2022/04/04

メープルシロップ作り / 紫芋まだら模様クッキー

毎年今頃の季節に、友人の敷地で行っていた夫のメープルシロップ作り、今年はお休みです。

理由は、
 ① 雪が深すぎて、メープルの木の幹にドリルで穴をあけて準備する作業が困難だった
 ② お仲間がみんな、メキシコやハワイに旅行に出かけてしまった
 ③ 実は去年までに作ったメープルシロップが、まだたくさん余っている

せっせと出かけていた時期の楽しみがなくなって、ちょっと手持無沙汰な様子の夫です。

けれども、親戚のひとりが今年もメープルシロップを作るとのこと。
我が家の敷地内にたくさん生えているメープルを使いたいと言うので、どうぞどうぞと来てもらっています。
夫も時々ちょこっと手伝っているので、少しは満足かな。

樹液を集めるには、こういう透明の袋(白っぽく見えるのは凍っている部分)と、


金属製のものの2種類を使っています。


私もウォーキングの途中で、どの位たまっているか時々チェック。
昼間は0℃を超え、夜間は氷点下に下がる日が続くと、一番樹液が出やすくなると言われています。
今年は、今がまさにその時期です。

木の大きさや日当たりなどによって違うのでしょう、中にはあふれんばかりに溜まっている容器も!


近くを歩く時に、樹液がポタンポタンと落ちる音が聞こえてくる木もあります。
何だかメープルの木の鼓動のようで、結構感動します♪


たくさん集めた樹液を、40分の1まで煮詰めると、やっと私たちのよく知っているメープルシロップの色と味、香りが生まれます。
時間のかかる大変な作業ですが、夫にとっては、野外で火の番をしながら友人たちと語らうのが何よりも楽しみ・・・来年はまたできますように。

作り方について詳しいことは、過去の記事をご参照ください。



今日は、久しぶりにクッキーを焼きました。
フリーザーに、一体何年前のものかわからない紫芋パウダーを見つけたのでね。

とてもきれいな色を保っているので、味は感じられなくてもまあいいか・・・

参考にさせていただいたのは、こちらのレシピ

ずっと前にこのレシピ通りに焼いて美味しかった覚えがありますが、今日はマーブル模様にしてみようと無謀な計画!
生地を、約半分(プレーン生地のほうが少し多め)に分けました。
片方にだけ紫芋パウダーを混ぜ、適当に少しずつちぎって並べてから、全体をむにゅむにゅと・・・

模様入りのお菓子は、スライスする時が一番楽しみ♪


マーブルにはならず、まだら模様になりました。。。
これはこれで、なかなか良いのでは?


夢のようにきれいな色の紫芋パウダー、まだだいぶ残っているので、せっせと使うことにします。

東京のは、満開を過ぎてもう散り始めているでしょうか。
ミネソタに移住したばかりの頃は、桜が見られないことが寂しくてたまりませんでしたが、何だかもう慣れてしまったのが、悲しいようなほっとするような・・・

桜の模様が入ったトレイにクッキーを乗せて、ちょっとだけお花見気分を味わいました。
ミネソタ北部の春は、まだもう少し先です。

2 件のコメント :

  1. みどりいろ2022年4月6日 9:26

    Sakuraさんこんばんは^^
    メープルシロップ採取素敵ですね♪
    メープルの鼓動をいつか聞いてみたいと思いました♡

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    1. みどりいろさん、

      ミネソタにいらしたら、ぜひ実際の音を聞いてみてくださいね。
      都市部ではわかりませんが、この辺ではメープルシロップ作りをする方が結構いらっしゃいます。
      気の遠くなるようなプロセスなので、市販のメープルシロップの値段が高いことに納得です。

      こちらでは昨日から雪が降り続け、すっかり銀世界に戻ってしまいました。
      去年の今頃には、もう湖が解けて娘がカヌー乗りを楽しんでいたのがウソみたいです。。。

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