2013/03/31

イースターのメニュー ★レシピ付★

アメリカで迎える初めてのイースター、何と雪が降りました!

イースターとは、イエス・キリストが十字架にかけられて亡くなってから、3日目によみがえったことを記念する復活祭のこと。
日本では、クリスチャンでない限りあまり話題になりませんね。

春の到来を共に祝う意味も込めて、こちらではクリスマス同様、親しい人たちが集まって一緒に食事をすることが多いです。
我が家にも親戚と友人が集まり、昨日は総勢13名での賑やかなパーティーとなりました。

Potluck(持ち寄り)でということに決めていたので、料理は気が楽でした。
私が作ったのは、みんなが大好きな定番のデビルエッグ deviled eggs と、フルーツ&マシュマロのサラダ ambrosia salad 、そしてお菓子です。
泊まり客がいるので、朝食用のマフィンまで焼いて頑張りましたよ~


デビルエッグは、この前買ったばかりのイースターエッグ型の皿(たったの3ドル!)に、細く切ったレタスと共に盛りつけました。

ちょっとだけ混ぜたカレー粉が隠し味となり、好評でした。
キューピーマヨネーズを使ったのも、かなり感謝されましたよ♪
(アメリカのマヨネーズは味に深みがない)

上にふりかけたパセリは、去年の夏に庭のガーデンで育てたもの。
乾燥させてフリーザーに保管中で、色々と便利に使っています。


Ambrosia とは、元々はギリシャ・ローマ神話に登場する神々の食物のこと。
食べると不老不死になると言われているそうです。

それにちなんで名づけられたこのアンブロージアサラダは、材料を次々混ぜるだけなので、作るのもとても簡単。
甘さ控えめの(アメリカとしては・・・ですが)とろりとした食感が、やみつきになります♪


これは、時々作るライスクリスピーバーの一種、 caramel crispy bars のイースターバージョン。
と言っても、イースター用のスプリンクル(ケーキやクッキーにふりかける飾り)を散らしただけ。



イースターの飾りつけは、春らしくてワクワクします♪



ちょっと子供っぽくても、気にしない、気にしない・・・



時計まで、ウサちゃんに変身!
そのうち、酔っ払ったゲストたちがかぶり始めました。 あはは、かわいくないよ (⌒-⌒;)



夫と義弟、義妹たち、友人たちも一品ずつ用意してくれたので、品数が増えてよかったわ!
メインはスモークしたポークでした。 そして野菜のキャセロールが2種に、ポテト料理やサラダも。
う~ん、なぜか茶色系ばかり並んでしまったな。。。



友人が焼いてきてくれたキャロットケーキも、かわいらしいイースターバージョンです  (^o^)


料理だけでなく、家中の掃除、誰をどこに寝かせるかのプランなど、パーティーの準備は色々と大変!
でも皆さんの笑顔と、すご~く楽しかった(おいしかった)という言葉に救われます。

大好きなムスカリ Muscari / Grape hyacinth の鉢植えやワイン、自家製ビールを持ってきてくれた人もいて、思い出話などにも花が咲き、ホストを務めた私たちにとっても楽しいひとときでした♪


★レシピを公開します。 
アメリカでは簡単に手に入るものばかりだけれど、日本では難しいものもあるかも・・・?


デビルエッグ Deviled eggs

材料  
  卵  18個 
  ピクルス  大1本
  カレー粉  小さじ2/3位(お好みで調節)
  粒マスタード  小さじ2~大さじ1
  マヨネーズ  3/4カップ位?
  塩、こしょう、パプリカパウダー、ドライパセリ  適宜
 
 
作り方
 1) 卵は水からゆでる。(黄身が片寄らないよう、時々混ぜながら)
    沸騰後10分ほどですぐに冷水にとる。
 2) 冷めたら皮をむいて縦半分に切り、黄身を取り出してボウルに入れる。
   (そのままでもよいが、丁寧に仕上げるには黄身を裏ごす。)
 3) ピクルスは細かく刻み、ペーパータオルの間にはさんで水気をとる。
 4) 2)に3)のピクルス、カレー粉、粒マスタード、塩、こしょうを加える。
 5) 様子を見ながら好みの固さになるまでマヨネーズを加え、よく混ぜ合わせる。 
   (あまりべちゃべちゃにしない)
 6) 皿に並べた白身に、小さなスプーンで5)をこんもり乗せる。 
   (もっとおしゃれにしたい時は絞り出して)
 7) 仕上げにパプリカとドライパセリをふる。



アンブロージアサラダ Ambrosia salad

材料  
  JELL-O Instant pudding & pie filling の coconut cream  3.4オンス(96g) 1箱
  (Cook&serve ではなく Instant の方)
  牛乳  1カップ
  みかん(Mandarin orange)  15オンス2缶
  パイナップル  20オンス1缶
  洋梨  15オンス1缶
  サワークリーム  2カップ 
  (アメリカのサワークリームは固めのヨーグルトっぽくて、日本のものより混ぜやすい)
  生クリーム  1カップ
  砂糖  大さじ2
  ミニチュアマシュマロ  10オンス(283g)の袋の2/3位
 
 
作り方
 1) 粉末のインスタントプディングと牛乳を大きなボウルに入れ、泡立て器で2分間混ぜる。
 2) トロリとしたところに、ザルにあけて汁気をきり食べやすい大きさに切ったフルーツを加える
 3) 別のボウルで、生クリームを8分立て位に泡立て、砂糖も混ぜる。
 4) 2)のボウルに、サワークリームと3)の生クリーム、マシュマロを加える。
    全体をそっと混ぜ合わせる。

*数時間から一晩おいた方が、マシュマロがとろっと溶けておいしいです。
*分量はかなり適当で大丈夫だと思います。 生の果物も混ぜるとベターかも?
*生クリームと砂糖の代わりに、冷凍のホイップクリーム Cool whip を使えばもっと簡単!



キャラメルクリスピーバー Caramel crispy bars

材料  
  ミルキーウェイ(チョコレート菓子)  180g(小さな個別包装の Fun pack を11個使用) 
  ライスクリスピー(シリアル)  3カップ
  バター  1/3カップ+1/4カップ(75g+57g)
  セミスイートチョコチップ  1カップ
 
 
作り方
 1) 耐熱ボウルにミルキーウェイとバター1/3カップを入れ、電子レンジで溶かす
   (時々木べらで混ぜながら、全体にトロリとするまで)
 2) ここにライスクリスピーを加えてよく混ぜる。
 3) 25センチ×20センチ位の型にアルミホイルを敷いたところに広げる。
    平均の厚さになるよう平らに押さえる。
 4) 小鍋にチョコチップとバター1/4カップを入れ、ごく弱火にして混ぜながら溶かす。
 5) 3)の上に4)を平均に流し、スプーンなどで表面を平らにする。
 6) 冷蔵庫に入れて冷やし固めてから、好みの大きさに四角く切る。


*お菓子としてのミルキーウェイも、シリアルとしてのライスクリスピーも、私にはイマイチ。
  でも、合体させるとかなりイケます!
*マシュマロとバターを溶かして作る普通のライスクリスピーバーより、扱いが楽。 
  すぐに固まってしまわないので、大急ぎで型に入れなくても大丈夫です。

6 件のコメント :

  1. こんばんは。

    そちらは雪が降ったんですね!?
    表で卵拾いはできなかった?いやいやコートを着てやりました??

    こちらは17度の暖かな一日でした...感謝したくなった気温でしたよ。
    Sakuraさんは結構イースターグッズがあるではないですか。。
    近所に親戚の人達がけっこういて楽しそう。。

    私は期待にそえてラザーニャを作りましたが..連日のイタリアンでちょっと食欲減退..家は娘がデビルスエッグを作りました..味はそちらとにてます♪

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    1. ねこちゃんさん、

      子供たちが小さかった頃は、エッグハンティングが楽しみでした。
      さすがに今はやりません。
      次はきっと、お孫ちゃんができてからでしょうね。

      そちらは17度もあったのですか!?
      こちらでは、今年は1年中雪が解けなかったりして・・・
      そんな冗談をみんなで言っています。

      イースター料理って、サンクスギビングやクリスマスほどには
      定番がなさそうですね。
      ラザーニャもおいしそう!
      来年は何を作ろうかしらと、今から考えています。

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  2. おかべ なお2013年4月3日 22:40

    復活!ですか。大事な人が亡くなり復活してくれたらどんなにいいでしょうね。前回の話ではないですが、「自由に動けることの有難さ」本当です。目の当りにして思い知りました。
    愚痴をこぼす私達に病床から「自分で何でも出来るという素晴らしさ。やりたくてもできなくなった俺の気持ち。文句を言う前に感謝しろ」と亡弟が言っていました。人は事に直面しないと感謝の気持ちを思い出せないのでしょうかね。寂しいこと。
    長患いでも居て欲しい!という気持ちでも 看病疲れ!しちゃうかも。それよりも生活面の問題が大きいかも・・
    お金に負けて悪魔のささやきに誘惑されたくないよね
    竹内裕子:剛の映画「蘇り」でしたかね。これも復活?ですかね。
    そんなことが起きたらいいな~。いつもそう思ってる私です

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    1. なおさん、

      「黄泉がえり」 ですね!私も観ました。
      人間は死後どうなるのか・・・本当のことは誰にもわからない永遠の謎です。
      生にも死にも救いを求めて、色々な宗教が世界中で生まれたのでしょうね。

      日本では無宗教の人が多いとされていますが、
      スピリチュアルなものに関心を持つ人はとても多いですし、
      超自然的なものへの畏れの気持ちも、大抵の人が持っています。
      家族、ご先祖様のお墓参りは、欧米の人たちより頻繁です。
      亡くなった方が、いつもそばで見守っていてくれるという日本的な考え方、
      温かくてすばらしいと思います。

      そして、家族としてこの世で出会えたこと、
      亡くなられた方が、闘病する姿を通じて最期まで私たちに教えてくれたこと、
      全てを感謝し、大事にしたいですね。

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  3. Sakura さん、こんにちは。

    すてきなイースター・ディナーと飾り、楽しく拝見しました。
    かわいいエッグスタンドの卵、キャンドルでしょうか。後ろの木製のキャンドル・スタンドも、とてもきれい。窓の外は・・・ありゃ、雪景色。
    でも、お家の中はかわいい色とりどりの小物であふれて、春いっぱいですね。
    うさこもひつじさんも、やさしさいっぱいのイースターの飾りつけ。

    Sakura さんちは泊りのお客さまもいて、たいへんでしたね。
    朝食のマフィンまで用意して、すごいー。皆さん大満足だったでしょう。
    アメリカってオーヴン料理が多いから、見かけが茶色くなりますよね(笑)。
    あ、でも日本の料理もおしょうゆの料理が多いから茶色か・・・。^_^
    どれもみんなおいしそうー。スモークしたポークもいいなあ。
    あの白いふわふわ、アンブロージア・サラダと言うんですね。パーティーで時々見かけて、おいしいなーと思っていたの。でも作ったことなかったからー、今度はこのレシピで自分で作るぞ。ライス・クリスピーも懐かしい。
    Sakura さんちの明るい、笑い声があふれるパーティーにおじゃました気分になりました。

    寒い冬の後訪れる、再生の春。待ち遠しいですね。
    きっとSakura さんのお父さまも笑って見ておられたのでは。

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    1. じんさん、

      イースターの飾りはほとんど持っていなかったので、
      今年から少しずつ揃えようと思って・・・
      そうです。 エッグスタンドに乗せたのはキャンドルです。
      ちょっとくすんだ感じのパステルカラーで、めずらしいでしょ?

      来年のイースターの目標は、サービング用のテーブルの上を
      もっと華やかにすること。
      茶色ばかりにならないようにね (笑)
      アンブロージア・サラダは簡単だし前日に作っておけるので、
      ぜひ試してみてくださいね。

      優しかった夫の両親も、私の父も、きっとどこかで見てくれていたと思います♪

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