくてたまりません。
皆さんの素敵な笑顔も見えるし、色々な指示も支障なく理解できて有難いこと!
あまりにマスク生活が長引くと、特にお子さんたちにとって、人の表情から感情を読み取る能力が弱まりそうで心配です。
今後、とんでもない変異種が出てこずに、ウイルスの力が弱まっていきますようにと祈るばかりです。
今週と来週で、合計6回のリハーサルでコンサート本番を迎えます。
マスクが必要なくなったのは嬉しいけれど、別の大問題発生!!
ここ数日で急に春めいてきて、今日は日の当たる場所の気温が17℃にもなってびっくり。
一気に雪が解け始め、我が家の未舗装の長いドライブウェイは、運転がとても難しくなりました。
地面が固く凍り付いている時期には、雪がたくさん降った直後でなければ、それほど大変ではないのですが・・・
雪が解けると、今度は道がぐちゃぐちゃドロドロとなり、荒馬を乗りこなすような気持ちで運転しなければなりません。
4輪駆動の車でないと、とても無理。
スノーモービルもすぐに出番がなくなりそうなので、もうお片付けです。
アマゾンなどで何かオーダーしても、配送は嫌がられそうですから、しばらく我慢。
本格的な春がやってくるのが待ち遠しいけれど、ド田舎暮らしですと、このように普通はしなくてもよい苦労があります。
今週末に娘&彼氏が来ることになっているのですが、この道を運転するのは、都会っ子にはかなりハードルが高いだろうなあ。。。
家の前の湖も、雪の部分が解けてきて水面が見え始めています。
それでもまだ凍っているため、湖の上で車を走らせても大丈夫だと言う人もいますが、私は歩くのももう怖いです。
数ヶ月ぶりに地面も姿を現し、キャビンの下に住みついているウサちゃんが、今日はびっくりして行ったり来たりしていました♪
周りの雑木林のトレイルも、水っぽくなった雪に一歩ごとにずぼずぼと沈むようになり、歩きにくいったらありゃしない。
鹿にエサをやりに行くだけで、すごい運動量となった感じです。
終わりが近付いてくると、ミネソタの長い冬も何だか名残惜しいような・・・?
美しい白銀の景色を、いつもうっとりと眺めていましたのでね。
そんなことを言っていると、今年は5月頃まで雪が降ったりするかもしれないので、もうやめておきましょう。
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