色々とラッキーなことが重なり、事なきを得たのですが・・・
走行中にタイヤのひとつがはずれてしまうという、一生に一度だけであって欲しい経験をしました。
大きなものを持って帰る必要があり、車の後ろにトレーラーを引っ張って夫と一緒に町に出た帰りのこと。
夫 「何だかガタガタ言ってるよね」
私 「トレーラーのせいでしょ、きっと」
しばらくして・・・ 道沿いの若葉がとてもきれいなので、時速60マイルで走るハイウェイから、裏道に右折。
夫 「やっぱり、何か変じゃない?」
私 「う~ん、やけに揺れるね。 一応舗装されてるのにね~」
もうしばらく行くと、ますますガタゴトと賑やかになってきました。
夫 「あれ?パンクしてるのかな?」
車を停めて外に出て点検しましたが、そうではなかった様子。
でも、また走り出したら、ついにガッタン、ゴットン!とかなりの衝撃。 何とか路肩に停めて外に出た夫。
「ありゃ~、タイヤがはずれちゃってるよ!!」
Lug nuts (日本で言うホイールナット) という留め金が、全部なくなっていました。。。
ガタゴト言っていたのは、ひとつ外れる度にどんどん安定が悪くなっていたのでしょう。
少し前に、ブレーキを点検してもらった時にタイヤを外したそう。
「しばらく走ったら、念のためにまたナットを締め直してくださいね」 と店で言われたそうなのに、夫は忘れていたのですって。
幸い、家まで10分位の所までたどり着いていましたので、近所の友人にSOSの電話。
すぐに来てくれるとのことでした。
待っている間、何台か車が通りました。
皆さん、わざわざ停まったりスピードをゆるめたりして、何か手助けできるかどうか聞いてくださいます。
これこそ、ウワサの 「ミネソタナイス」 です。
冬の厳しい土地柄、困った時はお互い様の精神で、知らん顔して通り過ぎたりはしないのです。
夫は、AAA (トリプルエー: 日本のJAFに相当) にも電話し、今の位置を知らせて牽引してもらう手続きをしようとしていました。
友人が着いたら、私は彼に家まで送ってもらい、後でもう1台の車で修理工まで夫を迎えに行けばいいかな、というプランでした。
AAAへの電話の最中に、友人到着! スーパーマンのように思えるわ~
慣れた様子で、さっさとジャッキを使って車を持ち上げています。
「大丈夫、タイヤそのものは何ともないので問題ない」 と言うので、AAAの件はキャンセル。
「写真撮るの? 髪型直さなきゃ・・・」 と笑う友人。
他の3つのタイヤから、それぞれナットを1個ずつ外しました。
5個のうち3個締まっていれば、家に帰る位なら大丈夫だよ、とのことです。
友人が後ろについて走ってくれ、ソロソロと田舎道を通って、無事に家に到着!!
ハイウェイを高速で走行中だったらと思うと、ぞっとします。。。
新緑が美しかったおかげで、側道にそれていてよかった~
私が1人でどこか遠くを運転中だったら、どうしてよいかわからなくて途方に暮れていただろうな。
携帯電話のなかった時代は、通りすがりの人に頼むか、近所の家まで歩いて行って、見知らぬ人に助けを求めるしかなかったでしょう。
昨日は季節はずれの寒さだったとは言え、吹雪や土砂降りではなかったので文句は言えません。
土曜日だったため友人がすぐに駆けつけてくれ、こういうことに慣れていて短時間でさっさと直してくれたことに大感謝♪
それにしても不思議なのは、行きの車の中で
「この車も中古で買ってからもう6年・・・そろそろ買い替えの時期かも。 次はどんな車がいいかな~♪」
と夫と話していたその日に、こんなことが起こったことです。
以前、炊飯器でも同じ経験をしました。
友人が最新式のに買い換えたのを見せてもらった日、「家でも、もうそろそろかな?」 と話したその日の夕方、夕食のためにスイッチを入れたら、ウンともスンとも言わなくなっちゃった。
それまで全く故障のなかった、21年間も使った炊飯器が、突然壊れて動かなくなったのです。
どうやら、物にも心があるようです。
人間の話していることをちゃんと聞いていて、すねたり喜んだりしているに違いありません。
車にも電化製品にも、どんな小さなものにも 「ありがとう」 と感謝の言葉をかけながら、大切に使わなくちゃね。
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2011年夏、第二の人生を夫の故郷アメリカ・ミネソタ (Minnesota) 州
北部にある小さな町の湖畔の家で始めました。
コミュニティオーケストラのお仲間に入れていただき、
アラフォーで始めたヴァイオリンを時々弾いています。
大好きなお菓子作りやイベントごとのパーティーと料理、豊かな
自然の様子など。
子供のようにワクワクした気持ちで楽しむ田舎暮らしの日々を、
ブログに綴ります♪
テーマが絞り切れず、話題があちこち飛びますが、どうぞお付き合い
ください。
先般、ミネソタでオーロラが見えたとは驚きました。オーロラはアラスカや北欧に発生すると思っていました。今般、タイヤが外れ多くの方が助けてくれたことですが、米国との比較において日本にボランティアや寄付精神が希薄である理由は宗教がないからです。米国のボランティアや寄付精神の旺盛さは宗教から来ています。日本には宗教団体は多数ありますが、宗教はない国です。さらに、日本はファミリー志向の国なので身内以外に善意を提供することを「変わっている。人が良い。」と言います。例えば、貧しい家庭の子供が重病に罹り治療費に困窮していた時、近所の人が「私が払ってあげよう」と言ったら「人が良い。変わっている。」と言い、「あの人、人が良いから親しくしておくと窮地に陥った時助けてくれそうだ」と言って利用するために近づいて来る人もいます。でもこのような意図的な関係は長続きしません。なぜなら「友人は対等」でないといけないので。最近、日本の高校にボランティアクラブがあるそうですが、意識してこのようなクラブを作っていること事態ボランティア精神が希薄な国なのです。
返信削除匿名さん、
削除オーロラは、意外と広い範囲で観測できるようです。
私も、ミネソタで最初に見た時はびっくりしました。
日本でもボランティア精神にあふれた方もいらっしゃいますし、
アメリカでも、そうでもない方もいらっしゃるので一概には言えませんが、
人様のお役に立ちたいという気持ちをさり気なく行動で表すことが日常的なのは、個人も企業も断然アメリカに軍配が上がります。
しかも恩着せがましくなく、それが自分の喜びでもあるという態度が、素敵だなと思います。
宗教に基づくものが大きいというのは確かですね。
アメリカ人から学びたい点が、まだまだたくさんあります。
こんにちは タイヤが外れたのに大事に至らず良かったですね。
返信削除直ぐにご友人も駆けつけて、修理してくださって無事に帰ることができてよかったですね。
物にも心が・・・我が家にも、そろそろ・・・という電化製品が幾つか有りますが何も言わないことにしましょう
ご自宅でオーロラを見ることが出来るなんて羨ましい~
実際に幻想的なオーロラを見たらどうなるのかな?思い悩んでる事など吹き飛んでしまいそうですね。
昨年の夏ISSを3度見ることが出来ました。油井さんが滞在してるのだなと思い、手を振ってました。
富田 勲さんと言えば 新日本気候ですよねー
アスパラのベーコン巻き美味しそうですね 我家でもアスパラの時期になると良く作ります。
RMK さん、
削除冨田勲さんは、大河ドラマの第1作 「花の生涯」 のテーマ曲も作られたとのこと。
これは全然覚えていませんが・・
オーロラも感動的でしたが、ISS が見えたこともすごいですね!
家では、夫が 「あれは UFO か?」 と興奮したやたらと大きくて赤いものが、
火星だとわかってがっかりしていました。
今月末に最接近のようですね。
「そろそろ買い替えかな」 と言うと、その通りの状況になってしまうようです。。。
お気をつけて・・・
シアトル、ビクトリア、バンクーバーを旅したとき、レンタカーをシアトル郊外の住宅街でパンクさせてしまい(←夫だよ~) どうしていいのやら困っていたら 住人の方が助けてくれました。スペアタイヤに替えるのを手伝ってくれ、レンタカー会社に電話連絡を取り次いでくれました。トホホなアジア人の私たち、本当にありがたかったです!おかげで旅を続けられました。そのとき 「スペアタイヤをはいて走っている事を ドーナツタイヤ」と習いました。私たち夫婦は米国のあちこちを旅して みなさんに助けていただきました。感謝です。
返信削除AKKO さん、
削除アメリカの田舎では車は必需品。
車の故障は怖いです。 特に厳寒期にトラブったら生命に関わるかも・・・
こちらの運転免許取得用のマニュアルには、冬には毛布なども積んでおくよう注意書きがあります。
パンクにはドキドキされたことでしょう。
やはり見知らぬ方が助けてくださったのですね。 皆さん、本当に親切です。
今となっては、それも楽しいご家族の思い出だろうと想像します。
「ドーナツタイヤ」 という言葉は知りませんでした。。。
おはようございます。
返信削除タイヤがハイウエーで外れたら。。考えるだけでもぞっとします。
パンクでさえ恐いのに,大惨事に巻き込まれなくて幸いでしたね!
そうですね。。携帯が普及する前のことだったらもちろんロードサービスなし,ヒッチハイクか走ってる車に止まってもらう。。不便でしたね。。
最悪状態に巻き込まれなかった,,感謝、これまで仲良くつき合って車にも感謝。。そんな心を示すことで,何か全てが巧くいくようですね。。♪
アスパラのベーコン蒔き,大好き!
アスパラを食した後、尿が匂いが変わる私です、,笑
ねこちゃんさん、
削除あの日は、ハイウェイで大型トラックにぴったりつけられたこともあったので、
あの時じゃなくて本当によかったと胸を撫で下ろしました。
ハイウェイと言っても2車線なので、追い越す時は反対車線に出なければいけません。
もしその時にあんなことが起こったら、大変なことになっていましたね。
助けてくれた友人だけでなく、車にもちゃんとお礼を言っておきました。
アスパラを食べると尿のにおいが変わる・・・夫も同じことを言っていましたよ。
私は特に感じたことはないのは、体質の違いなのかしら?