2012年11月1日木曜日

本場仕込みのレフサ作り

ミネソタは、スカンジナビア系移民の子孫が多い州として知られています。
寒くて冬が長い北欧と、ミネソタの気候が似ているからでしょうか。

夫の母方の祖父も、ノルウェーの出身です。
私の母のご先祖様は武士でしたが、子供たちには、もしかしたらバイキングの血も混ざっているのかも!?


スウェーデン系の友人が、私に本場のレフサ (lefse) の作り方を教えてくれるとのこと♪
レフサとは、じゃがいもを使って作るクレープみたいなもの。
サンクスギビングやクリスマスなどの祭日に食べることが多いそうです。

義母も昔は、よく手作りしていたとか・・・
夫も私も、夫の弟と妹たちも、みんなレフサが大好き!


友人が道具と材料を家に持って来てくれ、二人で一緒に作りました。

専用の rolling pin (のし棒) には、生地がくっつかないよう、Tシャツの生地のような布がまいてあります。
のし棒の下に写っている2枚の丸いキャンバス生地は、でき上がったレフサが乾燥しないようにはさんでおくためのものです。


レフサ用の大きなグリルは、直径が16インチ (約40cm) もあり、収納場所に困りそう・・・


下のは、レフサの生地をのし台からグリルに移動したり、焼いている時に裏返しにするためのスティック (lefse stick)
平べったくて長い、木製の棒です。


まずは、じゃがいもを柔らかくゆでてつぶす作業から。
これには、 ricer というガーリックプレスの親玉みたいな器具が必要です。


米粒大の穴からじゃがいもを押し出すと、お米みたいな形になって出てきます。
Rice が動詞として使われるなんて、びっくり。 Ricer という名称も、今まで知らなかったわ・・・
穴から出てきたじゃがいもの形を見ると、なるほど納得です!


普通のポテトマッシャーじゃだめなの?と聞いたら、穴の大きさが全然違うから、あまりなめらかにならないそう。
日本の昔ながらの裏ごし器なら、代わりになるかもしれませんね。 大量だと大変だけど・・・

これに、小麦粉や生クリームなどを混ぜて直径5センチほどのボール状に丸めたら、さっきののし棒で薄~く伸ばします。
のし台とのし棒の両方に、多目の小麦粉をふりながら作業しないと、くっついて大変なことになってしまうらしい・・・

友人がやるときれいな円形になるのに、私がやるとどうもいびつになってしまいます。
根性が曲がっているのかしら。。。
でも、何枚ものばしているうちに、だんだん上達してきました。

華氏450度 (232℃) に熱したグリルに、生地を乗せて焼きます。
表面に気泡のでこぼこが見えてきて、生地の端が少しきつね色になってきた所で裏返し。


裏はうっすらと焼き色がつく程度でOK。 すぐにキャンバス生地の間にはさんで、できたものをどんどん上に重ねていきます。
グリルの上に残った打ち粉は、その都度ブラシなどで取り除いた方が、出来上がりがきれいだそう。

最後に載せたレシピの倍量で、35枚のレフサができました!


焼き立ての1枚にさっそくかぶりつくと、もう恍惚状態で~す♪


一番ポピュラーな食べ方は、バターを塗って砂糖 (ブラウンシュガーがベター) をふりかけ、端からくるくる巻くだけ。 四つ折りにする時もあります。

私は、ロールサンドイッチみたいのも作ってみました。
クリームチーズを薄く塗り、ハムとピクルスを乗せて巻き、一口大に切ります。
これも、かなりいけますよ♪ 日本の100円ショップで買ったピックを使いました。

 Lefse sandwich

他にもクレープやトルティーヤなど、薄焼きの 「粉もの」 ってみんな大好き♪
レフサにはカビが生えやすいので、すぐに冷凍するか冷蔵保存が良いそうです。

手間暇かかりますが、やはり市販のものよりず~っとおいしかったです!
家には専用のグリルはないので、クレープパンを使って復習してみようと思っています。
うまくできるかな?

アメリカは人種のるつぼとよく言われます。
それぞれの人が、それぞれの国の先祖代々の料理を受け継ぎ、誇りを持ってまた子孫に伝えようとしているのは、すばらしいことだなと思います。



おまけ 
本格派レフサの材料 (注:アメリカの1カップは、約240ccです)

 Riced potatoes (ゆでて細かくつぶしたじゃがいも)  3カップ
 塩  小さじ1
 小麦粉   1と1/2カップ
 砂糖  大さじ1
 ベーキングパウダー  小さじ1/2
 無塩バター  1/2カップ
 生クリーム  1/4カップ (生地の状態によって調節)
 



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6 件のコメント :

  1. 暇が無いと無理な料理で 大変な作業ですね。
    でも出来上がったロール 美味しそうで味見したいです。
     
    リタイアしたら挑戦したい1品 その時はブログに載せます。

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    1. staさん、

      レフサ作りは、確かに半日がつぶれてしまいます。
      でも、それだけの価値はあります。
      そのうちぜひチャレンジしてみてくださいね。

      友人は3人のお子さんたちにも、それぞれレフサグリルをプレゼントしたそう。
      こうやって伝統料理が受け継がれていくのだなと、感動しました!

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  2. きゃーーレフサ美味しそうですね。バターとブラウンシュガーと
    いうのがわかる気がします。お料理の番組で北欧系のものを
    みることがあります。そうすると、味付けがこんな感じ。
    人種の坩堝アメリカ万歳です!ご主人との楽しいクッキングタイム
    でしたね。

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    1. みどりさん、

      今日スーパーに買い物に行ったら、レフサコーナーができていて、
      専用のグリルやスティック、のし台&のし棒などが
      ずらっと並んでいました。
      ミネソタにはいかにスカンジナビア系の方が多いか、
      改めて認識しました。

      北欧の雑貨や家具なども素敵ですよね。

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  3. ノルウェーで食べたレフサが美味しくて、レシピを探してこちらに来ました。生地を最初から作るのはたいへんそうですね、いつかチャレンジしてみたいです。ありがとうございます♪

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    1. Kyoko さん、

      まずは色々な道具を揃えないといけないので、レフサ作りはそれだけで大変です。
      でもホームメイドの焼き立ては、本当においしいです♪

      日本では、ローマ字式 (?) に読んで 「レフセ」 と呼ばれることのほうが多いようですね。
      発音記号は[lef'suh] のようですが・・・
      機会がありましたら、ぜひ作ってみてくださいね。

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