2020/01/31

英語の発音がビミョーに違っていた食品名の数々

昨日は、友人2人とレストランで女子会でした。
美味しいランチと共に色々な話に花が咲き、あっという間に時間が経ってしまいました。

英語の発音にはかなり気を付けているつもりで、普段は聞き返されることもほとんどなくなったのですが・・・
昨日は久しぶりに、???という顔をされちゃった。。。

友人の1人が、偶然店内に知り合いを見つけて挨拶していた時、残った友人と私はパスタ料理について話していました。
「夫はパスタ類は何でも好きだけど、クスクスだけは苦手」と言いたかったのです。

日本語で「くすくす笑う」とか、X(エックス)の後半の「クス」と同じだろうと思ったのに、あれ?わかってもらえない。

キヌアにちょっと似ている小さなパスタだと説明したら、「ああ、クースクースね!」とすぐに納得してもらえました。
そうか、あまりスペリングは意識してなかったけど、couscous だからちょっと伸ばすのね。
(心の声:その程度の違いだったら察してくれよ~)


画像は No-Cook Couscous Salad with Chickpeas and Feta(こちらのサイトにレシピもあり)

ついでに日本ではキヌアまたはキノアと呼ばれている quinoa も、英語では「ーンワ」という発音。
(「キウア」もありのようですけれど、周りでは聞いたことがないです。)
この発音は、初めて食べた時にメモメモしていたので大丈夫♪


食品名ってカタカナになっているものも多く、うっかり日本式に発音するとアメリカでは通じないことがあります。

日本に住んでいた時には、夫もカタカナ英語にすっかり慣れてしまっていたため、私の発音がちょっと違っていてもわざわざ訂正してくれなかった。。。
というか、夫もおもしろがってわざとカタカナっぽく発音していた単語も多かったかも(笑)


今日は、移住したばかりの頃を懐かしく思い出しながら、ええっそうだったの?という驚きと共に発音を訂正した食品名(飲み物も)を発表しま~す!

1.キャラメル(カラメル) caramel [kɑ́ːrml / kǽrəml] → rml またはキャゥラml

   日本ではプリンに使うのはカラメルソースだったりしますが、アメリカではそういう使い分けで
   はなく2種類の発音があります。どちらで言うかで出身地が大体わかるとか?
   私の周りでは皆さん前者の発音で、ほとんど「カーモー」のように聞こえます。

2.デカフェ decaf [díːkæf]  → ディーキャf

   「カフェイン抜きの」decaffeinated [diːkǽfineitid] の略。
   最後は下唇を軽く噛む の音で。
   (実際には、噛むというより上の前歯を下唇に触れる程度で良い)
   デカフェと違い過ぎでしょ!これでは全然通じません。

   ついでに書くと、カフェイン caffeine の英語の発音は「キャフィーン」です。
   古風に言うと「喫茶店」であるカフェ café も、英語では「キャフェイ」と発音されます。

3.ゴーダチーズ Gouda cheese [gúːdə tʃíːz] → ーダチーズ

   オランダの都市名。原語はどちらとも違うようですが、英語ではグーダとなります。

4.グミキャンディ gummi candy [ɡʌ́mi kǽndi] → キャンディ

   これを食べると、ガミガミ怒りたくなる・・・?
   日本語の「ガ」とも「グ」とも違う、その中間のようなあいまいな音です。


5.ジャンバラヤ jambalaya [dʒʌmbəlɑ́ɪə] → ジャmバイア

   懐かしいカーペンターズのヒット曲、私は平気で「ジャンバラヤ~♪」と歌っていたっけ。
   改めて聴いてみると、確かに違ってた。トホホ・・・

   スペイン料理パエリアに起源があると言われ、米・野菜・燻製ソーセージなどを使うジャンバラ
   ヤ、時々無性に食べたくなって作ることがあります。


6.マヨネーズ mayonnaise [méiəneiz] → イアネイズ
 
   日本と同様 mayo と省略することがありますが、「マヨ」ではなくて [méiou]。
   ちょっと y の音が入って「メイヨウ」に聞こえます。
   ミネソタの誇るメイヨー・クリニック Mayo Clinic と同じ発音です。


他にもあるよ~
移住当時の私の、食品英語 発音勘違い例(汗;)

マスタード mustard の最後の部分は、スペリングにつられて dark と同じように口を大きく開けていたけれど、実は after と同じく、口をあまり開けずに発音するこもったような音です。

パスタ pasta の「パ」は、 past の発音につられてアとエの中間みたいな母音 [æ] にしていたけれど、そんな小技は必要なし。
普通の「パ」をちょっと伸ばし気味に「パ-スタ」でOK。(イギリスでは [æ] もありのようです。)


日本語は「ん」以外は、一文字一文字が全て母音だけ子音と母音の組み合わせでできている、と言われています。
でも話す時には、文末の「~です」「~ます」の最後の「す」などは、s の音しか出していませんよね。

笑う時の「くすくす」の「く」も、実は k の音しか発していないなと、昨日気付いてしまいました!「臭い」の「く」も同様です。
日本語ではいつも無意識に話しているけれど、他にもこういうのがありそうだな。

きっと外国人に日本語を教えていらっしゃる方は、色々とご存知なのだろうなと思います。
英語だけでなく日本語の発音にも、何だか興味がわいてきました♪


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