注文から30分以内に商品を届けてくれる Amazon Prime Air のサービスは、今年中の実用化を目指しているとのこと。
大ブームのきざしで、ドローンは 「空の産業革命」 とも言われるほどです。
こういったニュースで何となく耳にしていたドローンを、実際に目にする機会に恵まれました。
カメラ付きの小型のものを、親戚の Charlie がゲットしたのです!
自家製ビールやワインを造っているかと思えば、木工や写真にも凝り、今度はドローンにハマっている彼です。
人生をとことん楽しんでいる感じで、いいですね~
はい、これが噂のドローン♪
既に自宅の周りは撮影しつくしたようで、新しいおもちゃを抱えてウキウキと我が家にもやってきました。
こんな小型ドローンは、日本ではラジコンヘリなどと呼ばれているのかな?
価格は約1,200ドル (現在のレートで約10万円) とのこと・・・ もっと安いものもあるそうです。
要するにちょっと高価なおもちゃよね~と思っていたら、大間違い。。。
動画を後から見せてもらったところ、とてもクリアに撮れていてびっくりしました!!
このドローンは充電式のバッテリーで動き、映像は iPad やスマホなどのスクリーンにリアルタイムで映し出されて、その場で確認できます。
高度400フィート (122メートル) まで飛ばせるそうで、リモコンで高度やアングルなどを操作できますが、練習は必要。 木にでもぶつかったら大変ですものね。
Charlie が撮影した動画からキャプチャーした静止画を、何枚かご紹介します。
今は真冬なので殺風景・・・ほとんどモノクロの世界です。
緑いっぱいの夏や紅葉の秋は、さぞきれいだろうな~
家の前の凍った湖
昔、鉄道が敷かれていた道がすぐ近くにあります
我が家と庭
リモコンと iPad を抱えて撮影を楽しむ、元少年たち (笑)
下の画像と動画は、1月24日にミネソタのブレイナード Brainerd の Gull Lake で行われた、北米最大のアイスフィッシングコンテストの様子です。
これもやはりドローンで撮影されたそうで、YouTube でみつけました。
湖面には約20,000個の穴が開けられ、寒さをものともせず大勢の参加者があったそうです!
NHKの朝ドラ 「あまちゃん」 のオープニングにも、実はドローンが使われていたそう。
近年急速に広まったドローン、人が行けないような場所の空撮も手軽にできるし、配達や報道、農業分野 (農薬散布など)、災害調査、災害救助、野生動物の保護など色々な場面で大活躍しそうです。
けれども・・・
のんびりとドローンの空撮を楽しめるのは田舎だからこそ。 都会でやたらと飛ばしては、危ないですよね。
衝突や故障、天災などによる事故を起こした場合、地上の人間への危害も深刻なものとなるでしょう。
それに、プライバシーの侵害であることこの上なし・・・
ついこの前も、なぜか警備の網をすり抜けてホワイトハウスに侵入したドローンが墜落する騒ぎがあったばかり。
普通の民家でも、誰が飛ばしているかわからないドローンがいきなり敷地内に入ってきたら、大迷惑です。
アメリカだったら、さっさと撃ち落としてしまう人もいそう。
これって、大問題じゃない?? まだまだ法律による規制が追いつかない状態のようです。
そして、軍事用のドローンである無人偵察機や無人攻撃機は、アフガニスタン紛争やイラク戦争などで既に大量に使われています。
神風特攻隊は昔話となってしまい、人を殺すことまでもが、まるでゲームのようにスクリーンの中の出来事になっていくのが恐ろしいです。
ISIS (「イスラム国」) のような邪悪なテロリストの殺傷にも威力を発揮するでしょうが、ドローンによる攻撃では、誤爆によって民間人が巻き込まれてしまうケースが後を絶ちません。
それが反米感情を高め、テロリストをますます増やすという皮肉な結果に。。。
便利なものは、多分常に両刃の剣であるのでしょう。
人間はこれから、ドローンや3Dプリンターなどの新種のツールを、どのように使いこなしていくのかしら。
楽しみなような、恐ろしいような、複雑な思いです。
ひとこと 世界中を震撼させたあの事件から、もう1週間がが経ちました。
残念ながら帰らぬ人となってしまった後藤健二さん、湯浅遥菜さんのご冥福をお祈りします。
もちろん多くの方は、彼らの無事を祈り続けていましたが、
根拠のない無責任なデマや、冷酷な批判も飛び交っていたのが残念です。
Facebook や Twitter で、後藤さんの悲惨な処刑画像ではなく、
彼が命を賭けて伝えようとしたことを、その笑顔と共に広めようという動きが盛んです。
紛争や戦争が起こると、いつも子供たちなど弱者が巻き込まれて犠牲になってしまいます。
「憎しみが憎しみを生む報復の連鎖を、断たなければ」
ジャーナリストとして、後藤さんはきっとそのように強く思っていらしたはずです。
個人の力は小さいですが、大勢がその思いを共有した時に、奇跡が起こるかもしれません。
後藤健二さん Twitter より
「目を閉じて、じっと我慢。 怒ったら、怒鳴ったら、終わり。 それは祈りに近い。 憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。 そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった」 (2010年9月)
「そう、取材現場に涙はいらない。 ただ、ありのままを克明に記録し、人の愚かさや醜さ、理不尽さ、悲哀、命の危機を伝えることが使命だ。 でも、つらいものはつらい。 胸が締め付けられる。 声に出して、自分に言い聞かせないとやってられない」 (2010年12月)
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こんにちは
返信削除ひゃー素敵なお宅の画像+モデルの男子3名さん。
こんな風に撮影できると可能性が広がりますね。
後藤さんと湯浅さん。無念です。
NHKの報道番組を見ていましたが・・・テロリストへお金を
あげれば海外にいる日本人も餌食になる。安部総理の
決断を待っていましたが・・残念です。
ご冥福をお祈りいたしましょう。
いつも暖かいコメントと応援ありがとうございます。ポチ
みどりさん、
削除家の周りは森林と湖ばかり。
とんでもない所に住んでいるのが、よくわかるでしょう?
後藤健二さんが洗礼を受けられたのは、
何と、私たちが結婚式を挙げた教会でした。
だから余計に、何とか助かって欲しいと祈っていたのですが・・・
日本も決して安全な国ではなくなってしまいました。
海外在住の日本人も、テロリストたちに狙われる危険が増し、
残念ながら後藤さんの願っていたこととは、反対の方向に進んでいるのが現状のようです。
それでも、未来に希望を失いたくはないですね。
おはようございます。
返信削除空から眺めるサクラさん宅界隈は木に囲まれてますね。。。凄く寒そう!
こちらは昨日は20度まで上昇して吃驚してしまいました。
便利なものが開発されてますね。。良い方に使用されれば良いのですが、その反対もあるとおもう。
アイスフィッシングの光景は凄い! あんなに多くの人が凍りついた水面に立ってる。。重さでクラックしないのかしら?ひえ〜〜です。
殺害された2人には残念です。交渉など正統なことなど不可能なテロ達だから,ヨルダンが取った行動が理解できます。目には目を。。。悲しい現実ですね。
ねこちゃんさん、
削除こちらでも、このところ意外と暖かく (ミネソタにしては、ですが)、
ウォーキングしていると汗ばむほどです。
でも、湖の氷は相当ぶ厚く張っていますので、全く心配ありません。
人質になっていたパイロットがあのようなむごたらしい殺され方をしたのですから、
目には目を・・・でなくては、国民が黙っていなかったのでしょうね。
後藤さんを殺害した戦闘員も、既に空爆で死亡か?と言われています。
ここで仏教用語を持ち出すのも場違いかもしれませんが、
「諸行無常」 という言葉が頭に浮かんでしまいました。
日本では外国人窃盗団による寺社の宝物の窃盗が相次いでいます。
返信削除しかも、すぐに転売を繰り返してしまうため、盗まれたら戻ってくることはほとんど無いとか。
(転売されてなくても返そうとしない某国みたいな例もありますが。)
それで、宝物の複製をつくって普段はそちらを展示し、本物は別の場所に保管していこうという
方針になったようです。
美術専門の方が精巧に作るのかも知れませんが、3Dプリンターで作ってもいいですよね。
先日は、藤ノ木古墳の出土品を3Dプリンターを使って複製したと報道されていました。
本物とソックリなものも造られましたが、文様がわかりやすいように何倍かに拡大して複製された
ものもあるそうです。
匿名さん、
削除盗難防止のための、宝物の複製でしたらOKなのでしょうが、
昨年、3Dプリンターによる銃の作成で逮捕者が出たニュースを聞いて、
もうそこまでできるようになっているのかと、吃驚しました。
これも早めにきちんと規制しないと、
武器を作ってみようとする人が、さらに出てくるかもしれませんし、
印鑑やコインを偽造したり、安価なコピー品を売ろうとしたり、
手軽に悪事を働くことが可能になってしまいそうで、恐ろしいです。
便利な発明のせいで、倫理観が薄れていってしまわないよう、願っています。