2015/11/30

2015年 サンクスギビングの豪華 (?) メニュー

サンクスギビングデー (感謝祭) のパーティー、今年は下の義妹の家で週末に行われました。
水曜日から家に来ていた、ミネアポリス在住の娘も参加♪

義妹の家は、ミネソタ州の北部に位置する我が家から、さらに北西に車で2時間半ほど。
途中で、インディアン居留地も通って行きます。

17世紀にイギリスからアメリカに渡ってきた清教徒たち、最初の年は寒さと飢えに苦しんでいましたが、先住民であったインディアンから、農業や、狩、漁の仕方を教えてもらい、何とか冬を越せるようになりました。
収穫を感謝し、神を祝福し、インディアンにも感謝してお礼に食事に招いたことが、感謝祭の始まりだと言われているのですが・・・

恩人であるはずのインディアンは、その後虐殺や略奪の対象となり、現在では居留地に追いやられ、そこに並ぶ家は粗末でドアや窓も壊れていたりします。
アメリカ政府に保護され、高等教育の機会も与えられているはずなのに、働く意欲をなくした彼らの多くは昼間からお酒を飲むような生活。 アメリカの闇の部分のひとつとなっています。

多くのアメリカ人はその闇にはとりあえず目をつぶり (?)、サンクスギビングには家族や親しい人同士が集まって、いつもより豪華な食事を共にします。


曽祖父母が使っていたダイニングセット、銀のカトラリーなどを受け継いだ下の義妹は、それらを本当に大事に手入れし、使ってくれています。


今年のパーティーも、みんなが子供の頃から親しんできたような、典型的なメニューで行うことに決まり!
いつもの通り、みんなの持ち寄りです。

ターキー、ハム、ドレッシング (今年知りましたが、角切りパン、セロリ・人参などの野菜を混ぜたものなどをターキーのお腹に詰める時はスタッフィング、別に焼く時はドレッシングと呼ぶのだそう。 サラダドレッシングではありません)、マッシュドポテト、スイートポテト、グリーンビーンズ (さやいんげん) のキャセロール、ワイルドライス、レフサなどが並びました。


少しずつ取り分けても、色々あるのでお腹いっぱい!


デザートは、写真を取り忘れてしまいました。。。
焼き立てクッキー (マカデミアナッツとホワイトチョコチップ入り) と、アイスクリームの組み合わせ。
クッキー自体がものすごく甘かったので、アイスクリームにキャラメルソースをかけたら、とんでもない甘さに!

甥の長女 (年明けには、もう2歳) と、うちの娘のコーギーも参加で、全部で12人+1匹でした。


クリスマス用のバンダナをプレゼントされました!

ニカラグアのリゾートで短期のアルバイトをしている義妹の長女とも、日本で働いているうちの息子とも、それぞれスカイプでみんなで話すことができ、テクノロジーの進歩に大感謝!

サンクスギビングが終わると、すぐにクリスマスの準備が始まります。
その前にまたクリスマスコンサートがあるので、練習もしなくては・・・


今年のサンクスギビングに私が作ったのは、恒例となったスイートポテトのキャセロール (レシピはこちら) と、新顔のグリーンビーンズのキャセロール

グリーンビーン・キャセロールの簡易バージョンは、缶詰のグリーンビーンズ、キャンベルの缶詰のクリームオブマッシュルームスープと牛乳などを混ぜて型に入れ、上にフレンチフライドオニオンを乗せてオーブンで焼くものだそうです。
私も、どこかでいただいたことがあるような気がします。

おせち料理のいくつかと同じように、出されるから食べるけれど・・・あまりにも定番すぎて、それほど感激されるようなものではないようです。
フレンチフライドオニオンは確かにおいしいですが、すごいカロリーですしね。

今回は生のいんげんとマッシュルームを使い、クリームソースも手作りにしたところ、大好評 (半分はおせじか・・・?) でしたので、レシピを載せておきますね~
2番目の写真の、前列一番左がグリーンビーン・キャセロールです。

グリーンビーン・キャセロール Green Bean Casserole
 《今回は直径8インチ (約20cm) のキャセロール使用》

材料 
  生のさやいんげん  400g
  生のブラウンマッシュルーム  200g 
  にんにく  2かけ
  バター  大さじ4
  All purpose flour (日本では薄力粉)  大さじ4
  チキンブロス  1カップ (240cc)
  Heavy whipping cream (生クリーム)  1カップ (240cc)
  【トッピング用 パン粉  適宜
         バター  20~30g

作り方
 1) いんげんはヘタを取り半分に切る。 塩少々を加えた熱湯で5分位ゆで、ザルにあける。
 2) 鍋にバターとみじん切りにしたにんにく、スライスしたマッシュルームを入れ、しんなりするまで炒める。
 3) 小麦粉を加え、全体に混ぜ合わせてよく火を通す。
   そこにチキンブロスを加え、時々混ぜながらとろみがつくまで中火にかける。
 4) 生クリームも加えて少し煮詰め、塩こしょうで味を調える。
 5) いんげんを混ぜ合わせ、型に入れる。 上にパン粉を散らし、薄くスライスしたバターをその上に乗せる。
 6) 華氏425度 (約220℃) に予熱しておいたオーブンで、約15分焼く。
   *電子レンジで温め、オーブンのブロイル (グリル) 機能を使って表面にこんがり焼き色をつけてもよい。


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