ひっきりなしの宣伝文句とBGMが賑やかすぎるスーパーも、そのひとつ。
最低限のものを買ったら、さっさと逃げ出したくなってしまいます。
(日本のお客様のほとんどは、別に気にしていない様子?)
ほぼ無音のアメリカのスーパーに、すっかり慣れてしまったからなのでしょう。
「客寄せ効果」より「客離れ効果」抜群なのでは?と私は疑っているあの音楽の正体が、今回わかりました。
これ、色々な店でうるさく鳴っているのよね~ 「呼び込み君」という名前だそうです(汗;)
しかもこれに宣伝文句がかぶさっているので、機械ごと壊したくなります(笑)
癇に障るこのピコピコした電子音を、ず~っと聞かなければならない店員さんの精神状態は大丈夫なのかな・・・心配しているのは私だけ?
今に始まったことではないけれど、天気予報がやたらと親切でびっくり!
どんな服装をして外出すればよいか、洗濯情報まで至れり尽くせりですね~
そこまで世話を焼いてくれなくてもいいよと思うのですが、この親切さが日本の文化なのだろうな。
それから、何を買っても包装が丁寧なことに改めて感心しました。(過剰だとも言えますが)
小さなクッキーでも、無料でこんなにきれいにギフトラッピングしてくれることに感激です。
昔からあるデパートの「斜め包み」は、日本独自のものなのではないかしら・・・
アメリカでは「キャラメル包み」がほとんど。リボンなどにはかなり凝ることもありますが。
きれいな紙袋に入れ、上にくしゃっとさせたギフトティッシュを乗せておしまいというパターンもとても多いです。
袋を閉じるテープの端を折りたたみ、開けやすくしておいてくれるのも、さすが日本!
私が日本に住んでいた頃からあったやり方ですが、多分アメリカではこんな気配りはないので新鮮に感じます。
羽田空港に着いた時も、帰りにミネアポリス・セントポール空港に到着した時も、それぞれのトイレで「ああ、帰ってきたんだな~」と実感しました。
ドアがちゃんと床まで届き、音姫も完備で、完全な密閉空間となる日本のトイレ。
防犯上の理由でドアの下の部分が開いていて、何だか隙間だらけのアメリカのトイレ・・・
日本の公衆トイレは大抵どこもが清潔ですし、何だか落ち着けます。
生理的な音を恥じらう奥ゆかしい日本人の考え方も、とても素晴らしいと思います。
でも「出るものは出るのだから、何を恥ずかしがることがあるの?」というアメリカ人の考え方も、別に悪くはないなと思い始めています。
色々な面で「アメリカ暮らしが長くなってきちゃったな~」と感じた、今回の一時帰国でした。
毎年夏至の頃に一番きれいに咲く、ミネソタの州の花レディーススリッパです。
今年も、道なき道をかき分けて蚊に刺されながら会いに行きました。
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今回の記事について、渡米後十数年間日本へ帰国しなかった日本人が初めて帰国した時、デパートのエレベーターガールが言っていることが「何を言っているんだろう」と思ったそうです。アメリカでボーリング場へ行った際、銭湯の雰囲気に似ていると思いました。ボールがピンに当たる音が銭湯の音に似ていました。アメリカにはpublic noise(ちり紙交換、竿丈の販売、選挙車(electioneer)による選挙運動)がありませんね。これらもたぶん法律で決められているのでしょうね。マクドナルドの店員で笑顔を振りまいているのは日本のマクドナルドだけだとか。
返信削除匿名さん、
削除思い切り自然に囲まれた所に住んでいて、小鳥の鳴き声に耳を澄ます毎日です。
「もしもし」とか「ごめんなさい」などと聞こえる鳥がいます♪
皆さんの英語を理解するにも、しっかりと耳を傾ける癖がついていますしね。
そんな訳で聴覚が研ぎ澄まされてきたのか、日本では「聴覚過敏!」と笑われてしまいました。
ちり紙交換だの竿竹販売だの、隣の犬が吠える声だのが絶え間なく聞こえてくる日本の賑やかさも、
そこにずっと住んでいれば、きっと私もまた慣れっこになってしまうのでしょう。
ありゃ~と思う反面、懐かしさも感じましたから。
Public noiseと言えば、今日、東京都議会議員選挙が告示され、これから9日間選挙カーでにぎやかになります。その一陣として、先刻夕飯後、散歩していたら拙宅近くの公園に自民党候補の応援に麻生太郎副総理が登壇、演説をされました。来月2日が投票日であり、小池都知事就任後、初めての選挙です。アメリカの州議員の選挙は選挙カーの代わりにどのように選挙運動をするのでしょうか。
削除匿名さん、
削除これからしばらく、また賑やかになりますね。
アメリカでは、都会でしたら街頭演説があるでしょうが、
私たちが住んでいるような田舎では、静かなものです。
日本より、政治に対して熱くなる方がずっと多いですから、
皆さん積極的にローカル局のテレビ番組を観て政策などを知り、
判断するのではないでしょうか。
まだ日本に住んでいた頃、日本のスーパーでアメリカ人の夫と一緒に買い物していたら、夫は、お肉やお魚売り場の物陰に隠れているスピカーのそばを通るたびに、うるさいうるさいと、片っ端から全部切って歩いていましたよ。それも毎回。
返信削除私はお店の人が見たらどうしようと、いつもソワソワしていたけれど、、、、。
今となっては、懐かしい、こんなことを思い出しました。
日本は宣伝の音も、看板もちょっと賑やかすぎることが多いですよね。慎ましく奥ゆかしい、それでいて粋な日本の文化が、景観や街の音にも溢れると嬉しいですね。
TAKAKO さん、
削除うちの夫も、日本に住んでいた頃には全く同じことをやらかしていました(笑)
どうしてこんなうるさいものを、日本人は放っておくのだ!?と・・・
宣伝文句の意味がわからなければ、さらにうるさく感じることでしょう。
駅のホームのアナウンスや発車合図のメロディーも、うるさがっていました。
今回帰国して気付いたのは、主なターミナル駅では英語に加えて中国語のアナウンスも加わったこと。
一時よりは落ち着いたらしいですが、どこに行っても周りで中国語が聞こえ、
まるで私たちが中国のどこかに旅行に行ったような気がしたほどです。
Sakuraさんこんにちは。
返信削除そのピコピコ音、私もとても耳障り〜と思っていました。店を出ても、ずっと頭の中に残ったり。。こちらでは無音のスーパーで、とても買い物しやすいですね。日本の某ショッピングモールでバイトしていたことがありますが、仕事内容よりも、くり返し流れるピコピコ音とテーマソングの方に我慢できなくなりました。皆さん、平気なんですかねえ〜 日本のいいところ、たくさんありますけれど、これはなんとかしてほしいですね。
Lily さん、
削除やはり、音に我慢できずに仕事をやめてしまう方が結構いらっしゃるかもしれませんね。
私も、絶対に無理です(きっぱり!)。ほとんど拷問だと思います。
何となく、アメリカのほうが賑やかなのではと思っていましたが、
こちらでは、本当に落ち着いて買い物ができますね。
日本でも、高級スーパーなら大丈夫。でも、同じものならなるべく安い所で買いたい・・・
一時帰国の度に、何とかしてくれ~!と文句言いたくなります(笑)