外階段には、インパチェンス Impatiens などの寄せ植えを・・・
最近、この鉢植えの周囲に変なものを発見! 動かないけれど、何だか青虫(芋虫?)っぽい!?
これが、結構あちこちにころがっているのです。
そのうちどこからか足が出てきて、もぞもぞ動き出すのでは・・・としばらく眺めていたほど。
上の写真の右側のを見ると虫っぽいですが、左側(ひっくり返したところ)は植物の一部のように見えます。
鉢の中をチェックしても、これと同じものは見当たらず・・・
木から落ちてきた実のようなもの?と考えて上を眺めても、近くに木なんてありません。
でもその後何度も、この場所にだけ青虫もどきを見かけました。
そしてある日とうとう、鉢の周りではなくインパチェンスの花のすぐ横に、この青虫くんを見つけたのです!
「インパチェンス 青虫のようなもの」でググったところ、やっとその正体がわかりました。
インパチェンスは、日本ではアフリカホウセンカとも呼ばれています。
ホウセンカの仲間は、花が終わって種が熟すと自然に弾け、その残骸があの青虫くんとなるのだそう。(下の写真のど真ん中が、弾ける前の種)
自分で触ってみたら、1秒の数分の一?ぐらいに思えるすごい速さで弾けて種が散らばり、一瞬にして青虫に変身!
こりゃ、楽しいわ~ まるで魔法みたいで、ちょっと感動ものでした♪
別の場所にもインパチェンスがあるので、準備完了の種を片っ端から触っちゃいました。
種は大変小さく、どこに飛んで行ったのかはさっぱりわかりませんが・・・
YouTube で、青虫に変身する瞬間のスローモーション版を見つけました。
毎年インパチェンスは育てていたのに、今までどうして気付かなかったのかしら・・・
青虫くんは、時間が経つと干からびて小さくなってしまうため、土の上ではわかりにくいのでしょう。
(こんなに飛ぶのだったら、こぼれ種であちこちに増えそうなものですが、家の庭ではその気配はありません。)
そう言えば、インパチェンスは英語で Impatiens で、発音は[impéɪʃənz] です。
「気短な、せっかちな、我慢できない」などを意味する impatient [ɪmpéɪʃənt] という単語にそっくりなのは、種が弾ける時の様子が由来なのかな?とふと思いました。
インパチェンスは、それほど日当たりがよくない場所でOK。花の色もきれいで、とても丈夫。
株の形も乱れず、あまり手をかけなくても咲き続けてくれて、ありがた~い花です♪
それにしても例の青虫くん、たくさん集めて虫嫌いの人に見せたら卒倒ものだと思いますので、くれぐれも悪戯などなさらないようご注意を・・・
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