2年前に続き、ルーテル教会の「ルタフィスク・ディナー」に行って来ました!
ルタフィスク lutefisk とは、乾燥させた白身魚(ほとんどの場合タラ)をライ(水酸化ナトリウム、苛性ソーダ)に数日間浸して、ゼリーのような独特の食感に仕上げたもの。
2年前のブログにかなり詳しく書いたので、そちらをご覧ください。
⇒ 臭くて不味くて危険と言われる、ルタフィスクに初挑戦!
4時開始で4時ちょっと過ぎに行ったのですが、教会の駐車場はびっくりするほど混雑!
この町には、そんなにルタフィスク好きが多いのかしら・・・?
私たちは、今年は9名で参加。
でも実は皆さんルタフィスクは苦手で、北欧風ミートボールがお目当てでした。
先に支払いを済ませて番号札を受け取ると、しばらく待たされ、ダイニングルームに案内されます。
ドキドキだった最初の年に比べ、どんなものが出てくるのかわかっているので今回は余裕!
はい、今年もボウルいっぱいのルタフィスク!!!
ぷにょぷにょしていて、いかにも怪しい。。。
一緒に行った北欧系の友人のご両親の中には、ルタフィスクが大好きな方も多いそうですが、次世代の嗜好は全く別。
みんなほんの少量しか手を出しません。
食感もさることながら、タラ独特のにおいが苦手なようです。
日本で育った私は、母が作ってくれたタラ入り湯豆腐など懐かしく、においは特に気になりませんが。
毎年同じメニューのようで、他にミートボール、マッシュドポテト、ルタベガ(スウェーデンカブ)、北欧のポテトクレープのようなレフサ、コールスロー、クランベリーが並びます。
最初は遠慮して、ほんの数口分のルタフィスクを盛り付けました。
皆さん、たっぷりの溶かしバターと塩で味をごまかしながら食べている感じ。
ご先祖様に敬意を表して、年に一度ひと口だけ味わえば十分らしいです。
そう言えば2年前、「しょうゆが合うのでは?」と思ったことをすっかり忘れてた。
どう思う?と聞いたら、みんなに怪訝な顔をされてしまいました。
寿司は大好きな人たちばかり。
でも、ルタフィスクにしょうゆは考えられないってさ。
寿司の時は、刺身を大量のしょうゆの池に泳がせて食べているくせに!
しょうゆを忘れたことを残念に思いながらも、私はひとりでルタフィスクのお代わりをしてしまい、みんなに変態扱いされました。
なぜか、おいしいとさえ感じるように・・・
今度食べる時は、ポン酢しょうゆともみじおろしで食べてみたい気がする。。。
デザートのアップルパイとコーヒーもいただき、お腹いっぱいで苦しかったです。
サンクスギビングからず~っと食べすぎ・・・あっさり系の和食が懐かしくなってきました。
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2011年夏、第二の人生を夫の故郷アメリカ・ミネソタ (Minnesota) 州
北部にある小さな町の湖畔の家で始めました。
コミュニティオーケストラのお仲間に入れていただき、
アラフォーで始めたヴァイオリンを時々弾いています。
大好きなお菓子作りやイベントごとのパーティーと料理、豊かな
自然の様子など。
子供のようにワクワクした気持ちで楽しむ田舎暮らしの日々を、
ブログに綴ります♪
テーマが絞り切れず、話題があちこち飛びますが、どうぞお付き合い
ください。
ルタフィスクには、もみじオロシとポン酢が最高 に 同意します。
返信削除ミネソタ駐在時に、仕事でお世話になっていた方が北欧(ノルウェイ)2世、奥様がよくご馳走してくれました。私はチューブのもみじオロシとポン酢を持参し煮こごり感覚でいただいていました。(実はその息子は日本語がまったくできないときに当社に就職し、四日市に1年住んでいました 今はミネアの事務所のトップしています)
またIcelandへの出張の際はパソコンケースにチューブわさびと醤油を忘れずに、Iceland沖で地元の猟師さんが採った「甘エビ」を、料理してくれるとき少しだけ生で頂いてました。
小林
小林さん、
削除同意見の方がいらして、嬉しいです!
次回は、変態扱いされても「もみじおろしとポン酢」をぜひ試したいです。
確かに煮こごりのような不思議な食感ですね。
日本の友人たちと、ツアー旅行でノルウェーに行った時のこと・・・
夕食に出てきた大きなサーモンの切り身、まずくはないけれど何か物足りないな~と思っていたら、
添乗員が醤油のボトルを日本から持ってきていて、さっとテーブルに置いてくれたのです。
ツアーのメンバー全員大感激で、やはり日本人は醤油がなければ生きていけないとつくづく思い知らされました。