3月から4月にかけて、毎年メープルの樹液を集め、それを煮詰めてメープルシロップを作るのが夫の趣味のひとつです。
今年はいつもとは事情が違いますが、やはり諦めたくないとのことで決行!
野外の作業ですし、二人のお仲間と互いに接近する必要もないので、大丈夫だろうとのことでした。
ただし時間のかかる煮詰め作業の時、他の友人や近所の人たちがふらっと立ち寄るのは、今年は遠慮してもらうことにしました。
一緒にビールなどを飲みながらおしゃべりして火の番をするのを、皆さん楽しみにしていたのですが・・・
ここが煮詰め作業の現場で、友人所有の林の中の一画です。
このような袋をメープルの木一本一本にセッティングして、少しずつぽたぽた垂れ落ちて来る樹液を集めました。
開始した3月初め頃はまだ雪も深く、移動が大変だったみたい。
何日もかけて採ったメープル樹液は、こんなにたくさんに!
さらに何日かかけて、これを1/40量まで煮詰めなければなりません。
独特のスモーキーフレーバーが加わるのは、この作業のせいです。
市販のメープルシロップにはないもので、夫はこれが手作りの良さだと自慢します。
まだかなり寒い日もあって、ビールが凍っちゃったそう!
ほとんど無色透明だった樹液があの独特の色になったところで、3等分して各自家に持ち帰りました。
びん詰め作業も、友人と共に行う予定だったのですが・・・
友人の1人が、最近隣りのウィスコンシン州に用事があり、帰ってきたばかり。
もちろん細心の注意を払っていたそうですが、不特定多数の人と接したらしいです。
こんなこと考えるのは嫌だけれど、屋内で夫とかなり接近しての作業は、もしかしたら危険かも!?
というわけで、友人に来てもらうのはやめにして、びん詰作業には私が巻き込まれることになりました(笑)
もう一度、メープルシロップを完全に沸騰させ、
左の白い濾し袋を通して、不純物をきれいに除去しました。
ジャーも蓋も全部煮沸消毒して、熱いうちにシロップを詰めます。
広口のメイソンジャーを、38個使いました。
このサイズはパイントと言って容量は480ccですから、全部で18リットルとちょっと。
アメリカ式に言うと、5ガロン近くです。
こんなにたくさん、どうするんだ~
笑っちゃうのは、実は去年の分、それどころか一昨年の分も、まだ消化しきれていない・・・
友人二人も同じで、家にこのジャーがずら~っと並んでいるそう。
ギフトとして、親戚・友人・知人にかなりの量を配ってはいるものの、毎日家でパンケーキやワッフルを食べるわけではありませんからね。
休めばいいのにと思ってしまいますが、それでもやめられない魔力が、メープルシロップ作りにはあるようです。
70本もの木から樹液を集め、薪割りもするのは良い運動になりますし、大自然に囲まれて親しい友人たちと他愛のないおしゃべりするのが楽しくてたまらないのでしょう。
今年も夫がいつも通りに至福の時間を過ごすことができ、有難いことです。
2011年夏、第二の人生を夫の故郷アメリカ・ミネソタ (Minnesota) 州
北部にある小さな町の湖畔の家で始めました。
コミュニティオーケストラのお仲間に入れていただき、
アラフォーで始めたヴァイオリンを時々弾いています。
大好きなお菓子作りやイベントごとのパーティーと料理、豊かな
自然の様子など。
子供のようにワクワクした気持ちで楽しむ田舎暮らしの日々を、
ブログに綴ります♪
テーマが絞り切れず、話題があちこち飛びますが、どうぞお付き合い
ください。
今日(2日)は東京は最高28度で、夏日です。ショッピングモールもいつもの週末より少し人出が少なかったかもしれませんが、あまり変わっていませんでした。そちらは春らしくなりましたか。以下を日本の方々へご教示しては?非国民的な行動をしている私も10万円はがっつりいただきます。今まで、様々な税金を脱税も延滞もしないで納めて来ましたので。https://article.yahoo.co.jp/detail/13ca583ec39c826cb8f321d785efd700395c54d5
返信削除匿名さん、
削除ガストの情報、ありがとうございます。
日本に住んでいた頃は、ピザと言えばマルゲリータをよく食べていました。
たったの299円とは、ずい分太っ腹ですね。息子に教えなきゃ!
こちらもこの1週間で一気に春めいてきて、芝が青々とし始めました。
近くのグリーンハウスも、今日からオープンしたようです。
庭を花でいっぱいにすれば、気持ちも晴れ晴れとしてくることでしょう。
でもここはミネソタですから、また氷点下になることもありそうで気を付けなくてはいけません。
いただける給付金は、しっかり受け取りたいですよね。
アメリカでは1人あたり1,200ドルだそうで、すでに口座に振り込まれている人もいるようです。