2020/01/27

雪と鹿と1966年の東京の動画

今年の1月はミネソタにしては暖かくて、最高気温は摂氏で「マイナスひと桁」の日が続いています。
しかも華氏ですと20~30度ぐらいなので、数字のマジックでよけいに楽に思えます。

この気温ですと、少し速足で歩けば汗ばむほど・・・体がすっかりミネソタ仕様になってしまったな~と感じる今日この頃です。

うんざりするほど降ったも、最近は落ち着いています。
ふと窓の外を見たら、親子らしき鹿ちゃんたちが!


一番小柄な子が、興味津々の様子で段々と家に近づいてきました。
ずっとこちらを見ていて、とても可愛らしかった!

この辺の皆さんは鹿肉が大好きな人が多いけれど、この顔見ちゃうと私はもうダメだ・・・
去年の秋に、「鹿肉は食べません」宣言をしてしまいました。


強風のため消えてしまった通路(以前、私がせっせとシャベルで掘った)、近所の友人がスノーブロワーを使って簡単にまた作り直してくれました。


彼のワンコも一緒に来て、手伝ってくれたみたい。
湖までの通路を作り、彼はアイスフィッシングを始めるようです。


完全に凍っている湖の上に立ち、どんな様子かチェック中の夫。


今日は、対岸の木々の枝が白く凍っていて幻想的でした♪




話は変わりますが、1966年の東京での何気ない日常を撮った動画が懐かしすぎ!
しばらくの間、気持ちもあの頃にタイムスリップしてしまいました。

1964年の東京オリンピックの翌年終わり頃から1970年まで続いた、「いざなぎ景気」の時代です。
新幹線も首都高も、まだ開通したばかりでした。オリンピックに向けて頑張ったのでしょう。

映画やドラマ用の作られた舞台ではなく、本物の風景だというのが貴重ですね。
多分、このお子さんたちと私はほとんど同世代・・・今頃どこでどうしているのかしら。


かっぽう着姿&買い物かごのお母さんたち、八百屋や豆腐屋(これはまだそのまま残っていそう?)、どんどん増えてきた電化製品、ショーウインドウ、台所や食卓の風景(キッコーマン醤油の卓上びんは今と同じ!)。

都電や懐かしい型のバスと車、上野駅のおのぼりさん、靴磨きのおばさんたち、もう壊されてしまった日劇松坂屋デパートも!

時々夢の中にもそんな昔の景色が出てくることがあり、このように実際に鑑賞できるのは嬉しいです。

右肩上がりの成長を当たり前と思い、それがずっと続くことを疑わなかった時代でした。
あの頃は、物価もどんどん上がっていきましたけれどね。


ビートルズが来日したのも、この年でした。
ませガキだった私は、まだどこか可愛らしかったジョン・レノンに一目ぼれしちゃった!
幼すぎてコンサートには行けなかったけれど、ラジオで彼らの曲に聞き惚れていました。

朝日新聞デジタルより

ビートルズや、ついでに耳に入ってきたその頃の流行のポップスによって、英語に親しんだ面もあったので、きっと良い経験だったのでしょう。
聞こえてくる通りに、適当に歌詞をでっち上げて歌ったりしていましたから。

でもね~、東京で山手線の内側に住んでいた私が、まさか将来こんなに辺鄙でやたらと冬の長い場所に住むことになるとは、あの頃は夢にも思いませんでしたっけ。
人生って、本当に不思議です。


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