2020/05/18

自宅滞在命令が解除された

前回書きましたように、3月末に発令されたミネソタ州の Stay at Home Order 自宅滞在命令が、今日から解除となりました。

これに伴い、一部の経済活動も再開可能。ただし、レストランやバー、理髪店などはまだ今月末まで営業が認められないそう。
夫を含め、あちこちでボサボサ髪の人がいっぱいです(笑)
(レストランのテイクアウトとデリバリーはずっとOKで、どの店も何とか細々と続けている様子)

マスクをした上で、人との距離を保つこと (social distancing) は、これからもしっかり守らなければいけません。
ご挨拶のハグは、当分できないな・・・

それに、「社会経済活動の再開後も、基礎疾患がある方や65歳より高齢の方は自宅滞在が強く促されています」と付け加えられていました。

学校は3月からずっと休校で、このまま夏休みに突入!
学齢期のお子さんを持つ親たちは、本当に大変だなあ。。。

10人以上の集会もまだ禁止・・・私たちの来シーズンのオーケストラ活動も、全く未定です。
本来なら昨日がコンサート本番で、先週はリハーサルで忙しいはずの週でした。

私たちだけでなく、世界中の音楽活動が今は絶たれていて、寂しい気持ちでいっぱいです。
演劇やスポーツなども、一体いつになったら再開できるのでしょうね。

それでも、外で過ごすのが快適な季節がやっと到来で、ウキウキしてきます♪
屋外で少人数のグループで過ごすのはOKのはず。みんなに連絡しなくちゃ。
長いことずっと不自由に耐えてきて、もう家にじっとしていられない!という気持ちの方がほとんどでしょうね。


先週、自宅滞在命令が解除になる前に買物に出かけたところ、既に車も人通りもだいぶ増えた印象でした。
何だかコロナ慣れしてしまって、最初の頃の緊張感は薄れてきた感じ。

ボートを引っ張っていく車も多数見かけました。もう、釣りも解禁になっていますのでね。
たくさんの花を売っているグリーンハウスやホームセンターにも、結構人がいっぱい!

私たちも、ゼラニウム、パンジー、マリーゴールド、ペチュニア、インパチェンスなどを買い込みました。
車から降ろして並べたところ・・・


色とりどりの花は、見ているだけで気持ちが弾みます。
何しろミネソタでは、冬の「白」の季節が長すぎるので・・・


庭やデックのあちこちに植えましたが、これはまだほんのスタート。
今週また、別の花屋数軒を回る予定です。



でも実は、コロナの感染者数を見ると浮かれてばかりはいられません。

毎日ミネソタと日本の感染者数をチェックしていますが、今日ついにミネソタの感染者数16,372名で日本全体の16,367名をを上回ってしまいました!

死者数はミネソタ731名、日本は768名で、やはり明後日頃には追い越しそうです。
ミネソタ州の人口は日本の1/22程度なのに、どうしたことか・・・
逆に、色々批判されながらも、日本のコロナ対策が結構うまくいっているということなのでしょうね。

ミネソタでのここ数日の感染者の増え方を見ると、最大で1日に805名、大体毎日700名ほど増加。
5月初めにはまだ5,730名でしたから、相当な勢いです。
全く気を許せる状態ではないですが、このまま自宅滞在が続くと経済的打撃が大きすぎて、皆さん黙ってはいないでしょう。

色々数字を並べましたが、コロナ感染者はほとんど都市部に集中していて、私の住む北部の郡では一桁続きです。
死者も出ていないし、入院している人もいないみたい。

それでもこれからは人の流れが増えますので、気を緩めずにゆっくり日常を取り戻していけたらと願っています。

2 件のコメント :

  1. こちらとは 2桁も違うUSで ステイ ホーム解除、驚きです。
    神奈川県と北海道は 目標に 達してないんですけど、来週 解除になりそうです。
    USは 世界的にも 断トツ(!)に 感染しているけど、とにかく やることに驚きです。

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    1. Akko さん、

      日本でもそのうちニューヨークのようになる!と世界中の多くの識者(?)が語っていて、「それがいつ来るのか」とみんな心配していました。
      けれども、そうはならないうちに感染者数が落ち着いてきて本当にほっとしています。
      皆さんの努力と協力の賜物ですね。

      アメリカではまだまだ感染者数が増えている状態ですが、ステイホームを解除して経済再開を求めるデモがあちこちで起こりました。
      「貧困はウイルスより怖い」ってプラカードを掲げたりして・・・アメリカ人らしい反応だなと思います。
      独立記念日までには、もう少し落ち着いてくると良いのですが。

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